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JAXAが小型超音速実験機の飛行実験に成功 65

ストーリー by yosuke
とりあえず前進 部門より

Anonymous Coward曰く、"JAXAのウェブサイトによると、10月10日の朝にオーストラリアのウーメラ実験場で行われた小型超音速実験機の飛行実験が成功した (プレスリリース本家記事)。 3年前に行われた1回目の実験では、打ち上げ直後にロケットから実験機が脱落し、実験は失敗に終わっていた。
まずは長い間プレッシャーと闘い続けたであろう関係者の皆さん、お疲れさまでした。得られたデータはきちんと今後に役立てていただきたい。"

前回の打ち上げ失敗の記事も/.Jで掲載されていた。なお、JAXAは長期ビジョンJAXA2025の中でも超音速機の技術の実証を挙げており、この10/1には航空プログラムグループを総合技術研究本部から独立させている。

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  • by Anonymous Coward on 2005年10月10日 22時42分 (#811818)
    前回のトピックの中でこの文が印象に残った。
    ビクビクして国内広報を怠るJAXAと
    マズい事は他人に押し付けて美味しい結果だけ見ようとする国民性か。
  • by Anonymous Coward on 2005年10月10日 23時03分 (#811823)
    読売新聞の記事 [yomiuri.co.jp]
    朝日新聞の記事 [asahi.com]

    # とりあえずリンクだけなのでAC

    • by apt (28270) on 2005年10月10日 23時21分 (#811832) 日記
      朝日新聞の記事、実験の目的がなんなのかさっぱり書いてありませんね。

      「飛びました。めでたしめでたし。」じゃなくて、設計手法が正しかったかどうかの実証が目的なので、
      実験で得られたデータをどう生かすかが重要なはずなのですが。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年10月10日 23時57分 (#811846)
        朝日新聞の読み方を間違っています。

        この記事で最も言いたいことは
        >「飛びました。めでたしめでたし。」
        ではなく
        「宇宙機構の前身の航空宇宙技術研究所が2002年7月に実施した際は、実験機の誘導制御装置の設計ミスで、ロケット発射直後に脱落して失敗。」
        です。
        親コメント
      • すごいバイアスでつね。
        アサヒの方は、前回の失敗原因が書いてありましたが。

        アサヒというだけで、記事を読む必要がないというヤシが以前出没してたが、アサヒの記事は、内容をねつ造しても問題ないと思うヤシまであらわれたでつね。

        ここはすごいインターネットでつねw
        • >アサヒというだけで、記事を読む必要がないというヤシが以前出没してたが、アサヒの記事は、内容をねつ造しても問題ないと思うヤシまであらわれたでつね。

          捏造するのが朝日新聞です、そのために読む価値が無いと判断されるようになったのですよ。(それを小馬鹿にするために虚偽の書き込みをするのは確かに問題だけどね)
      • 一般の人は実験の学術的な意義にまで興味ないし、
        技術的な事に造詣が深い人は、朝日新聞から情報を得ようなどとは考えない。
      • >「次世代の超音速旅客機(SST)の実現にはあと15年ぐらい
        >必要。次はジェットエンジンを使う実験などを検討したい」
        って書いてあるんですが。
        一般紙の第一報としてはこれで十分では?
        • むしろ読売が、
          > 同機構は「実験は成功した。技術開発の大きな一歩を記した」と発表した。

          としか書いていないことのほうが気になりますね。
          朝日が記者会見の方法まで書いているのとは正反対ですね。

          #実用化したら「ちょっとグアムまでランチ食べに行かない?」と
          #ナンパしてみたいgesaku
          親コメント
        • 一般紙としては、技術的な側面より、経済的な観点とか、環境面への影響とか離着陸できる空港とか、他のインフラはどうだとか、いろいろ問題を列挙したあげくに、下駄を預けるような言い方で終わるんでないかい?あ、それって一般紙じゃなくて、アサヒ的視点か。
        • 同感です。

           確かに読売のほうは記事の最初に次世代の超音速旅客機云々かいてあり、親切かと思います。
           しかし、朝日の記事を読んでも研究の目指すところは読み取れます。

           両方合わせて読むと補完されて、さらによくわかりますね
          #え?JAXAの公式発表読めって?
    • by cloudy (1160) on 2005年10月11日 14時32分 (#812094)
      親コメント [srad.jp]の朝日のリンク先が消えているので、貼っときます。

      朝日新聞の記事 [asahi.com]

      親コメント
  • 打ち上げ母機 (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2005年10月11日 8時19分 (#811940)
    この手のニュースを見ると、親子亀式のロケットの打ち上げ母機
    を自動的に思い浮かべる事になってるんですけど、夢の見すぎなんでしょうか?
  • by Anonymous Coward on 2005年10月11日 8時58分 (#811953)
  • by locate (5848) on 2005年10月11日 12時55分 (#812054) 日記
    超音速旅客機といい、高速増殖炉といい、他国が手を引いて競争相手の居ない所
    ばかり狙ってお金をつぎ込む意味はあるのかね。

    ボーイングに対してユニバスを作ったみたいに、もう少し挑戦的な開発に
    投資しないと、単に研究者の楽園を作って終わりになるだけだよ。
    • by gigo (21150) on 2005年10月11日 14時49分 (#812104)

      20年後の実用化はまだ良い方で、2050年 [yahoo.co.jp]とか、50年、100年先 [jaeri.go.jp]と言い出すと、自分の生きている間にできなくてもよい=責任を取らなくて良いということで、モラルハザードになってしまう。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      チャレンジする奴がいないからやる価値がある、とも言えるけどね。

      だから、失敗も多いということをちゃんと国民に広報しておけば
      失敗の都度、マスコミ&それに乗せられた人々に叩かれることもなく
      なる。

      もちろん国民の合意があってのことだし、なにより成し遂げられ
      • by Anonymous Coward
        いまどきプレッシャーを感じてない研究者なんているわけない。 そして、プレッシャーが死人を出す。
        シャトル事故とか、LE-7(H-IIロケットのエンジン)開発時の事故とか。
        • by Anonymous Coward
          いまどきプレッシャーを感じてない研究者なんているわけない。 そして、プレッシャーが死人を出す。
          なんか既にモラルハザードの様な・・・。

          そもそもどんな仕事でもプレッシャーは有るってのが全然解って無い。
          民業なんて即自分のオマンマに跳ね返る訳で。

    • by Anonymous Coward
      ユニバス? [compaq.co.jp] エアバス? [airbusjapan.com]
  • JAXAがやる前に (スコア:0, オフトピック)

    by keybordist (3572) on 2005年10月10日 22時37分 (#811815) 日記
    長期ビジョンでは、
    20年後にマッハ5の超音速旅客機の実証
    を掲げていますが、

    JAXAが実証機の開発に至る前に、
    Scaled Composite社の"SpaceShip One"など、
    X-Prizeを獲った弾道飛行機が、
    普通に旅客輸送を行っていそうな気がするんですが。
    • by Francis (12546) on 2005年10月10日 23時43分 (#811840) ホームページ 日記
      そりゃ20年も先のことなんでわかりませんけど
      X Prizeに参加するようなロケットたちは「弾道飛行→観光弾道飛行→観光軌道飛行→宇宙ホテル観光」って方向に進むんじゃありませんかね。
      超音速旅客機の目指す「地上→地上の安価な高速移動」をついでに実現する余裕あるかな…

      あと自前で作れるってのも一応重要。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年10月11日 0時48分 (#811871)
      X-Prize参加組やら何やらは、VCから出資してもらうために目立つの
      で、そういう感想を持つかもしれないですね。

      JAXAのやっていることは、300人乗りの超音速旅客機を開発するに
      あたっての技術的課題を解決する方法の模索です。
      言うなれば、D.E.クヌース先生が美しいプログラミングの本を書く
      ために、組み版にコンピュータが使えるかどうか調べているような
      ものです。
      TeXが出るまでにはもうしばらくかかるでしょう。
      親コメント
    • Re:JAXAがやる前に (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2005年10月11日 0時51分 (#811874)
      ロケットと飛行機は違うものですが
      親コメント
    • by keybordist (3572) on 2005年10月11日 2時23分 (#811898) 日記
      何となく、
      SpaceShip Oneの速度がマッハ5くらいだったんで、
      これを拡大していけば、旅客輸送に使えるかなあ?
      と単純に考えて、書いてしまいました。

      誰かマイナスモデお願いします。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        でも、発展させていけば大陸間弾道旅客機になれなくもないかもね。
        大気圏内をへろへろ飛ぶのとどちらが高速/高効率なんだろう。
        • >大陸間弾道旅客機
          私もやってやれなくもないかなと思ったんですが、大分偏った勝手なイメージですが以下の理由で無理な気が。というか、かわいそう。
          高額を払って高速で行きたい利用者ってよっぽど忙しいエグゼクティブですよね。つまりそれほど若くなさそうで高価そうなおじさまおばさま。
          それを
          • 数人~十数人カプセルに詰め込んで
          • マスドライバーなりジェット機上からのロケット発射なりなんなりでずどーんと景気よく撃ち出して
          • ロケットでガンガン加速して
          • 大気圏に再突入させて恐怖の高温にさらし
          • パラグライダーを開く衝撃もありつつ
          • 基本風任せで降下して海やら湖やらにばっしゃーんと勢い良く着水させ
          • 船で迎えに行く
          ってのは…
          ちょっと社長さんや役員さんやらが哀れになってきました。
          宇宙を目的で行くならともかく、仕事でそんな目に合いたくないような気が。

          なんか、効率とか高速とか脇に置いても無理そうです。精神的に。
          親コメント
    • by parsley (5772) on 2005年10月11日 2時46分 (#811908) 日記
      >普通に旅客輸送を行っていそうな気がするんですが。

      違い:行き先
      --
      Copyright (c) 2001-2014 Parsley, All rights reserved.
      親コメント
    • >Scaled Composite社の"SpaceShip One"など、X-Prizeを獲った弾道飛行機が、普通に旅客輸送を行っていそうな気がするんですが。
      それは、糸川英夫博士の提唱された
      外層圏ロケット旅客機
      のアイデアですね。

      このロケット旅客機の構想は昭和30年1月3日付の毎日新聞に掲載された記事に載っています。
      科学は作る=(2)= [ロケット旅客機]
      20分で太平洋横断 国産機・十五年後の夢ならぬ夢 八万㍍の超高空をゆく
      (詳細は毎日新聞のバックナンバーを参照してくださいネ(^^)b。図書館に昭和30年1月の毎日新聞の縮刷版があれば、p.27に載ってます♪)

      Good Idea!\(^O^)/

      でも、この記事が掲載されて半世紀、ロケット旅客機は実現していません。
      つい先日発表された日仏の両航空宇宙工業会による次世代超音速旅客機の共同研究でも、使用されるのはマッハ5.5のジェットエンジンです。
      どうしてなんでしょう?

      今年の夏に「ペンシルロケットフェスティバル」というイベントに行ってきたんですけど、
      そこに宇宙工学の技術者(か、航空宇宙学科の学生さん)らしきスタッフの方が居らっしゃったので、この質問をぶつけてみました。
      私 「どうしてロケット旅客機は実現しなかったんでしょうか?」
      スタッフ「ロケットエンジンの効率が低いからです。」

      ロケットエンジンは酸化剤も搭載しなければならないため効率が低い。
      それで旅客機には使えないということでした。

      このイベントのオープニングのナレーションでは
      「・・・的川博士のロケット旅客機は実現しませんでしたが・・・」
      と言及されていたので、現在の宇宙関係者の頭に現在もロケット旅客機のアイデアがあるのは間違いありません。
      それでも次世代超音速旅客機にジェットエンジンを使用するのは、結局、超音速機のエンジンとしてロケットエンジンよりもジェットエンジンのほうが有利と航空宇宙関係者は判断したからなんでしょうね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      論点ずれまくってませんか?
  • 20年後かぁ (スコア:0, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年10月11日 11時09分 (#812008)
    さ~あ、自然のヨリモドシによって、
    文明が滅亡してなけりゃいいけどね。
    滅亡した文明はいくつもあるんだよ。

    馬鹿なモデレータは-1するんだろうけど、事実よ。
    • by MeeD (18266) on 2005年10月11日 11時38分 (#812019)
      自然のヨリモドシで滅亡したっていうのはムー文明ですか?
      アトランティス文明ですか?
      イェマド文明ですか?

      あなたはもしかしたら前世で一緒に戦った仲間しれないので教えてください :-)
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      2000年後なら分からないっすね。
      • by Anonymous Coward
        人間の寿命で自然と「よりを戻す」なら20年くらいがいいとこなんじゃないスかね。
        でもよりを戻したのに相手を滅ぼすなんて自然は気難し屋さんですな。

        # 身内になった人に似てるなんて口が裂けても言えないのでAC
    • by Anonymous Coward
      文明を滅亡させるとは、自然のヨリモドシ [google.co.jp]って、いったいどんなしろものなのでしょうか?

      もしかして、地球は超巨大スケールな釣りでのエサだか重りだったりするとか?
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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