パスワードを忘れた? アカウント作成
11822 story

Transmeta,香港企業への Crusoe 売却を中止 25

ストーリー by Acanthopanax
さまよいあるく 部門より

KAMUI曰く、"TransmetaCulturecom Technology Limited への Crusoe売却などの契約を終了した事を ITmedia の記事が伝えている(参考:Transmeta のプレスリリース)。昨年5月,Crusoe のライン売却と Efficeon のライセンス供与契約を結んでいた両社だが,アメリカ政府関係者との会合の結果,技術輸出規制に関する承認を Culturecom が希望する期間内に得られないとの結論に達したとしている。
……Transmeta の最近の業績ってどうなってるんだっけ?"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Cutlet Curry (4119) on 2006年02月11日 12時54分 (#881694)
    --
    モデレート したいときには 権利なし
    かつかれー
  • とりあえずWikipedia [wikipedia.org]
    今は主にソニー絡みの仕事をしてるんですか。下請け屋さん?
    --
    まぐろたべたい
  • by yellow tadpole (7084) on 2006年02月12日 0時22分 (#881873) 日記
    トランスメタはNEC、富士通、SONYに低電力技術をライセンスしてるって事ですよ。yahoo.comの掲示板 [yahoo.com]で読んだけど、どの投稿だったのかはわかりません。

    現在の株価はこんな感じ [yahoo.com]です。
    --
    〜◍
  • by Anonymous Coward on 2006年02月11日 16時14分 (#881755)
    インテル互換チップへの新規参入って、めったにないですよね。

    大きな市場があるのは明らかだから、当たれば儲かるはずですが。

    インテルやAMDと張り合って存続していくというのは、かなり
    難しいのでしょうか。

    逆に言えば、なぜAMDは存続できているのか、というのも疑問です。

    • by Anonymous Coward on 2006年02月11日 16時37分 (#881766)
      AMDはCPUだけではなく、フラッシュメモリやその他のデバイスも設計、生産していますから、そっちでも利益を得ているのでしょう。
      そして会社全体のフラグシップとして、x86互換チップにも手を出しているわけで、CPUだけの専門会社ではありませんから。

      トランスメタは基本的にファブレス(工場を持っていない)の設計専門会社であって、製品の設計を請け負うだけなら利益になりますが、
      いざ自社ブランドのCPUまで出すとなると、その生産は他所に頼むしか無いわけですから、まずはそのコストを覚悟しなければなりません。

      それだけの覚悟をしてまで、クルーソーやエフィシオンを出したのは「当社はこういった設計ができるメーカー」という宣伝とも言えるでしょう。
      もちろん出荷していた当時はそれで儲けるつもりもあったのでしょうが、失敗して市場から撤退した今でも、こうして世界中の人間に
      「かつてx86互換チップを設計して出していたメーカー」
      という印象を残せた以上、設計専門に専念してもやっていける!と経営判断をしたのでしょう。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年02月11日 18時03分 (#881782)
        2005年のアニュアルレポートによると
        プロセッサ・メモリ・その他の利益は次のよう推移

        year computer memory other
        2002 303M 35M -72M
        2003 -23M -189M -14M
        2004 -661M -159M -25M

        根拠なく「AMDはCPUだけではなく、フラッシュメモリやその他のデバイスも設計、生産していますから、そっちでも利益を得ているのでしょう。」なんていうのは止めましょう。
        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年02月11日 22時18分 (#881845)
      最近はファブレスだと苦しいようですね。
      AMDはIBMからSOIを手に入れてIntelが苦しんでいる
      リーク電流からかなりのアドバンテージを得ている
      ようですし‥今対抗製品を出す必要がないので
      クロック競争では止まっているでしょうけど、
      Inelが高性能の製品を出してもさくっと対応できる
      でしょうけど‥
      そういうとこでファブレスのメーカだとIntelやAMDに
      対抗できるクラスの高クロック、高パフォーマンス
      のCPUだと外注先がSOIに対応できるIBMのfab位しか
      ないし、そこを使わせてもらえるはずないし‥
      まぁ、PentiumIIIの1GHzクラスのパフォーマンス
      でいいなら普通のところに出せるでしょうけどね。
      実際のところその程度のパフォーマンスでもいいの
      でしょうけど、販売価格が非常に低いのでかなり
      割り切った設計をしないと製造経費や開発経費を
      回収できないでしょうね。
      まぁ、C3のようにシリコンの面積を極限まで削減
      するような割り切ったことをしないと無理なんで
      しょうね。x86組み込み用とか特化すれば結構
      いけるかも‥メインストリームに組み込まれる
      レベルだとかなり難しいですね。
      親コメント
    • AMDを始めとするx86互換CPUを製造してる会社の多くは、Intelと特許問題を避けるために、クロスライセンスを結んでたはずです。
      Intelの特許を使ってもいい。ただし、AMDの特許をIntelは使ってもかまわない、と。
      なので、Yamhillから方向転換してAMD64を(言い方は悪いが)コピーしたEM64Tを実装してもなんら法的に問題はないというわけです。

      互換CPUは、「作らせてもらってる」的立場にどうしてもなってしまうので、Intelより不利ですね。
      それ以前に、会社の規模も全然違いますが・・・(Fabの余力がAMDはほとんどないので、プロセスの縮小などには比較的慎重ですし、・・・)。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年02月12日 13時30分 (#882049)
      >> インテルやAMDと張り合って存続していくというのは、かなり難しいのでしょうか。

      AMDも今でこそ64bitの波に乗って普通にやっていけてるようですが,昔は「ちょっと業績上向く→Intelの低コストCPUに市場食われて赤字化」を繰り返してて「AMDっていつまでもつかなぁ?」みたいなレベルにしか見えなかったです.(実態は知りませんが)

      それと,昔からx86互換CPU作ろうとする会社は「x86互換CPUを作ろうとするとIntelの特許にひっかかる」という大きな課題がありましたよね.Transmetaは初期には「コードモーフィングを使ってるからIntelに特許料を支払わなくて良い.だから従来のx86互換CPUより低コストになる」みたいなことも言ってましたね.途中からはアピールのポイントを省電力に絞り始めましたけど.

      まぁ根本的な問題として,すでに大手企業が押さえている成熟市場に参入してやっていけるかって話もありますしね.これはCPUに限らず何でもそうでしょう.航空だろうが自動車だろうがゼネコンだろうが家電だろうが,後から参入する場合はニッチに立ち上げていくしか無いですよね.しかし開発コストと現在の市場価格などを考えると,x86互換CPUでニッチな商売をやっていくのは激しく大変だろうと思います.
      親コメント
    • ARMを見ればよくわかるかと。
      逆にIntelが(買収した会社が取得してた)ARMライセンスを利用してXScale作るくらいですから。
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

読み込み中...