IP電話の原理特許、経産省の外郭団体が保有? 76
ストーリー by mhatta
お金の臭いが 部門より
お金の臭いが 部門より
Anonymous Coward曰く、"ITproの記事によると、経済産業省の外郭団体である流通システム開発センターと有限会社の宮口研究所は、自らの持つ特許がIP電話の基本的な仕組みを押さえていると主張しているらしい。この特許は今年1月に成立し、3月中旬から公開されている。
問題の特許の名称は「統合情報通信システム」(特許番号3756895)。この一部として、「IP電話の電話番号とIPアドレスを変換する」という内容が含まれるらしい。
発明者の一人である同センターOBN情報センターの古川久夫特別研究員は、「我々の特許はIP電話の原理特許だ」と主張し、次世代ネットワーク(NGN)の標準化団体に対しても、標準として採用するように働きかけを始めたという。
"
またOBNかよ。metiはこいつらを黙らせろ (スコア:5, 興味深い)
既にIPSecがあるのにわざわざOBN仕様なるものをでっち上げて
機器メーカに対応を迫ったりと駄目外郭の典型なんですが
総務省と縄張りを争って今後こういう糞外郭をのさばらせるの禁止な
Re:またOBNかよ。metiはこいつらを黙らせろ (スコア:1, 興味深い)
流開≒特許ゴロ
は基礎知識です。
電話番号って (スコア:4, 興味深い)
識別子として用いることのできる文字列で、
この値で特定の端末を指定して通信できるのですよね。
それ以上でもそれ以外でもないよなあ。
特許としてみなせるかどうかの前に、
「電話番号」とはなにかを最低限検討したうえで、
何も新しく生み出していない請求は排除してもらいたい
ねえ>特許庁
#むりだよなあ。彼ら自体は事務員やってるだけだしねえ。
-- LightSpeed-J
Re:電話番号って (スコア:3, 参考になる)
請求段階では,電話番号という限定がついていなかったが,
成立段階では,電話番号という限定がついている.
電話番号という限定をつけることで,何の進歩性があるのか不明...
調べてみたら,
(21)【出願番号】特願2003-180435(P2003-180435)
(22)【出願日】平成15年6月25日(2003.6.25)
(62)【分割の表示】特願2002-178596(P2002-178596)の分割
【原出願日】平成9年12月5日(1997.12.5)
(65)【公開番号】特開2004-48744(P2004-48744A)
(43)【公開日】平成16年2月12日(2004.2.12)
【審査請求日】平成15年6月25日(2003.6.25)
SIPのインタネットドラフトが,1997年7月に出ていて,
H.323の1996年承認だから,前例のある技術だな...
Re:電話番号って (スコア:1)
(31)【優先権主張番号】特願平8-326736
(32)【優先日】平成8年12月6日(1996.12.6)
を元にしています。
特許の判断は基本的にこの時点が基準になるんですが、
これより前の前例を探すのは難しいでしょうね。
Re:電話番号って (スコア:2, 興味深い)
特許では用語の定義を厳密にしないのが普通です。なぜなら、特許の有効期限中の環境の変化に対応できなくなるからです。
このせいで後からいかようにも解釈を変えることもできてしまうんですが。
また、この場合の「電話番号」というのはかなり具体的な方です。「端末の識別子」のような書き方の方がずっと曖昧で解釈をいくらでも変えられます。
> 何も新しく生み出していない請求は排除してもらいたいねえ>特許庁
> #むりだよなあ。彼ら自体は事務員やってるだけだしねえ。
特許審査時に特許庁に支払われる金額が安すぎなんですよ。10万~20万程度なんで。営利企業では無いとはいえ、審査請求が多ければ多いほど赤字、って訳にはいかないんで、ざるになってしまう。
せめて審査請求を100万以上にして、外部の専門家による技術的観点でのレビューなどを行わないと、どうしようもない特許だらけになってしまいます。というか既になってますが。
IPアドレスとの変換してもなぁ (スコア:3, 参考になる)
SkypeなんかはNAT越えを実現しているのでこの特許に抵触しなさそうですね. IPv6全盛の時代になると微妙ですが.
Re:IPアドレスとの変換してもなぁ (スコア:5, 参考になる)
# 全部「先行公知例有り」と回答したけどね。
特許使用料は取らないらしい? (スコア:3, 興味深い)
冗談で、研究室の先輩と「先生退職したら、特許使用料で食べて行くんですよねー」とか話をしていたのですが、感じとしてはそんな感じでは無かったように記憶しています。
憶測ですが、標準化したいだけで特許使用料をIP電話機器メーカーから取ろうとかそういう気は無いのでは。
それなら、通信機器メーカーや通信事業者の心配は杞憂になるはずです。
(NGNで標準化されたら、通信機器メーカーは自分の特許が使用できなくてご飯が食べられなくなる心配はありますが。)
ちなみに、SoftEtherの特許に異議を申し立てたのは宮口先生だという話です…
関連資料
[次世代IP網を構築する技術と特許(PDF)] http://www.obn.dsri.jp/IPtelephone/20060330.pdf [obn.dsri.jp]
[OBN論文] http://www.obn.dsri.jp/obn_architecture/obn_architecture.htm [obn.dsri.jp]
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:4, 興味深い)
特許をとったからといって、特許使用料が取れるわけでは ありませんよ。
特許庁も間口を閉めすぎて自分に見抜けない価値ある技術を 潰すのは存在意義に反するので、成立は甘めにしているはず。 大学と同じで入り易く、出にくい(本当に価値あるものだけが 実質請求可能になる)のが理想です。
昔のイメージで成立したものには一定の権威というか 尊重してもいい気分がありましたが、いまやゴミ特許の 量産によって価値はなくなりましたね。知識や技能の 塊である知的財産というより、後日の訴訟やクロス ライセンスの時に使えるかもしれない法的資料という 感じですか。脅しの材料ですので、量があればあるほど よろしい。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:2, 参考になる)
実施していなければ(特許権侵害をしていなければ)損害賠償請求されることはありません。
まあこれはいいんですが、
| 1. 特許を申請
正しくは「特許出願」です。
| 2. 軽い審査に通り、また、異議がでなければ成立
「軽い審査」?審査官による実体審査(特47条)のことを言ってるんでしょうか?そりゃ幾ら何でも特許庁の審査官に対して失礼でしょう。日本の審査官は世界一の出願件数を処理している激務なんですから。
「異議」?付与後異議申立制度は廃止され、特許無効審判に統合されました。 [so-net.ne.jp]
| 3. 特許使用者に請求
| 4. 被請求者の異議が却下されれば、請求可能に
| 5. 請求成立
既に存在しない異議申立と損害賠償請求をごっちゃにしてますね。
損害賠償請求(民709条)の手続は、最初は当事者間の話合いで(私的自治)、それでも折り合いが付かなければ地方裁判所へ損害賠償請求訴訟の提起となります。
したがいまして、
| というわけで、ゴミ特許は被請求者への請求時点で再度フィルタされます。
仮にゴミ特許であっても別にフィルタされるわけではありませんので、権利行使は十分可能です。
| 法律と同じで、立法だけでは実質無価値で、法廷でそれが適正であるとされ、
法廷での争いは必須ではありません。当事者間で解決できればそれで済みます。
| かつ、それを利用する人間がいなければ、まさにライブドアの株式と同じ紙ぺらでしかないです。
特許権は実施されなければ侵害は成立しません。この点は正しいです。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:2, 興味深い)
軽くはないでしょうが、基本的に少人数(一人でしたっけ?)で審査するので場合によっては穴がありますかね。その分野の専門知識は当然持っているとして、それ以上に相手がどういう意図で特許を書いたのかなど、文章を読み解く能力も要りますし。
本当に新規な概念を特許化している場合は、専門家は特許出願した本人しかいないわけなので、変な審査結果が出ることもあります。まぁ、大抵は“何書いてるのかわからん単語の意味をちゃんと定義しろ”とか、“この前出願されたコレとどこが違うの?”みたいな拒絶理由通知が来るんですけど。
変な、というと語弊がありますかね。書類の様式が整っていて新規性もしくは進歩性があれば拒絶する理由がないから通ってしまう、ということですね。
>既に存在しない異議申立と損害賠償請求をごっちゃにしてますね。
一年半ほど前になくなったばかりなので、知らない人がいるのは仕方ないんじゃないかと。おかげで特許調査業務が極めて楽になりました。成立しちゃった特許は対応しなくていいですから。
※資料まとめておくくらいはしなくちゃいけないけど、異議申し立て資料を作成して色んな書類手続きして…みたいな時間ばかりかかる煩雑な業務がなくなったという意味です。
>仮にゴミ特許であっても別にフィルタされるわけではありませんので、権利行使は十分可能です。
しかし、ごみ特許をたてに金の支払いを迫ってくるようなところとは裁判沙汰になる可能性が高いでしょうから、実質的にはフィルタされることになるんじゃないでしょうか。
ごみ特許が幾ら成立しようが新規で創造性のある特許の価値は減ってませんし、そういった特許は積極的に成立させようという審査官の意図も、色んなやり取りの中で感じられます。むしろ、価値のある特許は実質的により有効に使えるように、ゴミ特許は実質的にゴミ屑にしかならないように制度改正が進んでいますよね。実施例を重視するようになったり、均等論が出てきたりして。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1, 興味深い)
特許関連でもっとも許せないのは、その紙ぺらだけで儲けようとしている人達ですね。紙ぺら手に入れて、何の生産もせずに、既存の製品から特許使用料を取ろうとする。
特許を取った人が自分自身や、スポンサー見つけて、実際にインプリして世に出しているなら納得できますが。
現在の特許の使われかたは産業の発展に対して負の貢献しかしてないですよ。
> 自分に見抜けない価値ある技術を潰すのは存在意義に反するので、成立は甘めにしているはず。
さらに、特許を保持するには、毎年特許庁に特許料 [jpo.go.jp]を払う必要がでてくるので、たくさん成立した方が特許庁にとってはおいしいってのもありますね。
> いまやゴミ特許の量産
ソフトウェア特許がまさにそうですね。「解決しようとしている課題」を読んだときに、だれでも真っ先に浮かぶ手段がそのまま特許になってます。
何か課題があったとき、それを解決する手段を考えてから特許を検索するとよいです。思い付いた手段が、必ず特許として見つかると思います。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:3, 興味深い)
| 特許を取った人が自分自身や、スポンサー見つけて、実際にインプリして世に出しているなら納得できますが。
| 現在の特許の使われかたは産業の発展に対して負の貢献しかしてないですよ。
本当に許せないと思うなら、こんなところで文句を言ってないで、無効資料探して特許庁にタレ込んで下さい。因みに匿名タレ込みOKです。 [jpo.go.jp]そうすれば当事者間解決に資するでしょう。
| > 自分に見抜けない価値ある技術を潰すのは存在意義に反するので、成立は甘めにしているはず。
| さらに、特許を保持するには、毎年特許庁に特許料を払う必要がでてくるので、たくさん成立した方が特許庁にとってはおいしいってのもありますね。
平成15年改正によって特許料(設定登録料及び維持年金:特107条)は値下げされ、その代わりに審査請求料は大幅値上げされました [tmpat.jp]。これは無用な審査の減少を目的としています [so-net.ne.jp]。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:3, 興味深い)
訴訟されているとか使用料を請求されているならいざ知らず、資料(*)を用意する手間を考えたら、よそから見てる人は、「許せない」、「むかつく」って思うだけが精一杯でしょう。
(*) 特許庁によると、
情報提供に伴なって特許庁に提出することができるものは「書類」に限られ、
書類以外の物件を提出することはできません。
具体的には、「刊行物」や「特許出願・実用新案登録出願の願書に添付した
明細書・特許請求の範囲・図面の写し」が代表例ですが、カタログ、
実験成績証明書等の「その他の書類」も提出可能です
となっています。つまり、書類になっていないものは受け付けられないわけで、ソフトウェアのように、電子データとしての情報がほとんど全てな分野にとってはこれは致命的です。
> これは無用な審査の減少を目的としています。
実際のところ、その逆の結果になっているようですが。
出願件数 審査請求件数
2001年 439175 253826
2002年 421044 237345
2003年 413092 243836
2004年 423081 328105
料金改正後の2004年になって、審査請求件数が従来より50%も増えています。無論出願が2004年4月1日より前なら、審査請求が旧料金、特許料が新料金になりおいしい訳でそこまで温めてた人が多かったとも考えられますが、出願件数の安定ぶりからみて、ちょっと異常です。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
断言はできませんが、よくある駆け込み需要だと推測します。
つまり、料金改正前に溜まっていた分を一気に審査請求する。
企業にとってはこの費用効果が馬鹿にならないのです。
過去に特許料値上げの際にはよくやっていました。
2005年の審査請求件数を見ないとなんとも言えませんが。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
何か大きな勘違いをしているようですが、
ソフトウェアのソースコードをそのまま送りつけても、情報提供どころか、無効資料としての体をなし得ません。
自然言語で記述された技術文書でなければ、無効資料足り得ません。
実体審査は先行技術文献に特許文献を用いることが多く、非特許文献、つまり、書籍、新聞、雑誌等の一般の刊行物が用いられるケースはさほど多くありません。
ですので、当該技術分野に詳しい人が当時の雑誌の記事等を記憶していれば、それから無効資料を捜し当てることが可能です。
例のジャストシステムの件もそうだったんではないでしょうか。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
電子文書は単体では日付の立証ができません。
権利の発生と消滅を司る行政庁は画一的な処理を求められますので、印刷刊行物のみ受け付ける、とする運用は妥当です。
簡単に言えば、「誰からも突っ込まれない証拠でなければダメ」なのです。
これは推測ですが、電子文書を用いて争うならば、法廷にて発行日の正当性が問われることとなりましょう。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
例えば、無効審判では証人の証言が検討されます。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/h15mukou_sinpan/16-furok... [jpo.go.jp](リンク先はpdfです。)
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/shinsa/unnyousisinhtm.htm [jpo.go.jp]
「インターネット等の電子的技術情報についても、刊行物と同様に情報提供ができる。」
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
情報ありがとうございます。
今まで何度かごみ^H^Hソフトウェア特許を書いていたんですが、これ自体全く知りませんでした。
# 特許の審査では登録済み特許や公開情報のみ「情報」として載せておけば
# 十分なので、書き手にとっては特に不自由しない、というのもあります。
この電子情報は、標準団体の仕様や、大学の研究論文、さらにはタイムスタンプが入っているnewsグループの記事やMLの過去ログ、bugzillaなどに登録された強化項目とその実装議論までいけそうですね。
# これで訴えられても怖くない!?
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/20041020.htm [jpo.go.jp]
上記リンク中の「書類」には「インターネット等の電子的技術情報の内容をプリントアウト」したものが含まれます。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/handbook_shinsa/11.pdf [jpo.go.jp](pdfファイル)参照。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1)
なんだ、制度趣旨説明に書いてない項目が運用説明にあるんですね。権利付与前と付与後で運用は同じってことですか。失礼しました。
もっとも、
単にwebを印刷したものを送りつけるだけではダメで、客観的な日付の立証が必要であることは明記されてますね。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1, すばらしい洞察)
それにかかる工数は誰が負担するんですか?
特許が毎年何万件登録されているか知っていますか?
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:2, すばらしい洞察)
SIPとH.323があるのにいまさら標準化はないでしょう.
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1, 興味深い)
年をとるとそっちの欲の方が強くなるらしいし。
社会に貢献したという実績が残せれば、勲章の色が変わるかもしれないし。
Re:特許使用料は取らないらしい? (スコア:1, 参考になる)
名誉のほしい年寄りにはかなり魅力的だろうし。
巨大組織の陰謀なんだ! (スコア:2, おもしろおかしい)
#既知の技術じゃないの?
Re:巨大組織の陰謀なんだ! (スコア:5, 興味深い)
音声用とデータ用でLANを2面用意するのはコスト的に難しいのではないでしょうか。
特に配線系の費用は実際に人が動くためなかなか安くなりませんし。
データと音声の相乗り自体はQoSかければ普通にいけます。
もちろんいろいろネットワークに集約すると障害時のインパクトが大きくなりますけど、
コールセンターなど絶対に止められない業務ならともかく
普通の企業内電話であれば万一止まっても携帯電話があります。
LANを2面用意してもらえばベンダにとっては単純にハコが2倍売れてハッピーなのでしょうが
ベンダのFUDに煽られてコストが2倍になってしまったのでは
VoIPのメリットが見出しにくくなってしまうのではないかと。
音声に対する信頼要求が、携帯電話のおかげで薄れつつあることはVoIPにとって追い風ですね。
携帯電話は、月々けして安くない金額を払ってるにもかかわらず、通話切断なんて日常茶飯事ですし
品質もモゴモゴいっててなんかわけわからないのが一般的です。
あれに比べればVoIPへの心配など杞憂といえるでしょう。
Re:巨大組織の陰謀なんだ! (スコア:3, 興味深い)
某社のよくある話であって、VoIP自体はもう普通に使われ
ていますよ。同じグループでも、ISPを窓口にしているCOMの
VoIP(050-ABCDEFGH)は十分安定しているのが何より
の証拠でしょう。
公衆網につながなくて良いなら、VoIP網を自前で作る
のは簡単なことです。Yamahaの家庭用ルータでやって
いる人は沢山います。イントラネットのVoIPがうまく
できないのは、公衆網とVoIP網をつなぐPBXがタコなの
では?大体内線VoIPが問題になったのは数年前の話で
しょう。いくらなんでも今の機種は大丈夫なのでは。
LANにVoIPを流すのは大間違いですね。会社のLANは
バースト的に帯域一杯までトラフィックがながれま
すから、VoIPが落ちるのは当たり前なんです。性質
が異なるものを無理に一緒にするのがいけないので
あって、VoIP用のLANを平行して用意すれば問題なし
...というか、それが常識なのでは。
--- de FTNS.
Re:巨大組織の陰謀なんだ! (スコア:1)
社内LANのトラフィックにおいて、ファイルサーバとかへのアクセスが数ms遅くなったり、音声で数十K帯域が減ったりしても困らない人は多いと思われ。
◆IZUMI162i6 [mailto]
DNS (スコア:2, おもしろおかしい)
まだ誰も取ってない?
Re:DNS (スコア:3, 参考になる)
特許電子図書館 [ncipi.go.jp]で検索してみたんだけど「統合情報通信システム」(特許番号3756895)が見つからない。 仕方がないので 「財団法人流通システム開発センタ− 電話」を検索した結果を載っけときます。
内容をチラ見してみたところ「特許公開2005−341549 統合情報通信システム」には以下のような項目がありました。
そして「特許公開2005−287067 統合情報通信システム」には以下のような項目が…
これってDNSのことですよね…
ありました (スコア:3, 参考になる)
直リンの張り方が分からないので、検索のページ [ncipi.go.jp]にリンクしておきます。
Re:ありました (スコア:1, 参考になる)
【請求項14】 IPアドレス蓄積部、音声入出力部、音声データ送受部を含み、宛先電話機の電話番号を含むICSユーザフレームを生成してユーザ通信回線に送出し、前記ICSユーザフレーム内のICSユーザアドレスは、前記IPアドレス蓄積部に含まれる当該電話機のICSユーザアドレスと統合情報通信システム内部の問合せ先サーバのICSユーザアドレスであり、前記ICSユーザ通信回線から宛先電話機のICSユーザアドレスを格納したICSユーザフレームを受信し、前記音声入出力部から音声を入力し、前記音声は音声データ送受部においてディジタル音声に変換し、ICSユーザフレームに格納して宛先の電話機に送信し、以降はICSユーザフレームを送受して電話通信を行い、前記ディジタル音声を含む前記ICSユーザフレーム内のICSユーザアドレスは、当該電話機のICSユーザアドレスと前記取得した宛先電話機のICSユーザアドレスを基に、通信を行う電話機が接続されて通信を行うことを特徴とする電話機。
【請求項15】 IPアドレス蓄積部、音声入出力部、音声データ送受部を含み、宛先端末の電話番号を含むICSユーザフレームを生成してユーザ通信回線に送出し、前記ICSユーザフレーム内のICSユーザアドレスは、前記IPアドレス蓄積部に含まれる当該端末のICSユーザアドレスと統合情報通信システム内部の問合せ先サーバのICSユーザアドレスであり、前記ICSユーザ通信回線から宛先端末のICSユーザアドレスを格納したICSユーザフレームを受信し、前記音声入出力部から音声を入力し、前記音声は音声データ送受部においてディジタル音声に変換し、ICSユーザフレームに格納して宛先の端末に送信し、以降はICSユーザフレームを送受して電話通信を行い、前記ディジタル音声を含む前記ICSユーザフレーム内のICSユーザアドレスは、当該のICSユーザアドレスと前記取得した宛先端末のICSユーザアドレスを基に通信を行うことを特徴とする端末。
単なる誤記なんだろうけど、「前記ICSユーザ通信回線」って前記がないやん。
NGN 自体眉唾なのに... (スコア:1)
人たちの集まりなのに、さらにこういう変なこと
言い出しますか。
ITU-T の勧告では、特定の誰かの特許に寄りかか
るようなモノは採用されないと思うんだけどな。
ITU-T なんかどうでもよくて IETF とかそっち
でモゲるのかな?
--- show mpls ldp neighbor
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:2, 参考になる)
> るようなモノは採用されないと思うんだけどな。
思うのは勝手ですが、書き込む前にITU-T Patent Policy [itu.int]くらい読んだらいかがですか。
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:2, 興味深い)
Σプロジェクト (スコア:2, 興味深い)
> という公然の秘密は禁句なようです :-)
世界規模でのΣプロジェクトになりつつあるんじゃないかと思ってます。
IP で交換機並みの品質の通信をやりたいなんて、気が狂ってるとしか思えません、私には。
--- show mpls ldp neighbor
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:1, 興味深い)
それならまだマシでしょう。私の周囲では
「何が何でも差別化できる新しい機能を追加したネットワークを作るんだ」
という至上命令が下っているのですが。もちろんIPv6
なんていうキーワードは聞いたこともありません。
IPv6でネットワークを構築するだけなら、大賛成なのですが....
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:1)
古い体制の維持ってのは、キャリアさんが自分たちの立場を守るために声高に NGN と叫んでるのだということです。
私にはそう見えるってだけですが。
--- show mpls ldp neighbor
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:1, 興味深い)
自分たちだけがおいしいものを作り上げようとするのは
オープン・スタンダードなものが歓迎される世の中に逆行しています。
IETFで共有されている技術を都合よく利用するだけ利用して
非オープンなものを作ろうとする動きは失敗すると思います。
まあ根本には電話屋とIP屋の確執みたいなのがありますね。
電話は神聖にして侵すべからずなもので、それがこれからも永劫に続くと思っている電話屋と
たかが100kbpsの音声サービスごとき、膨大なキャパシティを持つIPバックボーンを使う
種々雑多なコンテンツの一つに過ぎないとおもっているIP屋。
お互いがお互いを見下していて、その間によこたわる溝は限りなく深いと思います。
電話(特に携帯電話)はサブスクリプション・モデルによる定期的収入と
許認可行政に伴う少数独占に支えられて大きな利益をあげています。
バックボーンをIP化することで、一時的には原価率を下げさらに利益が高まることでしょう。
しかしそれも長くは続かないと思います。最終的な到達点である通話定額が実現した場合、
あとは体力の続く限り、ISP同士の競争のように血みどろの値下げ合戦に突入するでしょう。
電話屋は危機感を持っているのでしょうか。
「たかが電話でいまさら独自規格?」「NGNなど実現する体力が残ってるといいですね」と
生暖かい目で成り行きを見守っていきたいと思います。
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:1)
Re:NGN 自体眉唾なのに... (スコア:1)
黒歴史ですかそうですか。
--- show mpls ldp neighbor
誰も知らない… (スコア:1, 参考になる)
Re:新規性あるの? (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:新規性あるの? (スコア:1, すばらしい洞察)
独創性のない、
誰でも思いつきそうな技術ではありますよねぇ。
こんなものまでに特許が認められるなんて…
身内だから審査が緩かったりして (スコア:1)
日本の特許制度って、かなりレベルが高いように思っていたんだけど・・・。
Re:身内だから審査が緩かったりして (スコア:3, 興味深い)
あそこからデータ吸い上げるscript書くのには苦労させられた。
- ACで投稿しようとして30min規制食らったのでン年ぶりのID