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12408 story

アーティストがSony Musicに対して集団代表訴訟 52

ストーリー by mhatta
こういうのが得意な弁護士事務所なのね 部門より

maia曰く、"ITmediaの記事によれば4月27日、オールマン・ブラザーズ・バンドとチープ・トリックがSony Musicに対して、ダウンロード販売に関わるアーティストへの支払いが少なすぎるとして、クラスアクション(集団代表訴訟)を提起した(Press Release)。(iTMSやその他の)ダウンロード販売で、ライセンサーのSony Musicは1曲当たり70セントの売り上げを得ているが、これをCDのような物理的媒体とみなして、製品破損ロスありきとして85%とみなし、さらに「コンテナ/パッケージング代」として20%を差し引き、さらに「オーディオファイル代」として50%を差し引くという。計算がよく分からないが、アーティストの取り分は1曲あたり4.5セントに過ぎないという。要求額は30セントのようだ。確かにサーバ運用費などは配信業者が持っているのだから、ん~。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 殿様商売だもんね (スコア:4, すばらしい洞察)

    by guchis (27687) on 2006年04月30日 12時16分 (#931068) 日記
    ネット販売の利点として以前から言われていたものの一つに、

    生産者と消費者との間に入る業者を少なくできるため、コスト削減につながる。またユーザーの声も届き易い。

    ってのがあったと思うんですけど、この件ではそうはならなかったみたいですね。

    • by Napper (6812) on 2006年04月30日 12時43分 (#931079)
      「ね?ネット販売に消費者のメリットなんてないんだよ。君たちは今まで通りにCDを買っていればいいんだよ」という業界からのメッセージである可能性も。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 14時19分 (#931120)
        「お前ら取り分が多すぎるんじゃね?」ってレコード会社が文句言われてるんですよ。
        少なくともレコード会社としては配信のほうに力を入れたいだろう。取り分は変えずに
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        訴えたのはアーティスト側なのに業界からのメッセージとはこれ如何に

        争点はCD販売時に取り決めた儲けの分配方法がダウンロード販売でも有効か否か、
        でしょ。プレスリリースを読む限り、ダウンロード販売にあたって新たな契約を交したようではないし、
        ここから先は双方の言い分を聞かないと判断できないです。
      • 「SMEの取り分がやたら多い」というその事自体が、
        業界からの無言のメッセージじゃないの?

        って言いたいんでしょ、 #931079さんは。ちがう?

    • Re:殿様商売だもんね (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2006年04月30日 17時10分 (#931186)
      >生産者と消費者との間に入る業者を少なくできるため、コスト削減につながる。

      はい。コストが下がったのでSony Musicが儲かってるわけです。
      Sony Musicにとっては、アーティストの取り分もコストですから。
      コスト削減をそのまま販売価格に反映するとは限らないしね。

      >またユーザーの声も届き易い。

      それは今回の問題とは別。
      質問・いちゃもんはドシドシSony Musicに伝えましょう。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年05月01日 19時52分 (#931818)
       iTMS-Jについていえば、アーティストは直にiTMS-Jとは交渉していないし、まずできない。iTMS-Jで配信を行うためにはISRCとJANコードを要求されるから。ISRCはともかく、JANコードはな……。

       ともあれ、アーティスト側からすれば、形式上通常の流通小売りがiTMSに変わっただけで何も変わったようには感じられない、というのが実情。
       そんでもって日本では比率(印税率)もCDと同じく2~3%台に押さえられているので、単価が下がった分収入も減っている。

       本当にアーティストのことを考えるなら、レコードレーベルを経由しないでアーティストと直に取引してくれ!>音楽配信サービス各社

      # 一応事情を知る関係者なのでAC

      親コメント
      • いつぞやのMacの雑誌に、iTMSへの登録方法が載ってたけどな。
        「誰でもできます」っぽく書いてあったが…
        著作権についてもJASRAC委託の場合の方法と自分で管理する場合の方法とかも載ってたような気がしたけど。
      • >本当にアーティストのことを考えるなら、レコードレーベルを経由しないでアーティストと直に取引してくれ!>音楽配信サービス各社

        レコード会社には原盤権があるので不可能。
        新たにレコーディングしなおすなら可能かもしれないが、レコード会社がアーティストと「勝手に他では楽曲を売らない」という独占契約を結んでいればやっぱり不可能。

        #本当に関係者?
        • 新たにレコーディングしなおすなら可能かもしれないが、レコード会社がアーティストと「勝手に他では楽曲を売らない」という独占契約を結んでいればやっぱり不可能。

          むしろ存在するのは、アーティスト個人と取引したらウチの原盤は使わせないぞ、という類の圧力だったりするんだが。

  • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 11時12分 (#931041)
    初期費用を回収するのは当然としても、wave→AACへの変換作業は1回だけだし
    売れた数に応じてメーカーの取り分を減らすようにすれば歌手も納得すると思うけど。
  • 日本での国内アーティストの音楽配信における取り分はわかりませんが、CDについては沖縄大学吉川研究室のページ [okinawa-u.ac.jp]に資料がありました。
    例えば、音楽配信によるアーティスト印税割合がCD販売と同じと考えてみます。
    この表をもとに計算すると、3000円のアルバムのうち制作・流通コストの1830円を差し引いた1170円を分母にすると、アーティスト印税は4.6%、作詞作曲込みで11.5%となります。
    (制作・流通コストはCD販売で回収されていると考えとりあえず含めない)
    トピックの「取り分4.5セント」ですが、70セントを分母にすれば6.4%となりますが、これが作詞作曲も含むとすると・・・?

    欧米でのCD販売における印税、および他のレコード会社が音楽配信についてどうしているのか、知りたいところです。

    で、このソニーの場合、「パッケージ代」「オーディオファイル代」等の割合は後付けで、まず「アーティストの取り分はこれだけ」というのが先にあるような気がするのですが・・・。

    #上記の計算が甘い!変!という指摘は甘んじてお受けいたします・・・
    --
    アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
  • あちらの裁判でも (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年04月30日 10時23分 (#931019)
    >製品破損ロスありきとして85%とみなし、さらに「コンテナ/パッケージング代」として20%を差し引き、さらに「オーディオファイル代」として50%を差し引くという。

    半値七掛け二割引って似た相場があるのかな?
  • by bicradash (11948) on 2006年04月30日 10時26分 (#931023) 日記
    ご参考まで:Rockers Sue Sony Over Download Royalties [slashdot.org]
    • CNET記事によると [cnet.com]、epicなどを含むSonyMusic総体というよりSony BMGらしいね。
      あの「殆どの人はrootkitとは何かを知らないから気にしないのではないか」
      でお馴染みの部門であれば、「殆どのアーティストは印税の配分を知らないのだから」
      と考えても不思議ではないなーと、(事実はそんなことないにしても)納得した。
  • 新しい流れか (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年04月30日 13時55分 (#931110)
    今まで著作権代行者が消費者を馬鹿にしてるストーリーが多かったが、今回は著作権代行者が著作権者を馬鹿にしていて訴えられたって事で非常に興味深い。

    今回の件が、著作権代行者による著作権代行者の為の著作権法から、一般大衆による著作権者の為の著作権法に変わるきっかけになってくれればいいね。
    • 今回の話は契約に問題が生じたという話であって、著作権とは何も関係ないでしょう。
      なんであらぬ方向に話を持っていこうとしますかね?
      • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 14時20分 (#931121)
        もっともなんだが、
        以前からこの手のストーリーって
        「音楽の自由」だの「そもそも音楽とか」だの
        まるでアーティストの意見を代弁してる(気にでもなってるような)コメントが多かったので
        あまり違和感ないな。

        ま、これまで湧いてきたその手のコメントが
        都合のいいときだけアーティストを味方につけたがる連中の
        無責任発言だったことはミエミエだったわけだけど。
        今度のストーリーのコメントの伸びの悪さがそれを証明したってところか。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 18時41分 (#931237)
          >アーティストの意見を代弁してる(気にでもなってるような)コメントが多かった
          どうだろう、それはあまりにフィルターかけすぎてるように思うなあ。
          消費者として選択の自由が生まれる事は、アーティストにも還元される利益がある、
          というアーティストの立場を無視したいわけじゃないよ、という主張も、
          あなたのなかで歪められたのではないですかねえ。

          >都合のいいときだけアーティストを味方につけたがる連中
          がいることも確かだけど、受け手あっての送り手、送り手あっての受け手、
          受け手が送り手にカリスマ性を認めているなら抗議と言う表現 [itmedia.co.jp]を、
          表現者に求めるのは受け入れられるかどうか別に、そんなに筋違いではないでしょう。

          ただ、日本の自称表現者というのは、CCCDに平気で同意するラッパーちゃんなど、
          お金第一のサラリーマンなので、表現を求めるのは酷と言う意味では筋違いだね。
          つまり、都合のいいところだけ見て買いかぶり、アーティストを味方につけたがる連中が、
          サラリーマンにとっては興味の無い無責任発言をしているって事だな。
          それならとても納得。

          まあ、輸入権問題やPSE問題などで問題意識をもって表現活動する人間もいるんだけど。
          かなしいかなメインストリームとは言いがたい位置にいる人たちなんだな。
          親コメント
          • > まあ、輸入権問題やPSE問題などで問題意識をもって表現活動する人間もいるんだけど。
            > かなしいかなメインストリームとは言いがたい位置にいる人たちなんだな。

            活動する人間だから、意図的にレコード会社によってメインストリームからはなれた位置に置かれているのでは?
      • 著作権料の扱いに関する契約の根拠法って、著作権法じゃないの?
        よくわからんけど
  • サーバ運営費? (スコア:2, 参考になる)

    by esumi (15966) on 2006年04月30日 23時25分 (#931325)
    >(iTMSやその他の)ダウンロード販売で、ライセンサーの
    >Sony Musicは

    なので、この場合、ダウンロード販売を直接運営している
    団体は関係ないので、サーバー運営費とか
    は70セントの中に含まれてないんじゃないでしょか。

    管理費としてある程度持ってくのはいいとして、印刷代や
    流通させるのに必要なコストは必要ないので確かに普通に
    CDを販売する時のような諸所の名目で色々差っ引くのは
    一部理由にならないかも。
    本音としては、ネットダウンロード分がCD販売分から
    無くなるのでその分同料を回収したいだけなんで
    しょうケド。
    取り合えずピンハネするにしてもその名目には
    気を使うべきでしたね、って所でしょか。

    #とはいえ、30セントというのも取りすぎな気が
    • by Toutaku (22062) on 2006年05月01日 11時39分 (#931512) 日記
      CDプレス費用と印刷費なんて元々ほとんどないですよね。
      限界費用+流通コスト以上に、末端価格を下げたのが、首を絞める原因だったと思います。
      で、しわ寄せがアーティストに…。

      やむなしとは言え、アーティストが納得していないのは、Sony Music側の責任ですねぇ。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >限界費用+流通コスト以上に、末端価格を下げたのが、首を絞める原因だったと思います。
        既存のレーベルや流通が肥大化しすぎており、それらを維持しなければならないために限界費用や流通コストが大きくなり、それこそが首をしめている原因だと思います。
        • by esumi (15966) on 2006年05月02日 0時02分 (#931945)
          そうそう。
          初めから販売経路がダウンロード関連のみならこういった
          問題は生じないのでしょうね。そんな例は妄想ですが(汗
          かかる原価が違い過ぎるのに売れる音楽の総量は変化
          しないのが見込まれる為
          (ダウンロードなら気軽に買うという新規顧客も
          居るでしょうが、既存の物流販売網を持つ企業がその
          考えを前提に実行するにはかなりの冒険でしょう)
          とりあえず物流関連に割り振られていたコストを
          ダウンロード販売の方へ振り分けるしか無いのでしょうね。

          なので、今回の件はアーティスト側が言ってることは
          利には敵っているのである程度裁判で有利に運ぶ可能性は
          とても高いのではないかと思いますが、
          それを今までCD販売網を築きコスト計算してきた
          レーベル各社に即座に実行せよというのも、
          現実的では無いと考えます。
          レーベルが「移行期間は我慢してくれ」と、
          ある程度猶予期間を提示し、段階的に歩合を上げていく
          という再契約が妥当な線じゃないでしょか。
          「これからは全部ダウンロード販売にしますっ」
          と言って、物流関連の取引先とかをずばっと切る訳には
          いかないでしょうし(特に日本は難しそう)

          いっそのことライセンスをそういったしがらみの
          存在しない他社に少しずつ高値で切り売りするとか
          ライセンス管理と物流部分を完全に別会社にして
          物流部分を状況に合せて少しずつ縮小していくように
          するとかすればいいと思うのですが
          (むずかしいだろうなぁ……特に前者)

          #それ以前に昨今売れまくってる深夜アニメ関連のコンテンツはダウンロード
          #販売で売れるのかという問題がある気も(笑)
          親コメント
  • この際 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年05月01日 16時24分 (#931716)
    演奏してる人の取り分を増やせる(総支払額もその分増える)ボタンをつけて欲しい。契約/法律/システム的なハードルはあるんだろうけど、25セント/曲くらいなら喜んで増額するよ。
  • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 11時14分 (#931043)
    ・Sony謹製rootkitでひどい目にあったアーティストが提訴
    とか
    ・国内アーティストがいつまでもiTMSに出品しないSMEを提訴
    とかじゃないのか。
    分け前よこせって話ね。
    • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 12時02分 (#931063)
      >国内アーティストがいつまでもiTMSに出品しない

      単に所属アーティストだけの問題ならいいんだけど、レコード会社に関係なく複数のアーティストが集まって作ったアルバムが、iTMSだと中途半端な状態で配信されてしまうのがなぁ。
      SME所属アーティストの参加した曲だけ抜いた状態でね。そうなるとアルバム買いする人はCDに流れるわけで…

      そんなわけで、消費者より非SMEアーティストやレコード会社から提訴されるかもしれないねぇ。
      親コメント
      • ほとんどの人は、SMEとは何かを知らないのだから気にしないのではないかー

        冗談はともかく

        >レコード会社に関係なく複数のアーティストが集まって作ったアルバムが、
        そういうのは、主に年代コンピとか、そういう企画作品でしょうから、
        アルバム買いする人の中でも、結構特殊な部類になるのではないかと。
        単一のアーティストについて、複数のレコード会社が協力して作るような
        コンピだとSME作品だけ無いと言うのは喪失感がありますが。

        >iTMSだと中途半端な状態で配信されてしまうのがなぁ。
        >そうなるとアルバム買いする人はCDに流れるわけで…
        年代ベスト的な特殊なコンピレー
        • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 21時44分 (#931299)
          そういう「寄せ集め」アルバムなんてのはどうでもいいですよ。
          たとえば最近だと矢野顕子のはじめてのやのあきこ [amazon.co.jp]。
          これ、SME所属のYUKIとカップリングした曲だけiTMSにはありません。
          曲は「ごはんができたよ」、矢野顕子の曲で、歌ってるのはYUKIと矢野顕子です。

          それが現状です。
          親コメント
          • そんな「奇跡の星」や「ありがとう」系の企画モノなんてどうでもいいわ。
            本人も参加のトリビュートなんかと、寄せ集め感は似たようなものだ。

            大体iTMSを「矢野顕子」で検索しても19曲しかヒットしないし。
            (Akiko Yanoで20曲、Podcastがヒットするだけ)
            この結果では、このアーティストについては、iTMSでアルバムを
            揃えようと言う気にはならず、気に入った曲だけ購入すると言う
            コンセンサスにしかならざるをえまい。

            実際、そのアルバム矢野顕子ファンだが「ひとつだけ」以外キョーミないわ。
            矢野顕子が歌っていれば、なんでもいいってほどのファンじゃないからだけど。
            • >矢野顕子が歌っていれば、なんでもいいってほどのファンじゃないからだけど。

              そういうのはファンとは言わないですな。
              そんな単発買いのアーティストまでファン扱いされたら、私は数百人のファンになってしまう。
              • >そんな単発買いのアーティストまでファン扱いされたら、私は数百人のファンになってしまう。

                ファンの定義に、コアとライトがあるって聞いたこと無いですか?
                偏狭な人だ。
                いやいや、熱狂的なファンですねーとおだてて置いたほうがよいか。
                そういうファンなら当然、アルバムアートも歌詞カードもあるCDがよくね?

                >>そんな「奇跡の星」や「ありがとう」系の企画モノなんてどうでもいいわ。

                と冒頭で、そのアルバムの個人的評価をした。
                視聴しても、続きがききたいと思ったのは1曲だけだった。
                そして、今のところ矢野顕子をiTMSで買いたいと思うのは単発買いが
                メリットと感じる新作対
        • >ほとんどの人は、SMEとは何かを知らないのだから気にしないのではないかー

          iTMSのレビューでは、SONYは結構名指しで非難されてます。
          それまで知らなかった人もそこで知って非難し始めたりしてます。
          大勢に影響するかどうかは知らないけどね。
  • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 16時24分 (#931168)
    大事マンブラザーズバンドとチープ・トリック
    ってどういう組み合わせだよ?って思った。
  • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 16時49分 (#931177)
    似た様な話を聞いたと思ったら、このエントリだった。
    つか、SMEのそれは日本の感覚で向こうでもやってるってだけじゃ?

    http://blogs.itmedia.co.jp/honda/2005/08/itms_6242.html [itmedia.co.jp]

    こういうのは、曲を提供する側がどうにかするしかないんだろう
    • by Anonymous Coward
      >SMEのそれは日本の感覚で向こうでもやってるってだけじゃ?

      CD販売の売り上げの分配方法はSMEや日本に限らず売り上げから経費とレーベルの利益分を引き、
      残りをアーティストに払う、という世間一般では普通のことだと思いますが。

      オールマン・ブラザーズ・バンドもチープ・トリックもCD販売の方は問題にしていないようなので
      ダウンロード販売時の売り上げの分配方法について新しいルールを今後の交渉によって
      作っていくことになるでしょう。
      • Re:似た様な話を… (スコア:5, すばらしい洞察)

        by Y.. (7829) on 2006年04月30日 18時04分 (#931217) 日記
        > CD販売の売り上げの分配方法はSMEや日本に限らず売り上げから経費とレーベルの利益分を引き、
        > 残りをアーティストに払う、という世間一般では普通のことだと思いますが。
        アーティストの利益.....というか原価(としておくのがいいのかな?)に、経費と利益を上乗せするのが普通だと思う
        んで、目標の販売価格にあわせるために経費を削ったり、利益を削ったりするもんじゃない?
        経費と利益をそのままに原価だけ無制限に削ったりするなんて普通じゃありえないし
        とりあえず音楽業界の普通は世間一般とかけ離れてそうな予感
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          > アーティストの利益.....というか原価(としておくのがいいのかな?)に、経費と利益を上乗せするのが普通だと思う
          > んで、目標の販売価格にあわせるために経費を削ったり、利益を削ったりするもんじゃない?
          > 経費と利益をそのままに原価だけ無制限に削ったりするなんて普通じゃありえないし
          > とりあえず音楽業界の普通は世間一般とかけ離れてそうな予感

          激同、素晴洞、

          でもって、今回の件は「経費不透明→取り分少ねぇよ」で訴えられたと見ると分かり易い。
          アーティストの取り分を原価と見做さなくても、世間一般の視点では極めて当り前の主張だ。
          • by oguma (17986) on 2006年05月01日 20時05分 (#931822)
            アーティストの取り分を原価と見做さなくても、世間一般の視点では極めて当り前の主張だ。

             うん……本来はそうなんだろうね……。

             でも書籍にしろCDにしろ、価格は内容の価値によって付けられてはいない。
             小売り価格は媒体の製造原価と流通コストによって決定され、著作者やアーティストはその小売り価格の一定割合を受け取ることになっているんだ。

            --
            Nullius addictus iurare in verba magistri
            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年04月30日 19時14分 (#931252)
    こういうのを見る度
    「これが日本だと~」という事を考えてため息が出ます

    そろそろヤメにしないとね
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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