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Google

GoogleのSummer of Code 2005を振り返る 15

ストーリー by yoosee
金の切れ目がモチベーションの切れ目? 部門より

Anonymous Coward曰く、"japan.internet.com の記事に、昨年夏にGoogleが実施した Summer of Code 2005を総括する記事が掲載されている。 Summer of Code 2005では410のプロジェクトに資金が提供され、 それらに対して41のOSS関連組織が指導にあたった。

Googleのオープンソースプログラムマネージャである Chris DiBona氏は 「30%程の学生らは終了後もグループ内に留まっている」と しているが、Mozillaが支援した10件では期間終了後も活動を継続 している兆しはまったくなかったとのこと。管理団体によって かなりのバラツキがあったことが記事で伺えるが、総じて 存続されるようなプロジェクトがさほど多くなかったということの ようだ。
ただ記事でも出ているが、SourceForge.net のゴミの山を 見れば、オープンソースはそういった消えたプロジェクトの屍を 積み重ねたものであるかもしれない。 なお今年も Summer of Code 2006 はすでに始まっている。"

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  • by kayama (22142) on 2006年05月24日 8時30分 (#944993) 日記
    オープンソースプロジェクトは、始めるのも手軽なら
    終えるのもプロプライエタリに比べて低コストで済むと思います。

    活発な新陳代謝が「悪いアイディアを早期に捨て、真に良いアイディアのみを延ばす」
    という方向に作用するならば、それは良い事だと思います。

    「良いアイディアにだけ金を出したい」ということなら、
    SoCも評価の仕方を変えたほうがいいのかな、と思いますが
    (もっとイテレーティブな仕組みにするとか…どんな?)
    期間短いし資金も安いし、成果よりむしろ「学生がオープンソース界隈に触れるきっかけ作り」
    の面が強いようなので、こんなもんじゃないでしょうか。
  • 逆評価 (スコア:2, 興味深い)

    by t_mrc-ct (5292) on 2006年05月24日 1時26分 (#944889) 日記

    プロジェクトの存続度には、コミュニティの新人歓迎度であるとか、期待と現実のギャップであるとか、その組織の雰囲気みたいなものが少なからず影響しているんじゃないかと思う。 なのでプロジェクトの存続度とか達成度を比べてみると、各組織の特色が見えて来そうな気がする。

    「Google Summer of Code終了時点でのプロジェクトの目標の達成度」と「プロジェクトのその後の存続率」の相関関係であるとか、プロジェクトの存続率が高いのは「野心的なプロジェクト」か「現実的なプロジェクト」か、とかも気になるところ。

    • by Anonymous Coward
      後は、伽藍型とバザール型で違うのかとか気になりますな。
  • by hylom (27448) on 2006年05月24日 14時40分 (#945281) ホームページ 日記
    そういうゴミの山の中を効率よく検索して、使えそうなものを拾えるインテリジェントな検索システムが欲しい今日この頃。

  • by Anonymous Coward on 2006年05月24日 2時32分 (#944924)
    このタレコミだけ読むとかなり唐突な感じがしますが、もうそろそろ、今年のプロジェクトが発表されますね。

    以下、某スレのコピペ

    May 23, 2006 Google Assigns Projects / Project is Started.
    Jun 30, 2006 Mid-Program Evaluation
    Aug 21, 2006 Final Code / Documentation Committed.
    Sept 05, 2006 Final Evaluation.
  • by Anonymous Coward on 2006年05月24日 11時44分 (#945115)
    > SourceForge.net のゴミの山を 見れば、オープンソースはそういった
    > 消えたプロジェクトの屍を 積み重ねたものであるかもしれない。

    それは結果論であって、それを言い訳なり最初からの展望としてしまったら、
    「消えたプロジェクトの屍を積み重ねたもの」が
    「最初から金が続かなくなったら殺すつもりだったプロジェクトの山」に
    なってしまいます。

    ま、それもビジネスプランとしては適切なものなのかもしれませんが。
  • by Anonymous Coward on 2006年05月24日 12時27分 (#945150)
    なわけだが、元記事は何が言いたいのかわからん。
    もともと人の育成が目的なら、コード自体は死んだっていいわけだし、実際そうなってるだけじゃないの?

    原題「Was Google's Summer of Code a Boon or Bust?」からもうかがえるように、この著者は最初から Summer of Code にケチをつけるのがゴールで、そのために本来関係ないプロジェクトの存続を根拠にしようとしてるだけ。
    短く言えば、この文章は「人の育成はうまくいったかもしれないけどプロジェクトは存続してないじゃん」っていうただの言いがかり。価値なし。
    • >もともと人の育成が目的なら、コード自体は死んだっていいわけだし、実際そうなってるだけじゃないの?

      どういう人の育成ですか? 金がとぎれたら即座に手を引く人ですか?
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