住基カード + 公的個人認証 + 静脈認証 → 学童登下校通知システム? 85
ストーリー by yoosee
技術を使えばいいってもんじゃないでしょうに… 部門より
技術を使えばいいってもんじゃないでしょうに… 部門より
jbeef 曰く、
岩手日日新聞の記事(写真あり)によると、岩手県奥州市が、児童生徒の登下校の安全を守る目的で、市立小学校に登下校通知システムを設置する実証実験を行った。 これまでによくあったRFIDタグを用いたものとは違い、住民基本台帳カードと静脈認証システムを用いたところが「全国初」なのだという。
使い方は、岩手日報の記事(写真あり)、日経IT Proの記事(写真あり)なども総合すると次のようだ。まず児童は登下校時に教室にある端末に住基カードを置く。そして暗証番号を入力し、静脈認証装置に手を載せて、画面表示を確認してエンターキーを押すと、保護者にメールが送信される。静脈認証が何のためにあるのか謎だが、「二重の本人確認でなりすましを防止する狙いだ」と報道各社は伝えている。児童が認証に失敗した場合は、教職員がデータを入力するという。
静脈認証の盲点 (スコア:5, 興味深い)
ところが、登録は比較的暖かい室内で行なうので、寒い時期は静脈が
細くなって認証ミスが起きるようです。そのため
「静脈認証が失敗する場合、手をよく温めてからやり直してください」
という通達が来ました。今から導入する場合、そのあたりは改良されて
いるのでしょうか?
Re:静脈認証の盲点 (スコア:1, 参考になる)
指とくらべて気温の影響を受けにくいってのが
売りの一つだったはず。
Re:静脈認証の盲点 (スコア:1)
岩手の内陸部,登校時の気温は今時どれくらいでしょうね?
まぁ,今季は暖冬だし,登校途中に素手で雪や氷柱を弄ってくる子どももいないのかもしれませんが。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
ガキンチョに住基カード持ち歩かせるの? (スコア:4, すばらしい洞察)
Re:ガキンチョに住基カード持ち歩かせるの? (スコア:4, すばらしい洞察)
まあ、個人情報が500円の社会だから、子供に500円玉持たせてる程度の認識なのかも
むしろ危険? (スコア:3, 興味深い)
身分証明になるものですから、強奪の対象になってしまうケースも出てくるのではないかと。
身分証となる免許証や保険証を鞄にぶら下げる人なんていないと思いますし、
外国でパスポート目的の盗難に遭うケースなどから考えても、逆に危険を呼び込むように思えるのですが。
Re:むしろ危険? (スコア:1)
小学生の住基カードなんて、奪って役に立つものなの?
むらちより/あい/をこめて。
Re:むしろ危険? (スコア:2, 参考になる)
表面をちょこっと削って生年月日を書き換えれば、風俗関係の職業に従事できるからねぇ。
実際、中学生が住基カードを使ってAV女優に [nikkansports.com]なんてこともあったし、子どもに住基カードなんて持たせるもんじゃないよ。
Re:ガキンチョに住基カード持ち歩かせるの? (スコア:1)
今回の実験では対象外ってことなんでしょうかね?
Re:ガキンチョに住基カード持ち歩かせるの? (スコア:1)
Re:ガキンチョに住基カード持ち歩かせるの? (スコア:1, 興味深い)
RFIDネタですが、NTTコミュニケーションズが実験 [ntt.com]してますね。
IPV6とセットらしく。 で、この実験、昨年も中学校だかでやったそうですが、
オマエのとオレのかえっこしようとかで、帰宅時刻を過ぎた後に、この家にあるはず
のタグがあっちの家で見つかるとか。 中学生でこうなんだから、さて、小学生はど
うなることやら。 じゃんけんやって、みんなのカード集めまくってチャンピオンが
続出すること間違いないと思うんですけど、スラドの諸氏は如何?
って、タレこみじゃん。
Re:ガキンチョに住基カード持ち歩かせるの? (スコア:1)
鍵の強度は置いておくとして。
誰を守るものか (スコア:4, すばらしい洞察)
我々も含めてもっと良い知恵を出す必要がある。
Re:誰を守るものか (スコア:2, すばらしい洞察)
「人さらい」なんざ、昔から幾らでもいた訳ですし、昔はマスコミが関心持たなかったからその手の事件は滅多に出てこなかったけど、昔よりも今の方がその手の事件(行方不明や誘拐や強姦など)が増えたという定性的なデータって、あるんでしょうかね?
話を戻すと、私は子供をそんなに犠牲にしてまで「安心」を買いたくないです。
確かに、子供の一部始終を監視下において子供を篭の鳥にすれば事件や事故に巻き込まれる危険は減りますけど、子供のときに学ぶべき事や子供のときにしか学ぶ機会がないことを学べないように思うんですが(学校以外の遊びとか)…この手のシステムを入れることで失うことの方が大きいような気がしますよ。
Re:誰を守るものか (スコア:1)
少年犯罪とか外国人や《異民族》による犯罪だとか《精神異常》とかの《増加》だとか,(主として輸入の) 食料の害だとか,《伝統の崩壊》とか《仮想敵国》(20年くらい前はソ連軍が攻めてくるはずだった) とか,そういう《わかりやすい》ことで,なんだか知れない「漠然とした不安」を煽ったりすると,何がしかの利を得る人たちも少なくないということでしょう。
そういうことは,別に,最近に限ったことでもなく,昔からあったはずなのですが (というか,本当は,大抵の生活上の「安全」は増してきていたはずではないのかと),「不安」が広まる/を広めるのが昔よりはカンタンになったというのは,有るかもしれません。
# 「水に落ちた犬を打つ」という風潮も,だんだん露骨になってきているような。
# ひょっとして,大衆向けのストレス解消策なんでしょうか。
> 確かに、子供の一部始終を監視下において子供を篭の鳥にすれば事件や事故に巻き込まれる危険は減りますけど、
登校時下校時に加えて塾だのもそれに倣ったり,その移動する間の位置情報もケータイとかでトレースしたり (電車使うなら,改札通過とかも通知できそうですね),通学路には監視カメラも常備すれば,カンペキかもしれませんね。あ,いじめやアブナイ先生たちからの危険にも備えて,校内にも監視通報システムがいるかな?
子どもの自由もちょっとした危険に出遭うことでの経験さえも奪うことを差し引いても,《貴重^h^h大事な》子どもに関する *親の*「安心」のための購買力には,底が無いということなのでしょうかしらん?
それは,子どもの「安全」のためなのか,誰かの「安心」のためなのか。
下校時の校門近くで怪しげなオジサンにヒヨコや怪しげな文房具や玩具を騙されて買わされてしまったり,ゲーセンで時間を浪費したりするとか,コンビニの前で何でもないダベリに時間を費やすとか,まぁ,無駄といえば無駄なんでしょうし。
ひねくれ者なのか,子どもたちに限らず,道路でも繁華街でも何でも,ほとんどがたかだか一般大衆にい人々を「監視」すれば「安心」できる,というのも,あんまりにも《わかりやすい》ので,かえって不安になったりしますが。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
んんん? (スコア:3, すばらしい洞察)
別に、タブレットを用意してまででなくとも、欠席者以外へのメールを発信する仕組みを作るくらいなら、単純にソフトウェアだけで作れるようなものだと思うのだけど…
そもそも、住基カードだの静脈パターンだのは立派に個人情報に当たると思うのだが、その情報を学校側で預かるリスクとか、覚悟完了しているのかいな?
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:んんん? (スコア:2, おもしろおかしい)
#人数分の穴の形を考えるのが大変
Re:んんん? (スコア:2, 興味深い)
さらに、いじめとかでの靴隠しとか、上履きで家に帰るドジっ娘も見つけやすくなるんじゃないかなぁ。
1を聞いて0を知れ!
Re:んんん? (スコア:1)
「やっぱり何事もほどほどに」っていう東○寺駅近くにある某社からの人生の訓示なのかなぁ。
それでも団長腕章欲しいよ。
すたー○いと!ぶれいかぁ!(笑)
Re:んんん? (スコア:1)
# それよりも、靴箱の方が高そうだと思うんだけど、静脈認証かどっちがどうなんだろなぁ。
1を聞いて0を知れ!
Re:んんん? (スコア:1)
Re:んんん? (スコア:1)
教員が定型文を親にメールするだけでいいかと。
その程度の手間が負担になる程、頻繁かつ大量の
欠席児童がいるならそもそも学校か教員が既におかしい。
つか今の学校は子供来てないのに
家に連絡したりしないのがデフォルト?(汗
Re:んんん? (スコア:1, 興味深い)
生体認証の登録データは、多くの場合特徴点の情報だけなので
パターンそのものを再現するのは困難とされていますが、それが
漏洩した場合に認証システムをだますためのデータを作るための
難易度がどの程度低下するか、という点ではほとんど検証されて
いないのですよ。
メールはインフラ? (スコア:3, 興味深い)
今時の管理者は、何分メールを延着させたら始末書書かされる のだろうか?
Re:メールはインフラ? (スコア:1)
私がサーバ関係の担当だったときには、防災○○システムとか緊急○○システムとかの案件を持ってきたときには、「到達が保証出来ないから」と断っていたんだが、このシステムはどうするんだろうね。
# まあ、それだけ言ってても議員とかがゴリ押しして来るんで、通っちゃう案件はあるんだけどね。
# 「だから、あの時私はこう言ったでしょ。」って上司に何回言っただろう。
住其カード使いたがり (スコア:2, 参考になる)
住民基本台帳カード複合型サービス [iwate.jp]とあり、住其カードの普及に熱心な印象があります。
そういった観点から、今回も「とりあえず住其カード使おうぜ」となったのではないかと推測します。
Re:住其カード使いたがり (スコア:1)
地元の商店街まで割引が効くんだ・・・。
ある意味、住基カードを普及させるいい方法なのかも。
でも江刺のジャスコ入ってないじゃん。
地元の人はジャスコ中心の買い物生活だったら泣ける。
--- #寝て起きて食べてまた寝る
誤解している (スコア:2, 興味深い)
その前後の安全確認とは全く次元の異なる問題でしょう。
どうゆう論理でより安全になるとしているのか知りたい私。
Re:誤解している (スコア:1, 興味深い)
「体感治安」悪化 (スコア:2, 興味深い)
検索したら少し興味深い記事が見つかったのでリンクしておきます。
沖縄タイムス社説 「「体感治安」悪化-まず実態の正確な把握を-」 [okinawatimes.co.jp]
なぜ犯罪は減っているのに、あるいは十分に安全なのに、体感で「治安が悪化している」と考える人が非常に多いのでしょう。
私見ですが、やはり新聞やテレビ等のマスコミが「犯罪がこんなに行われている」と煽り立てているせいなのではないかと思います。
犯罪や治安についての情報を得るのは(ネットの普及する前は)ほとんどマスコミしかありません(でした)から。ネットの普及した今では事情が違うと思いますが。
これは社会学や統計学できちんと立証しなければならないことでしょう。「体感治安」悪化の原因を研究している人はいらっしゃるのでしょうか?
哲学者のミシェル・フーコーも次のように述べています。
「非行のない社会、これは18世紀に人々が夢見たものです。ところがその後は、何としたこと!非行のない社会などという、愚かしくて結局は危険なものを夢みてなどはいられないほど、非行というものは有益すぎるものでした。非行なければ警察なし、です。非行者に対する恐れがなかったら、一体何が警察の存在、警察の監督を民衆に容認させてくれるでしょうか。あなたは(警察制度が)すばらしい授かりものだなどとおっしゃる。警察というごく最近の、そして非常に圧迫的な制度は、そのことによってしか正当化されないものです。あの制服を着て武器を持った人々を、自分たちにはそうする権利がないのにわれわれが自分たちの中に受け入れ、彼らがわれわれに身分証明書の提示を求めたり、われわれの家の戸口をうろついたりするのを認めているけれど、非行者が存在しなかったら、どうしてそんなことがありうるでしょうか。新聞に非行者がいかに多数で危険であるかを語る記事が毎日のらなかったら、どうしてそんなことがありうるでしょうか」(「権力の戯れ」『エピステーメー』1977 12月号34~35頁)(太字は引用者による)
つまり、監獄は犯罪者を更生などせず、逆に「非行者」と呼ばれる女衒や売春婦などの「比較的穏やかな犯罪者」を作り出し、その非行者の存在をまるで非常に多数で危険であるかのようにマスコミが扇情的に煽り立て、「非行者を取り締まるのは警察しかいない」と民衆を一種「洗脳」し、非行者を警察が存在する言い訳・口実・アリバイとして利用している、ということです。簡単に言えば、監獄=非行者=マスコミ=警察が四身一体となって、社会を管理するシステムを作り上げているということに尽きます。
マスコミが本当に「体感治安」悪化の原因や要素となっているのか、精査・検証する必要はあるでしょうけれども、フーコーは上述のように考えています。
根拠のない「体感治安」悪化によって、社会がますます監視社会化、管理社会化してしまうのではないかと危惧しています。まずは治安や犯罪に対するヒステリックで神経症的な反応を抑える必要があります。今は「統計のマジック」等を題材とした本が出ていますし、犯罪件数などのデータも公開されていますから、それらを活用して、自分なりの治安・犯罪の現状に対する見方を決めるのがいいのではないかと思います。
私の地域では、「防犯カメラ設置推進地域」、更に一歩進んで「防犯カメラ設置地域」と書かれたプラスチックのカードが警察によって電柱につけられています。防犯カメラや監視カメラの違いなど、カメラを向けられている側からすればありません。カメラの前に人がいないといっても、いるの「かも」しれないのですから。そうした監視の内面化をフーコーは一望監視装置(パノプティコン)で説明しました。監視は管理をするための道具です。管理は、全てを生産的・効率的にさせ、規律訓練=訓育=調教する権力の所作です。私は管理されるのが大嫌いです。それはもう生い立ちとか育ってきた環境によるものかもしません。その皮膚感覚ゆえに私は監視・管理・権力に反対するのです。皮膚感覚で権力に与する者とは、つまりは「闘争」に行き着くのでしょう。その権力と抵抗との遊戯(ゲーム)の均衡が社会を規律訓練寄り、あるいは反規律訓練寄りへと決定するのでしょう。それが右翼・左翼・中道といった伝統的な古い政治に代わる、新しい「政治」と言うべきものです。
話が脱線しましたが、要は「体感治安」悪化の原因を客観的に調査・検証することを誰かしてくれないかなということです。
反監視・反管理・反権力!!
反石原・反小泉・反ブッシュ!!
生きづらい社会を終わらせよう。
住基カードを小学生に普及させるには (スコア:2, おもしろおかしい)
すればいいんでないか?
親の職種が種族や属性で、払っている税金で攻撃力・守備力が決まる
Re:住基カードを小学生に普及させるには(Off Topic) (スコア:1)
例えばスティーブ○○○○召還!
攻撃力10000守備力100000
勝てねーw
「やっぱり何事もほどほどに」っていう東○寺駅近くにある某社からの人生の訓示なのかなぁ。
それでも団長腕章欲しいよ。
すたー○いと!ぶれいかぁ!(笑)
Re:住基カードを小学生に普及させるには(Off Topicx2) (スコア:1)
プレミアがつくので、親の経済力の戦いの
ようなものらしいです
そんなことに金かけるなら (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:そんなことに金かけるなら (スコア:1)
健全な児童諸君には (スコア:1, おもしろおかしい)
それを騙すくらいの事はやって欲しいものです
静脈認証だけでいいのでは (スコア:1)
認識率の問題?
Re:静脈認証だけでいいのでは (スコア:1)
どちらにしろメールアドレスは新規に登録しないといけないのですし。
子供を守る・・・ (スコア:1, 興味深い)
子供を守ること=電子化したりシステム化することじゃないでしょう
くだらんシステムに金かけて「守る」なんて考えてる段階で既に守れていませんよ
子供は商品管理とは違うんですから
うちは田舎なのですが
知らない子供でも「おはよう」「おかえり」の挨拶は皆さんしていますよ
危ない事をしていたら他所の子に対してでも「こら!危ないぞ」と怒れる環境なので
かなり安全ですし、子供も大人をみつけたら遠くからでも「こんにちは」と挨拶しますので
他所の街と比べたら大人の目も子供に対して数多く注がれています
結局は街づくりやコミュニケーションをするのが大切で最初にやるべきことでしょうね
昔は当然だったことが行われないから危なくなっているのでは?とか思わないのかな…
Re:子供を守る・・・ (スコア:1, 興味深い)
その当時ですら誘拐未遂や露出狂、痴漢や盗撮などの犯罪者が通学路に出没することが学校に知られるようになり
ある日「知らない人に声をかけるのはやめよう」という正反対の通知がされました。
私も何度もありましたが、こちらから「こんにちは」と声をかけると、そのまま名前や年齢、住所を聞かれたり
「○○に行くけど道が分からないので案内してくれ」「公園で一緒に遊ぼう」などと言われ
断りにくくなることは週に一度くらいはありました。(車に乗せられそうになることも多かったです)
もちろんほとんどは犯罪者ではなく普通の道に迷った人だったのでしょうが、
犯罪者であった場合のリスクを不必要に高くしていたことは確かです。
犯罪が少ない地域だから知らない人への挨拶が行えるということはあっても、
知らない人への挨拶に防犯の効果があるかどうかは疑問です。
Re:子供を守る・・・ (スコア:1)
断絶の時代 (スコア:1, おもしろおかしい)
>そして暗証番号を入力し、静脈認証装置に手を載せて、
>画面表示を確認してエンターキーを押すと、保護者にメールが送信される。
そして教師は「では出席を取る~」と言った。
静脈認証って (スコア:1)
将来観測 (スコア:1)
この運用が成功したら大学に導入して
代返防止策にあてるんじゃないか?
# このニュース [asahi.com]を思い出したので。
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投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
Re:>登下校の安全を守る目的 (スコア:2, すばらしい洞察)
児童がいつ下校したのかなどを保護者含めて把握し、
登下校時の問題の早期発見や事後のトラッキングの一助とする
ってところでは。
自宅に家族が待っており、学校から自宅にまっすぐ帰るような状況以外では
「早期発見」の効果は期待できなさそうですが、地方はそうでもないのかな?
> 認証=安全?さっぱり分からん。
認証は上記のシステムを実装するための本人確認手段に過ぎません。
タレコミにも「安全を守る目的で登下校通知システムを設置」とありますよね。
Re:>登下校の安全を守る目的 (スコア:2, すばらしい洞察)
新たなシステムを導入しない従来からの「地域社会」だけで守れるんですよね。
で、その様な運用が行われない場合には、どんなシステムを導入しても、
子供に忍び寄る危険を減らす事なんか出来やしない。
最近話題になるこの手のシステムは、システムそのものが目的だったり、
責任回避が目的なんじゃないかと思うような運用で、
「子供の安全を守るべし」なんて誰も思っちゃいないんだなぁと陰鬱な気分になります。
と言うか、関係各位、
「安全」を実装するのは「運用」だと言う事を理解しておられない。
Re:>登下校の安全を守る目的 (スコア:2, すばらしい洞察)
学校の安全を守って居るのです。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:>登下校の安全を守る目的 (スコア:1)
それよりも、家から「子どもが帰って来てないんですが…」って問い合わせがあったときに、校内と校外のどちらを探せばよいか瞬時に判断できるっていうのは、現場にとってかなり重要なんではないかと思うんだけど。
Re:>登下校の安全を守る目的 (スコア:1)
江戸時代の塾や寺子屋の昔から、登下校が学校の管理下にあった時代など存在しないように思います。今だと自主的に学校側がある程度管理下に置く (スクールバスなどを出す) 事はあっても、普通は校門を出たら学校の管理下にはないでしょう。
幼稚園や保育園などもそうですが、だからこそ親が迎えに行くという行為となる訳ではないでしょうか。
後半はどうでしょう。RFID を利用したシステムの場合なら、学校を一度出てからまた学校に入ったりした場合でも校門や玄関などで「この時間に誰が通った」という記録は残せるでしょうから追跡できそうですが、今回のシステムではそれも望めませんから、校内を探す必要性は消えないかと思われます。
Re:>登下校の安全を守る目的 (スコア:1)
一般的な意味ではなく、専門用語なんだよ。
登下校は基本的に児童は学校管理下にあり学校側に責任がある。
この程度のシステムを導入したぐらいで学校が簡単に責任逃れできるわけではない。
それに、校内を探す必要性が消えなくても、内外の優先順位がつけられば捜索に十分役に立つ。