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Google

YouTubeと日本側の著作権団体、事業者らの直接協議 71

ストーリー by mhatta
金の卵が先か鶏をシメるのが先か 部門より

jonykatz 曰く、

昨年の年末、日本国内の 著作権関連事業者23社がYouTubeにユーザーの氏名・住所の登録制を要望し、 YouTubeからも前向きな回答があったという出来事があったが、この6日にYouTubeの 創業者でCEOのChad Hurley氏、同じく創業者でCTOのSteven Chen氏、GoogleのVice PresidentであるDavid Eun氏が来日して、 日本側の事業者らとの協議し、その詳細が MYCOMジャーナルに書かれている。

とりあえず日本側事業者らの要求である、日本語での警告掲示については早急に対応、氏名・住所などの登録制は難しいという回答、 2006年6月以降に削除した映像作品をアップロードしたアカウントの無効化は既に実施されているということである。 削除手続きは簡易削除ツールで行われ、YouTubeが削除のNoticeを受け取ると該当ユーザを追跡し、警告3回分でアカウントを削除しているらしい。 また、別名での投稿でも同じ内容のデータであれば、削除の対象になっているようだ。

記事だけを読むと、殊勝な態度に出たYouTube側に対して日本側事業者らがいったん拳を収めたような感が漂ってくるが、 「著作隣接権を説明し、初めてその存在を知ってもらった」という言葉からも何となくお互いに未知との遭遇になっている ようなところだろうか。さて、今後は如何に?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by akiraani (24305) on 2007年02月07日 10時12分 (#1105470) 日記
    権利団体・放送事業者の関係者は、「協議の場で彼ら(YouTube)は、動画を投稿したユーザーに広告収入の一部を分配するシステムについて説明したようだ。しかし(代表者は)何もいわず、全くのらなかったと聞いている」と語る。

    植井氏も会見で、「報道でもあるように、アップロードした人に広告収益を配分するという提示はあった。この提示は我々の著作物と直接関係のないものと考えている」との認識を示している。
     放送局的考え方では口コミ広告なんてどうでもいいって話なんだろうけど、結局ネットは敵としか思ってないと取られてもしょうがないなぁ……。コンテンツを売りたい人にとってはすごく魅力的な話のはずで関係ないわけがないんだけど、なんで反応しないんですかね。
     YouTube的には法人主体のない国で訴訟するって脅されたところで怖くともなんともないはずなのに、わざわざ日本まで出向いてきた。日本にあるコンテンツに少なからぬ興味を持っていると推測できるわけだけど、詳しい話を聞こうとしないってのは文句言いたいだけでビジネスパートナーとして考えてないってことでしょ。
     けど、実際には広告媒体としての価値を認めているところが日本にもちらほら [itmedia.co.jp] ある [itmedia.co.jp]わけで、放送事業者とコンテンツホルダーが必ずしも同じ考えではない。YouTubeが放送事業者を無視してコンテンツホルダーに直接話を持ちかけるという可能性もある。そうなると放送局はYouTube相手にコンテンツの取り合いを強いられるわけで、詳しい話は聞いておくべきだったんじゃないかと思うんですが……。
    --
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    • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 10時44分 (#1105488)
      某所でDVDを売る現場の人間が
      「あれ(YouTube)で満足する人間はそもそもコンテンツを買わない」
      と言っていました
      こういう声は今回の協議に出てくる立場の人には届かないんでしょうね
      親コメント
      • >こういう声は今回の協議に出てくる立場の人には届かないんでしょうね

        届くも何も、見当違いの意見だもの。意味が無い。

        DVDを買わない人相手にになら、違法コンテンツを配ってもいいってか?
        どういう理屈だよ。

        じゃあ、そもそもGPLにしたがってコードを公開する意思の無い人なら、GPL違反してもいいのか?

        違うだろ、他人の著作物を利用したという事実があるんだから、権利者の定める対価を払えというだけの話だ。
        それは、名前を付けるなら、DVDの代金ではなく、Online視聴料のほうがより適切だと思う。
        • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 11時31分 (#1105532)
          現在違法なのは著作権者が許可してないからなのだから、許可済みであれば合法になる。
          そして、著作権者にとってもYoutubeにアップされることが得ならば、
          (放送局も)許可するよね?って話。

          NHK以外の放送局の番組は基本的にスポンサーが金を出して買っている。
          (製作段階では局やプロデューサーが出してるのかも知れんけど)

          スポンサーはCMをなるべく見てもらいたいのだから、Youtubeだろうが
          ほかのところであろうが、CMつきならどんどん流してもらったほうが得。

          視聴者は見れなかった番組を見たいときに見れるYoutubeは嬉しい。

          あとはDVD買う奴はYoutubeで番組を見ても買う奴で、買わない奴は
          Youtubeがあろうが無かろうが買わない。だって、無ければ番組を
          見ることすらないのだから・・・(まぁ、レンタルぐらいはあるかもしれん)

          この辺を放送局が理解すると、道が開けそうですなぁ。
          親コメント
        • by fuckyou (30938) on 2007年02月07日 21時19分 (#1105878)
          ソフトウエアメーカーが違法コピーで幾ら損害を受けたという発表が話題に出るたびに、p2pが無くなって違法コピーが出来なくなったとしても、今現在違法コピーしている人達は単にコピーして所有しているだけの人間が大半なので、その損害額が違法コピーが無くなったところで売り上げに繋がる訳じゃないのだから「違法コピーでこんなに我々は販売機会を失っている」という発言には合理性がないという話題を見かけますけど、同じ理屈ですよね。

          買わないなら配ってもいいのかと。
          親コメント
        • >DVDを買わない人相手にになら、違法コンテンツを配ってもいいってか?
          >どういう理屈だよ。

          >じゃあ、そもそもGPLにしたがってコードを公開する意思の無い人なら、GPL違反してもいいのか?

          違法かどうかではなく著作権者にとってどっちが得かという話。
          >某所でDVDを売る現場の人間が
          >「あれ(YouTube)で満足する人間はそもそもコンテンツを買わない」
          >と言っていました

          が真実であれば(俺は知らん)、YouTubeは広告媒体に最適であることになる。
          そういう視点が、著作権管理団体に足りないんじゃないかという話。
          • そういう視点が、著作権管理団体に足りないんじゃないかという話。

            「Youtube に映像流せば広告になるよね」
            「Youtube に映像流してしまうと商品価値が落ちるよね」

            どっちにしてもそれは著作権者が決めること。そして現時点ではトピックにあがっている著作権者側は Youtube を利用することを非としている。
            アップロードする側が「そう思っているはず」と勝手に思い込んでいいもんじゃないでしょ。
            アップロードする前に、著作権者にお伺いをたてるなり、そういうことを合法化するような運動を起こしてみるなり、どっかの政党にお願いすることのほうが先なのでは?
            --
            ん? 俺、今何か言った?
            親コメント
          • > 違法かどうかではなく著作権者にとってどっちが得かという話。

            いやだから、「こっちがお得」だったとしても、それが違法行為だったら実もふたもないわけでして。いくら広告媒体として最適(未検証ですが)であっったとしても、それに乗っかるかという検討をする前に、その行為が適法か違法化をチェックするのが普通じゃないですか?「金のためなら違法行為でも」的な意見でしょうか?

            > そういう視点が、著作権管理団体に足りないんじゃないかという話。
            よほどの超法規的な団体でもないかぎり、「使える、使えない」の判断よりも「合法か違法か」の判断を優先するのは、当然じゃないでしょうか。
            • 「今、違法なので排除」一択なのは何故?
              プラス面も理解していれば、合法的にそのプラス面が得られるような工夫などの
              歩みよりも示してもいいと思いますが。勿論、示した上で最終的に排除という結論も
              アリだと思います。
              それが排除のみの意見しかないのは、プラス面が見えてないという事なのでは
              ないでしょうか?
              • ネットで放送することの重要性は理解してると思うよ。

                でも、違法だらけのYouTubeでなくたっていいでしょ。

                Gyaoだってあるし、日本国内でも動画アップロードサイトはある。
                逆に、そういったネットのプラス面を活用しようとしてる所の邪魔になってるのが、YouTubeの違法アップロードなんじゃない?
              • > 「今、違法なので排除」一択なのは何故?

                今、違法であるのを認めるなら、一旦休止して合法性を確認してから再開っていうのが責任ある行動だと思いますよ。 可能性の話ですが、排除を求めないなら「行為を追認していた」という弁明をされることだってありえます。

                > プラス面も理解していれば、合法的にそのプラス面が得られるような工夫などの
                > 歩みよりも示してもいいと思いますが。

                侵害行為を継続したままで、「話し合いましょう」っていうのはそう簡単に他人に信用されないのは仕方ないでしょう。「まずは、止めてくれ。話はそれからだ。」というのは当たり前と思いますが。
              • >Gyaoだってあるし、日本国内でも動画アップロードサイトはある。
                >逆に、そういったネットのプラス面を活用しようとしてる所の邪魔になってるのが、YouTubeの違法アップロードなんじゃない?

                日本の著作権管理の現状を考えると、それは机上の空論に過ぎないでしょう。
                ここまで著作権を理由とした過剰な権利主張が著作権を保有する側で出来てしまう程に著作物の公共性が顧みられず、容易に「犯罪」者を作る為の道具にすらなりつつある [livedoor.com]現状にある訳で。

                コンテンツホルダーや政府などにとって都合の悪い映像…例えば放送事故 [itmedia.co.jp]やマスコミと役所やスポンサーの間柄上再度出されると都合の悪い映像 [youtube.com](もうひとつ映像追加します [youtube.com])などなんかは「著作権」を盾に幾らでも検閲して存在を抹消できてしまうのが哀しいけれども日本の現状では無いでしょうか。

                そのような状況で、なおかつ知財に関する司法や警察行政の著しい偏り方がある以上は、「全て合法に」と言うのは、中国の言論統制と同じくらいの検閲(但し、法人というあいまいな存在によるもの)を甘受していくことになる訳で、
                「違法か合法か」と言う判断基準のみで著作物に対する扱いを決めるならば、著作権の上位にある、個人の基本的人権(この場合は主に自由権や幸福追求権)を、それの下位に位置する著作権が支配するという逆転現象を認めることになるし、それは人権上も法秩序上も非常に危険な状況ではないのでしょうか。

                それを考えると「日本でフェアユース的な概念が徹底するまでの緊急避難として」、あるていどは「違法な」アップロードなどを「黙認」する必要があるのではないか。と思うのですが。
                親コメント
    • by tiatia (22244) on 2007年02月07日 10時53分 (#1105495) 日記
      福島みずほ党首じゃないんだから、記事の一部だけ読んで、曲解して非難するの止めようよ。


      植井氏も会見で、「報道でもあるように、アップロードした人に広告収益を配分するという提示はあった。この提示は我々の著作物と直接関係のないものと考えている」との認識を示している。

      上記の理由は、ちゃんと説明されてて、

      「23の事業者それぞれで、この問題に対するスタンスが違う」(前出の関係者)からだ。一斉にYouTubeに乗るのは「そもそも無理」という。「個々の団体・事業者の話ですよね、というのが(日本側の)共通の考えだ」とは会見での菅原氏の言だ。

      って書かれてるのに、どうして「結局ネットは敵としか思ってない」って結論になっちゃうの?

      それに、日本は日本の現状に合うように独自にこういった動画アップロードサイトを構築してるよね。
      ネットを敵だと思ってるんじゃなくて、単に、違法アップロードを無くしたいだけでしょ。

      「アップロードした人に広告収益を配分する」ってのは、違法アップロードを容認する理由にはならない。
      違法アップロードの広告収入は、違法アップロードした人に行っちゃうんだから。

      >YouTube的には法人主体のない国で訴訟するって脅されたところで怖くともなんともないはずなのに

      そんな事無い。

      今後状況が改善しない場合、法的措置をとる考えはあるのかという質問については、「まだ皆で話していない。米国なので大変だろうが、ないわけではない」

      記事には以上のように書かれているから、米国で訴訟を起こす事も視野に入ってる。
      親コメント
      • >って書かれてるのに、どうして「結局ネットは敵としか思ってない」って結論になっちゃうの?
         結論付けたわけじゃなくて(YouTubeに)そう思われてもしょうがないと言ってるわけですが、「一部だけ読んで、曲解して非難するの止めようよ」って言葉そのままお返ししても良いですか? そもそも日本のメディア相手にいくら説明したところで、YouTubeとの話し合いの場で黙ってたら伝わるわけがないよね。

        >「アップロードした人に広告収益を配分する」ってのは、違法アップロードを容認する理由にはならない。
        >違法アップロードの広告収入は、違法アップロードした人に行っちゃうんだから。
         この理屈がわからない。広告収入を受け取るためには本人特定が出来る必要があるわけで、違法アップロードしてる人がそんなことする? したとしても簡単に摘発できるんだから、今より状況は改善するよね。

        >記事には以上のように書かれているから、米国で訴訟を起こす事も視野に入ってる。
         訴訟を起こせることと、その訴訟が脅威になるかどうかは別問題だよね。YouTubeはすでにいろんなところから訴訟を起こされていて、今後起こされるであろう訴訟に対する準備もやってる。今更アメリカ司法局に日本の理屈で訴えたところで対して脅威になるとは思えませんが、そのあたりも考慮してのご意見ですか?
        --
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        親コメント
        • >結論付けたわけじゃなくて(YouTubeに)そう思われてもしょうがないと言ってるわけですが、「一部だけ読んで、曲解して非難するの止めようよ」って言葉そのままお返ししても良いですか?

          誤解だったのなら申し訳ない。

          >そもそも日本のメディア相手にいくら説明したところで、YouTubeとの話し合いの場で黙ってたら伝わるわけがないよね。

          って事は、YouTubeとの話し合いでは、どうして今回ビジネスの話をしなかったのか、説明が無かったと思ってるわけですね。
          逆に、私は、その程度の話は2時間の話し合いでしてるもんだと考えてた訳です。

          後日コンテンツホルダーには個別にコンタクトがあるだろう、と書かれていますし、ビジネスの話はそういう方向でいきましょうと決めたのだろうと、私は受け取ったのです。

          >この理屈がわからない。広告収入を受け取るためには本人特定が出来る必要があるわけで、違法アップロードしてる人がそんなことする? したとしても簡単に摘発できるんだから、今より状況は改善するよね。

          すみません、言い方間違ってました。
          違法アップロードした人が受け取るというより、違法アップロードされたものでは、正当な権利者には広告費が入ってこないって事です。
          広告費出すよって言われても、現状の違法アップロードからは広告費もらえないので、違法アップロードに関しての対策には影響は無いって事です。

          >そのあたりも考慮してのご意見ですか?

          そのあたりは、考慮してません。
          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 11時58分 (#1105557)
        それも曲解して非難していると思います。

        元記事の当該セクションは事業提携に関する話で、その文脈で出てきた広告収益配分という話は違法アップロードに対するものではなく、コンテンツホルダーが直接に収入源・広告媒体として利用する話だと思われます。akiraani氏もそう読みとって

        コンテンツを売りたい人にとってはすごく魅力的な話

        と表現したのではないでしょうか。つまり販売チャネルが増えるチャンスであるのに

        我々の著作物と直接関係のないものと考えている

        と呑気に構えていることを保守的と揶揄したのだと思います。

        上記の理由は、ちゃんと説明されてて、

        で引用された部分はそれに対する弁解でしょう。ここからは完全に憶測ですが、日本側は事業の話に向けた準備がなく、協議参加者がそういった話を行う権限を持っていないのでスルーするしかなかったと読み取りました。YouTube側も折角集まったのだから説明しようという程度ではないでしょうか。なので現段階では保守的との批判も当たらないと思います。

        元記事の主題は違法アップロードに関する話題で、途中にある当該セクションだけが事業提携の話なので誤解しやすい構成になっているとは思います。
        親コメント
      • 文句を言うときは集団で、判断するときは個々で、ですか。
        何か微妙なものを感じますな。
        親コメント
      • いっせいに乗らないといけないような雰囲気みたいなところが保守的なんぢゃないんですか。
        ビジネスなんだから、他社を出し抜いてでも利益を上げるべきでは。

        これだけ権利者の偉い人がいながら、誰もこのビジネスモデルに食いついてこなかった。
        そこが保守的なんぢゃいんですか。

        同じような立場のMTVとは提携を結べているわけだし。
        著作権侵害でゴタゴタしているYouTubeがMTVと提携しPV配信 [new-akiba.com]

        youtubeとgoogle の偉い人が出てきたってことは、
        こーゆー話をしたかったからのような気がするん
    • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 10時43分 (#1105487)
      >コンテンツを売りたい人にとってはすごく魅力的な話のはずで関係ないわけが
      >ないんだけど、なんで反応しないんですかね。

      テレビ局的には従来の配信方法で儲かっているので特に提携する必要が無いから。
      あるある大辞典騒動でテレビの影響力は十二分にわかったでしょ?よほどの脅威になり,かつ
      十分に収益が上げられる仕組みが出来ない限りテレビ局はネット配信について実験の域を
      超えることはしないでしょう。
      広告で費用をまかなうはずのGyaoも今は赤字だし有料だと客が食いつかない。難しいね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 13時19分 (#1105615)
      ふと思った。放送局は放送局の考えで発言しているのではなく、
      放送局のお客の考えを代弁しているに過ぎないのではないかと。
      こう考えると、放送局のいっていることは非常に明快で分かりやすい主張にならないか。
      いや、今回の協議は放送局だけのものではないけれど。

      放送局のお客ってのは視聴者じゃなくてスポンサーね。
      スポンサーも大半は実際には放送局と直接取引きしてるわけじゃないから、
      やっぱりお客じゃないわけね、実は。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 11時31分 (#1105533)
    放送や販売などされているコンテンツが掲載されていればそれが消されるのも当然かと思う。
    しかし、先日、それらにまつわるキャラクターのぬいぐるみ(着ぐるみ)が動いている
    自分で撮影した動画が著作権に抵触とのことで公開停止処分になっていた。
    現状どの部分がNGなのか問い合わせる手段は、全文英語でのやり取りのみなので、
    その労力に見合わないので問い合わせも諦めた。

    催し自体撮影禁止どころか撮影会だったのだが、身の回りすべて誰かの著作物の塊であって
    それらのすべてから許諾をとらなければ安心して掲載できないということか。

    基本的にはそれで正しいのだろうが、おそろしく住みづらい世の中だとおもう。
    • >催し自体撮影禁止どころか撮影会だったのだが

      撮影会ってのは、公衆に送信する権利までもらえる会では無いと思うよ。
      肖像権とかそういったもので守られた被写体を、撮影していいという会だろう。

      撮影会で撮った映像は、個人で楽しむ為のものだろうから、それを許可を得ずに公開したのなら、そりゃ違法アップロードだ。
      親コメント
      • 自分の子供の写真を掲載したはずが、キャラクターの描かれたTシャツを着ていたために、
        キャラの権利者からクレームが入ることもあり得るということなのかな。

        そこまで心配する必要はないのか?
        いや、黒丸3つ(特に大1つ小2つ)を少し重ねて書いただけで文句を言われる例もあるからなぁ…
        親コメント
        • 権利者がクレームを入れれば、消される可能性はあると思う。
          けど、普通、キャラクターの書いてあるTシャツは、子供(たまに大人も)が着るために売っています。
          なので、権利者としてはそれを着て歩き、人目についたり、場合によっては写真に撮られる事くらいは容易に想像がつきます。
          そういう状態なら、普通は、暗黙のうちにそういった使い方は許可されていると考えるものです。
          なので、キャラクターTシャツを着た写真というのは、その商品を当たり前に使っているだけであって、それが問題になることは考えられません。

          問題になるのは、そういった暗黙のうちに許可されている使用方法を越えた利用方法でしょうね。
          同じキャラクターTシャツでも、そのTシャツのキャラクターを普通に着るだけでなく、何かに利用したりした映像とかはダメかも知れません。

          元コメントの「着ぐるみの撮影会の映像」は、最初から着ぐるみというキャラクターを対象とした映像であって、キャラクターTシャツ等とは別物ですね。
          親コメント
    • >しかし、先日、それらにまつわるキャラクターのぬいぐるみ(着ぐるみ)が動いている
      >自分で撮影した動画が著作権に抵触とのことで公開停止処分になっていた。

      至極当然の対応だと思うが。

      特にキャラクターと呼ばれている人気漫画や絵本の主人公などは、背景やシャツに写り込んでいた場合でも訴訟された例があるようです。 [jprc.co.jp]
      一応現時点では否定されているうわさだが、『涼宮ハルヒの憂鬱』がUS発売されないのはバニーガールの格好が出てくるからですか [cocolog-nifty.com]
      • >特にキャラクターと呼ばれている人気漫画や絵本の主人公などは、背景やシャツに写り込んでいた場合でも訴訟された例があるようです。

        そのリンク先に、「マークやキャラクターの持っている効果を利用していると判断されれば」って文があるね。
        子供の写真にキャラクターが写ってるかどうかが問題なのではなく、その写ってるキャラクターの扱いが重要なのだね。

        つまり、その映像において、そのキャラクター部分が有っても無くても変わらない程度の存在ならOK。
        キャラクターが無いと、映像の意味が違っちゃうようだとダメ。

        元コメントの着ぐるみの映像だと、その映像からキャラクター消したら意味無いな。
        子供がキャラT着て写真に写ってる程度なら、別にキャラクター無くても子供の写真として成り立つから大丈夫だろう。
        親コメント
    • 数年前、YouTubeがなくて、公開する場がなかったときは、住みづらい世の中だったんですか?
  • 日本だけ? (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年02月07日 9時35分 (#1105444)
    あまり詳しくないのですが、このような要望を出すのは
    日本だけなのでしょうか?
    • Re:日本だけ? (スコア:5, 参考になる)

      by tiatia (22244) on 2007年02月07日 10時27分 (#1105475) 日記
      そんな事無い。
      ブラジルなんかは、国から丸ごとアクセス禁止にされた。

      それから、他の国がこういった要望を出してないからといって、日本が悪いとは限らない。
      日本が一番進んでるだけかもしれない。
      親コメント
      • Re:日本だけ? (スコア:5, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2007年02月07日 11時23分 (#1105527)
        > ブラジルなんかは、国から丸ごとアクセス禁止にされた。

        あれはある特定の「事件」による一時的なことらしい。有名なサッカー選手ロナウドの元奥さんが、現在の彼氏とセックスしているビデオがyoutubeで公開されたことから、このカップルがブラジルの法廷に要請して、ビデオが削除されるまでyoutubeを閉鎖する命令が出ていた。しかし、サービスが既に再開しているらしい。
        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 10時58分 (#1105498)
      MTVの親会社、YouTubeにビデオ大量削除を要求 [itmedia.co.jp]ということが起きてます。
      リンク先の記事を読むと、宣伝効果とコンテンツの保護を秤にかけたようですが
      日本の場合、著作権者が秤にかける間もなく代行のJASRACが後者を選択しているだけです。

      事実上の独占によりコンテンツの保護は胡坐をかいてても代行者がやってくれること自体は
      悪くはありませんが、結果としてそのままコンテンツそのものが衰退しないように
      著作権者自身も色々と頭を使った方がいいんじゃないのかな、と個人的には思います。
      親コメント
  • by Shidho (5649) on 2007年02月07日 11時19分 (#1105520) 日記
    「Youtubeがなくなると著作権違反コンテンツが見られなくなる」と知ってか知らずか書いているブログが
    意外と散見されるんだが、一応Youtubeは著作権違反コンテンツのアップロードを不許可としている。

    では、
    「著作権違反の動画アップロードは不許可」は単なるyoutubeの建前なのか、本気なのか。
    (どちらにせよ建前的にはそういっておかないとDMCA違反ではある)

    今後もアップロード、視聴、およびコンテンツの直リンク、いずれも無料という前提でビジネスモデルを考えると、
    まず考えられるのは広告モデルくらい。
    ところが、著作権違反コンテンツに自分の儲けのための広告を入れるのはDMCAから見ても黒に近いグレー。

    とすると、著作権違反コンテンツのアップロード不許可は当初は建前だったかもしれないが、
    今は本気でやらないと先に進めない状態。
    ところが違反コンテンツの動画削除ツールは去年出すと言いながら未だ出せていない [wikipedia.org]。

    また、前提を一部崩して、ビジネスモデルとして商用利用は有償、という方向もある程度考えられる。
    コンテンツホルダーと契約する際にある程度の支払い(含出資)を求める方法もあるかもしれない。
    (過去の報道でこの辺まで踏み込んでいるものは見つけられなかったが)
    完全に著作権違反コンテンツを判断できない状態では、
    こちらの方向から少しずつ、おおっぴらに広告を入れられるコンテンツを増やすのも方法の一つ。

    ところがこれも数ヶ月経って契約交渉がものわかれになるケース [itmedia.co.jp]も出てきた。
    低レゾコンテンツはプロモーションになる、という説もアンケートによっては否定されている [impress.co.jp]。
    プロモーションに使うにも「Youtube見てたら他のコンテンツ見る暇なくなった」では逆効果。
    さらに、このアンケートでは広告モデルそのものに疑いがかかっている。

    今のところ業績の好調なgoogleが後ろにいるからそれなりに動いていく余裕はあると思うが、
    Youtubeの中の人も大変だな。
    • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 13時19分 (#1105614)
      グレー(親告罪でまだ告訴されていないからクロではない、というレベルのグレーさを含めて)なコンテンツが主目的の人たちは、とっくに(録画時間の規制がかかったあたりで)dailymotionなんかに引っ越しているだろうから、今更ようつべをどうこうしたところで効果は薄いと思われ。規制のユルいところユルいところに人が流れるだけで、いたちごっこはもう始まっている、という感じ。

      ホスティングサービス側の勝ち組みと負け組みが明確になって、法整備や慣例の定着が進んで、対応技術が普及して、事態が収束していくまで、後手後手に回ってでもカジュアルな不正利用を抑制していくしかないんだろうな。その程度の対応を続けるのと、いっそノーガード戦法に出るのと、どちらが得なのかわからないけど。

      ようつべ自体は、今後健全側に大きく舵を切ると思う。後発サービスが「失うものは何もない」的な勢いでグレーコンテンツ勝負を仕掛けてきたら、図体がでかすぎて勝負できないからね。
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    • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 14時07分 (#1105646)
      >低レゾコンテンツはプロモーションになる、という説もアンケートによっては否定されている

      リンク先みるかぎり、
      "youtubeみてたら他のことする時間が減った”
      という調査結果にしかすぎないようですが。
      つまり多数の合法コンテンツを見ることによってもDVDを見る時間が奪われてることもはいってるし、
      ”買ったけどみる時間がない”というよくある話が考慮されてない。
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      • >つまり多数の合法コンテンツを見ることによってもDVDを見る時間が奪われてることもはいってる

        うん。それは織り込み済み。
        それじゃ、少なくともDVDのプロモーションにはならないじゃない。
        その動作があるとして、どこで稼ぐの?
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  • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 9時08分 (#1105429)
    削除権限を持ったボランティアを募ってもいいのではないかと思うのだけど。

    #自分は外人少女のfandubとか聞き入ってしまって消せないから不適格
  • あくまで個人に課金する、というのが今の著作権法の趣旨だとしたら、
    あくまで個人から徴収できるようなシステムを作らないと話にならない。
    媒体に課金できていたから、見かけ上実現できていたように見えて安心しきっていたんだろうな。
    今となっては、データそのものに課金できるようにしないといけなくなって、あわてふためいている、ということか。
    著作権を利用して金を得るためにデータに細工をするとしたら、暗号化しか手はないのだろうか?
    そうだとしたら、著作権者が自分で付与し、利用者がリアルタイムで金を払った上で解除できるような規格が必要だろうな。
    それよりも、YouTube的に宣伝をくっつけてダウンロード数に応じて金を払う、方がより良い解決策だ。
    いっそのこと、著作権法を変えてしまえば? 税金を使って宣伝をくっつけれるみたいな。日本いいとこ一度はおいで、みたいな宣伝。
  • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 11時07分 (#1105508)
    いつから取り外して片付けるようになったんだ?

    "矛を収めた"ではないかと思ったので聞いてみる。

  • by Anonymous Coward on 2007年02月07日 12時25分 (#1105578)
    てっきりこれ [youtube.com]のことかと。
    確かにいっぱいうpされてるしな~
    • by targz (14071) on 2007年02月07日 16時44分 (#1105734) 日記
      >http://www.youtube.com/results?search_query=金卵

      鷄をシメる方が少ないんなら、すでに結着は付いてますね;-)

      # The World of GOLDEN EGGS はキッズステーションで見てるのでIDだ。
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      • by YO1201 (17300) on 2007年02月07日 22時14分 (#1105896)
        ># The World of GOLDEN EGGS はキッズステーションで見てるのでIDだ。
        MTVの第一期一挙放送をMPEG2で丸ごと録画したのでそれを見てます。
        おかげで6GBもの容量を食っている…

        #あえてID
        親コメント
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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