インディカーのエタノール燃料に2000万円の酒税 112
ストーリー by yosuke
Hondaは気付いていなかったの? 部門より
Hondaは気付いていなかったの? 部門より
naocha 曰く、
読売新聞の記事によれば、4/19〜21にツインリンクもてぎで開催されるIRLインディカー・シリーズの第3戦において、今季から導入されるエタノール燃料が、「酒税法」の適用を受けることがわかった。インディ500を含むIRLインディカー・シリーズは、従来は火災の際に水消火が出来るメタノールを燃料にしてきたが、環境問題に配慮し植物が原料で再生可能なエタノールに2006年から段階的に切り替えた。
エタノールの卸売価格は1ℓ約230円。100%近いエタノールにかかる酒税は1ℓ当たり約1000円。大会でマシン20台が使用するエタノールは約2万ℓで酒税負担は約2000万円になるという。
環境に優しい石油代替燃料として有力なエタノールですが、ここにきて思わぬ落とし穴があった形です。時代に沿う法改正が早急に求められるのではないでしょうか?
逆もある (スコア:4, 興味深い)
確か70度超えると危険物になって、機内に持ち込めないとか聞いたことがあります。
Re:逆もある (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:逆もある (スコア:1, おもしろおかしい)
いっぽうロシアは (スコア:1)
燃料を飲んだ [moura.jp]
日本もな (スコア:1)
メタノール バクダン [google.com]とかでぐぐれ
Re:逆もある (スコア:1)
いやな事があって管巻いてる人にウイスキーでも飲ませたら
もっと炎上するじゃありませんか。
Re:逆もある (スコア:2, 興味深い)
チーズが溶けたところで具をチーズの上に置いて
溶けたチーズと絡ませて客に出すという呑み屋があった
うまかったが、スピリタスの味は判らなかったなあ
Re:逆もある (スコア:1, 参考になる)
あと、シャルトリューズに度数が高いのがあった気がする。
危険物扱いは60度以上だったような・・・気のせい? (スコア:1, 参考になる)
アイルランドのポッティーンにも70度以上の製品がありました。
他には、ぱっと思いつくところだとラッテ・デ・ソッチラとか、アブサンの中のいくつかの製品とか・・・
#スピリタスは飲む以外にも燃料、消毒薬、不凍液、しつこい汚れ落しなどいろいろ使えて便利ですね。パイプ煙草吸いにはパイプの掃除に愛用してる人も多いです。
環境にやさしくないエタノール (スコア:4, 参考になる)
生態系の破壊要因としては、化石燃料や原子力より悪質である可能性が高いです。ちょっと検索 [google.com]してみましょう。
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:3, すばらしい洞察)
ばあちゃんにバチあたりと叱られそう。
# トウモロコシ由来エタノールを推進しようとしているブッシュ君は発想を改めてほしい。
# アメリカは穀物に強いので、戦略的な意味合いもあるのでしょうけどね。
せめて、人間が消化できないセルロース由来にならないものですかねえ。…ということで、
堺市で稼動を開始した廃木材からエタノール生産するプラント [bio-ethanol.co.jp]にはちょっと注目中。
(しかし、廃木材だけでは燃料需要はとても賄えまい)
Mr. Fusionがほしい (スコア:1)
未来から来た De Lorean に搭載された "Mr. Fusion" のように、ゴミをそのまま燃料にするエンジンを開発してほしい。
最近、Mr. Fusion のまがいもの [gizmodo.jp]は開発されたようですが。
Re:Mr. Fusionがほしい (スコア:1)
- リグニンなどのセルロース以外の成分も燃やせる。
- セルロース→アルコール化の反応でのロスがない。
しかし、さすがにセルロースは内燃機関には使えません。
やるとしたら、次のいずれか。
- 外燃機関のクルマを作る。
- 木材を発電所で燃やして電気自動車を走らせる。
Re:Mr. Fusionがほしい (スコア:1)
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:1, 参考になる)
コーン油にすると食える程度
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:1)
それでも、飼料にはできるのでは?
わざわざ燃料用に適した品種を植えているのなら、
食糧用に転嫁するもよし、土地を休ませる為に利用するもよし。
同じ耕地でフル回転させるのが「効率的」なやり方ですが、
長期的視点では「土が疲れて」収穫は減っていきます。
それを現代では、化学肥料を大量投入して「ドーピング」して凌いでいる訳です。
化学肥料の濫用、無理のある耕作が続いて
アメリカではかなり前から表土流出が問題になっています。
上記の理由でミクロな生態系が破壊された表土が
雨で流れ出し、耕作に適さない土がむき出しになってしまうのです。
かつての「肥沃な土地」がサツマイモくらいしか作れないような「痩せ衰えた土地」
となり、再び耕作地として使えるようになるまでには、長い時間が必要となります。
元々屑として捨てられていた分を利用しているとしたら、
素晴らしいんですがね。
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:1, おもしろおかしい)
とかテロップを出しとけば無問題になるらしい
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:2, 興味深い)
また、農地自体が環境負荷であることを忘れてはなりませんね。
本来ならば廃棄物から作れればいいのですが、廃棄物をエタノールにするのは難しいのですよ。
というのも、廃棄物にはデンプンやグルコース以外にもタンパク質や脂質、セルロースなどが含まれるのですが、
エタノール生産菌はタンパク質や脂質をエタノールに出来ないのです。
なお、セルロースからはエタノールを生産する菌がいるのですが、
あまり効率が良いとは言えず、実用化には到っていません。
ということで、現状エタノールはデンプンから作らざるを得ず、
デンプンは人間や家畜にとって主食である事から
少なくとも向こう十年くらいは食糧生産と競合し続ける事になるでしょうし、
農地という形で環境に負荷を与え続けるでしょう。
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:1)
普通の凡人が考えれば、エタノールだろうとイソ・オクタンだろうと・・・
「燃焼すれば二酸化炭素と水に成る」だから、どれも一緒じゃないの?
って、気がする。
大槻昌弥(♀) http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/
Re:環境にやさしくないエタノール (スコア:1)
法案提案 (スコア:3, おもしろおかしい)
人間は機械だから、名称についてはこれでOKだ。
Re:法案提案 (スコア:2)
でも、なんかリアルガソリンと紛らわしいな。
/* 余談
* 柳澤氏が機械好きだったら『産む機械発言』も親密の情だと思ったんだけどなぁ。
* 技士はお酒を飲むことを「ガソリンを入れる」と言ったり、「潤滑油をさす」と言ったりして
* 自分を機械に例えるけれど、それは機械を愛するがゆえの比喩だと思うので。
* 残念ながら、厚生労働省ホームページで掲載してある経歴からは柳澤氏と機械の関係を
* 推し測ることは出来なかった。
*/
余談にマジレス(オフトピ:-1) (スコア:1)
* 技士はお酒を飲むことを「ガソリンを入れる」と言ったり、「潤滑油をさす」と言ったりして
* 自分を機械に例えるけれど、それは機械を愛するがゆえの比喩だと思うので。
一度怒らせた女性に後からそんなことを言っても、何というか、聞く耳持ちませんよ。
話せば話すほど「言訳」「理屈っぽい」「変わった人(悪い意味)」とか言われるだけ。
産む機械発言(した人)については、問題の本質が分かってないのでは?とは思いますが。
上で挙げた女性のサンプリング範囲が狭すぎる気もする、臆病ながら ID
Re:派閥(Re:法案提案) (スコア:1, すばらしい洞察)
#アルファさんには無理だとしても、
#ロボットならロビーナ(@燃えろ!!ロボコン)、アンドロイドなら本郷令子(@幻のペンフレンド2001)
#(どちらも加藤夏希 [wikipedia.org])あたりだったら、なんだか産めそうな気がしますw
燃料投入(フレームの素:-1) (スコア:1, 荒らし)
Re:機械なのは女だけ (スコア:1)
参考 → http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/2007020201.html
Re:機械なのは女だけ (スコア:2, おもしろおかしい)
味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:2, 参考になる)
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:1)
元々メタノールを使ってたぐらいなんだから、メタノールとの混合なら「エンジンが動作しない」なんてことはないと思うのですが…
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:1)
去年のレースでは移行期間ということで、エタノール・メタノール混合燃料を使っていたはずですが。
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:1)
それなりの性能が出ればいい乗用車とかのエンジンとは違いますから「正常動作」の範囲が非常に狭いってことかもね。
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:2, 興味深い)
あと、工業用のエタノールが99.5%なのもメタノールを混ぜて酒税を免れてたと思うんですが、
そうすると元記事の「90%以上のエタノールを含むものに税金が掛かる」というのは・・?
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:5, 参考になる)
違いますよ.
まず,エタノール純度99.5%(以上)ってのは精製によっても除けない不純物がどうしても
存在するための表記です.たとえば試薬で無水エタノールを買っても99.5%です.
続いて添加物ですが,酒税法の適用外とするために添加剤を加えて非飲用のエタノールに
する場合がありますが,この際の呼称は変性アルコールです.
また添加物ですが,万一の誤飲の備えて最近では毒性の低い(けれども味や香りが悪い)
添加物を使うことが多いようです.
工業用アルコールは,工業用に使用するアルコールの分類です.酒類用のアルコールが
財務省の管轄なのに対し,経済産業省の管轄になる点が違います.同じ品物でも,事業に
使うならば工業用アルコール,酒等の原料に使うならば酒類原料用アルコールになる
わけです.単に使用目的による管轄省庁の違いだけです.
工業用アルコールにも変性アルコールはあったような気もします.で,工業用アルコール
は事業所が「決して飲用には使わない」(食品添加物や殺菌剤,研究開発等の使用は可.
要は酒類としての使用はしない)という確約の下,酒税が免除される「一般アルコール」
(工業用アルコールの大部分)と,工業用だけれども酒税も払う「特定アルコール」
(間違って飲んでも酒税が含まれているので問題なし)に分かれます.
特定アルコールには利点が無いように思えるかもしれませんが,一般アルコール使用に
伴う面倒な手続き(書類の提出とか記帳とか)がいらないんで手間はかからないため,
少量の使用ならこれもありです.ただ酒税で価格が数倍に膨れ上がるので,多量に使う
事業所では手続きをして一般アルコールを使用します.
多分アルコールを管理しているNEDOに資料があるはず.
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:1)
Re:味醂みたいに混ぜ物しては? (スコア:1, 参考になる)
手続きが面倒なときは
・少量だったら酒税込みの高いアルコールを買う
・用途に応じて混ざりもの(メタノールだったり、プロパノールだったり)で代替
ちょっと疑問符 (スコア:1)
実際のところ現状はまだ代替燃料車が普及しておらず法整備などもできてないとはいえ、普及してくると今度は「燃料アルコール税」とかがかけられてしまうような気がしています。利用者側としては無い方が望ましいのですが、貴重な財源を見逃すとも思えませんし。
#おそらくガソリンより高くついてるとは思いますが、たとえ安かったとしてもさらに酒税をプラスされちゃたまらんというのはよく分かります。
一罰百戒、 (スコア:1)
アルコール事業法 (スコア:1)
医療用や工業用などエタノールと税金の関係 (スコア:1)
って、ふと気になったのでググってみたら、こんなのがありました。
Dispatch/アルコール系消毒薬について [yoshida-pharm.com]より、
Y's Text/ V-2-1-3.中水準消毒薬-アルコール系-イソプロパノール添加エタノール [yoshida-pharm.com] より、
エタノール - Wikipedia [wikipedia.org]より、
へぇ、そうなんだぁ。
#(オフトピック&&余計なもの)だけどID
大槻昌弥(♀) http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/
Re:道路財源 (スコア:3, 参考になる)
家庭で使う電気にも電気代の領収書に載っていないだけで、いろいろ税金はかかっていますよ。
電源開発促進税とか核燃料税とか
Re:税金の意義 (スコア:2, 参考になる)
醸造業者に重加算税を引き受けさせる代わりにどぶろくその他の
自家製の醸造を禁止して業者から酒を買わざるを得なくした訳です。
(梅酒の類も漬けると密造扱いになる果実があるので要注意だ。)
戦争が終った所で一旦手にした金蔓を日本の政府が手放す訳も無く。w
サラリーマンの源泉徴収は太平洋戦争の戦費調達目的からですね。
言ってみれば月給取りは未だに大東亜の聖戦を戦いつづけてると。><
9条護持の人たちは何で「源泉徴収の目的はこれこれなので憲法の
意義に反し云々」って廃止論議をしませんか。
…やっぱ奴らも所詮政府と資本家の犬か。ふっ。
Re:税金の意義 (スコア:1)
取ってこなきゃいけないようなもんばっかだから憶えてないんだ。
ごめんね。
Re:税金の意義 (スコア:5, 参考になる)
梅酒は昔は、自家醸造として禁止されていました。それが昭和37年に解禁されました。
ただし、20度以下のお酒で梅酒等を作ると、醗酵され(度数が上がり)お酒を造ることになってしまうためいまでも禁止されております。
酒税法施行令第50条第10項
法第四十三条第九項 に該当する混和は、次の各号に掲げる事項に該当して行われるものとする。
一 当該混和前の酒類は、アルコール分が二十度以上のもの(酒類の製造場から移出されたことにより酒税が納付された、若しくは納付されるべき又は保税地域から引き取られたことにより酒税が納付された、若しくは納付されるべき若しくは徴収された、若しくは徴収されるべきものに限る。)であること。
二 酒類と混和をする物品は、糖類、梅その他財務省令で定めるものであること。
三 混和後新たにアルコール分が一度以上の発酵がないものであること。
Re:税金の意義 (スコア:1)
運輸官僚の天下りの原資
ガソリン税と生活インフラとしての道路を考えよう (スコア:1)
地方、離島とまで行かなくてもちょっと都市を離れるだけで
未整備の道路は目に付きます。
----別に舗装しろと言っているわけではありません。
----未舗装でもガードレールや反射板、街灯を設置するだけでもかなり違いますから。
----水捌け(浸透含む)や耐震性のUP、環境負荷も考えますと、国内の道路事情は
----このままで十分とは思えません。
国が道路以外に税金を転用出来るよう動いておりますが、保守管理含め
より良くなるようには今のところ思えません。
(議論の仕方が、整備がわりとされている都市部の意見重視になっている気がします。
例として、都市部の道路工事をサンプルとしながら書かれたコラムが
大手新聞などでありますが、そういった記事には、放置or優先順位が低く
工事実現に行っていない場所や、最低限の整備のままの地方町村の事や
国全体の事が抜けている事が殆どです。
年中穿り返している東京23区山の手圏内を槍玉に挙げるのは間違っているとは言いません。
ただそれだけを書いて、道路行政だけにガソリン税を使わせるのはおかしいと言う論調が
間違っていないかと言うことです。)
もちろん、本当に必要かも分からない道路工事はもっと勘弁願いたいですが、
インフラに関わる税金なので、もっと良く調査議論して欲しいものです。
-----水を補給すれば動く水素自動車が死ぬまでに出てくれることを希望して
-----今回は匿名にはしないことに。
Re:ガソリン税と生活インフラとしての道路を考えよう (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:ガソリン税と生活インフラとしての道路を考えよう (スコア:1)
本来の燃料と水を併用してエンジンを回すあたりは、蒸気機関の再来のようにも見える。
もしくは、水と電気を夜間に補給して、電気分解で水素にしておいてから利用するのか。
ま、本当のところはネタなんでしょうけどね。
水素自動車ではありませんが、ガソリン機関なら昔はウォーターインジェクションといって、燃料に水を添加して燃やすことで
オクタンブースターとする技術がありました。(航空機だと凍結を防ぐために水メタノール混合物を噴射します)
現在でも研究はされているようですが、残念ながら腐食が激しいという弱点があるので長期の信頼性は疑問らしい。
Re:燃料 (スコア:1)
太陽の下だと炎が見えない、というのがメタノールの最大の問題だと思う。
y4su0
Re:燃料 (スコア:1)
他でも触れられてますが、
IRLの燃料は昨シーズンまではメタノールです。
メタノールも矢張り、水で消火可能という理由で使われていました。
炎が見られた、と言いますが、
そのようなケースは、恐らく、エンジンブローやクラッシュで、
外装材の塗料やエンジンオイルに引火して炎が出ているだけで、
燃料そのものが炎を発しているわけではないです。