パスワードを忘れた? アカウント作成
14695 story

FROGMAN氏 個人製作のフラッシュアニメが映画化 26

ストーリー by yoosee
予告編もありますね 部門より

clausemitz 曰く、

eiga.comの記事 によれば、CGクリエイターのFROGMAN氏によるフラッシュアニメ2本が 映画館で公開されることとなった。 公開されるのは「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE/総統は二度死ぬ」 と「古墳ギャルのコフィー/桶狭間の戦い」の2作品で、今年3月に新館オープンする TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ流山おおたかの森などで、3月17日より公開の予定。 同氏のアニメはテレビ朝日のTHE FROGMAN SHOWで深夜放送されていた。

FROGMAN氏が作成するアニメ作品は、原作・監督・脚本・キャラクターデザイン・声優などをほぼ1人で行っている(男性の声はほとんどFROGMAN氏が声色を変えたもの)。 アニメといえば多人数かつ、相応の制作費がかかるという常識があるが、 それに対し個人で果敢に挑むという点で新海誠氏と共通するものがある。 ただしフラッシュアニメを利用し機動性を高めるという、違ったアプローチになっているところが興味深い。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 個人製作のFlashであっても、
    劇場版 [kaeruotoko.com]という制限もあってか、製作委員会方式 [wikipedia.org]
    なんですよね。
    製作委員会が順序よく(最大限稼げることを願って)
    劇場版公開から少し遅れて 地方館公開して
    更に少し遅れて CS/CATV でVODとかPPVとか
    そしてレンタルビデオとかDVDとか
    携帯関係とか いわゆるメディアを順序良く進めていくのでしょうね。
    でも、個人的にはニコニコ動画 [nicovideo.jp]のように 他人のコメントも一緒に見るのも
    入れて欲しい(youtubeにuploadされないと無理かな)

    • 無邪気 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年02月22日 0時34分 (#1114541)
      製作委員会は出資者に利益を配分することを目的とする。
      自らYouTubeにアップロードするならメディアの付加価値が
      現状で0に等しい(プロモーション目的)ということになる。

      そんな事したら製作費を出してる出資者にどう説明するのかしらん?

      # 無邪気、無節操それがWeb2.0の世界か・・・
      親コメント
      • 誰かがパロディをWebで発表したらFROGMAN氏が勝手に動かしてくれるよ!
        例:宮崎君と駿石 [youtube.com]

        それはともかく、予告編らしきものも数パターン作ってるみたいですから
        本編のようなプロモーションは氏の性格からして作りそうな気がしますね。

        #こういうネタにはコメントを求めてると思うのだが
        #ニコ動じゃなくてオリジナルにもコメント入れてあげて欲しい
        --
        ____
        #風邪をひきました、脳が故障しています
        #残念ながら仕様です。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年02月21日 22時13分 (#1114466)
    DTVソフトウェアや、Flashなどのアニメーションツールの普及によって
    個人で映像を製作する敷居が下がってきて、アイデアを持っている人が
    表現しやすくなってきたのかもしれません。

    コンピュータアニメは、ProjectDoGAのような3Dレンダリングを
    発祥にするものと、MASLなどに代表されるセル画的パタパタアニメに
    大別されると思います。
    特に後者は、多数の作品が作られましたが、映像製作へモチベーションを
    持つ人らに、特異な指向性があったのか、アニメのシーン切り出しや
    再構成ものがほとんどであったように記憶しています。
    これらの一部はやがてMPEG/AVIの時代になり、以前はVTRで編集が行われていた
    MADビデオと融合していったのではないかと思われます。

    それが近年になって、flashの登場により案外簡単にアニメーション作品を
    製作できるようになり、2chのFlash板などでは、2ch内外のイベント等に
    対してパロディ作品等が作られるようになります。
    そのほとんどが使用する素材が著作権的に問題があるものも多かった
    のですが、次第にその中から完全オリジナルな作品が出るようになって
    来たようです。
    そういった流れの中で、FROGMAN SHOWは生まれてきたのではないかなと
    個人的には感じています。
    新海誠氏はその超進化系なのでしょう

    なんかその気になれば、「するよしないよ樹形図」みたいなのが
    かけるかもしれませんね(笑)
    • by Anonymous Coward on 2007年02月22日 8時41分 (#1114588)
       ここ暫くというか数年は、GWはサーバ停止作業を伴う仕事で行けてま
      せんが、以前にアマチュアCGAコンテストで主催の方が、「昔はコンピュー
      タ系の人しか応募してこなかったが、最近は美術系の人からの応募が多
      くなっている」といったようなことを話しており、確かに美術面ではと
      ても個人とは思えない程綺麗な作品も増えていました。まあ、それだけ
      色々なものに対する敷居が下がっているということなのでしょう。実際、
      私が見に行っていた当時でも既にFlashで長編アニメの応募などもあり
      ましたし。
       なんにせよ、面白いので興味があれば見に行ってみてはいかがでしょ
      う?
      http://www.yo.rim.or.jp/~taka2/DoGA/ [rim.or.jp]
      親コメント
    • >新海誠氏はその超進化系なのでしょう

      新海氏はもともと仕事でアニメーションを作っていた人が、個人でも趣味的にアニメーションを作ってみたという話なので、その話とはだいぶ流れが違うと思います。
  • by Anonymous Coward on 2007年02月22日 9時39分 (#1114627)
    TOHOシネマズの本編開始前の鑑賞マナー説明で鷹の爪が。
    っていうかそちらで初めて知りました。
    予告編よりよっぽど長いです。
  • by Anonymous Coward on 2007年02月21日 21時48分 (#1114448)
    あれもすごかった、なんて言うか個人のパワーがすげーです
    • by SHAM69 (25595) on 2007年02月21日 21時57分 (#1114451) 日記
      /.Jで知ったつながりで、機動戦士ノンちゃんも。
      --
      if the kid?
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        あれはGIFアニメというのが素晴らしい

        初期のゆるーい、動く4コマ(もっと多いが)みたいな雰囲気の物が
        次第にアニメ顔負けのクオリティに進化していく様子は
        作者のポテンシャルの高さを感じると共に、尊敬の念すら抱くものでした

        # 今はどうか知らない
    • 「ほしのこえ」は……いや、「雲のむこう、約束の場所」も、そしてこれから出るだろう「秒速5センチメートル」もおそらくそうだろうと思うのだが、
      結局のところ「1人であれだけのモノ作るのは凄いよね」というだけで、パッと見きれいな画面だけど中身が伴っていたかと聞かれるととっても微妙。
      友人3人で「雲のむこう~」を映画館で見ましたが、「立喰師列伝」とどっこいくらいの面白さでした。今やってるジョジョ映画よりは遥かにクオリティ高かったですが。

      # 新海物語が新+海物語でなく新海+物語に見えてしまう症候群
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        『雲のむこう、約束の場所』ってそれなりにスタッフ使ってたと思うけど。
        • そう、スタッフは増えたんだけど、結局のところ原作も脚本も美術も監督自らが兼任という1人制作のままでして。
          スタッフ(と資金)が増えた分はほぼ「制作時間を短くする」という点にしか貢献していないのよ。あとは声優に本職が使えたことくらい。

          FROGMAN SHOWみたいなノリとギャグが持ち前で、それ以外の部分についてあまり高いクオリティを求めてもしようがない作品であれば
          1人制作であることは大いに意味を持つと思うのですが、そうじゃないんだから餅は餅屋に任せとけ、と。
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            >原作も脚本も美術も監督自らが兼任という1人制作のまま

            漫画だと珍しい話じゃないよね。
            動画だとなんでこれだけ作品評価にプラスにされるのか不思議。やっぱ珍しいから?
            • by taka2 (14791) on 2007年02月21日 23時22分 (#1114513) ホームページ 日記
              まあ、珍しいから、というのも大きいでしょうけど、
              個人制作や少人数制作だと「作者の色が出る」というのがあります。

              まんがだと「作者の芸風」というものが作品に色濃く出るものだし、
              受け手の側も、作者のファンになるとか、作者つながりで別の作品を読むなんてことが少なくない。

              それが、通常のアニメだと脚本は毎週別の人がやったり、ヘタをすると途中で監督が替わったりして、
              「誰かの芸風」が色濃く出るような作品が少ない。
              だからか、普通の人は「○○監督の作品のファン」とか、そこまで深いことを考えてない場合が多い。
              そういう状況では、個人制作系のアニメは「アクの強い」作品が多くなりがちで、印象に残ります。

              新海氏の作品は、とにかく「空が綺麗だなー」とぼーっと美術を見るのにかぎりますね。
              そういう点では、美術以外を丸投げにしていても「雲のむこう、約束の場所」は新海作品になってると思います。

              で、そういう作品は劇場で見る価値もあるかとと思いますが、
              FROGMAN 氏の作品は絵なんかどうでもいいような「ギャグのネタで勝負」なアニメなわけで、
              あまり劇場でハイクオリティの絵で見てもうれしくない気がする…
              親コメント
              • by Anonymous Coward

                っていうか、新海作品は美術以外みるべきところがまったくない。特に演出の稚拙さ、脚本の甘さは致命的。

              • by Anonymous Coward
                演出の稚拙さ、脚本の甘さは致命的だが、美術の素晴らしさには目を見張るものがある。

                …とも言えますね。
                日本人は減点方式が骨の髄まで染みついてるとはよく言ったもので。

                # 美術以外を丸投げしたほうが良い作品が出来るという話には同意
              • by Anonymous Coward
                >日本人は減点方式が骨の髄まで染みついてるとはよく言ったもので。

                この人の場合「一人でやってるなんてスゴイ」ってボーナスポイントがついてますから必ずしもそうではないんでは?
            • by fourbeat (16165) on 2007年02月21日 23時15分 (#1114506)
              バンドの楽器(ギター、ベース、ドラム、キーボード、ボーカル)を全て一人で演ってミックスするなんてのは
              今では珍しい話ではないが、管・弦・打楽器を全部一人で演奏してオーケストラを宅録する人がいたら、たぶん
              「すげえ」とか「何考えてんだ」とか思うでしょ?
              喩えるならば漫画は前者、アニメは後者ということです。
              親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年02月21日 23時01分 (#1114498)
          「雲のむこう、約束の場所」はそれなりに人を使ってますね。
          今、ちょっとエンドロールを確認してみましたけど、
          スタッフ一覧 [kumonomukou.com]に居る人の他に、映像系だけでも

          第一班
          作画監督補佐 2人
          原画 9人
          作画協力 6人

          第二班
          作画監督 1人
          演出補佐 1人
          原画 11人
          作画協力 2人

          第三班
          原画 13人

          美術背景 7人
          背景協力 6人

          CGモデリング協力 2人

          動画 15人+5社
          彩色 14人+5社

          と、90人以上が関わってますね。
          ここまでくると「個人作品」じゃなくて、単なる「新海監督によるアニメ映画」だと思います。

          ほしのこえの方は、本当に個人作品(新海氏以外に関わってるのは、音楽の天門氏と、ヒロインの声の人ぐらい)だったのですが、
          それの大ヒットに味をしめたCoMixWaveが
          「一人で作ってこれだけ売れたのなら、もっと金をかけて人をつぎ込めば、もっと売れる作品ができるはず」と暴走しちゃってますからねぇ…
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年02月21日 21時48分 (#1114449)
    金払って見たいとは思わんなー
  • by Anonymous Coward on 2007年02月22日 10時37分 (#1114679)
    どうせならモナジェクトX [google.co.jp]とかを映画化すれば...
    ちなみに当時の/.Jのストーリー [srad.jp]。

    # ネタが短すぎかも。
typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

読み込み中...