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Microsoftを殺したのは誰? 129

ストーリー by Masafumi Otsune
日本はともかく海外ではMicrosoft-Xbox-360はパッとしてるんじゃね? 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

Paul GrahamMicrosoft is Deadyomoyomoが翻訳したマイクロソフトは死んだがなかなか面白い。
これは、Paul Grahamが出会った若いスタートアップの創業者が「もはや誰もマイクロソフトなど恐れていない」と本心で思っていることを察し、いつマイクロソフトが死んで、誰がマイクロソフトを殺したのかということを論じるエッセイである。
Paul Grahamによれば、2001年後半まではマイクロソフトは危険な存在であったが、2005年までに死んだと推測されるらしい。
で、誰が殺したかという点については

  • まず2005年にGoogleがGmailで検索以上のことができることを示したこと
  • Ajaxを利用すればウェブベースのソフトウェアでどれだけのことができるかも示したこと
  • ブロードバンドの普及とAppleのMac OS Xがトドメを刺した
としている。
ゲームではソニーと立場が変わりつつあるものの、 確かにマイクロソフトは単純にパッとしなくなった感はある。それでも莫大な利益を上げ続けているわけだが、もう大人の会社になったということだろうか。
まあ、Googleも5年後には「Googleは死んだ」と書かれるのかもしれない。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 5時55分 (#1140025)
    数年後、ほんとにマイクロソフトが倒産ってことになったとしたら、実際どうなるものか想像してみよう。

    MS-Officeべったりで仕事してきた企業が右往左往することになるのは、単にやつらの危機管理能力が足らなかったってことなので自業自得としてこの際捨ておこう。
    ただ、私が懸念するのは、gnomeやkde等のオープンソース(特にデスクトップ関係)の開発意欲が倒産により大きく損なわれてしまわないかということである。
    WindowsたたくやつもいればLinuxたたくやつもいるけど、結局人間ある部分で常に敵を欲してる心理がある。そして、そういう対抗心理がオープンソースを支える力の少なくとも一部にはなっていることは否定できないように思う。
    そういう意味では大きな資金を背景に製品を売り込んでくるマイクロソフトのような会社はオープンソースにとって重要な存在ではなかろうか。もしもマイクロソフトの製品が完璧であれば、もはや対抗する製品を作る気もうせたかもしれないが、幸いにしてやつらの製品はぼろい。これ以上のヒール役は他には得がたい。

    やっぱりつぶれてもらっちゃ困る会社じゃなかろうか。アンチpc98だった私も、pc98がなくなった時はさびしかったし。。。夢は本当にかなった後のことも考えて願うべきかと思う。

    # とはいえ、マイクロソフトが既に死んでいるとは私にはぜんぜん思えないんだが。
    • 釣り (スコア:5, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年04月10日 6時57分 (#1140037)
      もともとが煽りっぽい文章なんで、釣られる人がいるのは致し方ないことでしょうが、
      Paul Grahamは「死んだ」というのを企業としての死を意図してるわけではないことに注意

      一部引用すると

      >マイクロソフトは80年代後半からおよそ20年にわたり、ソフトウェアの世界に影を落してきた。
      >マイクロソフトの前には IBM がそうだったと言える。
      (略)
      >IBM も同じだ。でも、彼らは危険な存在ではない。

      IBMをMSと同列に扱ってることからして、彼に言わせればIBMも「死んだ」ことになる。でもIBMもMSも依然として超優良企業だよね。そんでこのあと説明抜きで、なぜMSは死んだか、と来る。

      Grahamのいう「死んだ」とは「情報産業を支配する絶対的存在ではなくなった」くらいの意味にとるのが自然に思うんだけど、どうだろう? 企業としての先行きがどうこうとか、少なくともそういう話じゃない。そうして見ると特に目新しいところのない文章で、スラド的には「ああ、そうね」で片付いてしまうような内容だと思う。業界の支配権がハードウェアからOSやブラウザを経て、Webサービスに移行してきたし、支配的企業もIBMからMS、Googleへと置き換わってきた。だからどうした?

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 8時58分 (#1140089)
      MSが潰れて、仮定としてMS製品が完全に突然姿を消したとしたら、
      OSS陣営の開発意欲はなくならないとは思いますが、開発指針は
      大きく停滞すると思います。

      なんだかんだいって、MS製品って、MS以外の多くのソフトウェアの
      指針になってるんですよね。
      MS-OfficeがなければOOoなんて今の形ではないだろうし、機能的にも
      大きく古いものだったでしょう。

      しかし、MS製品はぼろくないとおもいますよ。
      主観を入れずにMSOffice vs OOo で比べてみればわかると思います。
      OOoは、まだ数年は遅れてると思う。
      MSに追いつき、追い越せとしているところだから当たり前なんですが。
      #追い越した後のOOoってどうなるんだろう?
      親コメント
    • まさにそれが、Microsoft が本来持っていた「脅威」なんじゃないの?

      Microsoft のソフトウェアに依存する生活を送っていた人間は、Microsoft が潰れてしまえばいろいろと困ったことになる。あるいは例え潰れなくても、たとえば IE のタコな実装に依存する Web デザイナーは IE がバージョンアップするたびに悲鳴を上げ、Office 文書のデザイン互換性が失われるようなバージョンアップが行われればその都度事務屋は悲鳴を上げていた。例示されているデスクトップ関連のオープンソースだって、Paul Graham 言うところの「間接的な影響」ということがいえる。

      でも、世の中が Web へと志向を転換してゆく中で、多くの物事が、別に Windows じゃなくてもよくなってきたり、別に Office じゃなくてもよくなってきたり、別に IE じゃなくてもよくなってきたりしていってる。結果として、今、Microsoft が突然潰れちゃったとしても、困る人というのはだいぶ少なくなってきた。Paul Graham はそういう状況を指して「Microsoft は死んだ」って揶揄ったわけでしょ?

      もちろん、そうした状況は少なくとも現時点の日本国内ではとんでもなく非現実的だし、多くの人にしてみれば「まだまだ Office 現役じゃん」「少なくとも Mac OS X じゃねーだろ」「Windows 捨ててエロゲーできると思ってんのか!?」なんだろうし、実感として沸いてこないのも無理はないのかもしれないけど、一連の反応を見るにつけ、技術志向の高い人間が集まるはずのコミュニティにしてはあまりにもアンテナの萎れた意見が多すぎるんじゃね? とか思ってしまうわけなんですが、どうなのよ?

      --
      むらちより/あい/をこめて。
      親コメント
  • 誰も紹介してくれないので自分で紹介しますが、ポール・グレアムによる Microsoft is Dead の解説 [yamdas.org]も訳しているので参考まで。

  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 8時55分 (#1140086)
    一連のスレッドを読んで分かったことは、否定的・懐疑的コメントをつけた人の九割は、Paul Graham の原文も、ましてや yomoyomo 氏による翻訳も読んでいないという事実であった。
    これは Microsoft の代表的プロダクツである Office により、各種ドキュメントの電子化が推進されたが、同時に電子化されたドキュメントを誰も読まなくなった事実に符合する。
    マイクロソフトは死んだが、少なくとも否定的・懐疑的コメントをつけた人の心の中には伝統的マイクロソフトの精神が、マイクロソフトが目指した情報化社会の理想が宿っている。
    会社や団体が死んでも、理念は人々の心に残り続ける。情報系企業としてこれ以上の矜持があるであろうか。
    見よ、青い空白い雲。
    マイクロソフトは祖国のため、地球のため、銀河のお星様となって今も我々を照らし続けてくれています。
    見てくれていますか、田舎のおっかさん。
  • by ich84 (33072) on 2007年04月10日 8時57分 (#1140087)
    我々が Y Combinator で投資している人たちはほぼ全員 Apple のラップトップを使っている。スタートアップスクールの聴衆も同じだった。コンピュータの世界の人たちは皆、今では Mac か Linux を使っている。Windows はおばあちゃんのためのものだ。

    どうやら私の住んでる世界とは別の世界の話のようです。
    • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 9時09分 (#1140094)
      そのスタートアップスクールの模様
      http://docs.google.com/Doc?id=dczgjp36_7c78dgn [google.com]

      最近のAppleのラップトップにはDELLと書いてあるようです。
      親コメント
      • アホだなぁ。

        >スタートアップスクールの聴衆も同じだった。

        と書いてあるからには、講師じゃないでしょ。
        そのページのどこに聴衆の使ってるラップトップの写真があるのよ。

        と、ばあちゃんの遺言状に書いてあった。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 6時52分 (#1140036)
    ソフトウェアを開発する者としては
    今一番刺激的なアイデアや優れた開発を行なう企業にはどうしても目が行く。
    そういう意味でのMicrosoft is dead.ていうのは正しいと思う。
    ただ常に世界中の注目を浴びていないと伸びることもかなわないベンチャーならともかく
    マイクロソフトはもうオカネモチだし
    優れたハックで世界をあっと言わせる必要がない立場なんだよね。
    (そのあたりが、歴史は長いくせにいまだベンチャー的な華々しい「ウリ」がないともたないA社との決定的な差)

    なんにせよPaul Grahamは
    「今、Microsoftに注目すべきハッカーはいないし、
        あそこから目の覚めるような素晴らしい技術が誕生することもないだろう」
    というのを言っているわけで、
    どこかのニュースサイトや掲示板で氏ね氏ねM$やってる人のアレとは目線も立場も違うような。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 6時59分 (#1140039)
     パパンがパン あっそーれ だーれっがころしたMicrosoft
    とか
     諸君らが愛してくれたMicrosoftは死んだ!何故だ!
    とか
     よく聞けMicrosoft 貴様は死にはしない 倒産するだけだからなあ
    とか。

    まあとにかく、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」じゃないですが、仮にMicrosftが死んでいたとしても存在感は変わりません。
  • by kjm (1606) on 2007年04月10日 14時27分 (#1140309) ホームページ
    身から出た錆とは言え、Microsoft がセキュリティに注力せざるを得ない状況を決定的につくり出したのはこいつらでしょう。Microsoft がやんちゃな会社から大人の会社になったのは、根本対応としての Trustworthy Computing を打ち出したのが契機なのでは。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 15時25分 (#1140344)
    「マイクロソフトは死んだ」というから
    死んだのか? とか 誰が殺したのか? という話になる

    「マイクロソフトは枯れた」と訳せば
    良い意味でも 悪い意味でも 技術が枯れ始めたという感じがする

    --
    86DOSのデッドコピーから始まった会社がデッドした
  • AJAXの開発者 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年04月10日 3時38分 (#1140007)
    Ajaxの基礎を開発したのはMicrosoftじゃなかったっけ?
    • Re:AJAXの開発者 (スコア:3, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2007年04月10日 5時28分 (#1140022)
      それはタレコミのリンク先で説明されてますよ。
      一部引用します。

      > 皮肉なことにマイクロソフトは、意図せず Ajax の誕生を助けた。
      > Ajax の x は XMLHttpRequest オブジェクトに由来するが
      (略)
      > XMLHttpRequest は、Outlook で必要だったので90年代後半に
      > マイクロソフトによって生み出されたものである。
      親コメント
      • AJAXの開発元 (スコア:4, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2007年04月10日 6時46分 (#1140033)
        そこは「ちがうよ!コナミだよ!」と返すところです。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 10時39分 (#1140164)
        AJAXどころか、Dynamic HTML自体、Microsoftが推し進めなければここまでにはならなかったでしょう。

        思えばWindowsができていなければ、これほど安価に、ネットに常時接続もしてなかったろうし。
        悪い面は多々あれど、それ以上に恩恵を蒙っていると思う。
        といって、ビルが好きになるわけではないが。
        親コメント
        • Re:AJAXの開発者 (スコア:1, 参考になる)

          by yohata (11299) on 2007年04月10日 10時55分 (#1140174)
          >>思えばWindowsができていなければ、これほど安価に、ネットに常時接続もしてなかったろうし。

          MSNが独自ネットワークとしてご存命だったころ、躍起になってインターネットを潰そうと画策していたのをご存じないですか?
          「MSNがネット全てを管理・搾取する社会」も有り得たコトを知ったら、同じこと言えないと思うんだけどな。
          親コメント
  • Googleを過大評価しすぎ (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年04月10日 4時36分 (#1140014)
    結局Googleの収益源って広告業と個人情報収集でしょ?
    全ての技術開発はただの客寄せの道具だし、伝統的なOS・ソフトウェアベンダーである
    マイクロソフトと同じ土俵で戦う気もないでしょ

    結局、マイクロソフトの最大の武器はMS Office。AJAX上のオフィススイートなんて、話題としては面白くても結局使わないし、フリーのオフィスソフトも、フリーであることが売りなだけで品質は劣っている。MS Officeに脅威を与える存在はいまだ存在していないのが現状
    MozillaからFirefoxが作られたように、今後OpenOffice.orgからまともな部品が切り出されてくるようになれば状況も変わるかもしれないけど、まだ当分の間は安泰
    • by nog (7146) on 2007年04月10日 7時01分 (#1140042) 日記

      Googleのやっていることなんて、死因の一つにしか過ぎないんですよ。
      Paul Graham(スタートアップに金を出している人でいいんだよね?)の言いたい事は、スタートアップの創業者(ほとんどがウェブでビジネスをしようとしている)がMSをライバルとして眼中にないことを死んだと言っているのでは?
      よって、MS Officeも関係ありません。彼ら(スタートアップの創業者)はMS Officeの息の根を止めようとしてAjaxを使ったアプリケーションを作っているのではなくて、純粋にビジネスを作る上でAjaxを使っているだけなのでは?
      ちなみにリンク先の本文読みました?あなたのような反応がくる事はわかってるようですよ。

      今度は解説 [yamdas.org]も翻訳されたようです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 8時27分 (#1140071)
      Googleの危険性は、何も検索業・広告業というだけに限らない。

      例えば貪欲ともいえる優秀な人材のかき集め方なんかはすごい。
      優秀な人間は、もう学生のころから手を付けておくのは当たり前で、
      ライバル企業からもどんどん引き抜く。

      業種の違う企業でも、Googleのように新分野で急激に伸びてきた会社は
      金に物を言わせて買収してしまう。
      ライバル企業が出している商品に対し、無料で商品を提供してシェアを
      削ぎ取る。

      これらのやり方が、以前のMS以上ともいえるので、「最も危険」といって
      間違いないと思う。

      株式公開・株価急騰で、本業で必要な運営投資資金よりも巨額になった
      資金に物を言わせるやり方で、旧来企業はもちろん、新鋭企業も根こそぎ
      駆逐していく感じ。

      親コメント
    • by gorogoro (24005) on 2007年04月10日 13時05分 (#1140265)
      Google:今一番人気のカリスマ
      MS:ちょっと落ち目のカリスマ
      評価とかそういう論理的なことじゃないと思う
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 4時39分 (#1140015)
      意識してなきゃそんなに必死になって叩かないよね、普通。
      親コメント
    • 個人情報収集が収益源になってるのか?

      それはともかく、君が
      Googleを過小評価しすぎ、なのはよく理解しました。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 7時53分 (#1140059)
        >個人情報収集が収益源になってるのか?

        今の世の中、抱えている個人情報の量は企業の資産価値そのものだよ。例えばMySpaceが高く売れたのもそのおかげ。

        個人のメール、カレンダー、画像、検索履歴、動画閲覧履歴などの情報を全て抱えこみ、Googleアカウントのもとそれらを結びつければ信じられないくらい良質な個人データを抽出できる巨大なデータベース。それこそがGoogleのもっている資産であり、広告主が金を払う理由です。

        もちろん、もう一つの目に見えない資産は、人々から得ている妙な信頼。これだけ露骨にあらゆる個人情報収集をしながら、なぜかGoogleなら情報を預けても大丈夫と思われている。これは今、世界中で誰にも真似できないこと。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 11時23分 (#1140193)
          > 例えばMySpaceが高く売れたのもそのおかげ。

          どう考えてもトラフィックだと思うけど。Yahooに次ぐトラフィックを持っているサイトが高く売れないわけがないでしょ。第一、一億人の個人情報を解析してそれに見合った広告を出稿するなんて、コストが高くついて仕方ない。個人を識別せずにコンテンツ連動した方がよっぽど早くて安い。

          > (前略)それこそがGoogleのもっている資産であり、広告主が金を払う理由です。

          Adwordsサービスを利用したことあるけど、個人情報、特定ユーザー層(年齢、性別、職業、居住地)と結び付いたところを見たこと無いなぁ。そもそも、検索連動広告やコンテンツ連動広告は、データと結び付くことがあっても、ユーザーと結び付かないのが特徴なんだけど、なんでそこで個人情報が出てくるのかなぁ。第一、アカウントは、利用する際のコントロールに使うものであって、そこには、年齢も職業も登録してないのだけど。Google Checkoutになるとまた別だけどさ。

          個人情報といえば何でも叩けると思っている?
          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 9時15分 (#1140101)
      儲かるビジネスモデルが変化したため、
      IBMと同様にMSもこれ以上の成長は望めないってことでしょう。

      IBM時代にMicrosoftが新しい土俵を作り、Microsoft時代にGoogleが新しい土俵を作った。
      ただそれだけ。
      IBMが倒産しないことと同様に、Microsoftが倒産することはないでしょう。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 4時53分 (#1140019)
    Meあたりまでは、ソフトだけでなくハード的にも重かったけど、
    XPのブロードバンド+複数コア時代に突入すると、
    Web・メール・ワープロ・表計算程度の作業だと、ほとんど不満はありません。
    IE・Outlook・Word・Excel・PowerPointあたりのソフトも新しい機能は要りません。
    ハードもソフトも、現行のコンシューマー向け製品でそれなりに満足してます。
    要するに、XP+officeマシンで十分で、買い換える必要がないので、
    XPがサポート終了するまでMS社にお金使う予定はありません。

    周囲でゲームとかしないXP使ってる人は、だいたいこんな感じです。
    この先、PCに何を求める時代が来るかってことでしょうね。
    • by yohata (11299) on 2007年04月10日 10時38分 (#1140163)
      アイマス服……もとい、ハード部門に対しては、今後も貢いでいく予定です。

      #機能はロジテックの方が高いけど、基本的な使い勝手はMSマウスが頂点だよなあ
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 7時01分 (#1140044)
      95/98/Me/2000/XP

      と各時代それぞれの主流のアプリケーションを使う限り「重い」と感じたことはないです。もっとも、3.1時代95時代の初期は根本的にハードウエアがOSの要求(アプリケーションではない)に追いついていなかった感もありましたが。

      無論、妙なことをしようとすると重かったですが、それはある意味今も一緒。無論、今の方が許容範囲が広いですが、重いという意味では、遠慮なく重いものも存在するのも今。

      ともかく、一般的には、時代と共に加速してきたアプリケーションやデータと、ハードウエアの重さと処理速度の曲線がクロスしてハードウエアの能力の方が一般的な使い方の範囲では要求されるスペックを明らかに越えた(それを越える、コンテンツが最近登場してない)ということでしょうね。

      昔は、その時代時代で、使い出したときは十分快適でも、新しいコーデックが出来たら突然重くなってきたり、(今まで使っていたOfficeでは問題なかったのに)つい色気を出して新しい Office を入れてしまったら、重くなってしまったりと、常に重いコンテンツ・常に重いアプリケーションがどんどんとリリースされたんですけど、最近は、重いものが出なくなった。(重いものは相変わらず重すぎて話にならないが、そう言うものはあきらめられるので速さ競争の範疇に入らない)

      そう言った意味で、ハードウエアの性能向上にコンテンツの重さ向上が負けたということですか。

      ・・・というよりは、シングルコアとしての性能向上がこのしばらく停滞しているのは事実であるので、シンプルに重いコンテンツは出せなくなったという意味合いもありそうですが。マルチコアになったからといっても全ての処理は単純に並列・分散して速くなるわけでもないし。

      たぶん、もう少しCPU性能が向上したら、今まであきらめていた重さのレベルのものが動くようになるので、逆にパソコンが重いと感じるようになるような予感がしないでもない。今は、なんとなくそいう谷間の時期かも。
      親コメント
    • > Web・メール・ワープロ・表計算程度の作業だと、ほとんど不満はありません。

      バージョン間の互換性を除いてはね。
      親コメント
  • やっぱり誤解 (スコア:2, 参考になる)

    元の文章で作者が誤解されたと書いていましたが、やっぱりここでも誤解されているのを見て笑えました。死んだ、っていう表現自体が悪いんでしょうけどね。
  • 不良債権 (スコア:2, 興味深い)

    by gonta (11642) on 2007年04月10日 10時04分 (#1140140) 日記
    Mac屋ですが、正直NTはうらやましかった。プリエンプティブマルチタスク・メモリ保護・”一応”サーバ運用も可能、というあたり。当時MacはOS8とかOS9の世代で、メモリ不正アクセスでOSごと落ちるわ・・・で。

    ただ、NTはいかにもMSっぽいのがActiveXなど”蛇足的”な機能がいっぱい。それがセキュリティホールの呼び水となり、結局セキュリティ面に疑問が残った。当時ActiveXは「ブレーキの無い車」と言われ、設定自体結構ややこしい。

    Vistaまできて世の中の人も、そろそろ「なんでアップデートが必要なの?」ということを気づいている。NTもある程度スタートダッシュがよかったが、設計的に幼稚なところもあって、ここまでひきずったため、結局不良債権になりかねない(もうなってるんじゃないかな?)。

    コンピュータ業界、過去のすばらしいモノに固執したがゆえ、引きずって、会社が立ち行かなくなったものって、どんなものがありましたっけ?・・・あ、MacOS・・・
    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
  • Y Combinator投資先 (スコア:2, 参考になる)

    by home_card (26229) on 2007年04月10日 11時38分 (#1140203)
    「死んだ」ってのは「ソフトウェアビジネスの最先端に居ない」という意味ね。
    http://www.yamdas.org/column/technique/cliffsnotesj.html [yamdas.org]
    じゃY Combinatorが活発な最先端とみなして投資してるところは↓
    http://jp.techcrunch.com/archives/demo-day-y-combinators-spring-chicks/ [techcrunch.com]
    何やってるプロジェクトか見るとなかなか面白い。
  • by nayuta1 (5887) on 2007年04月10日 4時59分 (#1140020)
    それ何て、ネスケ?

    今、Googleでも何でも良いけど。最新のサービスを最初に受けれて、サポートを最も受けれるOSってなに?

    Microsoftを殺したのはあなた達かもしれないけど、この先生きながらえさせるのも、あなた達ですよ。
  • ?サブジェクト (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年04月10日 6時35分 (#1140029)
    >AppleのMac OS Xがトドメを刺した 本気でいってんのか?これ,,
    • Mac使いだけど (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年04月10日 7時00分 (#1140041)
      Paul Grahamは「脅威でなくなった」という意味で死んだといってるみたいだけど、
      一般的には、どう考えてもコンピュータ屋Appleの方が死んでいます。本当に(ry
      ポータブルオーディオプレイヤー屋としては絶好調ですが。

      GrahamにとってはC++やJavaも死んでるんだろうな。
      親コメント
  • だれがMS殺したか? (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年04月10日 8時45分 (#1140079)
    それはわたし、とGoogleが言った。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月10日 11時05分 (#1140181)
    存在感は薄れてきてますね、確実に。
    コラムで触れられているようなことを、おそらく真っ先に意識したというか意識させられたのは
    マイクロソフトでしょう。最初はNetscapeとJavaで。
    だからこそ、ActiveX(実体はCOMオブジェクト)やらAjaxの基礎になったDHTMLやら、
    .NET Frameworkやら次々と新ネタを繰り出してきたわけで。Windows 98ではデスクトップと
    Webの融合という売り文句のActive Desktopなんてのもありました、忘れられましたが。

    マイクロソフトにとって苦しいのは、Webに近づけば近づくほどオープンにせざるを得ず、
    囲い込みが難しくなることでしょう。
    MS的にはActiveXなんか良いアイデアのように思えたんでしょうけど…ちょとね。

    Windows Vistaで.NET Frameworkを前面に押し出してきたのも、そんな流れなんでしょうけど、
    MSが以前の存在感を取り戻すことができるのか、難しいところでしょう。
  • --
    Youthの半分はバファリンでできています。
typodupeerror

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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