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双胴型高速船「ナッチャンRera」が9月1日就航 69

ストーリー by yoosee
高速船旅 部門より

sillywalk 曰く

東日本フェリーは函館~青森間にて9月1日より、双胴型高速船「ナッチャンRera」を運航開始します。所要時間は約1時間半と、在来フェリーの約4時間と比べ大幅な時間短縮を実現しています。
スペックは全長:112m、船幅:30.5m、総トン数:約10,000t、最大搭載人員:800名、最大搭載車輌:約350台(普通自動車)、航海速力:約36ノット(満載時)となっており、またウォータージェット推進器4機を装備しています。なお造船所はINCAT社(豪州)。
すでにYouTubeには函館港へ入港するさいタグボートなしで速やかに180度回頭する様子が投稿されています。どんな乗り心地なのでしょうね:-)

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  • 初代なっちゃん (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年08月31日 0時25分 (#1212135)
    Renaじゃないのか
  • by Anonymous Coward on 2007年08月31日 1時05分 (#1212157)
    既に死に体のTSLに代わって、ウェーブピアサーの高速フェリーを
    さっさと導入して即効性がある観光業てこ入れをしてもらいたい。

    聞けば、TSLによる集客を期待して設備を拡張した小笠原の
    宿屋などは目論見が外れ、過剰投資による債務で途方に暮れているそうな。
    観光客にとっても現行おがさわら丸の足の遅さと観光シーズンの
    席の取りにくさを解消してもらいたいと願う方は数多い。

    双方がすぐに幸せになれる処方箋こそウェーブピアサーの高速フェリーでしょう。
    国産のCRPポッド推進システム採用のフェリーでもオッケーですが。
    • by toworu (27387) on 2007年08月31日 17時48分 (#1212595)
      小笠原TSL 「ナッチャンというのはお前か。」
      ナッチャン 「そうだけど、何。」
      小笠原TSL  「俺はココで最速ってことになってる、小笠原TSLだ。お前がオーストラリアや欧米でどれだけ有名か知らないが、ここでは好きにさせねぇ。俺と勝負しろ。」
      ナッチャン 「・・・・」
        そしてバトル開始。
      小笠原TSL  「こっちは航空用ガスタービンエンジンだ。ディーゼルに負けるわけがないぜ。フフフ・・・」
      親コメント
      • by Technical Type (3408) on 2007年09月01日 13時32分 (#1212843)
        ガスタービンだとエンジンごと外して整備できるのはディーゼルより便利と聞いたが…とにかく、今のガスタービンじゃ燃費悪すぎ。船に燃料積むスペースがやたら必要になって、運べる貨客が減ったんじゃねぇ。

        飛行機のエンジンを船につけてもダメという事ですね。

        親コメント
    • うん。知り合いが散々「TSLが来れば観光客は2倍に増えるから」との行政の説明を信じ、旅館を新築。そしてTSLは頓挫。旅館は完成したものの、従業員を雇ってオープンしても赤字を出すだけと判断し、営業を断念。残ったのは借金。行政は「TSLが来るとは約束していない」だそうだ。
      親コメント
    • それって小笠原航路に投入してもOKな位の航続距離は持っているのかな?
  • by hokunan (11798) on 2007年09月01日 18時17分 (#1212890) ホームページ 日記
    まあ聞いてくれ>>1よ。
    上野発の弘南バス [konanbus.com]の夜行バスにフェリーチケット付で昨日上野発今日フェリー乗ろうとして、だ。

    ちょうど今日の就航にあわせて時間変わってるからそこに書いてる9:10の便がない。
    じゃあナッチャンReraに乗れるのかとフェリーの窓口聞いたら弘南バスに聞いてくれっていわれる。
    聞いてみてぐだぐだなやり取りの結果、「そのチケットだと新ダイヤ16:30の在来フェリーしか乗れません、高速フェリー乗りたいなら差額払って」だそうな。
    そもそもこのバスはフェリーターミナル行かないよ、それは別料金300円でシャトルバス乗ってっていわれたし、差額も何も多客期が過ぎたせいか、そもそも2等旅客は1030円だから別に頼んだほうが安いし。

    まあ縁起物だから差額払って乗ろうとは思うけど、3970円払うのは痛いなあと。
    それはさておき、実際こんなことがありましたよーということで東京方面から同じ手で来ようとしてる人は注意。
    なんか今見たら新しい料金のページができてる [konanbus.com]から、普通に料金を旧料金から切り替えるタイミングを間違えたくさい(トップではReraの就航にあわせて9/1から新料金とか書いてるから、上野発8/31からフェリー付の料金をそうすべきだったのにしなかった)ようだけど、昨日チケット予約して買った時点では何もいわれずに古い内容の9300円っていわれてたのよね。いわれた予約コードもその料金ままだったし。
    • 乗ってきたよ (スコア:2, 参考になる)

      by hokunan (11798) on 2007年09月02日 0時05分 (#1212983) ホームページ 日記
      セルフフォロー。
      • 在来線二等船室料金は2060円だったか。先の料金は子供料金でした。訂正。なので「二等を別に買った方が安い」という私の先のコメントは誤り。
      • 弘南バスフェリー券の件は、一度そういう話で終わったのに再度フェリーの窓口いったらまた話が通じず。窓口経由で最後は直接弘南バスの担当者とうだうだやりあって、「一度そちらは差額を払えばいいという回答で動いていたのに違うことをいわれても困る。こちらは別に在来フェリー代差額を払うにしても何の異存もないが、在来フェリー代無効で全額払えというのは納得行かない」と伝えたところ、当面はこちらでエコノミー全額を払い、差額を差し引いた額(ただし新ツアー代-現ツアー代なのか、高速船代-フェリー代上乗せ分なのかは後日回答)を返金......されるの?
      • どちらにせよ、新ダイヤになるとバスの時間をいじらないと在来船との連絡がとれなくなるし、かといって青森駅着が8:30予定(といいつつ今日は7:30頃にはついていた), Reraの発が10時というのもまた時間が結構爽快に余ります。とはいってもターミナルで歩いて行くほどの余裕があるとも思えず。


      で、乗船の感想。
      • 青森側は、乗船の際は車両と一緒に船尾側の入り口に。車両が乗る脇から進むんですが、客室までは階段じゃなくて船内エスカレーター。
      • エコノミーでも全席指定席。和室とかじゃなくて座席。あいてたら広く使っても黙認されてました。(手荷物を席の側の通路に置いていたら『あいてますのでそちらへ』といわれた。あとはあいていた3席つながってる席の座面で横になってる人もいたけど、キャビンアテンダントさんは毛布渡してても注意はしてなかった模様)
      • キャビンアテンダントが8人も。......いつまでもつかなあ。
      • 売店、北海道とオーストラリアのものしかなかったですよ。青森のリンゴの何かとかあればよかったなあと。
      • でもクラシック(ビール)があったのは高得点。
      • コンセントがない。気になってキャビンアテンダントさんに「ビジネスやエグゼブティブとかだとコンセントあるんですか?」と聞いてみたら、『オーストラリア製なので違うんですよ......』と。普通その国の電源に合わせるだろうし、変換アダプタとかでもかけられると思うんだけど......発注ミス?
      • 多分通常から高速に変化するときだと思うけど途中微妙に揺れ。でも他の揺れやうねりの影響はほとんどなし。
      • 前方の窓は斜めなので、夜きれいに景色の写真を撮るのは難しそう。
      • 函館が近くなって、『15分遅れます』とのアナウンス。実際に(先は車両なので)一般客が降りたのは予定時刻の28分後。なのに遅れた理由についてはいっさい説明なし。高速を売ってるんじゃないの?
      • 函館側の降船はフェリーターミナル直付けの桟橋。そのまま下まで降りられて冬はありがたみがありそうです。
      • ただしこ21:45についていたとしても、この時間の市内向け連絡バスはなし。各自タクシーなり剛脚と自転車なりを用意しましょう。

      という感じでしょうか。今日の青森発函館行き20時発の混み具合は、3座席3列ごとのエコノミーでも、ほぼ外側の通路側だけしかいないぐらいでした。

      ......今度があったら私はJRでいいかな。でも話のネタに乗っておくのもいいかと。新しい船だし。
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  • by Anonymous Coward on 2007年08月31日 0時37分 (#1212139)
    普通のフェリーは車両の乗降口が、船体の前方と後方に設けられてるから
    車両は後退も転回もすることなく前進のみで乗降できるんだけど、
    この形式だと内部で転回しなきゃだめだからちょっと効率下がっちゃうね。

    短距離のちっさいフェリーだとバックで乗り込み前進で降りるってのもあるけど...

    会社サボって乗りに行く予定なのでAC
    • 熊本・島原間のオーシャンアローには何十回乗ったか分からないが、あれは前後に扉がついていた。が、大分・久里浜間のフェリーは乗降口が一緒だった。

      中は下手な立体駐車場より広かったし。

      この船も搭載台数からいって同じと思われる。

      いいなー見てみたいなー乗りたいとまでは言わんから。

      --
      Jubilee
      親コメント
    • 何が普通なのかはわからないが私がよく使う八戸ー苫小牧航路のフェリーは
      後ろだけ開口、しかも内部は立体構造で上が大型車、下層が小型車でぎゅうぎゅうに押し込まれます。
  • INCATの看板商品 (スコア:2, 参考になる)

    by kitakitsune (25416) on 2007年08月31日 0時45分 (#1212146) 日記
    ウェーブピアサーな高速船はINCAT造船所が世界に誇る商品でして、
    ラインナップの中で最大の112m型、その1番艦がこの「ナッチャンRera」です。
    もう少し小さい船型のは米軍で高速輸送船として使われてたり [wikipedia.org]しますね。

    それにしても、こうも高速フェリー/RoRo船が発達するとJR貨物の立つ瀬がどんどん狭く……

  • by Anonymous Coward on 2007年08月31日 1時14分 (#1212160)
    エコノミーで今のフェリーの特等より高いな。 ジェットフォイルの二の舞になりはしないか心配だ。
    • by Anonymous Coward on 2007年08月31日 1時38分 (#1212172)
      ジェットフォイルの初代「ゆにこん」、ウォータージェット推進フェリーの二代目「ゆにこん」と、高速船の導入に2度失敗している航路でもありますしね。
      冬季の欠航多発が撤退への大きな要因となっていたので、まずは今年の冬を乗り切れるかどうかといったところでしょうか。

      #双胴なので、従来のものよりも荒天には強そうですが
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    • Re:運賃が・・・ (スコア:2, 参考になる)

      by nunokawa (7208) on 2007年08月31日 8時55分 (#1212298)
      私もテレビのCM(地元では結構放映されてます)で見て「運賃がなあ・・・」、と思ったクチです。
      ところがえきねっと [eki-net.com]で調べてみると、「青森 - 函館」をJRで行くなら、
      片道3,150円で所要時間は2時間弱のようです。

      フェリー埠頭までの交通の便を考えると違った見解もあるかと思いますが、「高いな」という印象は薄れました。
      子供が小さいから移動時間は短い方がいいので、ナッチャンReraの90分は魅力的です。
      いままでのフェリーしかなかったら、たぶん子供つれて函館にはいきませんね。
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      • Re:運賃が・・・ (スコア:2, 参考になる)

        by tomeibus (32804) on 2007年08月31日 12時26分 (#1212463)

        タレコミに1時間半と書かれているのをそのまま信じている人が多いのですが、運行ダイヤ [higashinihon-ferry.com]を見れば分かる通り、正確には1時間45分です。対してJRの白鳥・スーパー白鳥は1時間47分〜2時間11分です。多くの便が2時間を切るので、差は15分程度になります。15分程度では交通の便の悪さで帳消しになってしまいそうです。

        将来的に青森駅、函館駅周辺にも接岸させる構想 [toonippo.co.jp]もあるようですが、これでも#1212440で指摘した通りJRには往復割引 [jreast.co.jp]があるので、運賃面での不利を覆せないように思います。

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    • Re:運賃が・・・ (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2007年08月31日 8時03分 (#1212282)
      旅客運賃よりも車両運賃20,000円(エコノミー旅客運賃込)という方が気になります。

      (短期滞在でレンタカー使用など)車を運ばなくていいのであれば、函館~青森間は電車で3,000円程度。
      この高速船と大差ない―場合によっては早い―時間で到着するので敢えてフェリーを利用する人はどのくらい居るんでしょうか。
      親コメント
  • 強引なネーミング (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年08月30日 23時58分 (#1212123)
    船名の“ナッチャンRera(レラ)”は、高速フェリーの船体デザインイラスト作者の愛称『ナッチャン』とアイヌ語で「風」という意味の『Rera(レラ)』からなります。
    無理矢理過ぎないか?

    #レラ・チセは良い店だ
  • これ [suntory.co.jp]およびそのCMでの女優の役名か、これ [amazon.co.jp]を思い出しますよね。

    #前者は「なっちゃん」、後者は「ナッちゃん」だけど。
  • 双胴船もジェットフォイルもカコイイけど、
    どっかで水面効果翼機も就航してくれない
    ですかねー。北の海じゃ波が高すぎてムリ
    かのう…。

    参考資料1 [youtube.com]
    参考資料2 [mes.co.jp]
  • by Anonymous Coward on 2007年08月31日 12時50分 (#1212482)
    もう少し小型だけど熊本フェリーhttp://www.kumamotoferry.co.jp/ [kumamotoferry.co.jp]のオーシャンアローが頑張っていますね。こちらは有明海の熊本島原を30分で結んでいます。
    同社社長曰く、この手の高速船定期航路では国内唯一の成功例。だそうです。
    熊本港と島原港は陸路だと有明海沿岸を4県に渡り迂回する必要があり、航路が圧倒的に有利と言う事情はあります。
    物流、ビジネス、観光での需要が元からある事に加えて、同業者との価格差がそれほど無い事も成功の原因かと。
    同一の航路にもう一社(九州商船)が通常のカーフェリーを所要1時間で運行している。
    意外な事に両者の運賃運差は、割引未使用時で人車ともにそれぞれ200円程度となっている。
    船の数が違うので(高速船は1隻、九州商船は複数隻を運用)、当然ながらオーシャンアローの方が便数が少ない。
    よって利用者は港に到着したタイミングと急ぎ具合よって船を選択する事になる。
    この辺りが両者ともそこそこ利益を上げていられる原因かと思う。

    青函航路の場合は、他者との料金の差と所要時間の短縮を比較して、是とする利用者が多ければビジネスとして成立し、ちょっとした贅沢のレベルに留まるのであれば苦しい展開が予想される。
  • 都内から(車で)24時間以内に道東や道北まで到達するには、あの青森〜函館間の4時間は貴重な睡眠時間であるが、2時間弱だと眠れない。

    う〜む。
  • by Anonymous Coward on 2007年08月30日 23時54分 (#1212119)
    サイコーです。変な意味で
  • by Anonymous Coward on 2007年08月31日 1時44分 (#1212176)
    電車より速ぇのか……
typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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