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テクノロジー

光を当てると伸縮する樹脂素材を活用した、光で動くモーター 16

ストーリー by hylom
目指せ未来のソーラーカー 部門より

insiderman 曰く、

光を当てることで伸縮する素材を活用した、光をエネルギーとして動作するモーターが開発されました(東京新聞の記事)。

これは東工大の池田富樹教授と山田宗紀研究員らが開発したもので、光エネルギーを電気に変えるのではなく、直接動力に変えることができるのが特徴となっています。

このモーターで利用されている樹脂素材は、アゾベンゼンを主成分としたもので、紫外線を当てると縮み、可視光を当てると元に戻る性質があるそうです。この樹脂をベルト状にして車輪にかけ、片方の車輪に紫外線、もう片方に可視光線を当てることで伸縮反応が連続で発生し、車輪が回転するという仕組み。

フィルムの伸縮力は人間の筋力の4倍、車輪の回転数は1分に1回転とまだまだ実用化には遠いですが、光を直接動力に変換できるというのは画期的ではないでしょうか。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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