Microsoft、仮想化を考慮してソフトウェアライセンスを緩和 6
ストーリー by hayakawa
Windows Serverに「Datacenter Edition」を採用すれば完璧 部門より
Windows Serverに「Datacenter Edition」を採用すれば完璧 部門より
Microsoftのソフトウェアライセンスには、仮想マシン上でソフトウェアを利用する場合でも90日間以内に物理サーバを変更してはならない(変更する場合は別途ライセンスが必要)というルールが含まれているが、このルールが9月1日から変更される(Microsoftのプレスリリース、@ITの記事)。
新しいライセンスでは90日間ルールの適用対象が“サーバ”から“サーバファーム”に変更され、同一サーバファーム内なら無制限にインスタンスを移動できるようになる。ただし、変更されるのは41種類のサーバアプリケーションのボリュームライセンスで、個別に購入した場合のライセンスは従来のまま。OSのライセンスも(ボリュームライセンスか個別ライセンスかに関わらず)変更されない。
サーバファーム上でWindowsサーバを仮想化するような企業なら、ボリュームライセンスでソフトウェアを購入しているケースが多いと思われるので、適用範囲の制限は妥当といえば妥当だが、どうせならOSにも適用してもらいたかった。
マイクロソフト, 貸そうか (スコア:1, おもしろおかしい)
VMotion とか LiveMigrate とか (スコア:1)
WindowsServer の OSインスタンスを動かす場合には、
物理マシン分*稼動インスタンス分のOSライセンスを買って
動かすのは稼動インスタンス分だけ、
(物理マシン台数-1)*稼動インスタンス数のライセンスは寝かせておけってか。
あほらしい。
素直に「すべからく物理マシン台数分の DatacenterEdition を買ってください」と言ったらどうだ。
まあ Hyper-V 上で動かすなら矛盾しないんだろうけどな。
Hyper-V にはインスタンスがホットなまま物理マシンを移動する機能がないから。
Hyper-V の FAQ
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/virtualization/faq.mspx [microsoft.com]
どの項目も煙に巻くだけでほぼ何も答えになってないのがすごい
一番肝心な部分は日本語に翻訳されていない古いドキュメントだし。
ライセンス数を管理するコスト (スコア:0)
まぁ、その秘密鍵は担保能力のある秘密鍵なのか (ぶっちゃけ、guestってアカウントにひもづけてみんなで使ってんじゃないか)、という問題はあるだろうが...
すみません (スコア:0)
サーバファームって何? (スコア:0)
リリース中に「virtualization 」なんて出てくるので仮想化を念頭においていそうですが、 90日ルールは物理環境でも、たとえばブレードサーバで障害時予備ブレードへ切り替える際などにも 問題となったりするので、定義によっては幸せになれる人多いかも…