松下、ミラーレスの「デジタル一眼カメラ」を発表 105
ストーリー by hylom
レンズ交換ができるコンパクトデジカメ 部門より
レンズ交換ができるコンパクトデジカメ 部門より
Anonymous Coward曰く、
松下電器が光学式ファインダーを搭載しない一眼カメラ「DMC-G1K」(LUMIX G1)を発表した(松下電器のニュースリリース、製品ホームページ)。
このカメラは一見するとデジタル一眼レフカメラと似たような外見をしており、レンズ交換も可能だが、本体内にミラーを搭載せず、光学式ファインダーも搭載していない点が大きく異なる。そのため、名称も「デジタル一眼レフカメラ」ではなく、「デジタル一眼カメラ」となっている。光学式ファインダーは搭載していないが、代わりに144万画素のEVF(電子式ビューファインダー)は利用可能だ。
本体サイズは124×83.6×45.2mm、重量はレンズキットに付属する14-45mmレンズやバッテリー、メモリーカードを搭載した状態で約635g。ミラーを無くすことで、撮像素子サイズは従来のフォーサーズシステムと同様のものを使いつつ小型軽量化を実現できたそうだ。一眼カメラとしては珍しく、本体色がレッドやブルーのモデルも用意されている。
誰か書くだろうけど (スコア:3, すばらしい洞察)
一眼レフじゃなくて、一眼デジタルカメラでしょ?
直前に自身でそう書いているのに… (-_-)
Re:誰か書くだろうけど (スコア:1)
Re:誰か書くだろうけど (スコア:5, 参考になる)
>>これだけ?「省略できたので軽量化」と言えるほど重いの?
一眼レフは、撮像素子とレンズの間にミラーを配置するために、それなりの空間が必要です。
マイクロフォーサーズはこの空間が必要ないので、ボディを薄くすることができます。
また、撮像素子のレンズは近いほうが光学的に有利であり、有利になったぶん、レンズの取
り付け部の径を小さくできるようになりました。これもボディとレンズの軽量化に貢献して
います。
ちなみに、ペンタプリズムはたしかに重い部品ですが、”一眼レフ”のエントリー機にはプリ
ズムは採用されていなくてペンタミラーになっています。ペンタミラーよりは電子式ファンダ
ーのほうが重いかも。
マイクロフォーサーズ (スコア:3, 参考になる)
> ペンタミラーよりは電子式ファンダーのほうが重いかも。
比較対照がペンタプリズムじゃなくてペンタミラー(ダハミラー)なら、そうかもしれないですかね。レフミラーの機構を含めたら、そんな事はないと思いたい。
この「マイクロフォーサーズ」初の製品が、オリンパスの「在来型フォーサーズ」E-410より10g重く、E-420より5g重いのは、見なかったことにする。
Re:誰か書くだろうけど (スコア:3, 参考になる)
Re:誰か書くだろうけど (スコア:1, 参考になる)
35mmフルサイズCCD用のプリズムだと倍以上あるはず。
Re:誰か書くだろうけど (スコア:1, 興味深い)
一眼レフカメラ用のレンズ→レンズマウント→(CCD+読みだし回路+記録回路+液晶)
だけだから、AFじゃなけりゃジャンクの寄せ集めでも作れる。
オタクは作ってたけど一流メーカーが商品にしたところが画期的なんじゃ?
あ、、そもそもカメラメーカーじゃないのか。
Re:誰か書くだろうけど (スコア:1, 興味深い)
たとえ考え付いたとしても、そのメーカのファンとやらからボコボコにクレームつけられますし。
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コミケに来てるカメコはみんな○んでしまえ。
Re:誰か書くだろうけど (スコア:1)
剛性とか低くても大丈夫になるだろうから、そこで重量がまた削られると思う。
EVFの「画素数」 (スコア:3, 参考になる)
松下,現行一眼レフ機を一部否定する意欲作を投入 [nikkeibp.co.jp] (要ログイン) (強調部は引用者)
フィールドシーケンシャルなら、48万画素はあくまで48万画素(1画素でRGB出ますよ、というだけ)で、これを144万画素というのはおかしいような。
まあそれにしても、フィールドシーケンシャル方式というのは興味深いです。180(=60xRGB)Hzで、ファインダー内で視点を動かした場合の色ズレ(いわゆるカラーブレーキングノイズ)がどの程度のものか、実際に覗いて確かめてみたいですね。
Re:EVFの「画素数」 (スコア:2, 参考になる)
少し前までドットと画素が混在して用いられてましたが、
RGB で 1画素、それぞれを分けるなら 3ドットと表記が統一されました。
ドットで表記した方が画素で表記するよりも数字が大きく見えるのではったりかませます。
TomOne
Re:EVFの「画素数」 (スコア:1)
たとえば、FOVEON X3センサーは「1400万画素相当(2640x1760ドット)」という表記をしてます。
ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:1)
これがずっと見られるならスポーツとか動きの速いものもカン(脳内動態予測)に頼らず、ピントを合わせつづけられると期待しています。
段々ビデオカメラと区別がつかなくなってくるような…
Re:ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:3, 参考になる)
むしろ、EVFならEXILIM PRO EX-F1のような発展形も考えられますし。(これは、通常の一眼レフではほぼ不可能)
Re:ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:2, 参考になる)
別のとこで誰か指摘していたハーフミラーでタイムラグが数msのEOSでも、わざわざ55msにする設定があったくらい。
EVFはファインダに出る映像に四六時中タイムラグがあるので、実際に撮ると不規則に動くもの(飛んでいる鳥とかうろちょろする子供)は大変追いにくいです。方向転換したときについていけないので、両目開けてEVF覗いていないほうの目で被写体を追うようにしますね。
#って自分の目で二眼にしてるだけですが。
EX-F1は面白いけどもうちょっとISO感度が上がってくれないかなー。ストロボ焚かなきゃいけないとなると、メリットなくなっちゃうし・・・。
しかしいろんな方式のカメラがいろんな撮りかたをアピールしてきたのでこれからもカメラが一台で済むことがなさそうで、楽しいやら懐が寒いやら・・・。:^)
Re:ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:1)
Re:ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:1)
Re:ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:1, 参考になる)
> 後から好みのシーンを選ぶとかね。
そういう機能のソフトとしては、松下の消えたノートパソコンブランド HITO-PCにDVキャプチャーというソフトがついてた。デジタルビデオの動画から静止画をキャプチャするソフトなんだけど、キャプチャボタンを押したフレームの前後64枚が取り込まれてて、そっから選べるようになってた。運動会で子供のベストショット選ぶのに重宝したんだけど、後が続いてないorz
そんなソフトを出してたくらいだから、半導体メモリの価格がどんどん下がってる今、とりあえず50フレーム分くらい連写してそっから選ぶってのを出してくるかもね。選ぶのがメンドクサイかもしれないけど。
Re:ずっと撮影対象が見られると期待 (スコア:2, 興味深い)
そういうニーズには、また別のアプローチがあるよ。
特殊な光学系を使って撮影したデータを下に、あとから任意の被写界深度、焦点位置の画像を合成するもの
Light Field Photography [nikkeibp.co.jp]
これは光を絵に焼き付けるというよりは、センサーがキャッチした光を解析して元の3次元像を推測すると言う発想。
いやはや、デジタルの世界は古い写真の常識をバキバキ壊してくれそうで、わくわくしますな。
そういえば、リアルなCG映画「ベオウルフ」で、出演した俳優は、自分が生で無くCGで表現されることを
気に入らないかと思いきや、結構好評だったという話を読んだなぁ。なぜなら、一旦3次元データを得てしまえば、
あとから照明の状態やセットの状態等いくらでも好きなように変更できるので、撮影がものすごく効率よく進んで、
セットの準備待ち、オープンセットでの天気待ちなどのうんざりする待ち時間がなくなったし、
同じシーンをカメラ位置を変えて何度も撮影とかいうのもなくなったからだと。
カメラは絵を撮るというものから、周囲の状態を素でまるごと記録するという方向に進んでいくのかもね。
それはカメラとは呼ばなくなるかもしれないけど。
電子式収差補正しているらしい (スコア:1, 興味深い)
Re:電子式収差補正しているらしい (スコア:1)
新レンズはファームアップで対応
Re:電子式収差補正しているらしい (スコア:1)
今回はマイクロフォーサーズという新しい規格なので、レンズプロファイルに収差補正のためのデータも追加したということは十分考えられますね。
うじゃうじゃ
識者に伺います。 (スコア:1)
恐らく、銀塩時代のレンズ遺産を生かすためなのでしょうが、マウントから撮像素子までの距離(フランジバック)をミラーレスにしてもあえて変えずに、「ミラーレス専用レンズ」をマウント面後方にレンズがめり込む形でデザインすれば、専用レンズはカメラ外部への飛び出しも少なくなってコンパクトになるし、バックフォーカスを小さくできるのでレトロフォーカスではない自然な広角レンズも作れるし、バックフォーカスを短くする理由のない望遠系のレンズは過去のレンズを流用できるしでいいことづくめのような気がするのですが。
マウントの口径の関係で、そういう「めり込みレンズ」は作れないのかしらん。
Re:識者に伺います。 (スコア:3, 参考になる)
ただ、個人的な見解としては、究極的にはミラー不要になると考えています。
現時点ではまだまだ技術的に追いついていない部分もありますが、本質的に解決不能だとは思っていません。
現に、以前の議論からわずか2年でいろいろと改善されてきた部分もあります。(CMOS撮像素子によるところが大きい)
Re:識者に伺います。 (スコア:1)
http://srad.jp/comments.pl?sid=296558&cid=864066 [srad.jp]
のコメントは非常に分かりやすいものでした。ただ、私も解決不可能な課題ではないと思いますし、バックフォーカスを短くすることによる光学系のメリットの方が上回るのはそれほど遠い未来ではないのかもしれませんね。
Re:識者に伺います。 (スコア:3, 参考になる)
ピントをマニュアルで合わせるためでしょう。
AFもいろいろ進歩してますが、画面のどこにピントを合わせるべきか、というアルゴリズムが完全でない。もしそういうアルゴリズムができるとすると、それは人間と同等に芸術やデザインというものが理解できるコンピュータということになる。そんなものをカメラに内蔵するのは無理。
マニュアルなら画面のどこでもピントが合うわけですから。ただ安い機種では光学ファインダーが見えずらいものがあるのも事実ですが。
もちろん現状のAFで十分といえるジャンルの写真もあるわけで、AFさえあればいいという人には一眼レフファインダーは無用の長物でしょう。
Re:識者に伺います。 (スコア:1, 参考になる)
・EVFの性能不足。->来年辺りから有機ELの物が出て来る予定。
ってトコロで、やっと環境が揃いつつあるってトコロじゃないかと。
逆にそれさえクリアすれば、
・センサーを使った画像認識AFが使える。
・ファインダーで補正画像が使える。
・静止画と動画のシームレスな環境。
なんて利点が有る。
バックフォーカスを小さくしてのレンズってのは、そのうち出るかもしれないけど、現状のセンサーではまだまだ無理。
やはり有る程度のテレセントリック性は必要ってのは、既存レンズで可能って言っていたキヤノンやニコンがデジタル対応としてバックフォーカスの長いレンズを用意してきたのを見ても解る。
けど、上手く作れば自動沈胴レンズは作れるだろうケド。
コイツは有り物で作った速度優先で作った奴で、多分本命は来年早々に出るってHD動画でAFが使えるってヤツではないかな。
Re:識者に伺います。 (スコア:1)
これは利点なんですが、逆に従来の位相差検出式AFと違ってピンずれの方向が分からないためフォーカスを前後に駆動しないとあわせられないという課題もありますね。
動体(特に視線方向に動く物体)への追従性は今後は重点的に研究して解決していくかも知れませんが、撮像素子のフレームレートを高めたり、AF系のガタを減らす必要(松下は従来型フォーサーズ機のDMC-L10における撮像素子AFでは対応レンズのみに制限していますが、この理由もあるのでしょう)があったりして結構面倒くさそうです。
今回のモデルは、それほどの動体追従性能を要しないクラスに位置するのでその点は問題ないかもしれませんが。
ファインダーの問題かと (スコア:1)
フル・ハイビジョンで大体200万画素、標準的なデジタル一眼レフの撮像板が1000万画素なので、フル・ハイビジョン用のEVFでも、まだ力不足だとは思いますが、高機能カメラのの使用目的が表現だけではないので、このようなカメラも高性能デジタルカメラの進化の一つとして正常進化だとは思いますね。
Re:ファインダーの問題かと (スコア:2, すばらしい洞察)
テレビですら液晶で不満が残る現状、ナマの光を見られる光学ファインダーが簡単に液晶に置き換えられるはずもありません。ピント合わせなどの追従が改善されたとしても、あれでレンズの違いとか最終的な仕上がりが、わかるとは思えないし、実際の景色を見ないでシャッターを押すことにも抵抗があります。気持ちが盛り上がらないっていうか。写真が趣味の人、あまりいないのでしょうか。
Re:識者に伺います。 (スコア:1)
この後。。。 (スコア:1)
もし、これで動画までちゃんと撮れたら、今度問題になるのは、そういうカメラの形状。
1.現在の一眼レフみたいな形にする
2.現在のビデオカメラのような形状にする。
3.どちらでもない新しい形にする。
どれなんでしょうか?
Re:この後。。。 (スコア:1)
>2.現在のビデオカメラのような形状にする。
はまずないでしょう。
この方式は大きめのレンズを装着して重心が前になるとホールドしにくいと思います。
従来型一眼レフ風のグリップはレンズが重くなってもある程度までは対応可能。
とはいっても最近は本体の小型化が進んだせいで、あまり大きなレンズをつけるのは現実的じゃなくなってますが。
うじゃうじゃ
一眼ですね (スコア:1)
検討はしたんですが、自分の力量ならこれでいいかとなりました。
ちなみに、こっちはかなりムリクリで二眼になってます。(ほとんど使わないやw)
M-FalconSky (暑いか寒い)
もっと小さくなることに期待 (スコア:1)
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:3, 参考になる)
マミヤには2眼の交換式がありました。(Cシリーズ)
#余談。
---にょろ~ん
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:2, 興味深い)
> 撮影用とファインダー用の光学系が共用され一系統であるため「一眼」
とありますね。
ということは、一般のコンパクトデジカメも(ほとんど)すべて「一眼」のような?
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:1)
以前はついてましたが。
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:1)
CMOS、CCDなりの撮像素子が人の網膜にあたるとすれば、1画素にあたるのは1視細胞かなっと。
何眼かってのは、レンズというか光の入り口の数で数えましょう。
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:1)
TomOne
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:1)
いいんぢゃない??
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:1)
まあ、一番目の要件が非常に疑問ですが。
Re:「一眼」の定義って何? (スコア:1, 興味深い)
一般消費者は「ペンタプリズム+光学式ファインダー付属」というところまで意識していないかもしれませんが、これまで業界ではそのように分類し、そういうのが「一眼レフ」の特徴であると説明して来ましたので、それにうまく乗ろうとしたという印象はまぬがれないと思います。
今までにも「ネオ一眼」なる呼称もありましたので、不正競争とか不当表示とまでいえるかどうかは微妙なところですが。
意地悪な見方をすれば、松下の本当の狙いは、この商品を「ネオ一眼」などの「一眼レフもどき」と一緒のコーナーではなく、「一眼レフ」のコーナーに並べてもらいたい(そうでないとサイズや重さをアピールできない)というところかもしれません。
Re:どちらかっつーとレンズ交換式レンジファインダーカメラの系譜じゃ? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:どちらかっつーとレンズ交換式レンジファインダーカメラの系譜じゃ? (スコア:1, 興味深い)
Re:どちらかっつーとレンズ交換式レンジファインダーカメラの系譜じゃ? (スコア:1, すばらしい洞察)
レンズ交換式コンパクトデジタルカメラじゃないかな
Re:どちらかっつーとレンズ交換式レンジファインダーカメラの系譜じゃ? (スコア:1)
Re:型番を空目した (スコア:1)
Dがデジタルの略だとして、Cがカメラ、じゃあMは?
#DもCも違ってたりして
Re:型番を空目した (スコア:2, すばらしい洞察)
「松下」じゃない? ;-)
一瞬「モノアイ」の M かとか思ったけど、一眼レフは Single-lens Reflex だそうで。
Re:型番を空目した (スコア:1)
デジタルマビカコンパクトの略ですよね。
#そりゃーソニーだ