訃報:SF作家バリントン・J・ベイリー死去 13
ストーリー by soara
T.Sawamoto 曰く、
奇想天外なアイディアを詰め込んだ独特の作風で知られるSF作家バリントン・J・ベイリー氏が、去る10月14日大腸がんの合併症により亡くなられました。享年71。(Locus Onlineの訃報)
奇抜な設定と驚愕の展開で読者を翻弄してくれる、ワイドスクリーン・バロックの第一人者と言える方でした。『カエアンの聖衣』の破天荒ぶりには、読後しばらく呆然としてしまったのを覚えています。
数々のユニークな作品をありがとうございました。安らかにお眠りください。
ご冥福をお祈り申し上げます (スコア:3, 参考になる)
http://homepage1.nifty.com/ta/sfb/bayley.htm [nifty.com]
ファンだったのに (スコア:1)
最近は海外SFが全くと言っていいほど翻訳されていないので、
氏の未翻訳作品とか、発売される可能性はあるのだろうか。
Re:ファンだったのに (スコア:1)
カエアンを読んだときからファンでした。
日本にはファンが比較的多かったのではないかと思うのですが
翻訳はなかなか進みませんでしたね。
もう70歳を越えるお年だったとは知りませんでした。
翻訳されていない作品、未発表の作品がいくつもあると
思われるので今後紹介されることを期待します。
Re: (スコア:0)
「ベイリー」在庫検索で引っかかったのは創元SF「時間衝突」1冊のみ。
無事今日のうちに最後の1冊をGetできたので、今夜はこれを肴に飲む。
印象に残っているのは (スコア:1)
しかし、もうそういうお年だったとは・・
Re:印象に残っているのは (スコア:2, 興味深い)
#そもそも SF ファンじゃないので、愚痴か放言
Re:印象に残っているのは (スコア:2, 興味深い)
あまりにもファンがコア過ぎて、生活そのものは赤貧洗うが如しだったと聞きます。冥福をお祈りします。
Re:印象に残っているのは (スコア:1)
作者が考え出したというより、理解不能似近いものを何とか文章にしようとしているような、
そんな感じすらありました。
余談ではありますが、71歳と言えば先日無くなった緒形拳さんもそうでした。
70歳前後という年は、本当に亡くなる方が多いです…赤塚不二夫氏然り、青島幸男氏然り、
ロイ・シャイダー然り、スティーブン・マーロウもぎりぎり70代ですね…。
70代は現代では、「お年」というにはまだまだだと思います。
私も父が73で鬼籍に入りましたが、何でこんなに若くて、と、感じましたし…。
と、オフトピックな方向に流れるのはこの辺にして。
まだまだ活躍して欲しい作家の一人ではありました。
安らかにお眠りください。
Re:印象に残っているのは (スコア:1)
Re:印象に残っているのは (スコア:1)
ベイリー大好きです・・・惜しいなぁ。
翻訳で読めるのは禅銃、カエアンの聖衣、永劫回帰、時間衝突くらいでしょうか。
まだまだ未訳の作品がたくさんあります。もっと評価が高まって欲しい。
Re:印象に残っているのは (スコア:1)
ひきこもってもやっていけるケース・スタディとしてこうありたいと思っています。
Re:印象に残っているのは (スコア:1)
本当にそう思います。
ベイリーの短編集の邦訳は「シティ5からの脱出」しか本になってないと思うのですが、
これがめっぽう面白い。私的には、これまで読んだ海外短編SF集の中で一番面白い
のに、現在絶版状態になってしまってる。作品リストではまだまだ未訳の短編がある
ようなので、どこかで出版してくれないかなあ。
Re: (スコア:0)