スマートフォンの進化で拡張現実が身近に? 41
ストーリー by hylom
技術的には実用段階、 部門より
技術的には実用段階、 部門より
iPhoneなどのスマートフォンを使った拡張現実のデモ動画が、Technology Reviewのブログ記事で紹介されています。これは、スマートフォンのカメラで撮影した動画にリアルタイムで情報やグラフィックを付け加えて表示するもので、撮影された風景に3Dオブジェクトが重ね合わされたり、情報が表示される、といったデモが紹介されています。
実際の映像にCGを使って情報を付加する拡張現実は、ターミネーターやドラゴンボール(のスカウター)、攻殻機動隊などの映画・漫画ではお馴染みのものですが、まだ身近な存在にはなっていません。その原因は技術面ではなく、人前で付けるには恥ずかしいヘッドマウントディスプレイにあるとタレコミ人は勝手に推測していますが、スマートフォンにはたいていカメラが付いていますし、性能も向上してきているのでこれをインタフェースにすればすぐに普及するような気もします。たとえば、目的地までの道順をカメラの映像に重ね合わせてくれる道案内アプリなどは、地図を読むのが苦手な人には便利そうです。
スマートフォンで道案内アプリ…… (スコア:3, すばらしい洞察)
#携帯用音楽プレイヤーで音楽聴きながら歩くより危険では?
神社でC#.NET
考えように拠っては (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:スマートフォンで道案内アプリ…… (スコア:1)
って教えてくれるようになりますよ。もう少ししたら。
# で、そのうち道案内アプリに「おいっ、あぶないっ」といわれて
# 「へ?」
# と立ち止まった所に車が突っ込んでくる…という状態が…
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
しかもそれが事故ではなく殺人…
Re: (スコア:0)
Re:スマートフォンで道案内アプリ…… (スコア:1)
気分によってナレーションの声が切り替えられたりするとちょっとした散歩にも臨場感が。
# 今日この店、新刊いっぱい入ってたけど、もう売り切れちゃってますね(CV:森本レオ)
Re:スマートフォンで道案内アプリ…… (スコア:2, おもしろおかしい)
いつまでたっても目的地に到着しません。
理想的には (スコア:2, 参考になる)
電脳メガネは「視界を80%ぐらいカヴァー」&「HDMIぐらいの解像度」がないと用途が限られそうです。あとは入力インタフェイス……ですかね。
カメラが指の動きを認識してヴァーチャルキーボードか、ジェスチャ+音声か。
実はARの一番の問題は「どうやってあらゆるモノにタグを埋め込むか」と「どうやってそれを読み取るか」。単に視界内にヴァーチャルなモノを置くぐらいならともかく、視界から情報を汲み取って「右クリック」を追加するとなると、エリア内の情報を公衆送信する仕組みとそれを視界に結び付ける仕組みが必要です。
そのためには利点が未知数の段階でインフラを整備し、利益が未知数の段階でICタグを埋め込んだ商品を流通させる必要があり、それには多分大々的にモニタ募集して一帯の住人全員にARを日常利用して貰うぐらいの勢いが必要でしょう。
大黒市って実はそのモデルケースとして整備された場所だったんですかね。
スマートフォンの話からは随分逸れましたが、スマートフォンがARのための機材であるとするならば正当な進化経路は「電脳メガネ」だと思うので。
Re: (スコア:0)
Re:理想的には (スコア:1)
なんかBMI/脳機械インターフェースが発展したら本当にそういう世界になりそうで悲しい。
脳にリアリティのある映像を送り込むより、脳を納得させてリアルな映像を見た気分に
させてしまうほうがいろいろと安上がりでしょうし。
結局 (スコア:2, すばらしい洞察)
人前で付けても恥ずかしくないよ! (スコア:2, すばらしい洞察)
それはサテオキ、拡張現実っていうかAR(拡張現実って日本語はなんかみっともない)に最も適しているのはHMDです。
iポンとかスマートフォンのような、常に自分の進行方向にかざさなければならないようなデバイスは話になりません。
問題は、HMDをつけた人に見られたとき、
「自分の何かが記録されているかもしれない」という疑心暗鬼というか強迫観念というかをいかに薄れさせるか
でしょうかねぇ……
見た目だったら (スコア:1)
ついでに、指電話も実装する方向で!
Re: (スコア:0)
さらに、右と左に別々のものを表示できるので、夢の目の前キーボードも立体もいける気がする。
問題は、処理系のハードとバッテリーをどうするかだけれど……
#無線が速くなったら、表示画像だけ受け取るとか出来ないか?!
#ああ、あと半世紀遅く生まれて且つ、人類が滅亡してなかったら結構楽しかったかも。
Re:見た目だったら (スコア:4, 興味深い)
表示装置自体は半世紀も待たなくて良さそうですよ.
問題はまぁ,見た目に怪しいということでしょうが,それも
「まずは法人向けに展開し、ディスプレイに回路図を投影しながら
工事したり、カルテを映しながら手術する」
のように,仕事で目にする機会が増えれば,社会的受容はけっこう
速やかなのではないでしょうか.
初代WALKMANが出たとき,早速買い込んだ私は,面白がっていつも
ヘッドフォン掛けて外出してたものですが,最初は非常に不審がられました.
それも風景に馴染んだのは2年も要さなかったような記憶があります.
Re:見た目だったら (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
ケータイカメラで拡張現実というと (スコア:1)
http://0.tecmo.jp/
3Dゲームもだいぶ一般的になっていますし、リアルにゲームを溶け込ませる方向というのはアリになってきたのかなぁ、と思います。
Sec○ndLifeのようにゼロから世界を作るのではなく、現実世界にオーバーレイする形で仮想世界を作るとか。
つまり (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
センサーが足りない (スコア:1)
方位センサを積んだ端末がほとんど無いんですよ…(iPhone も積んでない)
仮想の3次元空間と現実の3次元空間のマッチングをするためには、方位センサが足りません。
理論上は、角加速度を積算して方位を算出できそうですが絶対方位を知るには精度的に厳しいですし、
最近のdocomoの携帯電話なんかはカメラを使って「画像認識で向きの変化検出」なんてことをしてますし、
カメラで高精度な3次元空間検出する [srad.jp]なんて技術もありますけど、
この手の方法ではは相対的な情報しかわからないので、どっかでキャリブレーションしないといけないんですよね。
電子コンパスはauが昔はいろいろ積んでたけど最近は無くなってきてるし、現行の携帯端末で電子コンパスを積んでるのはソフトバンクのぐらいじゃないかな。 [softbank.jp]
ナビ系デバイスなら電子コンパスを積んで [maplus-navi.jp]るのもありますけど、プログラム自作は無理。
ステラウィンドウ [fairydevices.jp]っていうPC用星空ソフトがUSB接続の電子コンパス同梱で、これを使うためのSDKも出す予定だそうなのでちょっと興味が引かれてるところです。
Re:センサーが足りない (スコア:1)
# てか他のセンサ使うと誤差が大きくてやってらんないんじゃないかと。
そういや「零」シリーズの番外みたいのに「携帯電話のカメラで心霊写真を撮る」ってのが...。
Re:センサーが足りない (スコア:1)
まだ研究所の技術デモという段階でしたし、ARというイメージとは違うものでしたが。
Re:センサーが足りない (スコア:1)
おおざっぱに東西南北程度ならいいんですが。
屋内測位は、IMESか可視光あたりが本格的にならないと難しいかなぁ
Re:センサーが足りない (スコア:1)
読めば方向がわかりそうですね。反射波をひっかけないようにそれなりの
対策は必要でしょうが。
Re: (スコア:0)
GPSでいいんじゃ?
Re:センサーが足りない (スコア:1)
指向性がないと(くるくる回るとか、フェイズドアレイになっているとか)、
今回は意味がないと思います。
GPSだと、周波数的に十分な指向性がでないんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
どうせ見るのは人間なんだから、そんなの適当に誤魔化せばいいような気がします。
ていうか日常的な体験に照らす限り、方位がそんなに重要で不可欠な情報だとは思えないんだけど…?
Re: (スコア:0)
>現行の携帯端末で電子コンパスを積んでるのはソフトバンクのぐらいじゃないかな。
元祖G-Shockケータイの直系、W62CAなんかは電子コンパス付いてますけど?
Gセンサーや温度計も付いているので、G-ShockというよりProtrekに近いです。
GPS積んでいれば、電子コンパスが無くてもある程度は方位を調べられますが。
温度計はケータイ自体が熱を発するのであまり役に立ちません。
赤外線を使った温度センサーとかのほうが良かった気もします。
3Dナビウォークを使ってみたことがありますが、仮想3Dは現実3Dとあまりにも
違いすぎるのでわかりにくいです。
位置がずれているとかではなく、風景が違う。
単純な上から視点の通常マップのほうが現在地がよくわかって使いやすいです。
Re: (スコア:0)
(まだ売ってるから現行機種です)
#電子コンパス内蔵機種だと、ナビウォークに連動して方角をあわせて地図が回転してくれるのでとっても便利。
ばかな! (スコア:1, おもしろおかしい)
スマートフォン ≠ iPhone (スコア:0)
これは iPhone じゃなくて Google Android ですね。>タレコミ氏
こないだのプログラムコンテストで入選した作品のようです。
元記事にも書いてないし、どこで iPhone だという話になったのかはよくわからんですが。
Re: (スコア:0)
拡張現実って意味ではダメだと思う (スコア:0)
没入感も無ければ現実との境界も「スマートフォンを使う」と明示的に自己の意思で行う必要が有るのが問題でしょう。
一手間二手間掛けて明らかに「努力して使っている」てので良いのであれば、ネットブックにWebカメラでも使う方が現状では楽なんではないかな。
ま、「街中のQRコードを読んであーたら」ってサービスのオマケ程度には使えそうですが。
Re: (スコア:0)
おそらく3Dゲームみたいなものを想像してるんだと思いますが,別にそれだけが目的のジャンルじゃないので,必ずしも拡張現実感に没入感が必要とされているとは限りませんよ.現実映像に(本物の目では見えない)何かをオーバーレイ表示することで,インターフェースとしては従来とは全く異なるものができる可能性があるのですよ.スカウターなんかもそうですし,最近だと映画「アイアンマン」の中で描かれている表示インタフェースなんかもそれに近いですね.
ただし,現実には「画像からの物体認識は無茶苦茶難しいので,とりあえずはARToolKitのマーカで」とか,処理時間とか,技術的にはイロイロなexcuseがあるので,これを見て「なんだよ,こんなの実用化には程遠いレベルのデモじゃないか!」という突っ込みに関しては,その通りだと思います.
Re:拡張現実って意味ではダメだと思う (スコア:2, 興味深い)
拡張現実の「拡張」ってのは、通常の現実の中で情報の拡張を行うからであって、現実の画像化したものに拡張するって意味ではないから。
カラクリ的には大差無いのは確かだけども、主従を違えると意味は無いです。
何故スカウタータイプやカメラ付きHMDが主流かって言えば、通常の視覚に出来るだけ手間を掛けずに情報を『付加』しようとするからです。
#つうか、それで良いってなら付加情報付きの監視モニタなんかで「既に普及済み」と言えるよ。
Re: (スコア:0)
理屈からすれば既に廃車にした昔乗っていた車のHUPの速度計も、一眼レフのファインダー内のオーバーラップ表示も
デジカメの液晶のライブビュー表示も現実に付加情報を加えた表示って意味では『拡張現実』であるとも言えるけど
一般的には含めませんよね。
どっちかって言うと、現実と仮想現実をオーバーラップさせるものを言う事が多い。
けど、それによる利便性を与えられるサービスどころかコンテンツすらデモの域を出ないのが現状でしょうか。
そもそもオーバーラップする仮想現実の有効なサービス・コンテンツが見付り辛いのかもしれない。
#いっそ、DSiのカメラを使って目の前の風景に怪物を出して戦うバーコードバトラーとか。コンビニ店内はオバケ屋敷。
動画の最初の方を見て (スコア:0)
あっても「背中や腹の下に目が付いてるみたいで気持ち悪い」だろうけどな。
これをWiiのリモコンに対応させれば (スコア:0)
攻殻機動隊? (スコア:0)
Re: (スコア:0)