IT神話・Top10 186
ストーリー by hylom
ほかにも色々とありそう、 部門より
ほかにも色々とありそう、 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
iTnews Australiaで、「シリコンバレーに広く流布している都市伝説のうちのTop10」という記事が出ている。Top10は以下のとおり。
- ウイルス対策ソフトメーカーは多数のマルウェアを作っている(Virus companies write most malware)
- CPUパワーが多ければ多いほど、処理速度も速くなる(More CPU power = more speed)
- インターネットは核戦争が起こっても利用できるネットワークとして開発された(The Internet was developed to survive a nuclear war)
- 高速なコンピュータでAI(人工知能)が実現できる(AI is just a fast computer away)
- Mac OS XやLinux向けのプログラムコードはWindowsよりも安全だ(Apple/Linux code is more secure than Windows)
- ハッカーが第三次世界大戦を引き起こすかもしれない(Hackers could bring about World War Three)
- コンピューターは起動して放置しておけばずっと動き続ける(Computers last longer when left running)
- Macはほかのコンピュータと互換性がない(Macs aren't compatible with anything)
- ビル・ゲイツは天才プログラマーだ(Bill Gates is a whiz-kid programmer)
- 企業はシステムを2、3年おきに更新しなければならない(Companies must replace their systems every two or three years)
ちなみに、選外も二つあります。
- 選外1-海賊版や違法コピーによるトラフィックがインターネットトラフィックの大半を占めている(Pirated material makes up the bulk of Internet traffic)
- 選外2-MacはPCよりもコストが高い(Macs cost more than PCs)
あなたの周りにも、こんな都市伝説はありますか?
小人さん (スコア:4, おもしろおかしい)
# 問題は小人さんが何語で書いてるか不明なこと。
娘が生まれる (スコア:4, 興味深い)
私は生科学系ですが、どこでも「女の子」の話のようで。
・・・というより「都市伝説」?
Re:娘が生まれる (スコア:2, 興味深い)
こちらの分野だと放射線や有機溶媒、変異原性物質とかが
理由に挙げられるけど、IT系だと電磁波とか?
ストレスだったら分野限らずあるよね、うん。
そうだよね! みんなそうだと言って!
Re:娘が生まれる (スコア:2, 興味深い)
男性は一般的に男の子に興味がなく、
女性は一般的に女の子に興味はない。
★補足
稀に例外はある。
★蛇足
エンジニアの場合、異性であれば三次元か二次元かは問わない傾向がある。
★蛇足の補足
次元は同姓異性を問わず好みが別れる。
Re:娘が生まれる (スコア:2, おもしろおかしい)
>★蛇足
>エンジニアの場合、異性であれば三次元か二次元かは問わない傾向がある。
紙やディスプレイに写っちまえば一緒だもんな~。
直接触れる機会はない
と言う点において。
#液晶ディスプレイって人肌に暖かいよね・・・。
午前中は平和 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:午前中は平和 (スコア:5, おもしろおかしい)
俺の前では再現しない
Re:午前中は平和 (スコア:3, すばらしい洞察)
神話のスレのはずなのに、どうして真実を書くのですか?
#他人のトラブル案件は解決できるのに、自分のトラブル案件にかぎってわからなことだらけ。
Re:午前中は平和 (スコア:3, 参考になる)
バグが発見されるのではない。仕様が発見されるのだ。
#ということにするのだ。
疑うときりがない系 (スコア:3, すばらしい洞察)
・malloc(new)にバグはない。
・コンパイラにバグはない。
・CPUやメモリはハードウェア的に必ず正しく動く。
Re:疑うときりがない系 (スコア:2)
コンパイラやライブラリのバグによるトラブルは、往々にして本人がこさえたバグである。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:疑うときりがない系 (スコア:2)
人数を多くつぎ込めば、ソフトウェアは早く完成する (スコア:3, すばらしい洞察)
後を絶たないのは、悲しい現状である。
叩けば直る (スコア:3, 興味深い)
ではないですが、どうしようも無くなったときはとりあえず再起動ってのはあります。
# 原因を調査した上で対処出来ればいいんですが、これ以上ダウンタイムを伸ばせない時などは
# とりあえず再起動してみようという事が多いです。
# 再起動がきっかけで起動しなくなったらどうすんだ?という疑問はありますが…
がらーんとしたバザール (スコア:2, すばらしい洞察)
プログラマ25歳限界説 (スコア:2)
20年程前「25過ぎると新しい技術についていけなくなって云々...なのでPGの限界は25歳」といわれていたような気が。
で、その年令を大幅に過ぎてる私ですが、新しい技術に追従できているかどうかはともかく、過去の資産を食い潰してどうにか現職に踏みとどまってますから、これも都市伝説になるのかな?
似たような話 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:プログラマ25歳限界説 (スコア:1)
私が聞いたときは根拠は「体力的につらくなり、徹夜ができなくなるから」でした。
実際たまに「あのころは休日出勤や徹夜なんて当たり前だったからな。今は恵まれているよ」とか言うご年配のプログラマー(or元プログラマー)などいらっしゃいます。
あと「通勤2時間ぐらいどうということないだろ(俺はそれ以上だ)」とか。
正直「だからなに?」って感じですが。
当時のプログラマーって「SEの切った仕様書(事実上日本語でコードが書かれている)をプログラミング言語(主にCOBOL?)に翻訳する人」という感じだったような。
Re:プログラマ25歳限界説 (スコア:3, 興味深い)
私が聞いたのは
30歳になれば、給料もそれなりの額になる。当然会社は支払いに見合うように単なるプログラマ以上の仕事を期待する。
しかし、プログラミングしか出来ない人間にはマネージメント等の仕事で成果を挙げるのは難しい。
その為、単なるプログラマは30歳にもなれば会社にとっては不用な人間となる。
バリバリの一流プログラマや、SE/PMになる人は例外って話です。
Re:プログラマ25歳限界説 (スコア:2)
Re:プログラマ25歳限界説 (スコア:2, おもしろおかしい)
え,それって(どうせ帰れないんだから何時間でも同じだ)じゃないんですか。
都市伝説か…… (スコア:2, おもしろおかしい)
タイトルが神話になってたからやっぱり「人月」じゃないかと思ったんですが、都市伝説ですか……。
たくさんありそうで意外と思いつかないorz
おせっかい (スコア:2, すばらしい洞察)
よくある誤解 (スコア:2)
・バグの無いプログラムは存在しない
・UTF-16は固定長のエンコーディングである
・3原色で全ての色を作れる
・LEDは劣化しない
・どんな暗号も時間をかければ解読できる
・有限個の3次ベジエ曲線で円を表現できる
・メカニカルキーボードはカチカチ音がする
プロプライエタリは悪である (スコア:1, 興味深い)
オープンソースは頼りない (スコア:2, すばらしい洞察)
# もっとオリジナリティ溢れるコメントをお願いします… だと…
なぜか0除算例外が発生する (スコア:4, おもしろおかしい)
T/0
Re:なぜか0除算例外が発生する (スコア:4, おもしろおかしい)
浮遊零の仕業ですね。
Re:なぜか0除算例外が発生する (スコア:4, おもしろおかしい)
除零しろってことですね。
そのマシントラブルは地縛霊の仕業です(T/O) (スコア:1)
T/O
#だって原因が分からないときは分からないんだもん。。。
Re:そのマシントラブルは地縛霊の仕業です(T/O) (スコア:2, おもしろおかしい)
ジ・Berkeley ですね。
#Linux, Windows は OK. Mac が、、、
Re:そのマシントラブルは地縛霊の仕業です(T/O) (スコア:1)
つまり、ヨソで動かしゃ大丈夫なんだな?
# 直ったりして(ぉ
Re:嘘ではない (スコア:2, おもしろおかしい)
重くなった原因は、あなたの過度な信頼で、自宅サーバーがプレッシャーを感じてるからです。
Re:嘘ではない (スコア:1)
OS(Linuxだけだとカーネルっぽいけど)じゃなくて、その上のアプリのことじゃない?
正直、自分のスキルでそれぞれのプラットフォーム上のアプリ作ったら、安全性/安定性はどんぐりの背比べになりそう
# ≒OSの堅牢性と関係ないかな
...じゃないかな
# なさけないけどID
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:嘘ではない (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:嘘ではない (スコア:1)
都市伝説には一定の信頼性が必要であり、それには「某関係者」やら「某報道機関」やら「某政府筋」なんかが
重要な役割を果たします。
ITにまつわる都市伝説を考えた場合、その話の信頼性を担保する役割を担っているのは「某SE」あるいは
「某ハッカー」なのではないでしょうか。
たとえそれが簡単に反論される内容だったとしても、一般の方が「都市伝説」として語り継ぐには十分でしょう。
と、思いました。まる。
Re:嘘ではない (スコア:2, すばらしい洞察)
>いや、感染には気づいて、何度か対処してるよ。
3年というのは結果論でしょう。
そもそも感染するという事自体が問題。
Re:その後火を噴く (スコア:5, すばらしい洞察)
システム試験からは、仕様を挙動に合わせます。
Re:その後火を噴く (スコア:3, おもしろおかしい)
ちょ、ちょっとモデレータ氏ってば。このコメントをプラスモデするなら、「興味深い +1」じゃなくて「おもしろおかしい +1」ですよ!
あくまで神話ネタなんですって! 「参考になる +1」とか絶対にやめてくださいませ、ほんっとお願いいたしまする。シャレになんないオレ涙目。
Re:その後火を噴く (スコア:2, すばらしい洞察)
「興味深い +1」じゃなくて「おもしろおかしい +1」ですよ!
むしろ「フレームのもと +1」でしょ。コメントタイトル的にも。
うじゃうじゃ
Re:あれ? (スコア:3, 参考になる)
Re:これって都市伝説だったのか・・・ (スコア:2, 参考になる)
ネットワークにとっての最大の問題は、核爆発によるEMPパルスによって電子機器が破壊される事。
宇宙空間で4-5個ほどの核爆発を起こせば米国全土の電子機器のうち90%は使えなくなる(シールドしてあるものは別)。
というわけで、核戦争が起こったら多重化してあろうがどの道インターネットは使えなくなる、とのこと。
通常兵器によるハブの破壊や、地震などに対応する事が目的だ、という話のようです。
核戦争云々の話は、予算獲得のための大風呂敷だった、という側面もあるようです。
Re:これって都市伝説だったのか・・・ (スコア:2)
Re:これって都市伝説だったのか・・・ (スコア:2, 参考になる)
都市伝説だったら、
何で膨大な予算をつぎ込んで ARPA 作ったんだ!ってアメリカの納税者(当時)に叩かれるような気が。
Internet Timeline [zakon.org] だって、スプートニクショックから始まってるんだぜ。
#でも、核戦争はそんなに甘くはないと思う。
Re:フォースは常に我々と共にあるという神話 (スコア:2)
「フリーズは常に我々と共にあるという神話」かとオモタ
#それはWind○wsの暗黒面に落ちたからじゃ。
#M○cと共にあらんことを。
それにしても都市伝説か……。
「IT業界って、先進的でハイテクを駆使した頭脳労働の世界だ。
そこには非論理的な根性論や、非科学的な迷信の入り込む余地などない。」
というようなのは、この業界に入るまでは無邪気にも信じてたかな。
それが間違いの始まりだった。
Re:9番は信じてたのに (スコア:2, すばらしい洞察)
の
Re:これはどうなんだろう (スコア:2, 参考になる)
神話というか、ミスリードの類じゃないんでしょうか。
「元々」という言葉から世界最初のデジタルコンピュータと言われているENIACを想像すれば、ENIACという機械の目的が「米陸軍の弾道計算」が目的だったことは確かでしょう。
言葉遊びなのかもしれませんけど、「ENIACが」弾道計算用途に作られた(使う前に戦争が終わっちゃいましたが)という事は言えても、「コンピュータという装置が」弾道計算を目的とした機械だったとは言えないんじゃないでしょうか。
これって、テクノロジーの進歩は戦争が無ければ云々、と言うような文脈でよく見る話ですよね。
確かに戦争があったから技術革新が進んだと言える例は多いのでしょう。
だからと言って技術革新のために戦争を起こそう(肯定しよう)とは思えないわけで、かなりズレた議論だなぁとは思っていますけど。
ちなみに、ENIACとは別に「世界最初のデジタルコンピュータ」と言われる「アタナソフ&ベリー・コンピュータ」は、弾道計算ではなく物理学及び経済分析と統計解析に使うことを目的に作られたみたいですね。
ネタ元はWikipedia [wikipedia.org](ガッコでは「世界最初のコンピュータはENIAC」って刷り込まれてたのでこれ以上は調べてません。おっさんでゴメン)。
Re:処理が高速になってもAIは実現不可能なのか? (スコア:2)
人間の脳細胞の働きは解明されていないので、それがノイマン型コンピュータでシミュレートできるかどうかもまだわからないわけで。もしかすると、人間の脳は量子計算をしているかもしれないし(笑)。
Re:処理が高速になってもAIは実現不可能なのか? (スコア:2, 参考になる)
例えばの話なんですが、完全に人の脳をモデル化(分子レベル、なんなら原子レベルで)して、その挙動をシミュレートしたとして、AIと呼べるものが出来上がらないだろうか?
そういう考えもありますが、AI研究者や科学哲学者の多くは、脳を完全にエミュレートする機械をつくっても、「知能」が宿るだろうとは簡単には考えていません。
とても世俗的で乱暴な言い方ですが、「器」をつくっても「魂」がはいらない、とでもいいましょうか。 そもそも我々は「知能」というのが何なのかという議論の大前提となるものについて分かっていないのです。
また、このようなシミュレーションについてですが、「シミュレーション仮説 [wikipedia.org]」というのものがあります。 簡単にいえば、我々の住んでいる世界自体がどこか別の世界にある巨大なシミュレータの中に存在するものである、というものです。 その仮説の根拠として、「プランク定数 [wikipedia.org]が最小単位になっているのは、そのシミュレータの処理の最小単位がそれだからだ」という人もいます。 もしそうであれば、我々が「人間にある知能」ととらえているものは、実は外部のシミュレータを動かしている宇宙人(?)からみたら「知能」ではないのかもしれません。
さらに眉唾にちかい説ですが、「量子脳仮説 [wikipedia.org]」というものがあります。 この仮説が正しいとすると、脳は量子的なふるまいを内包しているため、既存の計算機で模倣することは事実上不可能です。
いずれにせよ、AI研究者の多くは
「計算機の性能が向上すれば、一見、知能があるかのように外部から見えるもの」
はやがて登場すると楽観視していますが、しかし、
「本当にそこに知能があるかどうか」
という根本的な問題は残りますし、その漠然とした「真の知能」もそう簡単に達成できないと考えています。
例えば、自然言語処理の応用物である日本語かな漢字変換などは、一見日本語を理解する知能があるかのように見えますが、別にWnnやATOKは日本語を「理解」していて、「赤い」と変換したときに計算機の中に赤いクオリアが発生するわけではないのです。
とはいえ、「一見、知能があるようにみえる」ものは次々に生れています。 人間が自然言語で発話して質問したら、それを音声認識してQAで適切なこたえをwebなどから検索してきて、音声合成で回答するようなシステムというものは、現時点でも存在しています。
#非常に時間がかかり、認識・回答できる範囲もかなり限られてはいますが。
Re:処理が高速になってもAIは実現不可能なのか? (スコア:2)
すでに答えを書かれているようなのですが…
>例えばの話なんですが、完全に人の脳をモデル化(分子レベル、なんなら原子レベルで)して、その挙動をシミュレートしたとして、AIと呼べるものが出来上がらないだろうか?
もしもそれでできたとしても、それは速いコンピュータだからできたわけではないです。
無限の計算能力(&もろもろの究極)がリソースとして与えられたとして、仕様書を書けって言われたらできますか?と言う話。