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ビジネス

筑摩書房など 8 社、書店にも返品コストを負わせる新たな書籍流通方式を導入 68

ストーリー by reo
三歳の子供にでも分かるように説明してくれ 部門より

hylom 曰く、

筑摩書房や中央公論新社、河出書房新社など出版社 8 社が現状の「委託販売」に加え、「35 ブックス」という新たな書籍流通方式を導入すると発表した (MSN 産経ニュースITmedia News の記事より)。

従来の書籍や雑誌の流通では、売れなかった書籍・雑誌は書店側の負担無しで返品できる「委託販売」が主流だった。この方式では書店側は少ないリスクで書籍・雑誌を販売できるが、いっぽうで出版社側が返品のリスクをすべて負う形になり、近年の「出版不況」で出版社の収益を圧迫する要因ともなっていた。

8 社が今回導入する「35 ブックス」では、店側の定価に占めるマージンが現行の 22 ~ 23 % 程度から 35 % に引き上げられる代わりに、売れずに返品となった際は出版社は定価の 35 % でしか引き取らない (つまり、書店側がその 65 % を負担する) という形になる。このような販売方式は「責任販売制」と呼ばれており、ほかの出版社でも徐々に採用が進んでいるという。

従来も書店からの返品が行えない「買い切り」と呼ばれる方式で流通する書籍も一部存在していたが、書店側からは嫌われていた。書籍・雑誌は販売価格が制限されていることもあり、この試みは一部の大書店やネット書店以外にはメリットの割にデメリットが大きすぎると思うのだが、浸透していくのだろうか ?

メリットの 1 つとして「読者は、書店からの注文が事前に見込めることで出版社の復刊企画につながり、入手困難な書籍の購入機会が増える」とあるが、僕の頭が悪いせいか全く意味が分からない。売れ筋の書籍が大量入荷される方向にシフトするだけに思えるのだが……。誰か解説よろしく。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 要するに「本屋に押しつけて、あとで返品を受け付ける」方法から「購入者が本屋に注文する→本屋から出版社に注文が発生する」という流れを作ることにより、「注文が集まったら復刊するよ」って話だと思います。
    「復刊して出版してみたけど、ぜんぶ返品された」というリスクを出版社が負わなくなる分、復刊に対する敷居は下がる、ということなんでしょうね。もちろん一定数の注文が集まることが前提でしょうから、1人や2人の人間が「復刊しろー!」と騒いだところでどうにもならないでしょうけど。

    # というか、巷で復刊して欲しいと騒がれつつ復刊されない本って、
    # どちらかというと出版社に声が届いてないというよりも、権利関係の
    # 処理が困難である、という理由のほうがよく見かける気はしますが。

    で、全体的に感じた印象としては、店舗型の本屋はあくまで「売れる本だけ置く」かわりに、売れてる本は欲しいと思ったら(買いに行けば)その場ですぐ手に入る、売れるかどうかよく判らない本はAmazonなどのオンライン書店で、という「棲み分け」を推し進めるんじゃないかな、と思います。

    ただ、実際に本の内容をパラパラと見て買うかどうか判断することが難しくなる、という意味ではマイナスのような気がしたりもしますね。

    --
    神社でC#.NET
    • by Anonymous Coward on 2009年07月08日 18時59分 (#1601967)
      (どこにつけるか迷ったのだけれど、ここにしよう)

      ●委託制
      書店が本を購入することなく、本を店頭に並べることができるように配慮した制度。売れ残りが発生したら、その全数(破損本であっても)を定価で取次・出版社が無条件で引き取る。

      ●取次・出版社が返品を認めない場合
      返品期限の切れている雑誌・ムック(でも出版社に泣きつくと認めてもらえる)。客の注文で発売日以降に書店が発注した書籍。「買い切り」を事前に了承した書籍。

      ●再販制
      出版物を定価で販売することを義務づけた制度。定価は出版社が設定する最終価格。流通段階での出版社・取次・書店の取り分は不定(実績を考慮して取次が個別に設定。10ポイントぐらいの幅がある)。

      ●部数は誰が決めるか
      刷り部数は出版社。配本部数は、書籍の場合は出版社、雑誌・ムックの場合は取次。書店は注文は出せるが、その部数の配本が確約されるわけではない。

      ●現在の問題点(委託制)
      書店は売れ残りのリスクがないので全般的に過大な注文を出す→出版社は書店の注文があまりに多いので出荷を絞り込む→欲しい本が欲しい数だけこないので書店は次回の注文を増やす→出版社はあまりに不正確な注文なので本を極限まで絞り込む→欲しい本が欲しい数だけこないので…(以下同)

      ●現在の問題点(再販制)
      書店側が買い切りにしても、出版社が定価を指定しているときはディスカウント販売ができない(法律でそう決まっている)。定価指定されていない商品であっても、出版社・取次と価格交渉をできる人間が書店側に極端に少ない(できるのは、たぶん大手か、チェーン本部だけかと)。出版点数が物理的に多すぎて、取次・書店が個々の商品の仕入れ交渉をしている時間がない(現状でも窓口があふれて取次は機能不全に陥っている。1日で数百から数千種類の新商品を常時持ち込まれる問屋って、ほかにあるのだろうか... 書店に入るのはこの一部だが、それでもたいへんな数なわけで...)

      ●35ブックスの意義
      手の付けやすい委託制において、書店・取次・出版社でリスク分担をしよう、というお話。定価販売するのかしないのか報道からは不明。ちなみにこの件は本の流通過程の話=売る側の話なんで、ここ [shinbunka.co.jp]の前半部を読んで理解できない方々だとそもそもピンとこないかも。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      つまり、ソリッドファイターの人が大勝利なわけですね。わかります。
      • そういえば、ソリッドファイター[完全版]は昨秋の電撃祭から
        既に出て手に入るようになっているんだが、ソリッドファイターの人は
        いつまであのシグネチャを付けておくんだろう?
        http://dengekiya.com/p/4942330700310/ [dengekiya.com]
        •  これ、電撃祭の時だけの限定販売だと思ってたんですが、その後古橋氏が氏のブログ(フノレハシ@blog)で普通に通信販売やってると書いてるんですよね。
           私はそれを見て通販で入手したんですが、復刊ドットコムに復刊を申し込むほどの人がこれに気がついていないのだろうか? とずっと不思議で不思議で……。

           もしかしてほんとに気がついてない?

          --
          ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
          親コメント
          • もちろん電撃祭に時に入手済みです。(そのときの日記 [srad.jp])
            ブログに告知があった時点で復刊ドットコムの方に情報の提供はしたのですが、その後通販でも入手できなかった方が投票されているのでリクエスト自体は取り下げずにおいてます。

            シグネチャについては、変えないとなーと思いつつ悩んだまま今に至ってます。
            #ほんと、どうするかなー。

            --
            しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
            親コメント
            •  ああやっぱり。
               ちなみに私が入手したものも奥付は「2008年10月5日」となっているだけだったので、初版が相当数刷られたか、あるいは「グッズ」扱いなので版数などはなから考えられていないかのどちらかのようです。

               別にシグネチャなんて無くても良いんじゃないんですか?<と、つけてないやつは気楽に言う
              # いくつか考えてはいるけれど、無駄に長くなって……

              --
              ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
              親コメント
    • by Anonymous Coward
      権利関係がはっきりしなくて、復刊されない例といえば、「ランダウ・リフシッツ」なんかが挙げられるのでしょうか。 一度復刊ドットコムで復刊決定というアナウンスがされたのに、それが中止。いつまで古本屋を儲けさせるつもりなのか。
      • by Anonymous Coward

        「権利関係がはっきりしなくて出なかったLD」と言えば1stガンダムを思い出しますね。

        権利関係がこじれて二度と出版も再放送もされないと言えば、キャンディキャンディが有名だけど。
        #法学コーナーに並んでる小難しい知的所有権の専門書にも、「キャンディキャンディ事件」と
        #「ときめきメモリアル メモリーカード事件」は載っているのである。

    • by Anonymous Coward

      取り次ぎに在庫がない場合でもどんどん注文を受け付けるのであれば、その仕組み作りが必要では?
      「重版したら」入荷⇒顧客へ連絡なんて、一般の書店の処理能力を超えるような気がします。

      #半年後入荷 ⇒ 予約客へ連絡しても連絡つかない or ばっくれ ⇒ 返品もできない ⇒不良在庫
       なんてケースも容易に想像が付きますが。

  • by SigZ (37) on 2009年07月10日 0時46分 (#1602800)
    筑摩書房/河出書房新社/中公公論新社と、一度潰れた会社が筆頭に来ているのが興味深いです。
    早川書房と平凡社も過去に経営危機に陥ったことがあったと思います。

    経営的にはどこの出版社も厳しいのでしょうが、やはり一度倒産もしくは倒産の危機を経験している出版社は問題意識が高いのでしょうかね。
  • 独断ですが・・・
    現在は取次ぎ(日販・東販)が出版社にも本屋にも権利を振るっており
    (努力はしているものの)販売体制が硬直化。
    アマゾンなどのネット販売に本屋そのものが侵食されている。
    出版社としては低い利益率(定価の40~45%での取次ぎへの卸?)の中で
    大変な返品リスクを負うより、本屋とリスクを持ち合う体制への移行を図ろう、
    としているのだと勝手に理解した。
    現在は売れても売れなくても、取次ぎのリスクが低すぎ。

    本当は本屋は好きだけど、実際の購入はネットに頼ってしまっているので、
    大きなことは言えないのですが。
    • by Anonymous Coward

      >出版社としては低い利益率(定価の40~45%での取次ぎへの卸?)の中で

      そんなに低くないんじゃないかな。
      10年ほど昔、弱小出版社でバイトしてましたが、出版社の取り分は65%ぐらいでした。

      #取次と出版社の力関係で変わる

    • by Anonymous Coward
      委託販売では返品のリスクが出版社に集中してるみたいな捉え方だとそうなっちゃうかもしれませんが、低い利益率がほぼ宿命的である中で書籍の物流を担う取次にとって、返品にかかるコストは悩みの種なのですよ。
      本屋は返品するとき取次のダンボールに入れて取次に返品し、取次がより分けて出版社に連絡して、出版社が必要っていったものだけ出版社の倉庫に返すわけですが(いらないって言われたら古紙スクラップ)、これ、結構大変ですよ。
      日販がほかの取次と組んで返品の効率化のために設備投資したり(出版共同流通)、トーハンが桶川に返品時の検品を自動
  • あとは3.5%か350%か? (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年07月08日 23時30分 (#1602104)
    「35 ブックス」って、おま、もう料率変えられないじゃんよ(w
  • by nekopon (1483) on 2009年07月08日 10時43分 (#1601531) 日記

    三才ブックス [sansaibooks.co.jp]は絡んでないよーですが(かなり違

  • あれ? (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2009年07月08日 11時09分 (#1601550)

    私の記憶が正しければ、
    「筑摩書房」の本は以前から「買い切り」だったような。
    薄いクリーム色の文庫のシリーズだったと思うんですけど
    なにぶん社会人になる前のバイト時代の記憶だからなぁ。

    で、本屋としては「買い切り」の本は、
    何か理由がない限り店頭在庫としては頼みませんし、
    お客様から注文された場合も、「キャンセル効きませんよ?」と言って頼みます。

    頼む場合の理由としては
    ・新規開店時の在庫として**シリーズ一揃え
     チェーン店の元会社のオススメで注文する。
    ・卸し元との関係で、ある程度の在庫を押しつけられるモノ
     新年時の特殊雑誌など
    ですね。
    あとは古い在庫が店頭でどんどん汚くなっていく。

    そういう意味ではamazonのような大量に注文を受ける店は
    売れ行き動向もわかるし、注文するかもしれませんが
    一般書店に並ぶことはほぼない。と思います。
    (1冊頼んで売れたら終わり。再注文しない)

    # amazonなのか景気が原因なのか知りませんが
    # 1990年代後半を100とすると
    # 今は50くらいに売り上げが下がってるらしい。

    • by tck (3276) on 2009年07月08日 12時52分 (#1601656)
      最近の買い切り本で話題になったのはハリー・ポッターみたいですね。
      過去に/.Jでも話題 [srad.jp]になっていたようです。

      (買い切りは岩波書店だったようなきがします……)
      親コメント
    • Re:あれ? (スコア:2, 興味深い)

      by stat (28781) <28781NO@SPAMa2the.net> on 2009年07月08日 14時16分 (#1601737) 日記
      昔は筑摩も買い切りだったけど、今は委託販売になってますね。

      今でも買い切りの大手出版社は、岩波くらいでしょうか。
      ちなみに岩波の本は買い切りなのに書店マージンが今回の「35 ブックス」と
      あまり変わりません。だから、岩波の本は5冊仕入れたとして、4冊以上売れ
      ないと粗利も出ない。
      本屋の常識からすれば極めて特殊な高リスク商品です。
      親コメント
      • Re:あれ? (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2009年07月08日 18時29分 (#1601936)

        近所の小さな書店でたまに取り寄せを頼みますが、岩波文庫だと「あそこは買い切りだから、注文さえしたらすぐ送ってきます」って言ってました。
        新刊の電撃文庫とかのライトノベルを頼んだときは、「でかい本屋に優先でまず大量に回すから、何度発注してもなかなか入ってこないことが結構あるんです」と言われました。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        >今でも買い切りの大手出版社は、岩波くらいでしょうか。
        >ちなみに岩波の本は買い切りなのに書店マージンが今回の「35 ブックス」と
        >あまり変わりません。だから、岩波の本は5冊仕入れたとして、4冊以上売れ
        >ないと粗利も出ない。

        なるほど、だからウチの近所の本屋では岩波新書を置かなくなったのだな。
        #正確には置いているけど2、3冊。

    • by hishakuan (32621) on 2009年07月08日 11時26分 (#1601564) 日記

      売れる本は出版社のリスクで、微妙な本は書店のリスクで、って感じがして嫌だなあ。
      売れる本も新方式で取ってこれて、そっちを優先的に棚に並べていいとなるなら別だけど。
      勝手に本を送ってきておいて、返されるから大変というのもなんだかな。
      置ける量は一定なんだから送ってきた数-売れた数は返品されるさ(注文の制度が辺なのもあるけど)。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >勝手に本を送ってきておいて、返されるから大変というのもなんだかな。

        発注しないのに本を送ってくれる奇特な出版社があるなら教えてください。
        • Re:あれ? (スコア:2, 参考になる)

          by lamvision (16580) on 2009年07月08日 12時34分 (#1601632)

          その手の話はよく聞きますが

          記事 [kukitya.com]
          >ひとつは、委託っていって、出版社のほうがお宅の棚を貸してくださいっていうことで勝手に送ってくるもの。
          >と、もうひとつは本屋のほうが自主的に注文してこれを入れたいという2種類があるんですね。
          >で、委託は返品できるものなんです。それは今現在だと、出版社が発行部数しぼってますんで、入ってこないんです。どんどん減っているんですね

          あと漫画で本屋のバイトをしている漫画家の作品で"暴れん坊本屋さん"というのがありますが、
          それにもそういう風景が載ってたと思います。

          さすがに出版社名は書いてなかったと思いますが

          確かに返品にもお金がかからないように見えますが、
          商品ってのは存在するだけで経費がかかりますから・・・

          親コメント
        • by Anonymous Coward
          その変なことをしてるのが取次ってヤツですが何か?
          発注した本は送ってこない。発注してない本を送ってくる。出荷した本を送らない。さすがに出荷してない本を送ることまではできないようだが。
          • by Anonymous Coward
            そりゃあ、取次ぎに「経営握られて」、実質は単なる場所貸しだけの「本屋もどき」はそうでしょうね…
            • by Anonymous Coward

              それ言うと世のほとんどの本屋は「本屋もどき」になっちまうわけだが。
              あと全部取次のせいにするのも間違い。
              売りたい本一冊入荷するために出版社がプッシュしてくるどーでもいいシリーズを
              それなりに入荷しとかないと回してくれない、なんてこともある。
              ライトノベルで有名な某出版社とか露骨に書店をひいきする。

  • 最終的に (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2009年07月08日 11時48分 (#1601581)

    注文して、待たされて、取りに行かなきゃいけないAmazonが出来るだけな気がする。

    # それってAmazonか?

    • by nemui4 (20313) on 2009年07月08日 13時16分 (#1601683) 日記

      >注文して、待たされて、取りに行かなきゃいけないAmazonが出来るだけな気がする。

      ・簡単に検索できない
      ・毎回個人情報(住所氏名連絡先)を書かされる
      ・いつ来るのか分からない&すんげー待たされる
      ・書店でレジ一個長時間占有してしまうので他の客に気兼ねしてしまう
      という不便なAmazonすかね。

      それでも店員さんと顔見知りになったから時々頼んでいます。

      #帰りに「アンブロークン・アロー」注文しに行こうかな。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年07月08日 16時40分 (#1601850)

    定価の35%の利益があるんだから、書店の仕入値は定価の65%
    それを定価の35%で返本できるわけで、返本した場合の書店の負担は定価の30%だよね?

    これ会計上はどうなるんだろう?
    仕入値が在庫金額?それとも返本負担分が在庫金額?

  • by Anonymous Coward on 2009年07月08日 12時05分 (#1601597)
    再販制度とかはどうなるんだ?
    定額で売らせる代わりに出版社が全部販売価格で引き取りますよ
    という制度じゃなかったっけか

    これだけ見ると出版社にしかいいことがないように思えるのだが・・・
    • by brightlight (33350) on 2009年07月08日 15時11分 (#1601791) 日記
      書店のメリットは1000円の本を1000冊売ったときに残るのが22万円>35万円ってことで。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      それは再販制度とは全く別の、委託販売とか言われている制度な。
      そして後で返品できるから良いだろ、と取り次ぎがいらない本まで詰め合わせで送ってくる。
      結果、売れない本は返品の山に…

      こんな制度で出版不況とか言っているんだから笑える。
      • Re:再販制度 (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2009年07月08日 13時44分 (#1601710)
        逆に本屋は後から返品できるからと言って売れ筋の本を大量に注文するんだけどね。
        で、その数入ってこないと文句を言うと。

        お互いが委託販売制度の都合のいい部分だけを利用しようとしている状況だからなぁ。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          オラ、むつかしい事はよくわかんねぇけど
          その話は取次を無視できねぇ気がするぞ

  • by Anonymous Coward on 2009年07月08日 13時33分 (#1601698)

    出版社が直接売るとかは…だめ?

    • by tensu (34456) on 2009年07月08日 15時18分 (#1601797)

      いいと思うよ。

      うちの町なんて本屋ないもんね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年07月09日 1時48分 (#1602160)

      たとえば辞書の三省堂の三省堂書店とか、一ツ橋の昭和倉庫がやってるブックハウス神保町とか
      版元系の書店ってのもあるにはあるのですが、基本的に出版社というのは規模が小さすぎて
      取次の前ではミジンコ同然の扱いなのですよ。

      音羽一ツ橋とかの最大手ですら、ブックオフに出資して
      まだなんにも動いてない時点で取次に圧力 [japanimate.com]かけられてるわけで。
      #取引先書店2400店の要望でとか笑わせるw

      今回の中小連合の顛末、他の中小出版社は息を潜めて見ている感じでしょうね。

      今、体力に物を言わせて突進してる大日印くらいの規模があると話は変わってくるので、
      この調子で、大日印には何か成果でるまでは引っかき回して欲しいですね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      大八車に本積んで?

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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