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hylomによる 2009年11月19日 19時10分の掲載
少なくとも新しい市場は開拓部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

米国で学校の教員が授業内容や練習問題などを売買するサイトが人気を集めているそうだ(The New York Times本家/.)。

最大規模のTeachers Pay Teachersには登録ユーザが20万人おり、2006年の開設以来60万ドル(およそ5400万円)の売上を記録しているとのこと。教える側のメリットには、練習問題などの準備を短縮できる分授業内容を練る時間を増やせることや、経験豊かな教員による授業内容を使って授業を組み立てたてられることがあるという。また、他の教員の授業内容や教材を参考にすることで自身のスキルアップに繋がると感じる教員もいるそうだ。教材等を売ることで教員が得る収入の使い道はもちろん自由なので、備品や本などの購入に充てられることもあるが、外食やローン、クレジットカードの支払いや旅行など個人的な用途に使われることもあるとのこと。

このため、こうした傾向に眉をひそめる学校関係者も出てきているという。また、学校の授業のために教員が準備した内容はどこに属するのかという問題も浮上しているそうだが、あまりに新しい市場であるため法律上の解釈や現場のガイドラインや指針が追い付いていないのが現状だそうだ。

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  • 著作権以外にもいろいろな権利が関係することは承知していますが、とりあえず、著作権についてです。

    著作権法 [cric.or.jp]

    (職務上作成する著作物の著作者)
    第十五条 法人その他使用者(以下この条において「法人等」という。)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物(プログラムの著作物を除く。)で、その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は、その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り、その法人等とする。
    2 法人等の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成するプログラムの著作物の著作者は、その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り、その法人等とする。

    契約、勤務規則その他で特に決めていなければ、授業中の配布物の著作権は学校にあることになるということでいいのかな。

    本務先と非常勤先で同じ資料を使って似た内容の講義をすることがあるので、このあたりの権利の扱いについては、ずっと気になっています。勤務時間外に個人的に作成した資料を、本務先と非常勤先の双方に、特定の担当者(どっちも自分だけど)が特定の目的で使用することを許可しているんだということで、自分としては無理に納得していますが、それでいいんかいな。

  • Anonymous Coward : 2009年11月19日 19時56分 (#1675409)
    一般的に、教える先生は他の先生の講義を聞くことはないので、特に同じような内容の講義をしている先生の内容は非常に参考になると思うんですよね。
    手引きやハンドブック、Webで公開されているところも多いですが、 ここでは、有料であることが問題になっているのでしょうか?
    良い講義とするにはは結構創意工夫がいります。これらのノウハウは(多少は教材が用意されているとしても)個人の資質によるものも大きいので、教科書的な本を出版するしたときの印税と同じように、個人の収入になってもよいと思うのですが。
  • Anonymous Coward : 2009年11月20日 0時33分 (#1675631)

    授業内容の共有なら、都道府県単位での教育センターで既に何十年も実践されているので、ご案内まで。
    参加するもしないも自由。売買するほどのもんでもないし、好きに使ってもらってます。

    • SigZ (37) : 2009年11月20日 8時26分 (#1675736)
      > 授業内容の共有なら、都道府県単位での教育センターで既に何十年も実践されているので、ご案内まで。

      ですよね。たしかネット上にも同様の取り組みがあったと記憶しています。
      それで、実際のところ「各都道府県の教育センターで共有されている授業の内容」の利用率はどの程度なんでしょうかね?
      「売買するほどのもんでもないし」というのは多分に謙遜が含まれているのだと思いますが、有料で取引されてもいいようなレベルの教材もあるのでしょうか?
  • flutist (16098) : 2009年11月19日 19時28分 (#1675393)

    大学の先生が自分の専門知識を本に書いて出版、収入があったとき、大学に金を払うって言う話は聞いたことないので (私が知らないだけかな?)、同様のサイトが日本にできても、お小遣い稼ぎってことでいいんじゃないですかね。お金が欲しい教官は、質の高い資料を作ろうってがんばるんじゃないかな。

    このサイト、簡単な資料では free のモノもありますね。英語教材でもいいときには便利かもしれない。

  • motamota (30138) : 2009年11月19日 19時28分 (#1675395)

    知識やノウハウを扱う新しい市場が出現するという話。
    クリフォード・D・シマック [wikipedia.org]の「大きな前庭」がそんな話でしたか。取引相手は飛び込みの異星人連中だけど。
    知識こそ究極の商品だとかなんとか。

  • suibotu (39282) : 2009年11月19日 19時53分 (#1675408)
    この発想はなかった
  • こういう市場はどんどん整備されるべきだと思う。
    教材の売買は可能で、授業内容の売買には眉をひそめる人は魂を売ったとでも思っているのだろうか。
    どんなによい授業ノウハウを仕入れたところで、最後には授業をやる人が変わるわけではないので
    だめ教師はだめなまま、良い教師は良いままだと思う。
    なまじオリジナリティにこだわるよりも、ノウハウのしっかりした他人のやり方を淡々とやってくれたほうが
    ましだなと思える教師は、子供のころ確かにいた。
    • 公立学校の教員が勤務中に作成したプリントなどの権利が勤務する学校に帰属するなら、
      転勤で別の学校に行ったらすべて一から作り直す必要があることになります。
      実際にはそんなことはなく、前の学校で作ったプリントを手直ししながら使います。
      ですから、権利は学校ではなく個人にあるのではないかと思います。

      それを売ってカネにするという前提がないから、それで許されているのかもしれませんが。

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  • naruzoh (21431) : 2009年11月19日 21時03分 (#1675478)
    もちろん全ての職業について言える事であるとは思うけれど

    財に至るまでの経験に裏打ちされた知であるならば、
    むしろ健全な進化と思える。

    こうした教材を求める教員と言うのは「楽」よりも「向上」を目指す人たちであって欲しい。
  • Anonymous Coward : 2009年11月20日 0時37分 (#1675635)
    ウェブの現状を見れば分かるけど、ある程度制限の効いたコミュニティじゃないと
    バックグラウンドが違う人が集まりすぎて、知識のレベルはどんどん落ちる
    お金で制限するのがベストじゃないけど、わざわざ金だしてまで使というのは、フィルタとしてはいいんじゃないかな
  • 日本でも、高校、大学は金を払って学問をしに行く機関だし(学歴を買う人もいる)
    アマゾンの書籍のTOP100の中には、結構多い割合で勉強本、啓発本がある。

    知識というのは、その人がやはり金を出して入手したり、考えに考え抜いて、実践して得たものなので
    金を払って教えてもらう事に特に違和感を感じない。

    共有は、同レベルの知識を等価交換できれば問題ないが
    そうできない場合に金銭で代償を払うのは当たり前の行為だと思う。

    #知識が無料で手に入ると思うのは幻想

  • >さもしい

    で、君の全知識はどこに公開されてますか?ないなら仕方ないですけど。

    なお、0円の価値しかない知識は要りません。

  • mu (9770) : 2009年11月20日 12時10分 (#1675829) 日記

    ひどい内容の授業でも責任は1/15に分散するしね.

  • Re:錬金術 (スコア:2, 参考になる)

    WizU (35053) : 2009年11月20日 12時58分 (#1675871) ホームページ

    > 自分の大学でどんなにたくさん授業をしても追加の給与はもらえない(アタリマエ)。
    これって当たり前なんですか?
    自分の大学では義務となっている持ちコマ数を超えた分は追加で給与が支給されます。
    もっとも、他大学で非常勤講師をした方が1コマ当たりの収入は多くなりますが。

  • crayfish (9255) : 2009年11月22日 0時21分 (#1676574)

    公立学校の教員であっても、本や雑誌へ執筆して稿料をもらうことに問題はありません。
    一応管理職に確認をとる必要はあるんじゃないかと思いますが、ダメだという管理職はいないと思います。学校名を出さないでくれと言う管理職はいるようですが。

  • 今でも教育のノウハウを公開しているサイトはたくさんあるので、その気になれば生徒が先回りしてそのネタを知って有利な立場に立つことはできると思いますよ。
    そこまでやる気があって下調べをして授業に望む生徒がいるなら、それはそれで良いと思います。

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