あるAnonymous Coward 曰く、

人類が核戦争などで滅亡するまでの残り時間を指し示す「世界終末時計」が1分遅らせられ、残り時間6分となったそうだ（ロイター通信、本家記事）。

この時計は12名以上のノーベル賞受賞者を含む「Bulletin of the Atomic Scientists（BAS）」によって管理されている。BASは残り時間調整の理由に関し、オバマ米大統領によるロシアとの軍縮協議やイランとの核濃縮施設閉鎖への働きかけなどを挙げ、各国首脳による核軍縮への動きや地球温暖化問題への取り組みが考慮されたと説明したとのこと。

世界終末時計の残り時間は、時計が誕生した1947年から18回しか動かされていないとのこと。ちなみに最も「終わり」に近づいたのは冷戦時代、旧ソ連と米国の対立が激化していた1953～1960年であり、この頃の残り時間は2分だったそうだ。