MASTER キートン完全版、8 月 30 日発売 40
ストーリー by reo
すったもんだがありました 部門より
すったもんだがありました 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
/.J 記事でも取り上げられていたように浦沢直樹の代表作「MASTER キートン」は各種事情により長らく絶版状態となっていたが、小学館 PS のつぶやきによれば全 12 巻からなる完全版として 8 月 30 日から刊行される運びとなったようだ。
あの騒動から今日にいたるまでの間に海原雄山と山岡士郎も和解したことだし、様々な事があったのかもしれない。
なるほど (スコア:2, 参考になる)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
文字サイズを変えずに本をデラックス版とする事で、相対的に小さくしました。とか。
そんな頓智が効く編集部ならもっと早く出せているか。
Re:なるほど (スコア:1)
縦横100冊くらい並べると名前が浮かび上がってくるようにするとか。
(一冊だけだったらわからない)
「ほら、こんなに大きな存在だと思ってるんですから」
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
赤い文字で、「赤方偏移して相対的に小さく見えつつある」というアピールとか。
# 星だけに
Re: (スコア:0)
オリジナルに掲載された広告には
大きく浦沢直樹と書かれた横に一回り小さく『原作:』とはつけずに勝鹿北星
そしてなぜか長崎尚志の名前が同じ大きさで並んでます。
どうしてこうなった?
そんなことがあったのか (スコア:1)
まったく知らなかったので絶版の記事に驚いた。初版の時に買えてて自分は幸運だったのだな…
> 様々な事があったのかもしれない。 (スコア:0)
だがしかし、リヤカー哲はあいもかわらず○チガイで、
一方の浦沢は風呂敷広げるのだけは得意な漫画家になっていたのであった。
後者はおそらく半分以上長崎のせいなのだろうけど。
Re: (スコア:0)
浦沢オリジナルは、いつもいつも中盤ぐらいまでは面白いんだけどなあ。
#映画版20世紀少年の後半に落胆して原作を見てみたら原作も後半はカスだった件について
Re:> 様々な事があったのかもしれない。 (スコア:1)
>>#映画版20世紀少年の後半に落胆して原作を見てみたら原作も後半はカスだった件について
あれは、高橋幸広のベースに感動する映画ではないかと。
価格が落ちる? (スコア:0)
Re: (スコア:0)
全巻揃っていれば幾分価値が上がりますが、全巻揃わないわけだし。
Re: (スコア:0)
ん?そういや実家にマスタキートン揃ってるな・・・・
新しく出ても旧版だからある程度の価値は残る?
Re: (スコア:0)
本編はワイド版を持ってるけど、これに未収録のエピソードはあるのかな?(ないと思うが)
なにはともあれ名作が絶版でなくなるのはいいことです。
いろいろ釈然としない部分が多い (スコア:0)
勝鹿北星と浦沢直樹と長崎尚志 [serifugyakuyunyuu.com]
原作者として当時ビッグコミックスピリッツ編集長だった長崎尚志氏の名前がクレジットされちまう件についてはどうも釈然としない。
ちなみに、前作パイナップルARMY原作の工藤かずや氏とも
『あいつは原作なんかほとんど書いちゃいない』
という揉め事を起こしています。
長崎氏については、勝鹿北星氏との間がうまくいかなくなった(した?)後か前からなのかは不明ですが、
マスターキートンの原作料をスピリッツ編集長という小学館社員の身分でありがながら
自分のポッケに入れてた容疑で編集長職から更迭されて小学館も辞めていますね。
また、この件全体が小学館内の派閥争いとの見方もあるようです。
そのあたりから雁屋哲氏も絡んできますね。
その前後の勝鹿北星氏の仕事ぶりをみても本当に原作を書かなかったとも思えないし
なんなんでしょうね?
浦澤氏と長崎氏はなぜ同じ原作で2度と仕事組めなかったんでしょうか?
# 絶えず憑いている長崎氏は置いといて
Re: (スコア:0)
つーか全く関係なさそうな雁屋哲はなんで絡んでるんだ?
こいつがかき回して話を面倒にした原因だったりしない?
#というイメージしかない、この人には
Re: (スコア:0)
原作者の勝鹿北星(=きむらかずひろ=ラディッツ鯨井)氏と電通の同期で親友
先に漫画原作なって原作者になることを誘ったのも雁屋哲氏
まだ売れてない頃の勝鹿氏の面倒を見てたのも雁屋哲氏
Re: (スコア:0)
ま た 電 通 か
Re: (スコア:0)
訂正
×きむらかずひろ
○きむらかずや
×ラディック鯨井
○ラデック・鯨井
ちなみに益田喜頓の本名は木村一
Re: (スコア:0)
×きむらかずや
○きむらはじめ
or2
Re: (スコア:0)
原作から原案に扱いを落とし、表紙の名前も小さくし、印税の割合も
減らしたというのを聞いた、勝鹿と親しい雁屋哲が聞き、友人の取り分が
減ったのを怒ったのと、同じ原作者として印税を稼いでいる立場の
弱体化を恐れて怒った、というところじゃないだろうか。
Re:いろいろ釈然としない部分が多い (スコア:2, 興味深い)
リンク先を読むと、勝鹿は原作を書いていたが、浦沢に直接渡していたわけじゃなく、編集者の長崎を経由していた。そのときたまに長崎が原作を色々改変して渡していた(ここまでは事実)。で、長崎は浦沢と直接打ち合わせてることをいいことに、勝鹿は原作を書いていないと浦沢に吹き込んだ、というようなことなんじゃないかと思った。雁屋哲は、勝鹿が仕事してないなんてそんな馬鹿な、と故人である勝鹿に代わってクレームをつけた、といったところじゃなかろうか?
#敬称略。与太話なので、それぞれの情報から各自で判断してくだされ。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
Re:いろいろ釈然としない部分が多い (スコア:2, 興味深い)
それでなのか、どうか知りませんが、近年の小学館の単行本(少年サンデーコミックスしか手元にないけど)には連載担当/単行本編集者名が奥付に載るようになってますね
Re:いろいろ釈然としない部分が多い (スコア:2)
そういう漫画界の意識の変化を反映してかどうかは知りませんが、
最近(ここ数年)の小学館コミックスは奥付に編集者の名前が載るようになっていますよ。
Re:いろいろ釈然としない部分が多い (スコア:1, 興味深い)
プログラマがそれだけソフトウェアに関与するのに、プログラマ個人の名前が最終的な製品では出てこないのが普通なのと同じ話では。と茶化してみた。
現実な話、確かに「作品」に関わっているとは言え、編集者ってのは「会社員」であって、「業務としての創作活動の手伝い」でしかないからでしょう。
この場合、作品に関わったとして扱うとしても、「職業著作」として「会社の著作」となるのではないかと。つまり、編集者の名前は結局出ることが無い。
編集者は「会社の業務」として「創作活動を手伝う」に過ぎない。
著作者は「作品の支分権を売る」事で生計を立てているのであって、「創作活動がその手段」である。
名前の出方の違いと言うのは、そういう著作物へのスタンスの違いからではないかと。
Re: (スコア:0)
だからOSSのライセンスはクレジットを入れる義務をわざわざ明記する必要があったのだということがとてもよくわかりました。まあ職務著作の場合は通常会社のクレジットになるんでしょうけど、たとえばMozilla Corporationの従業員が作成したソースコードでも個人名でクレジットが入っているようなので、そこは会社の方針にもよるのではないでしょうか。
海外のプログラマは上流工程も自分でやるから名前が入ることに別に違和感はありませんし。
Re: (スコア:0)
ゴルゴ13みたいにエピソード終了ごとにスタッフと編集者が公開されるのがある意味健全かもしれませんね
で、件の検証サイトを見るとゴルゴ13でのきむらはじめ(=勝鹿北星)氏の仕事ぶり
# 2000、3000記念回のシナリオライターを勤めてたり
その時期にゴルゴ13担当編集だった長崎尚志氏が出会っていたことがわかります。
# またパイナップルARMYの工藤かずや氏も似た時期にシナリオライター勤めてます。
Re: (スコア:0)
さいとうたかをの場合、プロダクション化した上で完全分業を公言しているので、
他の漫画家と比較するのはちょっと違うような。
他の漫画家も税金などの都合で会社組織にしているところがありますが、
プロ漫画家の卵が修行目的でアシスタントを勤めるのと、
社員としてプロアシで食べている人とは、
作品への関わり方も影響力も違うのではないかと思います。
Re: (スコア:0)
アイデアどまりなら、それは著作物ではないですからね。
ネームまで書いてるならともかく。
Re: (スコア:0)
そういう場合でも作者名に編集者名が出ることはありませんが。
Re: (スコア:0)
邪推を書きます。
原作者騒ぎと着服の話は別々の問題ではなくコインの裏表なのではないでしょうか。
つまり着服の汚名をはらすためには、クレジットはともかく実質的な原作者は自分だった(のでゴーストライター的に原作料を受け取っていただけだ)と主張したかったのではないか。
この場合資料を探したり、アイディアを提供したりという共同作業レベルでは担当編集者としての当然の業務だと言われかねないために、勝鹿北星は何もやっておらず全て自分が話を作ったという無茶な主張になったという気がします。
勝鹿北星が全く原作を書いてないというような話は彼の死後、浦沢さん長崎さんが各所に流した内容であって
Re:いろいろ釈然としない部分が多い (スコア:1, すばらしい洞察)
原作者と作画が滅多に顔を合わせないというのは昔からあることなのかもしれませんが、当時だったらおそらく原作は手書きだと思うのですよね。
ワープロで書いていたとしても修正箇所がいくつも入っていて筆跡が違ったら分かると思うのです。
そういう原稿を毎日見ていたとしたら漫画家としても編集者に吹きこまれたくらいでは「全く原作は書いていない」とは思わないはず。
もし長崎氏が原稿料着服の正当化のために嘘を流したのだとしたら、浦沢氏も確信的にグルになっているとしか言えません。
しかし浦沢氏側にはそんな嘘を付く動機が希薄なので、故人の遺族なり友人なりに証拠を突きつけられ、文句をつけられるリスクを負ってまでしただろうか、と考えるとその説もやはりしっくり来ません。
#というか、明白な証拠があったら雁屋氏ならぶちまけているだろう、というのが一番の「しっくり来ない」ところなのですが。
Re: (スコア:0)
浦沢さんが「勝鹿は全く仕事をしていない」と言ってるわけではなく、むしろ彼が人に対面で直接語るような時は「打ち合わせでの議論で原作を改変してつかっていた」というような発言だったりもするんですが、勝鹿の死後、浦沢・長崎側からの情報源であたかも勝鹿が全く仕事をしていないかのようなニュアンスを強く伝える記事が雑誌に出たりしたというような話です。
原作は、原稿ではなく打ち合わせの席上で口頭で伝えるスタイルだったようです。
長崎さんと浦沢さんの人間関係ももちろんありますし、長崎さんが「当時話はほとんど自分が一人で考えていたんだ」と言い出したとすれば、浦沢さんもそれを否定する根拠は持ち得ないでしょう。
Re: (スコア:0)
そこから漫画用原作の原稿がなかったと判断しちまうのは飛躍しすぎの様な気がします。
こんなのもありますよ。 [serifugyakuyunyuu.com]
打ち合わせするにしてもたたき台すらないとは考えにくいと思います。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>原作は、原稿ではなく打ち合わせの席上で口頭で伝えるスタイルだったようです。
これについて言ってるだけですよ?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> 子飼いの絵の上手い漫画家に自分の考えた話で漫画を書かせ、自身の作家としての自己実現を図るというのは漫画の編集者にままある
というので長崎とともに思い浮かべるのは
大場つぐみことガモウひろしキバヤシこと樹林伸なわけですが、キバヤシの方ではそんなごたごたは聞かないんですよね。作品の面白さではどっこいどっこいですけど。
なにより、長崎がそんなに原作頑張って出来たのがMASTERキートンだというなら、
それ以降の長崎+浦沢作品のショッパさは一体なんなのかという話になるんだろうけど。
# 編集者→原作への変身といえば大塚英志もそのクチでしたな
Re: (スコア:0)
正直、その後の「浦沢直樹・長崎尚志」コンビの漫画は
つまらないネタを延々と引っ張るスタイルばかりで
パイナップルARMY・マスターキートンとは
同じ作者には見えないんですよねぇ。