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変なモノ

台湾発の戦艦擬人化マンガ、日本より発刊 27

ストーリー by reo
平和って素敵 部門より

SS1 曰く

第二次大戦を生き延び数奇な運命をたどることになった帝国海軍駆逐艦雪風。その生涯をたどる擬人化美少女マンガが、台湾の人気マンガ家である皇宇氏 (画) と惟丞氏 (作) により『Battleship Girl -鋼鉄少女-』としてコミック・ガム 2011 年 3 月号から連載が開始されていたが、7 月に第一巻が刊行される (Amazon.co.jp のページ) 。

タイトルは『Battleship〜』だし、表紙は擬人化した戦艦大和だし、誰が主役かはっきりしないが、あくまで主人公はどじっ娘 (=強運) の陽炎型駆逐艦雪風。その、雪風と大和の出会いはこんなかんじだ。

「いったたた !」

「大丈夫 ? あなた砲身が曲がってるわよ」

「ぎゃーっ 私の127㍉砲が !」

元ネタは「エースをねらえ !」だと思うが、なんかもう、はてしなく遠いところまで来てしまった感じがする。いまさらだが。

本作は戦後、連合国に接収され中華民国に譲渡された雪風 (丹陽) を主人公にした擬人化マンガで、皇宇 (ZECO) 作の「陽炎少女 丹陽」がオリジナル。これは台湾中央研究院発行の CCC 誌のために描かれた 5 ページのイラストだったが。いつのまにかこんなことになったらしい。みどころは史実に基づく丁寧な考証と、当事国ではないからこそ描けるその歴史の解釈だろう。第 1 巻では、マトウラ海峡海戦が取りあげられ、悲劇の軽巡神通が活躍する。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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