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マイクロソフト

米上院議員、H-1Bビザの受給増を主張する一方で18,000名を削減するMicrosoftを批判 31

ストーリー by headless
優秀 部門より
外国人の専門職を受け入れやすくするためにH-1Bビザの受給数増加を求める一方で18,000名に及ぶ人員削減を計画しているとして、米上院議員のJeff Sessions氏がMicrosoftを痛烈に批判したそうだ(Computerworldの記事本家/.)。

Sessions氏の演説は、New York Timesに掲載されたビル・ゲイツ氏と投資家のウォーレン・バフェット氏、カジノ経営者のシェルドン・エイデルソン氏のコラムに対する反論から始まるが、矛先は先日人員削減を発表したMicrosoftに向かう。コラムは外国から優秀な人材を受け入れるために移民法の改正が必要であると主張し、議論の進まない連邦議会の対応を批判。また、Microsoftなど移民法の改正を求める企業は、科学、技術、工学、数学(STEM)の学位を持つ米国人が少ないとして、外国からの人材を受け入れるためH-1Bビザの受給数増加が必須としている。しかし、その一方で米国人労働者を大量に解雇している企業も多いという。Sessions氏はSTEM学位を持つ米国人の4分の3がSTEM分野の職を得られず、IT分野の職の半数近くを外国人労働者が占めていると指摘。人材の供給不足にもかかわらずIT分野の労働者の賃金は14年前よりも減少していると述べ、「ミスター・マイクロソフト」のためになることが常に米国市民のためになるとは限らないと主張している。
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  • by Anonymous Coward on 2014年07月21日 15時33分 (#2643168)

    H-1Bビザ(技術職の就労ビザ)を増員して正社員は削減って、要するにIT土方不足じゃん。
    日本と同じだよ。
    というか、つい最近スラドで見た。 [srad.jp]

    IT土方不足 (スコア:5, すばらしい洞察)
    by Anonymous Coward on 2014年05月01日 16時50分 (#2592365)
    そこそこ技術を持った低賃金のIT土方が不足しているだけ。それなりの料金をしっかり払えば、人材はいる。
    「技術者不足を訴えるのは100人以下の中小に集中している」のは、低賃金のIT土方を求めているため。
    人材が不足しても、年収500万円以上の正社員のSEなんて雇いたくないものだから、問題になっているだけ。
    まともな能力を持った人材が、まともな値段するのは当然だろうになあ。

    • by Anonymous Coward on 2014年07月21日 16時57分 (#2643190)

      日本とは違う。
      あっちは外国籍の技術者でも高い報酬もらってる。
      >年収500万円以上の正社員のSEなんて
      あっちだとこの額なら安くて喜んで雇うだろうねぇ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2014年07月22日 8時05分 (#2643447)

        > 日本とは違う。

        アメリカは日本よりずっと二極分化が進んでるから、
        一般的な技術者と、
        高額所得を得ている技術者とは、
        同じ「技術者」という言葉で表現しても別物だと思わないといけない。

        だから、ここで「技術者」という言葉の意味の取り合いをしても仕方がない。

        > 外国籍の技術者でも高い報酬もらってる。

        むしろ高い能力を持つ世界中の技術者や学生が、チャンスを求めて米国にやってくるのでは。
        バックパッカーみたいな、とにかく職を求めてやってくるのもいるけど。
        外国人も二極分化してるということ。

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          アメリカにおいては、エンジニアは総じて給与は良いですよ。
          エンジニアの指示に従って技術的な作業を行ったり、設備を保守する要員(作業員)はテクニシャンという呼称で区別されていて、
          多くの場合給与はエンジニアよりも低いです。

          実際はエンジニアはExempt (残業代出ない)でテックはNon-Exempt(残業代出る)な場合が多く、忙しい職場だとテックの方が給与が良かったりする事もありますが。
          • by Anonymous Coward

            不思議なのは、米国ではいわゆる理系(STEM)の待遇は割といいのに、人材を移民に頼っている所。
            # 日本で理系が人気無くなるのはわかるよ。がんばってもあんまり報われないから。

      • by Anonymous Coward
        でも、今の日本に余っているレベルのSEだと年収500万円じゃ高すぎると判断されるのがオチだと思う。

        20年前にIT土方の勉強したけど結局自分の能力の限界を悟って素材系のメーカーに入ったAC
        • by Anonymous Coward

          20年前ェ…
          その経験で今を語るのか…

          • by Anonymous Coward
            IT土方やるのに必要な技術は20年前にはだいたい揃ってたからなぁ。 当時の知識アップデートしてなくてもそれこそ土方なら大して問題ないんじゃねぇの。
            言語はすでにオブジェクト指向になっててC++もJavaもObjective-Cもあったし、OSはlinuxもWindowsNTもOSXになる前のNextSTEPもあったし、TCP/IPもRDBMSも完全に普及済みでみんなPerlでGCI書いてた。その他のモダンなスクリプト言語が揃うのは95年まで待つ必要があったけどね。
            • by Anonymous Coward

              お、おぅ…
              そ、そうだな。NextでObjective-Cばりばり使ってたらiPhoneプログラミングも楽勝だよね。
              はは…

            • by Anonymous Coward

              ごめん、ruby っていいたいだけかい?

            • by Anonymous Coward

              10年前に去った俺は、最近はマルチプロセッサの普及から関数型言語が重要になってるらしいがよく分からないなあと思ってるところ。

              仕事なら本気で勉強するのだろうけど、趣味のためにそれだけの勉強をする暇もないし。

            • by Anonymous Coward

              技術知識云々じゃなく、現在の雇用に関する知識の方の問題では?
              20年前の雇用経験で今の雇用状況を語るなよ、ってツッコミじゃないのかな。
              や、どっちにしろ日本にゴロゴロいるSEは役立たずばっかりだっていうアレなのかもしれんけど。

      • by Anonymous Coward

        本家ななめ読みしたけど、外国人労働者は、高い技術力、であり、安い賃金、でもあるようだ。
        自国社員のスキルアップの費用をケチってる、という見方もある模様。
        マイクロソフトの真意はコストダウンだと思われてるっぽい。

        英語に自信ないけど。

  • by Anonymous Coward on 2014年07月21日 18時39分 (#2643227)

    いや、米国内No1、2のIT企業がそもそもM$より雇用していないことのほうが大問題であって・・・

    まぁ、いつものマカ理論なんだろうな

  • by Anonymous Coward on 2014年07月22日 13時36分 (#2643566)

    企業がH-1Bビザの申請を行うにあたっては、以下のことをクリアしなければなりません。
    1.米国内においてポストを公開して求職者を募ったが、ポストに見合う人材が見つからなかった
      ことを証明する必要があります。
    2.ビザ申請対象者が、そのポストに適した技能者であることを証明する必要があります。
      ポストに直接関係する学部を卒業しているか、同等の職務に従事していた経歴が必須です。
    3.給与は米国籍者を雇用した場合と同等もしくはそれ以上でなければいけません。
    4.H-1Bの手続きによって発生する費用(手数料、弁護士等)は全て会社側の負担になります。
    自分が知る範囲では、こうなります。

    要は、まず米国籍の人を雇え。
    どうしても必要な技能者が見つからないなら外国から引っ張ってきてもよし。
    ただしコストカットに使うのはダメよ。
    ですね。

    • by Anonymous Coward

      まず米国籍の人を雇う努力をしろ、
      と、
      努力したけど見つからないのでビザ申請します & 現在雇用してる人はいらないので解雇します
      は両立しえます。

      確かビザ申請の主な対象はエンジニアのはずなので、マッチする人材が現在社内にも国内にも居ないから海外というのは有り得る話です。

      国内の雇用を増やしたい側からすればもちろん屁理屈ですが。

    • by Anonymous Coward

      少し追記しておきます。

      H-1Bビザの有効期限は最長6年です。
      切れれば当然在留資格を喪失し帰国する事になりますから被雇用者は「雇用ベースの永住権の取得」
      を希望します。
      当然、仕事の出来ない者の永住権を金をかけて申請する雇用主はいませんから、H-1Bでの被雇用者は
      給与以上の成果を出そうとします。
      という訳で、雇用主から見れば「よく働いて、6年間は辞めない」ので、初期費用は充分ペイするとも
      言えます。

      • by Anonymous Coward
        H1-Bからグリーンカードを取得するのは、雇用主がスポンサーになって申請するのが大半なんだけど、
        雇用主がレイオフをするとこの申請が一定期間止められてしまうのです。
        米国人レイオフするくらいなら、人は足りてるからグリーンカードはやらないって感じなんでしょう。

        #これのお陰でグリーンカード取得が2年遅れた。
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