本家発:ある日、 MITのある学生が電機部品を一切つかわないコンピュータを作ろうと考えた。水冷コンピュータがあるのだから、完全に水で動くコンピュータがあってもいいんじゃないだろうか。で、 結果は....
The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:3, 参考になる)
The Hackers' Dictionay (和訳: ハッカーズ大事典) の The Great Quux (正体は Guy L. Steele, Jr.) のマンガのネタが水力計算機でした。以下抜粋
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
エレキギターのエネルギ源をガスに置換したものらしいです.
よく爆発してアブナイところがロックンロールなんだそうで.
当時はギャグだったんだけど,最近の燃料電池の動向などを見てると,
今ではギャグにはなりませんね.
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
あれは燃料電池で発電してたのか....。
壊れるとヤバいブツってんなら、
マイクロガスタービンのほうが危険度アップのような気もするが...
あんなうるさいもの楽器には使えんか、振り回せないし。
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
ライターで火をつけるんだし。
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
動力源にガソリンエンジンを内蔵してようが原子炉を積んでようがエレキギターであることにはかわりはないです。ギャグにもならん。
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
激しく間違ってやがる……まあ投稿時刻が時刻だからっつーことで。
s/The Hackers' Dictionay/The New Hacker's Dictionary/
s/ハッカーズ大事典/ハッカーズ大辞典/
Re:The Great Quux の感想が聞きたい (スコア:1)
流体コンピューター (スコア:2, 参考になる)
誰の著作だった忘れましたが、日本作家のSFで小惑星の中が空気による流体コンピューターを形成しており、意志を持った小惑星になっているというのがあったような。
日常で身近な流体コンピュータとしては、車のATに使われているシフト制御なんかがそうです。
Re:流体コンピューター (スコア:3, 参考になる)
1970年代に工場など電磁ノイズの多いところで使われていたようです。
位置検出からプレス機の電源のオンオフまで空気流でやってたとか。
(なお、ゴミの多い環境での物体の位置検出には現在も空気式のセンサが使用されています。
粉や切屑が周囲に撒き散らされる工程では光学センサが使えないので。)
# 電源からノイズが回り込むので、当時のヤワな電子制御回路では使えなかったようです。
# 現在はキセノンランプの光を光ファイバで送り太陽電池で受けてるそうです。
# そういう環境だと人間にも悪影響がありそうで怖いです…
身近な例ではこんなの [kyoritsu-jic.co.jp]がありますが...(落差大きすぎ?)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:流体コンピューター (スコア:2, 参考になる)
このコンピュータの主な機能は生物のコントロールです。 使い方は簡単で対象生物を装置に固定しておくと、その生物用の電波?が出力されて全個体が自由に操れるようになります。ほとんど拷問でかなりえげつない装置でした。
昔のSFマガジンにも (スコア:2, 興味深い)
遠い未来に東京を発掘調査した報告書のコラムのシリーズ。
その回は、豊島園かどこかの巨大なプールと複雑なすべり台
のある遊園地を発見して、巨大流体コンピュータの発見として、
もっともらしく考古学的に解説するというものでした。
施設の本当の目的を知らない未来人の立場で書いてあるから、
あくまでも流体コンピュータとして紹介されているのが面白い。
Re:流体コンピューター (スコア:1)
件の惑星ミノタウロスは地球よりも大きいです。小惑星では
ありません。
ちなみに、こういうのって、科学館やら博物館やらにすでに
ありそうな気がするのだけどね……
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
Re:流体コンピューター (スコア:1, 興味深い)
最近のマイクロ・マシニング技術を使えば,シリコン基板上に流体コンピュータを作ることも夢ではないはずです. マイクロ・マシニングによる超微少量吐出ポンプの開発などはあちこちでやっていますから,コンピュータとまではいかなくても簡単な論理制御回路はもう実現されているかもしれません.
Re:流体コンピューター (スコア:1)
(_ _)ZZZZzzzzz...... I'm sleepy
Re:流体コンピューター (スコア:1)
流体ならでわの論理がほしいところです
そのへんを追及しないのであれば,音波コンピューターを作る方向もありかと.
Re:流体コンピューター (スコア:1)
うまくいったら、子供用玩具として作って発売してくれたら、ほんとにいいかも。
お風呂場で子供を遊ばせるとかにも使えそうだしさ。
それともプラ板で自作してのけるのが親の愛というものだろうか?
>流体ならでわの論理がほしいところです
「論理」そのものについては、Boolさんだか誰だかが構築した体系から出るのは無理なのでわ。
なので、「ならでわ」ってものは特に何も無いんじゃないかな。
ただし、動作原理が違えば、その論理を実装したシステムを「最適化」する際の手法が
がらっと変わってくる、ってのは有りでしょうね。
たとえば、ある与えられた論理パターンに対して、ANDだかNORだかのうち
「同じ種類の」Gateばかりを幾つも組み合わせることで回路を構築する、という
課題は頻出しますが、あれは、電子的なあの手のデバイスにおいては
同じ種類にすることが最適化(価格とか(笑)、空間効率とか)になるから、
そういう要請が有るわけで。
水回路なら、もっと違う点を最適化したほうが「良い」っていう点は、無数に生じると思います。
#そういう意味では、ビジネスチャンスですよ(笑)>起業精神の有るかたがた
水コンピュータの高速化技法 (スコア:2, すばらしい洞察)
まあ、電子方式だって電子流を制御しているだけなんで、原理的には媒体が何であっても良いんですけどね。
の
もっと上位層にも (スコア:1)
また亜種として、Javaなんかでもご存知のStreamモデルってのもあるわけで。
超蛇足ですが、俺はこんな感じ [nifty.ne.jp]。
ただ、「増幅」回路がないと、長大(任意の長さ)な回路を構築するのは、困難でしょうけど。
水でいえば、パイプを湿らすために少量の水が無駄になるわけだし、
並列繋ぎに相当する個所で流れを単純に分割してしまったら、水量は半減しちゃうわけで、
簡単に駆動最低電^H水流だか水圧だかを下回ってしまう。
論理を構築するための水流とは別に、それを補強する水供給システムが、無いと辛そう。
まるでゲルマ検波ラジオみたいなもの。
電気を使わないコンピューター (スコア:2, 参考になる)
似たようなのを探してみたらビー玉計算機 [komazawa-u.ac.jp]っていうのを見つけました。
-------- tear straight across --------
属球を用いた計算装置 (スコア:2, 参考になる)
レバーを弾くとビット加算で、このポケットに金属球が入ると計算結果として金属球が出力されます。
Re:属球を用いた計算装置 (スコア:1, おもしろおかしい)
#学生なのでAC
次期Mac OS X (スコア:2, おもしろおかしい)
メモリリークで風邪ひくけど。
天智天皇の漏刻 (スコア:2, 参考になる)
流体コンピュータのご先祖様ですね。
まぁ、何だな (スコア:2, 参考になる)
自動制御装置としては、昔からこういうのはあったよね。
リレーぐらいのモジュール構造でFlipFlopとかもちゃんとできてたし。
今回のはレーザーカッターで部品を作って、レゴブロックに実装。
最終的には4ビット加算機を作るんですって?
これで、「核戦争になっても使えるコンピュータ」、かぁ。
MITって、面白いトコですね。
この方法でつなぐ場合、水圧でバルブ操作するというよりは
常時流れる水流で制御してますので、電圧ならぬ「水圧」を
きちんと制御しないといけないから、結構大変なんじゃないかな。
電気に置き換えると「できの悪いECL回路」みたいなもんに見えるな。
流体素子 (スコア:2, 参考になる)
組み合わせていけば、フリップフロップでもなんでも作れますね。
ググってみたけれど、みつからない・・・(他の例: 参考1 [tamabi.ac.jp]、参考2 [newera.co.jp])
何やら、医療用の流体素子というものがあるみたいです。
日本の伝統工芸技術で (スコア:1)
出来たら格好いいなあ・・・。
けど初期のコンピュータ(疑問形)って歯車で作った奴ないっけ?
と、調べてみたらバベジさんか・・。
解析機関 [infonet.co.jp]
ぬを、世界初のプログラマーエイダ [so-net.ne.jp]さんも。
動いてる所見たい・・・。
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:2, おもしろおかしい)
演算速度が上がるとそりゃもう見事な様が見られます(笑)
・・・どっちかといやぁ伝統芸能だなコリャ(^_^;
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:2, おもしろおかしい)
シシオドシ1つで1ビットの処理が可能。
動物などを撃退する機能がある。
騒音が大きいのが欠点。
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:2, 参考になる)
雨量計のしくみ [fukuoka-jma.go.jp]
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:1)
…という嫌なものを想像してしまいました。
やかましいことこの上なさそう。
でも「ピストン」内燃機関にもマフラーという英知を接続した人類ですから、
ししおどしにも適切にサイレンサーをつけるでしょうね。
もっともそういう道具は30年くらい遅れて出てくるので、それまでは公害が撒き散らされますが(笑)。
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:1)
> ししおどしにも適切にサイレンサーをつけるでしょうね。
> もっともそういう道具は30年くらい遅れて出てくるので、それまでは公害が撒き散らされますが(笑)。
石の上に布でも敷けばいいぢゃん・・
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:1, 参考になる)
しかも、量産されてかなり広く使われていたし。
Re:日本の伝統工芸技術で (スコア:1)
コメントを読ませていただく限りでは、エニグマとコロッサス(ボンベ)とを混同なさっているような気がするんですが。コロッサスは暗号/復号機ではなくて解読機なので、そのあたりも勘違いなさっていると判断した根拠です。
こんなんあるぞ (スコア:1, 参考になる)
誰も言わないので一言(/.-Jぢゃあ無理かな?) (スコア:1)
Re:誰も言わないので一言(/.-Jぢゃあ無理かな?) (スコア:1)
李 露星
ライフゲームのコンピュータ (スコア:1)
Re:ライフゲームのコンピュータ (スコア:1)
学天則 (スコア:1)
# あれは違うか..
--------------------
/* SHADOWFIRE */
蒸気演算機 (スコア:1)
似たような発想は実際にあったみたいですが。
Re:蒸気演算機 (スコア:1)
#最近まで気付かなかった
注意書き: (スコア:1, おもしろおかしい)
2.零下では動作保証をしない、というだけではなく、完全に使えなくなります。場合によったら計算機が破裂する場合もございますので、決して零下の環境に持ち込まないようにお願い申しあげます。
3.同様に沸点以上の環境では正しい計算結果が得られないだけではなく、保存だけでも爆発の可能性もあります。ご注意ください。
4.水コンピュータ専用の周辺機器でないとご使用できません。
どうでもいいけど、メモリはやっぱりチューブに入れた「バブル」を使ったバブルメモリになるんでしょうかね?
デバイスは何でも良い (スコア:2, 参考になる)
Re:ハァ? (スコア:1)
...でも、これフリップフロップは作れてないですよね?
Re:ハァ? (スコア:1)
#フリップフロップってなんだっけ?どっかで聞いたな?とか言ってる俺ですが(笑)…
エッシャーか誰かの絵みたいな、水流がいつのまにか元の地点に戻っている
っていう状況を、もしも作れたら良い、んでしょうかね。
あの水流の絵を実際(?)に3D化した、というアートもどっかに有ったような気がします。
ただしあくまでアートであって、実際に本当にああいう流れを作れるわけじゃないようでしたが(^^;
Re:インターネットの場合 (スコア:1)
流体回路の場合、信号伝送は圧力で行われます。
ということは、伝送速度は基本的に音速です。
だから、亜音速のジェット機で出張するよりは少しは早くパケットが届くかと。
水中での音速は空気中での音速よりも速いですし。
まあ、問題はノイズ対策の方でしょう。
Re:インターネットの場合 (スコア:1)
マッハ10くらいだった気が。
それでも電子のモーメントよりは遅いでしょうが
Re:インターネットの場合 (スコア:2, 参考になる)
水中の音速が、空気中の音速の10倍だという意味で書かれていてるのは良くわかるのですが、 マッハ1ってのは、その流体での音速なので、水の音速もやっぱりマッハ1では?
空気中の音速って書きましたが、これも実は固定ではありません。大気中でもその高度の違いによる空気密度や気温の違いなどによってマッハ1の、絶対的な速度(たとえば時速で表した場合とか)は変化します。ちなみに、時速などの速度は[距離/時間]の次元を持ちますが、マッハは無次元です。そのような変化を考えなくても計算できるようにです(他のパラメータも同様に無次元化されます)。
// kraymor
Re:すごいぞ! (スコア:1)
空気圧式なら、昔のラインの自動制御系ならいくらでもあります。
今でもアキバに行けば部品が手に入るけど、中央通りのあの店は
日曜は締まってるんだよな