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4284 story

MS副社長とLessig教授が対決@経済産業研究所 68

ストーリー by Oliver
これは見逃せない 部門より

imoimo 曰く、 "経済産業研究所で、10月25日に「ソフトウェアの知的財産権とオープンソース」という題目で行われたMS副社長のブラッドフォード・スミス氏(法務担当)とスタンフォード大学のローレンス・レッシグ教授の対論の様子が同サイトでストリーミング提供されている(同時通訳つき)。テキストベースの議事録も掲載されているが、このランチセミナーでは、>MSの提唱する「シェアード・ソース」についての議論や、GPLをどう見るか等、興味深い討論が行われたようだ。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 必要悪 (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2002年11月11日 10時07分 (#198367)
    教授の「クローズドのソフトウェアは社会の必要悪なのである。」という意見(テキストのほう)がなかなか面白いですね。否定はしないが、こいつはしょーがなんじゃないか?ということですよね。ということは、いずれ、できることならばクローズドのソフトウエアは淘汰されて然るべきもの、という感じです。

    言ってみればソフトウエアとはハードウエアを通して提供されるサービスです。であるから、サービスという「事業」は本来無料でなければならない、という言い方になります。もと簡単に言えば「生産しない産業」である「サービス業」は、「産業とは言えないのではないか?=虚業である」ということになりますね。

    たしかに、ソフトウエア産業を含めたサービス業では、そういう側面はあると思う。でも「生産物はないが、労働はある」という「サービス業」の経済的、社会的位置付けから言えば、この労働への対価はどう考えるべきか、という問題になるんじゃないかな?
    • Re:必要悪 (スコア:3, 興味深い)

      by uxi (5376) on 2002年11月11日 17時20分 (#198529)

      > サービスという「事業」は本来無料でなければならない、
      > という言い方になります。


      うぅ~~~ん、、、サービスと言えども対価は要求できると思うのですが?
      サービス=無料奉仕ではないのですから、、、


      > もと簡単に言えば「生産しない産業」である
      > 「サービス業」は、
      > 「産業とは言えないのではないか?=虚業である」
      > ということになりますね。


      小売業ならともかくとして、
      ソフトウェアデベロッパーに対して
      その表現は適切ではないのではないでしょうか?
      ソフトウェアという生産物が存在しているのですから。


      > でも「生産物はないが、労働はある」という「サービス業」の
      > 経済的、社会的位置付けから言えば、
      > この労働への対価はどう考えるべきか、
      > という問題になるんじゃないかな?


      ソフトウェアの生産と、ソフトウェアの販売を
      分けて考えるべきなのではないでしょうか?
      コードの記述は十分に生産的な活動だと思います。
      しかし販売に関してはコピーするだけ。
      これは、書籍の著者と出版社の関係とほぼ同じなわけですよね。
      著者には原稿料+印税、出版社には製本費用+人件費
      程度は最低限の正当な対価として認められるべきでしょう。

      法外な価格でぼったくられるのは困りますが、
      それも競争の原理が働いているうちは
      時間が解決してくれるように思います。
      問題は、OS 等のように容易に代替できないものが
      独占状態に陥ってしまった場合であり、
      現在の M$ の製品がまさにそれに当たるわけですが、、、

      少し話が反れますがコピーの問題に関して。
      ソフトウェアをはじめとしたデジタルデータが
      特別扱いで議論されることが多いように思うのですが
      これも対価の問題に起因しているのではないかと、、、
      確かにデジタルは他のメディアに比べてコピーが極めて容易ではあります。
      しかし複製するという行い自体は本にしても音楽にしても、
      古くは写本等も当たり前のようにされていたわけですし、
      図書館による本の貸し出しであるとか
      友人同士のテープの交換だとか、
      極々一般的に行われている(いた)わけですが。
      それが、デジタルになると
      とたんに目くじらを立てられ始めるというのは、
      なにかおおらかさを欠いて来ているなぁと、、、

      概して、目くじらを立てているところは、
      著作権○○協会とかレコード会社のように
      実際に生産をしているところと言うよりは
      販売に近い所のような気が、、、
      まぁ、素直に考えれば、著作権者に代わって
      彼らの権利を守っているということなのでしょうが、
      ちょっと邪推すると
      せっかくぼったくる仕組みが出来ているのを邪魔するな、、、と言うことか?
      と思えなくもないような(^^;;;)
      # -1 余計なもの:-P
      --
      uxi
      親コメント
      • Re:必要悪 (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2002年11月11日 22時12分 (#198645)
        >それが、デジタルになると
        >とたんに目くじらを立てられ始めるというのは、
        >なにかおおらかさを欠いて来ているなぁと、、、

        とりあえずだけど、
        それを生業としている人以外が何を言っても無意味でしょう。
        著作権協会は?ですが、
        少なくとも作った人が「いや!」なら嫌なんでしょう。
        それに異論を挟むことはできません。

        で。

        貸本とかテープコピーとかエアチェックは、
        同じものが2つには決してならないからです。
        (実はこの辺りは法律的にも当時かなり激論になったとか)
        音質が劣化したり、コピーのコピーはやっぱり質が悪いわけで。

        でも、デジタルは完全に同じものが作れる。
        例えば、ゲームなんてコピーしたらエンディングが違うとかないですよね?

        アナログの思考とデジタルの思考を同一視しても何も生まれませんよ。
        その時代にマッチした思考で考えないと。
        少なくとも、「俺が得するからこうしろ!」はいつの時代にもマッチしませんが。
        親コメント
        • by wosamu (4952) on 2002年11月12日 0時28分 (#198772) 日記
          >少なくとも作った人が「いや!」なら嫌なんでしょう。
          >それに異論を挟むことはできません。
          そうなんですかねえ?
          確かに嫌って言うだけなら自由でしょうし、嫌なのは理解できるのですが、もしそれを社会的なルールとしたいのならば利用者のことも考慮してルール作りを行なうべきでしょう。
          嫌だから嫌が通るのならばそれこそ著作権法は必要ないのでは。

          >アナログの思考とデジタルの思考を同一視しても何も生まれませんよ。

          それは同意なんですけど、アナログ/デジタルの境界線というのはコピーに劣化が伴うかではなくてコピーにかかるコストの問題なんじゃないですかねえ。
          MP3なんて劣化しまくりじゃないですか。
          本当はコピーしたデータをネット経由なんかで違法に配布することが問題なのに、勝手にデジタルコピーは違法ですとか言われると利用者側としてはどうも違和感を感じます。
          親コメント
          • by USH (8040) on 2002年11月12日 2時59分 (#198876) 日記

            本当はコピーしたデータをネット経由なんかで違法に配布することが問題なのに、

            さらに深い問題として、ネットが絡むと違法性が曖昧になることでしょう。例えば著作権のちゃんとした法律が整備されていない国でコピーしたことになってしまえば、その行為は違法ではなくなる。これが普通の物だと輸出入における関税など旧来の障壁がありますが、ネットではその障壁を張りにくい。
            親コメント
        • by uxi (5376) on 2002年11月12日 3時32分 (#198887)
          すみません。
          挙げ足を取るようなことを書きますが、
          一点、気になったもので、、、

          > 貸本とかテープコピーとかエアチェックは、
          > 同じものが2つには決してならないからです。

          厳密な話しをすると、
          デジタルの複製も同じものが2つには決っしてなりません。
          なぜなら、保存するメディアはデジタルではありませんので。
          そういう入れ物の話をぬきにすれば、
          写本なんてまさにデジタルと言うか
          ソフトウェアの複写のそのものなわけです。
          しかも写本の場合、達筆な人が写本することで、原版よりも質が上ることさえ有り得ますし、
          一概にアナログだから複写で劣化が生じるというのは誤りに思えます。
          # みみずのはってる原版より、達筆な複製のほうが有難いでしょう。

          結局のところ、コピーの可否は
          デジタルだから、アナログだからという議論はあまり意味がなく
          権利者の利益をどこまで保護するかという事だけが問題なのだと
          思います。

          ここから、ちょっと話が飛びます&逸れますが、、、
          デジタルは複製が容易なので権利者の利益を損ない易いというのは事実です。
          しかし権利を守るために利便性を犠牲にするのでは、
          技術の進歩に逆行するように思えてしかたありません。
          と言うか、何のためにその技術を使っているのだ?
          と問いたくなります。
          むしろ、そこまでデジタルで複製されるのが嫌なら、
          素直にアナログで通す方法もあるのだよ、、、と思うのですが、、、
          # 特にレコード業界に対して。
          # 実際今でも一部のオーディオマニアはアナログを有難がる傾向にありますし。

          環境問題ならいざしらず、一部の利権者の利権のために
          技術の側を合せていくのはどうも釈然としません。
          >「俺が特するからこうしろ!」
          というのは、まさに彼等(著作権○○協会や、レコード会社等)が
          やっていることに他なりません。
          しかし、結局、複製を作ることはどうやっても阻止できないのです。
          むしろ、複製を前提としたデジタルな思想を持つべきなのは
          彼等の方でしょう。
          しかし、彼等にはそれができない訳があるわけです。
          例え、完全な複製が無料で手に入るとしても、
          消費者は支持するものには金を払いますよ。
          欲しいものを作り続けてもらうにはそれしか方法はないのですから。
          しかしそれは、彼等に対してではなく、生産者たるソフトウェアデベロッパーや執筆者、アーティストに対してです。
          そうすると、困るのはただただ彼等なわけです。

          別に彼等を悪者にしたいわけでもありませんが、
          あまり利便性を損うことばかりしていると
          煙たがられるのも時間の問題というものです。
          どうせ、複製されるのであれば、複製は容認して、
          パッケージの差別化を図る等、
          取るべき手段はいくらでもあるはずです。
          音楽を例に取ると、贔屓なアーティストは
          きちんと正規品のアルバムが欲しくなるのが
          人情というものでしょう。
          そういう消費者の心理をつかみ
          うまく購買意欲を沸かせる事こそ
          彼等の取るべき道のように思います。

          複製が容易だということは決して悪いことではありません。
          問題はその行為に伴い誰かが損害を被るということです。
          確かに現状では、複製により、生産者と流通業者にいくらかの
          被害が生じる可能性は否定できません。
          しかし、複製を促進することで、
          購買層を広げる可能性も十分あるはずです。
          それは、生産者に更なる利益をもたらす可能性です。
          もしも複製を阻害することで生産者と消費者の中間層で
          不要なコストが大量に生じるのであれば
          それは複製に伴う被害と同じくらい
          生産者、消費者に対する悪であると思いますが、
          いかがなものでしょうか?
          --
          uxi
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    • Re:必要悪 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by nobuhiro (5244) on 2002年11月11日 13時51分 (#198463) ホームページ
      労働への対価そのものと言うより、その労働対価を払った資本家がいかに投資収益を得るか、という問題ではなかろうか。

      ソフトウェアの特殊性は、ほとんどゼロに近いコストで(製造業の生産物に当たる)コピーができることに尽きるのであって、それ以外は他の産業と何ら変わらないというか。

      で、このコピーをどうするかの部分が議論が分かれる部分じゃないかと。クローズドにすることで、有利な立場を築き投資回収を行うか、オープンにして他で利益を得るのかと言ったビジネスモデルの違いでしかないのではないかと考えるのです。

      まあ、投資は虚業である、と定義するなら虚業なんでしょうけど、ある種の (多くの?) ソフトウェアは投資がないと成り立たないので資本主義体制下では必要なものでしょう。

      --
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      • Re:必要悪 (スコア:4, 参考になる)

        by imoimo (8712) on 2002年11月11日 15時59分 (#198505)
        ナルホド。 確かに、レッシグ先生のコメントには頷けるものがありました。
        理想論と現実論という感じですかね。
        一方でMSには、シェアードソースの考えもそうですが、「創造的なイノベーション
        を維持し続けるためには、ソフトウェア産業の世界をしっかり労働の対価を得られる
        ものにしなければならない」という考えがあるようです。その対価を受け取るのが、
        投資家なのか、クリエイターなのかは、はっきりしない所ですが。

        この辺り、先頃流出したハロウィーン文書VII [srad.jp]でも
        同様の文脈があったと思いますが、これがMSの一つのスタンスなんでしょうね。

        MSが副社長を日本に行脚(?)させて、このようにシェアードソースを
        前面に出してきたというのは、深読みするとやっぱり、 /.jpでも以前取り上げられた [srad.jp]
        「政府調達にオープンソース」という話に 「ちょっと待てよ」(一部開示するからさ) [srad.jp]
        と言いたいということなのでしょうかね。

        個人的にはオープンソースにしても、プロプライエタリにしても、
        モノには適材適所があると思うので、どちらかが絶対という訳ではなく、
        選択の自由がきちんと保障されていれば良いと思うのですが。
        いずれにしても、MSは結構焦っているようにも思えます。

        #ところで、レッシグ先生は1月末まで日本に滞在されるようですが、
        #またこういうセミナーをやるかもしれないみたいです。
        #今度はミッキーマウス訴訟の話とか、やってほしいですね。

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      • by USH (8040) on 2002年11月11日 18時07分 (#198539) 日記

        ソフトウェアの特殊性は、ほとんどゼロに近いコストで(製造業の生産物に当たる)コピーができることに尽きるのであって、それ以外は他の産業と何ら変わらないというか。

        もう一つの特殊性として、メンテナンスが非常に重要であり、かつそれに関する囲い込みが容易というのがあると思います。産業としての歴史の長い建築などですと、設計図などは標準化されているでしょうから、初期工事の業者とその後の整備業者を分けることが(多少のオーバヘッドがあるにしても)可能。ソフト関連は、1円入札に代表されるように、初期工事業者がそのまま居座ることが容易。

        オープンソースと言うのは、設計図を常時公開することでそのオーバヘッドを少しでも下げようという試みの一つであると、個人的には思ってます。もちろん、公開したからすぐに楽になるわけではないですが、参入はしやすいでしょう。

        MSが主張するようにソフトウェアが食っていける産業とすることは重要やけど、その手段があからさまな囲い込み(標準の独自拡張とか、不完全な API 公開とか)と抱き合わせおよび強引な営業ということが問題なのだが。
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    • by mishima (737) on 2002年11月11日 18時44分 (#198553) ホームページ 日記
      いや、レッシグ教授は
      「理想的にはすべてのソフトウェアはオープンソースとし、
      対価が必要であればライセンス料で徴収するべきだ。
      しかし、この方法では現実には不正利用者が極端に増えてしまう。
      ソフトウェアが産業として成り立つためにクローズドになるのは仕方がない」
      と言いたいんでないの?

      サービス業は産業でない、なんていう、
      基本的な概念をひっくり返すような話をしてるわけじゃ
      ないと思われ。
      --
      # mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
      親コメント
  • USAGPL (スコア:2, 参考になる)

    なんだかよく分からない文章だったので、ふとひらめいたことだけコメントします。

    政府は GPL なソフトの開発に援助すべきではない、とマイクロソフトさんは言っていますけど、じゃあ USAGPL と称してアメリカ合衆国に納税している企業のみ商用可といったライセンスを新たに作ったらどうなるんでしょうね。愛国的なアメリカ在住のプログラマたちが、自分たちのコードのライセンスを GPL と USAGPL の選択制にすると言い出すことはありうるのでしょうか。当然 USAGPL を認めた開発グループは政府からの援助がかなり期待できるのですけど…。
    • by Landie(GRG) (6950) on 2002年11月11日 12時40分 (#198422) ホームページ
      たとえばUSAGPLライセンス違反が発覚すると、米政府筋からライセンス料+罰則金の請求がくるのかな。

      自分の作ったものが「良い」ものであれば、広く使って欲しいと思いますが、「凄く良い」ものだったばあい、国益云々を考えてしまうのもしょうがないかも。

      注釈:
      「良い」=あると便利。
      「凄く良い」=持ってると、持ってない{ヒト|組織}より優位に立てる。
      って風に読んでください。

      <おふとぴ>
      日本の場合、JGPLかな?HGPL……HinomaruGPLとか(笑)
      </おふとぴ>
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        > 日本の場合、JGPLかな?HGPL……HinomaruGPLとか(笑)

        nihonGPLとか...
        #それともGGPLがそうなのか。
      • by Anonymous Coward
        >> 日本の場合、JGPLかな?HGPL……HinomaruGPLとか(笑)

        属国なので USAGPL で通用します。
  • スミス氏とレッシグ教授のどちらも特許について疑問視していますね。

    今までにもパテント問題の記事が多く/.で取り上げられましたが、マイクロソフトの市場独占(寡占)とかオープン/クローズドソースといった問題よりも、特許問題がソフトウェアの発展の一番の妨げになっているのは、マイクロソフトもオープンソースプロジェクトにとっても同じなんですね。
    --
    // Give me chocolates!
    • by mithra (8990) on 2002年11月12日 0時38分 (#198778) 日記
      そうですね。そのLessig教授の"the future of ideas"を読んでたときに出てきたのですが、Bill Gates氏もかつて

      If people understood how patents would be granted when most of today's ideas were invented and had taken out patents, the industry would be at a complete standstill today."

      (もしひとびとが、特許がどのように許諾されるのかを理解したならば、こんにちのほとんどのアイディアが特許によって創作されて奪い去られてしまっていて、今や産業が完全に停滞してしまっているということが分かるだろう。)

      と言っていたそうで。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2002年11月12日 1時29分 (#198835)
        むちゃくちゃな訳ですね。仮定法をまったく理解してないとしか思えない。もう少し忠実な訳としては
        もし特許がどうやって認められるのかみんながわかっていたなら、そして現代のいろいろなアイデアが生まれてくるときに仮にみんなが特許をきちんと取っていたならば、いまごろはこの産業も完全に成長が止まっていたことだろう。
        ということで、特許制度への理解不足から多くのひとが特許を申請してこなかったおかげで現在の繁栄がある、という主張です。
        親コメント

    • *GNU(一般公衆利用許諾契約書) と GPL(*GNU General Public License)
    • dot.comのブーム


     GPL が注釈通り読むと「一般公衆利用許諾契約書一般公衆利用許諾契約書」になっちゃうとか、「どっとどっとこむ」のブームとか。もしや、h t t p : slash slash Slashdot dot j p を念頭においている? :-)

    # 全体的には興味深い文書 [rieti.go.jp]ですが、ここだけは訂正希望。
  • by USH (8040) on 2002年11月11日 21時40分 (#198628) 日記

    テキストの議事録
    [rieti.go.jp] ですが、この質疑応答の部分、議論が全然かみあっていないように見えるのですが。なんとなく発話の順番がおかしな気もしますし、なによりも、スミス氏の答えが全然答えになっていない。論点をすり替えてかなり逃げた解答をしているように見えるのは気のせい?
  • by Anonymous Coward on 2002年11月11日 11時29分 (#198391)
    相手が教授じゃなくてRMSサマだったらどういう内容になっただろう?
    • Re:これ (スコア:4, おもしろおかしい)

      by imoimo (8712) on 2002年11月11日 12時39分 (#198421)
      出席してたので、後日談をお話しすると、
      実はこの2名は以前にもワシントンDCのシンクタンクで
      対論したらしいのですが、そのときの聴衆にストールマン
      がいて、マイクを独占してしまい、ぜんぜん議論に
      ならなかったようなのです。。。
      恐るべし(笑)
      親コメント
      • Re:これ (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2002年11月11日 12時58分 (#198438)
        gooの大辞林第二版 [goo.ne.jp]より
        ごじつ-だん 【後日談】 事件など落着した後、それからどうなったかという話。
        使いかた間違ってますな。
        親コメント
        • by nobichan (4085) on 2002年11月11日 13時10分 (#198445) 日記
          「後日」、こーいう話を聞いた、といいたかったのでは?
          親コメント
          • Re:これ (スコア:3, 参考になる)

            by imoimo (8712) on 2002年11月11日 14時25分 (#198473)
            すいません。。。
            仰せの通りで使い方間違ってますね(日本語能力低いなぁ)
            後日、こういう話を聞いた、ということでご指摘の通りです。

            で、その対論があったのは、今日確かめたらAEI [aei.org]だそうで。
            Brookings
            [brookings.edu]とのjoint seminarだったそうです。
            でも、AEIにはレポートが無く、invitation [aei.org]しか見つかりませんでした。

            Googleで掘ってみたら、CNN/TECHに"Open source subject to fiery debate " [cnn.com]
            というレポート記事がありました。ストールマンが割り込んできたという話も載ってますね :-)

            (以下一部引用)

              But audience member Richard Stallman, president of the Free Software Foundation, nearly stole the panel's thunder as he grabbed a microphone during the question and answer period and attempted to commandeer the conference to address what he described as mischaracterizations the panel made about the free software movement. Stallman had not been invited as a panelist.
            親コメント
      • by Anonymous Coward
        RMS に (+1 おもしろおかしい) をつけたいです。
typodupeerror

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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