3Dユーザインタフェース研究:Open Croquet 73
ストーリー by Oliver
新たなる体験へ 部門より
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dseg 曰く、 "本家より。OSNewsは、かのアラン・ケイ氏も開発に参加している、3D OSの研究プロジェクト、Open Croquet(オープンクロッケー)についての情報を掲載した。既にWin/Macで動作可能なパッケージがダウンロード可能(90M程)となっている。Linuxで動作させる為の情報はCroquet on Linuxにあった。尚、Win/Mac/Linux共通で、後述するSqueakのインストールが別途必要。
(3/13日 6:00AM現在、アクセスが殺到している為か opencroquet.org に接続しづらい状況となっています。...と言う訳でスクリーンショットをどうぞ)
Croquetについて、インストール手順はThoru Yamamotoさんのページが大変分かりやすかった。関連情報はSquab Squeaker's Swikiのエントリが詳しい。QuickTimeムービーも用意されている。
アラン・ケイといえば、Xerox社のPARCで研究チームを率い、Smalltalkを開発した事等で広く知られているが、Open CroquetはそのSmalltalk環境の一つである、Squeak(スクイーク)上で動作する。
これが未来のOSの姿? ちょっと使いずらいような気もするが、3DのGUI表現は実際に目にするとなかなか刺激的。お試しあれ。ただし最新のグラフィックカードを載せていないと、快適な動作は厳しいかも。"
3D OSX (スコア:2, 参考になる)
こういうのもありましたね。
中華料理の回転机?に載ったファイルたち・・・。
Re:3D OSX (スコア:1)
Re:3D OSX (スコア:2, 参考になる)
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2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
monad のコメント: 2003年03月13日 10:03AM (#277877)
(ユーザ #6768 情報) http://srad.jp/
単なる3DGUIではないですね。
これは、ネットワーク経由で複数の参加者がコラボレートするための3D空間を提供しています。
印象的だったのは、
・空間に描いた絵がそのままオブジェクトとして存在するようになること。
・ど○でもドアみたいなやつが自由に作れて、空間のあちこちを行き来できるようにできること。
・別の人の視線が、本当に線になって見えること。
これがOSを目指していたとは気づきませんでしたけど、なかなかすごいシステムだと思います。
Re:3D OSX (スコア:1, 参考になる)
当時は重たくて実用的とはいえませんでしたがやらんとするところは伝わっていたと思います. 今はどうかな..
# 探せばどこかのハードディスクに眠っているかも
窓立て (スコア:2, 参考になる)
窓立て [ksky.ne.jp]
みたいだね。
# 数学は科学の女王にして奴隷
Re:窓立て (スコア:1)
操作できない)のがちょっと悲しい。
ウィンドウの描画先をフック出来れば、Windowsでももっと面白い
UIを試せると思うのですがね。
# ダミーのビデオカードドライバ作るしかないのかな?
Re:窓立て (スコア:1)
>UIを試せると思うのですがね。
># ダミーのビデオカードドライバ作るしかないのかな?
LinuxのようにOpen(Source)でもなければ、
Squeakのようにメタ的な内部へのアクセス機能も全然充実してない、
Windowsのような環境だと、ドライバを作るなどという恐ろしい手法でしか
アレを実現できないんでしょうね。窓を立てるのはどう考えてもドライバ層の仕事じゃないんだけど、
他に手出しできる個所が無いものね。そういうのは面白みのない世界ですよね。
普通(ないしはもっと以前)のSqueakでも、ちょいと頑張れば窓は立つはずです。もちろん動く奴が。
#つーか数年前から立って当たり前だったっけか>Squeak
3Dですか…。 (スコア:1)
マウスでは結局は2Dの入力しかできないと思います。
そうするとマイノリティ・リポートでやってたような踊るような入力方法が必要になるわけで。
そこかしこで踊る人続出のオフィス…。
# あんなにぴしぴしではなくだらだら動くのが好きなのでID
はすかわ
Re:3Dですか…。 (スコア:1, 興味深い)
予測してフォローしてあげる仕組みを研究でのシステムに
ぽちっと組み込んだと事があります。
で、同じフォロー手法をホントに三次元位置を検出できる
入力デバイスに適用したら、これが快適でなかなか気持ち
よかったです。
結局人間なんて「同じ事が出来るのであれば」3Dより2D、
2Dより1D、1Dより「あれやって~」と命令すれば勝手に
やってくれる子分の方が使い勝手がよいということです。
最後のやつは技術的・経済的にハードル高いんですけどね。
Re:3Dですか…。 (スコア:1)
たとえば3D CADのコントロール(WalkThruやオブジェクト動かし)のために既に売ってる
6軸(?)操作インプットデバイスの類は、欲しくなると思います。
ボールのようなものを掴んで上下左右前後に押したり捻ったりできるデバイスが色々市販されてるようですね。
とりあえず知ってるのは http://www.sse.co.jp/spaceball/ 。
あれは本当にきもちいいです。CAD画面に映ってるものを本当に自然にいじってる感じが持てます。
マウスとかで無理に操作するのが馬鹿馬鹿しくなります。
2D GUIがマウスと共に有るのと同様に、3D(その投影しか表示されていないとしても) GUIは
上記のようなデバイスがキーボードの隣に鎮座してる姿が、当たり前になるんじゃないかな。
テキストにキーボード。2Dにマウス。3Dに上記。そういう使い分けになるんでしょうね。
ところで、最近噂(?)の3Dディスプレイは、こういうソフトウェアと組み合わせると幸せになったりしないのかな?
しょーもない絵(ごめんよ)を表示するだけが用途じゃあるまいて。
入力デバイスは? (スコア:1)
3Dってきくと、使いづらそうっていうイメージがあります。3Dゲームを例に挙げると、空間的なリアリティは増強されますが、それに入力デバイスが追い付いていないと思います。ドライビングゲームやフライトシミュレータは3Dになってハンドルや操縦桿という入力デバイスにやっと追い付いた感じがしますが、3Dなマリオ(といっても、サンシャインしかしりませんが)やゼルダは前に進むにしても、ゲームの汎用的なコントローラーでは微妙に角度がちがったりして、非常に苦痛に感じたりします。
コマンドラインというくらいだから、それを1次元的に考えればキーボードは1次元入力としていいんじゃないか、と思いますし、GUIもマウスによって2次元入力ととらえれば、3Dのユーザーインターフェースにも、それ相応のデバイスがないと使いづらいものなんじゃないかと思います。
それがどんなデバイスか想像はできませんが、、、SFに出てくるようなグローブとか?
3D OSって・・・ (スコア:1)
って何?どう見てもUIが3Dであるだけだと思うんですが。
UIとOSは区別しましょうよ・・・
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:3D OSって・・・ (スコア:2, 参考になる)
gontaさんの感想には、がっかりしました。
何も調べないで書いている訳ではないのですが...。
そもそも3D OSというのは本家の原文 [slashdot.org]からの表現です。
まずこれがOS関連の情報を扱うニュースサイトであるOSNews [osnews.com]で取り上げられている事に注目して下さい。
また、本家での扱いも'OS'トピックのところです。
現行が実験段階の3D GUI環境にすぎないのはおっしゃる通りですが、普通のアプリケーションという形態を取っておらず、SqueakのVM上で動いている事は注目できます。やるやらないは別としても、将来、技術的にはVMをネイティブ実行環境(OS)に置き換える事も可能でしょう。
アラン・ケイは70年代にXEROX PARCで、未来のコンピュータ像として"Dynabook"を構想し、暫定のDynabookとして"Alto"を作りました。またAltoに相応しいコンピュータ環境としてアデル・ゴールドバーグらとSmalltalkを作りました。そのさまざまな先駆性から、後に彼を"パーソナルコンピュータの父"と呼ぶ人々が現れました。
今回のCroquetも、彼が関わっている事が伏線となって"未来のOS像の一つの可能性"という期待値と共に、OSトピックで扱われているのだと思います。
"3D OS環境"か"3D OS"かについてはしばらく悩みましたが、上記の理由から"3D OS"にしました。それについてのご指摘はあるかと思いますが、二行だけではそれも読み取れません。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
まさに、VMをプラットフォーム上で直接動かすということが書かれています。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
なすのに5年以上かかりました(1972-79)。さらに、その認知には
Lisa の廉価版としての Mac のブレークまでさらに5年以上待たな
ければならなりません。普及には Windows のブレークまではさらに
5年と…。Croquet でやろうとしていることが一般に理解されるよ
うな形をとるのに同じくらい時間がかかるとするのは少々乱暴です
が、やはり Croquet の真価を問うには少し時間をおかないといけな
いでしょう。ついでに、アラン・ケイが今回も未来を創れるとも限
りませんし。
Re:3D OSって・・・ (スコア:2, 興味深い)
がデビューする以前、すなわち暫定 Dynabook 環境としての
Smalltalk の進化過程を知るには
The Early History of Smalltalk (PDF 3.7M 英文) [metaobject.com]
がお薦めです。Smalltalk-72 の当初、素っ気なくただ描かれた
だけの矩形(p79 左手3番目の図)が、最後には“GUI”と呼ぶに
相応しいまでに変貌する(p85 上から2番目の図)様は、絵を見
比べるだけでも楽しいと思います。
現在の Croquet の姿は、ちょうどこの初期 Smalltalk-72 における
矩形だけの“2と1/4次元”のウインドウもどきの段階に相当するのでは
ないでしょうか。ペイントソフトで描いた矩形と、このウインドウもどき
の違いというのは見るだけで、あるいはその実現方法(具体的には
Smalltalk がどんなコンピュータ環境で何を目指しているのか)を
知らずに、にわかに判断できるものではないような気がします。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
リンクにあるPDFを後でじっくり読んで、いろいろと考えてみます。
この記事は私が投稿したものだったので、
コメント元にある"3D OSか、3D GUIか"についての私の反論は
単純に(Open)Croquetが現段階で何を目指しているのか、という事実確認についての
投稿者としての注釈的なものでした。
今後の成功の可能性や未来的な視座について、つまり、Smalltalk環境の創造によりGUIという概念で、
以後のコンピューティング環境を変えた再現がなるのか、という点について自分の意見を言っている訳ではないつもりでした。
もし誤解を招いてしまったのであれば、すみません。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
てみれば、今回の本家での取り上げられかたとか、私や他の方のコメント
の対象である 3D 描画部分は、OS の中でも GUI フレームワークに当たる
ので「OS じゃなくて GUI だろ」というコメントも一理あるかもしれません。
まあ、Peer-to-peer 技術による仮想空間の共有機構を含めて 3D 表現を
積極的に取り入れた仮想 OS の試作プロジェクトというのが Open Croquet
ですから、プロジェクト自体は OS 作りを目指している、注目の 3D 技術は
その GUI フレームワークということでよいのではないでしょうか。で、
その 3D GUI については、2D GUI の歴史をなぞれば、Smalltalk-72 の
初期の頃のウインドウシステムに相当する、まだ海のものとも山のもの
ともわからん状態だよということが言いたかったのです。
あえて語弊を指摘させていただくなら、dseg さんの言及しておられた
VM 云々とういのは Smalltalk 環境共通のことなので、Croquet に限った
ことではない、すなわち、だから 3D OS だという論理展開にはいたらない…
というところでしょうか。逆に、Croquet が今後も Squeak 上で開発
されるなら、Croquet は、単に Smalltalk の GUI フレームワークの
バリエーションにすぎないということが現時点ではいえそうです。つまり
ラスターで 2D (MVC、BitBlt)だった Smalltalk-72, 76, 80 が、ベクター
で 2D (Morphic)の Squeak になって、3D (OpenGL)の Croquet になった
という具合です。
しかし一方で、アラン・ケイが OS、あるいは個人向けコンピュータ環境
に求めるものは、30 年前から変わっておらず、それは Open Croquet
プロジェクトでも同じですので、dseg さんの言わんとしていたこと
(Croquet は Smalltalk 上に実装されている。Smalltalk は VM 上に構築
されており OS 的要素を持つから、Croquet も OS といえる。したがって
3D OS でよい)は結果的には間違っていないわけです。なんか複雑ですが、
まあ、そういうことです。
ちなみに、アラン・ケイがコンピュータ環境、ひいてはソフトウエアに
求めるものが何かについては、示した論文の他に、Croquet のマニュアル
PDF の付録の論文に記述されていますので、もし興味があれば読んでみて
ください。GUI は重要なファクタではありますが、その本質でないことが
わかります。結局、Mac が真似できたのは、Smalltalk でやろうとして
いたことのほんの表層にすぎないという事実は、今のコンピュータ環境の
GUI やそのデザインのみに目がいきがちな人たちにはなかなか刺激的(いや、何を
言っているんだかさっぱりわからない状態(^_^;))かもしれませんね。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
確かに、私のコメントの文脈での'VM'の使い方は不適切でした。ご指摘の通りで、例えば、CUI環境のみにビルドしたGNU Smalltalk [gnu.org]のスクリプトもVM上で動くけどこれはどうなの?、と言われればオシマイですね (:
まだ教えて頂いたPDFを読んでいないので、以後は単なる感想になってしまうのですが、Croquetが"3D OS"足りえるのは、z軸が存在する3D空間の特性を生かした'動詞'を獲得し、Squeakから決別したら、という事になるでしょうか。その動詞に、3D空間を共有する・視線を交わすと言った事を含もうとしているのかな...?
>結局、Mac が真似できたのは、Smalltalk でやろうとして
>いたことのほんの表層にすぎないという事実
Macが真似できなかった、隠れた本質について見当が付くまでは時間が掛かりそうです。じっくり考えてみます。
# ところでサイトのカウンタですが、私が32時間程前に見たときは4000
# 程だったような気がするのですが...? (:
# /.Jの威力は大きいですね。気が引き締まりました。
# また、サイトの内容は参考にさせて頂きました。感謝します。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
>が掛かりそうです。じっくり考えてみます。
真似できなかったと言ってしまいましたが、これはかなり
Dynabook 寄りな主観が入っていますね。正確には状況が実現を許さ
なかった、敢えて実装を避けた部分です。ここいらへんにからめて
は、毎コミュ刊の「未来をつくった人々―ゼロックス・パロアルト
研究所とコンピュータエイジの黎明 [amazon.co.jp]」の最後のほうにあるビ
ル・アトキンソンのコメントや、ブルース・ホーン(Mac の
Finder などの設計と実装にたずさわった Smalltalker のひとり)
の手記 [tidbits.com]を読むと Apple サイドの見解が分かると思います。
ただ、そこでそぎ落とした部分が、Mac のコンピュータとしての能
力を限定してしまったのは確かで、恒常的なデベロッパ不足、
HyperCard のブームに見るユーザースクリプティング環境への渇
望、AppleScript 実装の苦労と混迷、OS バージョンアップに伴う閉
塞感を産んだのだと思います。もっとも、Mac が Smalltalk の仕組
みを取り入れていたら、ブームすら呼ばずに Newton と同じ運命を
たどっていたでしょうけどね(^_^;)。
Mac と Smalltalk の関係は、Palm と Newton の関係によく似てい
ます。組み合わせ同士、見た目こそ類似点がありますが、動作のしくみがまっ
たく異なります。また同時に、Newton は、Smalltalk と実によく似た
しくみを採用していました。Palm は Mac が Smalltalk に対してとっ
た現実的な路線を、Newton をたたき台に選び取り成功したと言って
差し支えないでしょう。残念ながら Newton は Smalltalk と異なり
オープンソースの道を選ぶことができず、事実上、滅びてしまった
のはご存じのとおりです。ギガヘルツ級の XScale があれば、Newton
の復活もあり得たかもしれないのに惜しい環境が失われたものです。
まあ、そんなマシンパワー不足の産む不幸な歴史はありましたが、
今、ここにきて、やっと当時やろうとしていたことがなんとか伝わ
る程度に具現化できるようになったことは喜ばしいことだと思います。
># /.Jの威力は大きいですね。気が引き締まりました。
いやぁ。まったく(^_^;)。でも、本家のコメントはとるにたらな
い、まったくわかっていない、との意見がアラン・ケイをはじめ
Squeak-ML [squeakfoundation.org] のメンバーでは主流なので、
こちらのやりとりを彼らが知ったらちょっと意外に思うかもしれませんよ(笑)。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
ただ、本家はわざとノイズが混じる様にしている気もしてまして...本家のヘッドラインはこうでしたが、
>Squeak is an interpreted language similar to Smalltalk.
>Could be ssslooooww.
多分意図的に間違っている or (編集者が)分かってて修正していないと思います。
多少間違っている方がツッコミが入って論議が盛り上がる、という意図ではないかと (:
コメントの方は...あまりに多すぎて全部は読めませんでしたが (;
# sumimさんとまたどこかでお話できる事を楽しみにしています。
# それまでにSqueakで'Smalltalk環境'を体験 & 本を読んでおきます。
# (前の体験は実は Smalltalk/V, DOS版でした)
# トップストーリーから落ちて久しいので、誰も見てない事を
# 期待しつつ、私信とさせて頂きます (:
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
そうです。ムーアの法則を実感できている人には動作速度というファクタは評価の中ではそれほど高い位置づけにありません(このくらいなら○年もすれば使い物になるだろう…と具体的予測が付くので)が、そうした思考ができるのは例外的で、世の多くの人にとって、自分が手にしたマシンのパワー(せいぜい、市販されている最速のもの)がすべてというのが普通でしょう。
したがって、今*ここ*で満足なスピードで動かなければ“却下”なのはしかたがないことです。Newton も当初は人工知能を積み、ユーザーは思い付いたものを書き留めておくだけ…という、本当の意味での PDA(個人向け電子秘書)を目指していたのですが、テストユーザーの理解を得られず、単なる電子手帳的仕様に落ち着いたという経緯があります(さらにその後の Newton の失敗、Palm の成功はその妥協すら十分ではなかったことを意味します)。エンドユーザーは夢を語るわりに、案外、それを実現しようとする技術やしくみに対して理解を示さず、ともすればその芽をつみ取ってしまう傾向にあるようです(^_^;)。
Newtonの環境構築およびデータ記述言語である NewtonScript は、クラスベースではない、インスタンスベースの純粋オブジェクト指向言語の Self をベースに開発されています。Newton 開発者のウォルター・スミスの論文 [gatech.edu]と、Sun R&D の Self の資料 [sun.com]やオリジナルペーパー [sun.com]を見比べると両者の関係 [vwh.net]はとてもよく分かります。また、開発時期的な整合性がなく裏はとれていないのですが、オリジナルは Self で、その後 Squeak にも移植された Morphic GUI フレームワークと非常によく似た仕組みを Newton の GUI フレームワークも持っているのも(Croquet から話が大分ずれてしまい恐縮ですが(^_^;))興味深いですね。
それこそいつでもウチにいらしてください。歓迎します。ちなみに我が家のサーバーは、(OS X 上の)Squeak 上で動作している Swiki という Web アプリケーションを使って運用されています。クライアントが自由に書き換えができるシステムで話題の Wikipedia と似たしくみと言えば分かりやすいかと。誰も見ていないことを期待して(笑)、こちら [no-ip.com]にページを用意しておきましたので、気が向いたら書き込んでみてください。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
JavaScriptが影響を受けている言語ですよね。
学生だった頃、興味があって触れてみたかったんですが、うまくインストールできませんでした (:
仕事でMacromediaのFlash関連をやる事があるのですが、JavaScriptベースのスクリプト言語を採用しておりまして、プロトタイプ指向の考え方に馴染めず四苦八苦しました...(:
MacOSX版 [sun.com]も出来たんですね。早速試してみようかと!
# Swiki、面白かったです。
# Newtonも欲しくなりました。何を具現していたのかに興味が沸きました。
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
MS-DOSのバージョン3ですか?
(「どすさん」とか「どすご」とか言うけど、「さんどす」は言ったことないかなぁ)
Re:3DOS (スコア:1)
OSじゃないですが、command.comの高機能版である4DOS [jpsoft.com]ってのがありますね。
すいません。 (スコア:1)
判断し、軽軽しく投稿してしまい、投稿者に不快な
思いをさせてしまったことを深く反省します。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:すいません。 (スコア:1)
私には
>'お前な~、ちゃんと調べてから書けよ'
という風に読めたので、ちょっと反論させてもらっただけでした (;
でも現在ダウンロードが出来ない状態だし、
スクリーンショットの見た目は確かにそうなので、
普通の反応だったと思います。
コメントの中に、タレコミ文に含められなかった事にも触れられたので、逆に良かったかなあ、と。
# 懲りずに(?)これからもコメントして下さいね
Re:3D OSって・・・ (スコア:1)
DOSみたいにDiskだけ?それじゃ足りない?
OK。じゃあファイルとプロセス?それで十分で他には何も要らない?
…本気でそうしか思わない人は、本気で生涯Unix以外のOSは使わないほうがいい…かも知れません(^^;
UI「を」OperateするのがOS(のしごとの1つ)であっても、別にいいじゃないですか?
どんなOSもUnixとX(やDOSとWin3.1)みたいにUIが非プリミティブな後付けになっている「義務」がある、
なんてなことは無いはずです。
さて。古典的(笑)GUIをOS本体に持っているOSは、GUIが提供する2Dメタファ「を」Operateしてる、
とも捉えてよいと思います。
ならば、3D OSはきっと、3Dメタファ(やシミュレート映像)「を」Operateしている、
のではないでしょうかね?
#音楽OSが欲しいような気がするのでG7
ところでUnixの場合は、テキストコンソールはOSの機能ではない?
OK。ではパイプはOSの機能ではない?
…と、どんどん消去法していったら、やがて「一切の」UIは持てなくなるんじゃないですかね?
2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
これは、ネットワーク経由で複数の参加者がコラボレートするための3D空間を提供しています。
印象的だったのは、
・空間に描いた絵がそのままオブジェクトとして存在するようになること。
・ど○でもドアみたいなやつが自由に作れて、空間のあちこちを行き来できるようにできること。
・別の人の視線が、本当に線になって見えること。
これがOSを目指していたとは気づきませんでしたけど、なかなかすごいシステムだと思います。
Re:2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
ピンクの視線レーザーに囲まれて、仕事に横やりが入りそうでこわひです。
#元ネタ [alfasystem.net]
Re:2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
なるほど
たしかにそこまで考えないと3Dにする意味はないですもんね
今デスクトップにある物 + 社長室の社長とそのデスクトップ を自分のデスクトップに持ってくるイメージなのかな?
社員A:「社長 ここにはんこお願いします」
(社員A 社長のデスクトップに書類を置き 視線ではんこを押す位置を示す)
社長:「うむ」
(社長 書類に目を通さないで、はんこを押す)
こんなところ?
現実世界ではありがちだけど PC上でやるのは画期的だと思う
Re:2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
社員B「休暇届が出てますね 社長のはんこ押してありますよ」
社長「記憶にないな」
社員B「昨日の11時30分に社員Aから渡された書類です。11時31分にはんこを押してますね」
社長「やっぱり記憶にないぞ」
社員B「視線のログを見る限りでは目を通してないようですね」
社長「なら 無効だ その休暇届をロールバックして呼び戻せ」
ここまでいくかな?
# せっかくだから オチをつけてみるテスト
Re:2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
となると、まあ月並みなんですが、まるでCyan社のMYSTシリーズにでてくる「本」みたいだなあ、と。"real MYST's Book"なんて題して作ってくれると、なかなかグッとくるものがあるんじゃないかと思います。
# 個人的には火星に用事はなかったりするんですが...とかいったら興ざめだね、ごめん。
Re:2月のアランケイプロジェクトでデモ見ました (スコア:1)
ちょっと言葉が足りんかったので補足します。
# それはそうと、現実の3D空間の整理整頓は苦手なんだが、どうしよう。
画面だけ見せられても (スコア:1)
// とかいいつつ、キーボードまんせーヽ(´ー`)ノ
This cookie has a scrap of paper inside. It reads:
If you can't learn to do it well, learn to enjoy.
なんかの映画で3DのOSありましたね (スコア:1)
Re:なんかの映画で3DのOSありましたね (スコア:1)
gorilla arm
http://www.houghi.org/jargon/gorilla-arm.html
ですね。 [houghi.org]
つらい(おふとぴ) (スコア:0)
使う+つらい=使いづらい
Re:つらい(おふとぴ) (スコア:1)
クオーク、クオーター、クオーツ、クオリティー
というわけで、「w(発音記号)の音を落と」すほうが
外来語としては一般的です。
Re:つらい(おふとぴ) (スコア:1)
求めてもそれは一般的なものではないよ、というのが
こちらの意図でした。これならわかってもらえる?
30年前のCM (スコア:1)
「言ってごらん『くいんとりっくす』」
「クゥィントリックス」
「あんた訛ってるよ」
一般論として実用性を考える場合 (スコア:0)
3Dって必要? (スコア:0)
せっかくネットの普及で物理的な場所が意味を持たなくなったのに、ネット内の移動に距離の概念が入るのって本末転倒だし。
(情報の重要度や、要求している情報との精度が距離に反映されるってはアリだと思うけど、それはアプリとかサイトの仕様だと思うんだよな)
そもそも、所詮URL的な文字列や、ファイル名しか意味を持たない世界で、現在のインターフェース以上の効果は無い気がする。
所詮2Dな画面を経由して擬似3D観てるだけなんだし。
3Dとセットで、3D的な(ってどんなん?)情報管理手法(でも、今以上に面倒じゃ意味無い物)を考えてくれないと。
#と言う訳で、これからのOSこそコマンドラインが重要と思うのでAC
Re:3Dって必要? (スコア:1)
これは別に本末転倒ということはないと思います。
物理的な場所というより物理的な「距離」は確かに意味をもたなくな
りましたが、それをそのまま見せることが即ちアクセスしやすいイン
ターフェイスとは思えません。
CUIにはCUIのいいところがたくさんありますが、
という理由でCUIが優れているわけではないと思います。
taka4
Re:3Dって必要? (スコア:1)
情報の配置方法として3Dを使う
という点にあるのだと思います。
日常生活の中では、机、棚、壁、そしてPCの中という風に、
情報を格納したり表示して置く場所を3D処理していて、かつ、
それが便利だったりするわけです。
実際、私は普段2台のPCを使っていて、これが机の上という3D空間で違う座標にあることで
作業効率のアップを図っています。
ま、たしかにPCのディスプレイが2Dなのに、その中で3Dをやられても、
直感的には「?」ですね。
そこはそれ、これからの技術革新を待つ、ということで。
Re:3Dって必要? (スコア:1)
>情報を格納したり表示して置く場所を3D処理していて、かつ、
>それが便利だったりするわけです。
エッチな本をベッドの下に隠すとか
# 危険性は高いが、便利ではある(ォィ)
Re:3Dって必要? (スコア:1)
CUIより、GUIの方が一般の人が理解しやすいですよね。
それと同じく
2Dより、3Dの方が、子供からお年寄りまで使いやすくなるんじゃないですかね。
ファイルのパスとか理解できない人でも、3D空間の位置なら認識できるかもしれないし。
Re:3Dって必要? (スコア:1)
人間の認識能力にどこまで深くフィットできるかを考えたとき, 今のIOデバイスの制限を取っ払って考えると 3D ってのはいい選択肢だと思います.
こんな感じのインターフェース [plumbdesign.com]なんてどうかしらん.
ホログラムの中に手を突っ込んで扱える 3D の入出力一体型デバイスなんて出てくると面白いと思ったりするのですがまだ SF なのかな.
# とりあえず使ってみるべ
こんな感じのインターフェースは (スコア:3, 興味深い)
そういう意味では旧MacOS(のインターフェースガイドライン)は、今のおしゃれなOSXよりも評価できます。
ところで本当に人間は3次元で世界を認識するのが自然なんですか?
2と1/2次元なオーバーラップウィンドウぐらいまでが人間の脳の視覚野にとっては負荷が少ないのではないかとも思います。
人間の視野で角度にして2分だけずれた線分の左右を当てるのは,視力1.0なら短い時間で楽に正解します。網膜の段階でもある程度正解は出せますから。
でもオーバーラップしていない線分同士の深さを比較するのは、そう楽ではないでしょう?
深さ方向の判定は両眼視差、表面模様、運動視差、ピント情報をいった脳の違う領野での処理を総動員してようやく出力するモノです。
あまり脳を酷使するようなデザインはどうでしょう?
Re:こんな感じのインターフェースは (スコア:2, 興味深い)
実際、たとえばあなたが見ているディスプレイと、その後ろにある壁とかとの間には「深さ」の違いがあっても、/.Jを読んでいる時に、常に壁との「深さ」の差を意識し続けている訳ではないでしょ?
こういう通常無視している情報を、使用頻度の低い情報と結び付ければ便利になる可能性はあります。
負荷のかかる判定=常に悪と考えるのではなく、頻度の高いものには負荷の少ないものを、頻度の低いものには(頻度に応じて)負荷の高いものを、というのも一つのアプローチだと思います。
現物を見てないので、このOpen Croquetがそのアプローチに成功しているかどうかはわかりませんが