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5350 story

ソニーがSDR-4X IIを発表 37

ストーリー by yoosee
僕らのの新しい友達 部門より

YOUsuke 曰く、 "ソニーが2足歩行ロボット「SDR-4X」の機能を向上させた「SDR-4X II」を発表した(プレスリリースASCII24の記事)。 SDRとはSuper Dream Robotの意であり、4は4番目の型、Xは試作機の意らしい。型番が変えずIIとつけたのは外見が変わらなかったからだろうか(CPUは1個増えてるらしいが)。 4月3日からパシフィコ横浜で開催されるROBODEX2003に出展されるということなので興味のある人は出かけてみてはどうだろうか。

参考にSDR-3Xの記事SDR-4Xの記事(ともにASCII24)を挙げておく。"

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  • by NyaNya (12681) on 2003年03月26日 13時42分 (#286675) 日記
    僕らのの新しい友達 部門より.
    「の」が多いです。

    <ひとりごと>
    のが2つ並んでると、
    ------------------
      へへ
    僕らのの新しい友達
       も
       へ
    ------------------
    のように見えるのはわたしだけですかそうですか
    </ひとりごと>

    あと、本文中の
    型番が変えずIIとつけたのは
    型番「を」、なのでは・・・。
  • SDR-4Xが発表されたときには年末くらいまでに発売できれば・・・高級車1台分くらいの価格で・・・と発言されていたようです。

    2003年になって何も話しが出ないことから、アトムの誕生日頃=ROBODEXで発売を発表かなと予想していたのですが、先日発表されたのがSDR-5ではなく4XⅡときました。

    これでしばらく発売の予定は延期でしょうか・・・
    それともROBODEXで別の機体の発表があるかなぁ・・・
    • SDR-3は、2000年と結構昔だったんだなぁ。
      どれくらい滑らかに動くかなと思ったのだけど、ムービーは無いようで、(事前にあれば)マスコミ向けお披露目か、ROBODEXまでお預けですかね。

      リンク先では、今年末までの商品化を目指しているようですが、やはり高級自動車一台分程度が目処。
      当分は、お金持ちのおもちゃですね。(TT)
      親コメント
  • by RX-178 (2626) on 2003年03月26日 11時30分 (#286590)
    どんどん人型に近くなっていくのはやはりしょうがないのだろうけど
    個人的な好みだとSDR-3Xのロボット体型が好きだったんだけどな
    AIBOも試作機の方がかわいかったし
    最終的に売り物としての企画だろうから受けを狙わないとだめなんでしょうね。
    • by Anonymous Cowboy (6205) on 2003年03月26日 12時53分 (#286645)
      SDR-4系の形状はものすごくよく考えられている。
      角張ったところがひとつもないし、指をはさみそうな細かい隙間もほとんどない。
      ラウンドしたずん胴のボディは転んだときに衝撃を吸収するのに適しているし、手甲も同じように有用。それでいて腰関節が内包されているのは驚きだ。
      背中のハンドルも運用には非常に便利。

      それにくらべれば3Xはほんとに「試作機」というかんじですな。
      受けを狙うだけならもっとメカメカしい部分を残すと思うよ

      まあ顔はもうちょっとなんとかならんかという気もしないでもないが
      親コメント
  • by Achebi (14612) on 2003年03月26日 14時07分 (#286695)
    ロボットの姿勢ですが、ホンダもソニーもどうして膝を
    微妙に曲げてるのでしょう?かなり格好悪いと思うのですが、
    きをつけの姿勢はとれないのかな?
    • by chocopa (14067) on 2003年03月26日 15時15分 (#286751)
      つま先の関節が無いからです。

      一歩踏み出すときにつま先があると足の全長を伸ばせます。
      足を伸ばせないと踏み出した一歩は地面に届きません。

      だから膝を曲げて短い状態から足を伸ばして歩くのです。
      親コメント
      • 川田工業のisamuには爪先の関節がありますが、
        やはり膝を曲げて歩いています。
        http://www.kawada.co.jp/ams/isamu/

        同じく、HRP-2 Prometにも爪先関節があったはず
        ですが、同様に膝を曲げて歩いていますね。

        先の書き込みで触れられている制御の余裕のためでしょうけど、
        未だ人間に比べると足首周りの自由度が低いのも原因かも知れ
        ません。
        親コメント
      • by Wypha (14685) on 2003年03月26日 15時54分 (#286775)
        >一歩踏み出すときにつま先があると足の全長を伸ばせます。
         これだけなら、かかとに関節が有れば済むような気もします。
         歩く事を考えるなら、つま先の関節の有無に関わらず、膝の屈伸は重要だと思います。
        親コメント
    • by mass (8786) on 2003年03月26日 14時20分 (#286706)
      最初から足を伸ばしていると曲げることしかできないが、
      ちょっと曲げていれば伸ばすことと曲げることの両方ができるので
      バランス制御が簡単になるのだ、とどこかで読んだ気がします。
      /.J でのコメントだったかも。
      親コメント
    • by Wypha (14685) on 2003年03月26日 14時13分 (#286700)
      >きをつけの姿勢はとれないのかな?

       たぶん、こけるのでは?

      # 「きをつけ」と「ケンケン」と「トリプル・アクセル」のうち、どれがいちばん簡単かなぁ。
      親コメント
    • by witch (3127) on 2003年03月26日 14時43分 (#286719) 日記
      きをつけ状態から歩きだそうとすると上半身が上下動してしまうので、ちょっと曲げた状態で立っていた方が制御が楽なはずです。
      ( 最初にひざを曲げていれば腰の高さを一定にして歩くことができる )

      普通に立っている時でも足を曲げている理由を付けるとしたら…
      腕を振り回したときの反作用を吸収(小さな屈伸動作で受け止め)するため…かな?

      じっとしてるだけなら、きをつけできるかも。

      って、わたしの思い込みかな…
      親コメント
    • by Anonymous Cowboy (6205) on 2003年03月26日 18時31分 (#286898)
      膝を曲げておかなければそれ以上伸ばすことができない
      →つま先関節のないロボットはひざを曲げずに歩けない

      というのはまあおおむね真実だ。
      人間は下駄やスキー靴を履いても膝を曲げずに歩くことができるけれど、つま先のエッジをうまく利用することでそこに関節があるかのように歩くのはロボットにはまだまだ難しい。

      ではなぜ突っ立っているときにも膝を曲げてないといけないのか、という疑問もあるね。歩き始めるときだけ膝を曲げればいいじゃないか。

      これはロボットがただ突っ立っているときにもバランスを制御していて、その目標に
      「腰の高さを変えないで水平位置だけ動かすことで重心を加減速する」
      というテクニックを使っているからなんだ。
      この場合水平位置が動けば脚の長さは動く前より長くならなくちゃいけない。そんなわけで突っ立っているときにも膝を曲げておくのさ。
      なんで水平だけ動かすのかといえばそのほうが上下方向の動きや力の影響を考えなくて済んで楽だから。
      逆にいうと、上下の動きも自在に操れるアルゴリズムを採用すればそれ以上延ばす必要はないかもしれない。結構大変そうだけどね。
      あるいは上下の動きが無視できる、と言い切っちゃってもいいね。安定性は低くなると思うけど。

      つまり、足のエッジを積極的に利用した歩行と上下動を自由に扱える安定制御の方法が確立されればつま先がなくたっていいわけだ。
      これは言うほど簡単ではないけど不可能ではないと思う
      親コメント
      • by Anonymous Cowboy (6205) on 2003年03月26日 18時52分 (#286918)
        つま先を備えたISAMですら膝を曲げた歩行をしていることからもわかるように、実は気づきにくいけれど、もうひとつ重要な理由がある。

        それは膝の曲げ伸ばしの応答性だ。ロボットの歩行で足の動きは、結局重心と足裏の位置関係をどのように制御するかにかかっている。
        腰の曲げ伸ばしは、いってみれば直動シリンダーでつっかい棒の長さを縮めたり伸ばしたりするみたいなもんだ。これはほかの方法に比べれば計算はだいぶ楽だし解析も簡単だ。

        でも膝が伸びきっていたらどうだろう。その瞬間、膝の角速度にかかわらず長さの変化は0になる。これはすばやく縮めたいときには致命的だ。逆にいうなら、目標伸び縮み速度を実現する角速度は無限大になっちゃうわけだ。そんなことでは思ったような動きなんかできないわけ。

        で、現在の二足歩行技術は、今のところ可能な範囲で手堅くまとめるために膝が曲がった状態を甘受しているわけですな。
        しかしまあ、「なんで膝曲がってるのカコワルイ」と100回言われる上にモーターにもそれなりに負担でエネルギー効率も良くないので、たぶんここ2,3年、早ければ今年中にもそういう「手堅い構成」を脱して膝を伸ばした、おそらくは劣駆動の考え方を採用した歩行を実現するロボットがお茶の間にも紹介されるようになるとおもうです。

        #しゃべりすぎたのでAC
        親コメント
        • by take0m (4948) on 2003年03月26日 18時56分 (#286923) 日記
          たしかに、人だって真っ直ぐたった方が骨格で支えることができるから疲れませんよね。ロボットもフレームのデザイン次第ですが、完全に直立した方がバッテリーの持ちがよさそうですね。

          既に動歩行が出来るわけですから、その延長として、アクチュエータの出力アップと、コントローラの処理速度向上と、ソフトウェアの進化で、なんとか真っ直ぐ立つことはできそうですよね。
          親コメント
      • by Anonymous Coward
        >「腰の高さを変えないで」 歩くのなら、能や日本舞踊をやらせると様になったりは...しないか。

        #たぶんほとんど静歩行ばかりだと思うのだけど。

        他に何かそういう動きのものってありませんか?
    • by miri (12057) on 2003年03月26日 19時25分 (#286951) 日記
      すでにコメントされているように制御を簡単にするためでしょうね。

      航空機の分野で、わざと不安定な姿勢をコンピュータ制御で維持することで性能を向上させるというものを聞いたことがあるのですが、ハードウェアと制御技術が進歩すればロボットでも同じような方向に進むことも十分考えられると思います。実際、モデルとなった「人間」はひざを伸ばして立ちますからね。
      親コメント
      • by tt (2867) on 2003年03月29日 20時04分 (#289312) 日記
        ユーロファイター、でしたっけ。ほっとくとどんどん旋回するんだけど、それをコンピュータが自動補正してくれるっていう。

        とりあえず、まずは「休め」と「きをつけ」を使い分けられるようになるあたりからな気もします。いまのままじゃ電池もつらい、サーボも熱くなる、ですからね。

        --
        -- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
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    • by Anonymous Coward on 2003年03月27日 11時08分 (#287396)
      膝が伸びきると、制御マトリクスの逆行列が定義できない特異点にはまるためです。
      であるので、最初だけでなく、常に膝は曲がった状態です。

      #論理的には、最初が特異点でなければ、状態遷移によって特異点に落ち込むことはありません。
      #外乱によって特異点に落ち込むことはありますが、その場合は"制御不能"として、エラー回復を図ります。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年03月26日 15時14分 (#286748)
    ホンダのアシモほど洗練されてない感じがしますけど、そうなんですよね?>物知りの人。
    • こっち(ソニーの)は「エンターテインメントロボット」としてコミュニケーション能力を最重要視しているので、「歩き方」の洗練度をアシモと比較しても仕方無いと思いますよ。
      「歩き方」においてアシモの目指す次元はかなり高いですが、こいつはこいつで目的相応の歩き方の次元に達していると思います。
      • by Anonymous Coward
        違うように見えるけど、技術的にどこがどう違うのか誰か解説してくれないかなーと思っただけです。
        • by yt (2748) on 2003年03月26日 17時01分 (#286821)
          たしか,動歩行(重心を崩しながら歩く)と
          静歩行(歩行の途中の姿勢で停止してもバランスがとれる)の
          違いだったような...

          詳しい人フォロープリーズ.
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            どちらも動歩行ですよ。静歩行というのは意外に難しくて、見栄えのしない歩き方です。

            さて、なぜホンダのほうが洗練されているというのかわからないけど、大きさと重さがあれだけちがうんだから、歩き方が違うのは当然だとおもう。人間に近いパラメータを持つアシモのほうが(人間の目から見
            • by Anonymous Coward
              あんなに大きいのに、何かより優れたところがないのですか?
              • Re:アシモの方が (スコア:1, 参考になる)

                by Anonymous Coward on 2003年03月27日 13時04分 (#287504)
                大きいことが優れてることのようです。
                大きいと各部の慣性やらなんやらも大きくなって制御も大変らしい。
                パラパラ踊るロボットは小さいからできるんだ、って聞いたけど。

                もっとも、ある人に言わせるとASIMO君の制御は美しくない、とか。
                こういう状態の時はこうしなさい、ってゆーデータベースを莫大に
                持たせてなんとか動かしてるから力技っぽくてねぇ、ってのがその
                理由とか。
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                >こういう状態の時はこうしなさい、ってゆーデータベースを莫大に持たせてなんとか動かしてる

                ってのは別にSDRもいっしょというか実用レベルのロボットの大半は基本的にそーゆーもんですが。
              • by Anonymous Coward
                そうだったんですか。 じゃあガンダムとか動かすのはもっと難しそうですね。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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