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「かはくオープンラボ」で貴重な標本資料を一般公開 46

ストーリー by yoosee
科学はとても面白い 部門より

skimsr 曰く、 "国立科学博物館が120年に渡って収集してきた標本資料を一般公開するイベント「かはくオープンラボ」が,今週末4/20(日)に行われます。普段は見られない貴重な標本資料などが公開されるそうです(大型哺乳類の骨格標本,鉱物標本,化石標本,X線分光装置,etc...)。場所は国立科学博物館の新宿分館で,公開時間は9:00~13:00,参加予約は不要とのこと。
また,同じ場所で13:30から,魅力的な理科の教科書のあり方についてのシンポジウム「理科教科書をオモシロクする」が行われます。こちらも参加予約は不要。理科教科書といえば,最近3巻が発売された「新しい科学の教科書」を執筆した「検定外中学校理科教科書をつくる会」の方々はこのシンポジウムに参加されるのでしょうか? 理科教科書のあり方について,色々とお話を聞いてみたいですね。"

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  • by yasuchiyo (11756) on 2003年04月18日 7時43分 (#300672) 日記
    > シンポジウム「理科教科書をオモシロクする」が行われます。

    おもしろくしなければならないとすれば、教科書よりも授業そのものかと。

    それはともかく、小中学校の時って、教科書おもしろくなかったですか。
    私は、知らない事象の解釈や説明がずっと並んでるだけで十分満足できたクチなんで、
    もらったらとっとと全部読んで、それなりに楽しんでましたけどね。
    • by yoosee (196) on 2003年04月18日 10時39分 (#300726) ホームページ 日記
      > おもしろくしなければならないとすれば、教科書よりも授業そのものかと。

      小中学校の教師は大変ですよね。理解させる・楽しませるを同時にやらないといけないし、他にも人間関係のケアや集団生活のマナーやら色々と。父兄や地元コミュニティからは私生活まで監視されてしまうし、本気でやろうとしたらあんな(報酬に対して)割が合わない職は無い。

      > それはともかく、小中学校の時って、教科書おもしろくなかったですか。

      個人的に面白かったのは教科書に別枠で書いてある事の多い「コラム」かな。あそこは教科書を作る業者も興味を持ってもらうために結構気合を入れて作ってるようですね。

      # しかし教科書の基準で掲載却下されたりもするらしいのが残念
      親コメント
      • >> おもしろくしなければならないとすれば、教科書よりも授業そのものかと。
        >
        >小中学校の教師は大変ですよね。理解させる・楽しませるを同時にやらないといけないし、他にも人間関係のケアや集団生活のマナーやら色々と。
        予備校の講師ではないのだから、ある程度は勉強以外の部分のケアも仕事の内だとは思いますが、PTAや教育委員会が要求している事は教師ができることや学校教師と言う仕事の範囲を遥かに越えていますからね。

        しかも、エリート的な特権意識付きで教師になる人が少なくないから、現実の職務とのギャップから生徒を見下したり、えこひいきしたりする教師も少なくない。

        そういう中では面白い授業も生徒が面白くないと思うのもしかたないでしょうね。

        >父兄や地元コミュニティからは私生活まで監視されてしまうし、本気でやろうとしたらあんな(報酬に対して)割が合わない職は無い。

        その通りだと思いますよ。

        「教師は聖職」と言うけれど、それは生徒を護り平等に接しさせる為の言葉であるはずなのに、聖人君子でなければならないと教師を縛る為の言葉になってしまっている。
        教師は子供達に人間のなんたるかを教えないといけないのに、それを世間が邪魔している上に草の根から政府までが、生活のこまごまとした事から思想信条まで教師個人に縛りをかけるだけは立派だから、教師に異常なストレスがかかる。

        ここ最近精神を病んだり、世間の誘惑に負けて援助交際やってしまったり、生徒に無意味な暴力を振るったりする教師が急増しているのも仕方のない話なんでしょう…

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        • あれはもうすでに縛りじゃなく、あら探しです。
          しかも子供に隠しもせずにあら探しするので、子供は教師を尊敬どころか自分より格下に置いてしまいます。
          授業崩壊?当然でしょう。なるべくしてなった。原因は子供でも教師でもない。

          保護者の自覚が足らない。
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        • by G7 (3009) on 2003年04月19日 16時51分 (#301344)
          >「教師は聖職」と言うけれど、それは生徒を護り平等に接しさせる為の言葉であるはずなのに、
          >聖人君子でなければならないと教師を縛る為の言葉になってしまっている。

          逆も言えていそうですね。
          変なエリート意識持ってる奴なんてのは、「俺は聖人君子だ」と(無意識に)思ってしまっているのかも知れない。
          つまり、「教師は、正しい」と思ってしまっているのかも。

          まあ教師に限らない問題だと思いますが。
          自分の「正しさ」に、実態を蔑ろにして名目上だけ拘る奴ってのは、どんな職種だろうと隣人を困らせます。
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    • >それはともかく、小中学校の時って、教科書おもしろくなかったですか。

      私もおもしろかったクチです。
      小さい頃から百科事典を読んで育ったのが影響しているのかも
      しれないですが、どんなことが載ってるんだろうと、読んでいて
      楽しかった記憶がありますね。
      --
      GUST NOTCH な気分でいこう!
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    • >それはともかく、小中学校の時って、教科書おもしろくなかったですか。

      正直あまり面白くなかったです。
      なんか内容が薄くって「これでは説明になってない」と子供心に思ってました。なんでこんな事を一生懸命説明しているのか?とか、なんでこんな説明でみんな納得するのか?って真剣に思ってました。
      既に知っている知識も沢山ありま
      • そういう人に必要なのは、教科書の改善よりも、飛び級制度ではないでしょうか。
        最も理解力や知識水準の高い子供を想定して教科書を作った日には、ほとんど誰も理解できなくなるだけでしょうし。
        親コメント
        • いや極論になりますが、教科書って単にポインタ示してるだけですから
          興味のある子ならそこから自分で調べて、小学校クラスなら簡単に(これも語弊のある表現ですが)理解できますよ。
          で、教科書なんかくだらなくなる。

          一方で興味を持てなければ、教科書だけでは理解するためには不十分な情報しか得られないので、
          教科書なんかつまらなくなる。

          まぁ、理解度別にっていうのもひとつの解ではありますが、
          やっぱり授業の進め方じゃないですかねぇ。

          実験ひとつにしても
          もうわかってる子には、知識を実地に試してみる機会になるし
          まだわからなかった子には、教科書が示していたモノが何だったか見てみる機会になります。
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          • >教科書って単にポインタ示してるだけですから

            本が(それがどんな本であるにせよ!)情報の終着点であるというか、
            本に書かれてることを読めばそれで「済む」、
            というような幻想を、そういや俺もガキの頃は持っていたような気がする。

            みなさんはどうだったっすか?
            例えば、下手に百科事典が手元にあると「そうか百科なのか。じゃあこれ「さえ」読んでおけばOK。」
            とか思ってしまったことって、無い?

            そうじゃなく、どこで目にした情報であろうが、それはポインタだったり不完全だったりするかも知れないから、
            そこから(あるいは別ルートから)手繰って更なる情報を得る、ということをして初めて意味が有る
            ということを、学ぶチャンスはなかなか無かったような気がします。

            一方で今は、それこそInternetのWebが「リンク」というもので成り立ってます。
            情報の「ポインタ」というものの存在を教えてくれるという意味では、
            (自分が子供じゃなくなったのでもう実感は出来ないので判りませんが恐らく)
            教育上凄く良い状況なのではなかろうか?と思っています。

            子供に百科事典を与えるのは良いことなんだろうか?とちょっと悩んでしまっています。
            親コメント
      • 確かに、内容自体は「すでに知ってる」こと多かったですよ。
        私は、小学生の頃は読書といえば図鑑か事典でしたから。

        で、「なんでこんな事を…」とか、「なんでこんな説明で…」とか感じるところがあったら、
        授業でそこにさしかかった時に思い切り先生にツッコんでました。
        # 流し読んでても、意外にそういうところ覚えてるんですね。子供の頃って。

        さすがに高校クラスになると、まじめにやらないとついていけませんでしたが。

        > #いま考えると嫌なガキだったんだろうなと思う。

        趣味は違えど、私もそうだったろうなぁ(笑)
        親コメント
        • >で、「なんでこんな事を…」とか、「なんでこんな説明で…」とか感じるところがあったら、

          高校時代、ツッコミ過ぎて先生を泣かした事があります。
          若いうちは限度がわからなかったりしますが、まぁ程々に(苦笑

          ちなみにそれは私の苦手な国語だったのですが、担任の先生でもあったので私の方がオロオロしてしまいました。
          --
          凛々しく、あほらしく。
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          • >私の苦手な国語だったのですが、担任の先生でもあったので私の方がオロオロしてしまいました。

            飛び級って、科目別飛び級って出来ないのかな?
            で、芳しくない場合には、科目別落第(留年)とかね。

            科目によって好き嫌いで、当然理解度や進捗もあると
            思うのですよ。で、理科や社会や算数や音楽やら特定
            の科目で図抜けた子が、その図抜けた科目でのみ飛び
            級するということが出来ないから、飽きちゃったりす
            るわけです。好きな科目が陳腐と思う内容で、嫌いな
            科目が追いつかない高度さに見えるという状況だと、
            やはり学問的な目的で学校に行く意欲は萎えると...
            親コメント
            • >科目別飛び級

              特定科目だけ卒業して次の学校に進んだ場合、どうしよう?
              やっぱり科目ごと(=1時限ごと)に小学校と高校との間を往復する?(笑)

              学校という「物理的な」仕組みは、ちょっと融通性に欠けるかも知れません。

              SpecialInterestGroupというかCommunityというか、
              そういう感じのものが科目の数だけ有って、
              それに参加する (物理的な困難は適宜Netとかで補う)
              っていう形態になるのが、理想といえば理想ですね。

              #ちなみに人間関係もSIG/Community。
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      • by Anonymous Coward on 2003年04月18日 9時42分 (#300706)
        時代にもよるのかもしれませんが、最近の小学校の教科書をみると、「面白くしよう」という意図が透けて見えるけど安易にやっているような気がします。文字を減らし、写真やマンガ風イラストをふやせばいいと思っているだけじゃないかと疑ってしまいます。問題はイラストの質なのに。

        小学生時代には教科書はそれほど読まずに、図鑑が多かったですが、どうみても図表の質は教科書より優れていました。見た目を綺麗にかくのではなく、対象物の特徴をきちんと表現するようなイラストはそれなりの専門的な素養が必要だと思いますが、比べればその差は明らかでした。
        そういえば、イラストに関しては Scientific American/日経サイエンスのものは単色か2色刷りですが、レベルが高いと思いますね。

        あと、図鑑以外にも、自動車雑誌に掲載されていた自動車やエンジンの透視図にも萌えました。S-800とかR-380の時代ですけど。

        #今でも透視図表現が一番楽しいなあ。
        親コメント
      • 私も面白いと思ったことは無いような気がします。 中学校1年の時の担任(国語)が図書室にブルーバックスを 揃えてくれたのでそれを読んだりしてました。 教える教えない、或いは、試験に出る出ないは、別にして コラムなどで詳しく説明があると良いと思います。 (参考書や辞典になるくらいの)
        • そういや、成績の良かった科目って、教科書に自分で絵を描いていたような気がする(笑)。

          え?悪戯描きじゃないですよー?授業の内容を(自分で)理解し易くするためのイラストですってば。

          #高校のときの化学の教科書はめちゃめちゃカラフルにしたのでG7。
          #化学反応の色を説明してる文面に、実際にその色を塗ってみたり。
          親コメント
      • ”クラス担任制”ではやむを得ないんですよ。
        クラス担任になりゃ、本来の専攻が文学だろうが体育だろうが理学だろうが、そんな事情はお構いなしに国語・算数・理科・社会・・etc 基本的にはホボ全教科を教えざるを得ないんですもん。
        自分が不得意な教科なんて、教科書ぶんだけ教えるのが精一杯でし
        • by Anonymous Coward on 2003年04月18日 12時45分 (#300777)
          小学校って「教育学部卒」で「児童心理」とか「児童教育」等を学んだ人が「小学校教員」の免許をもらって、その人が先生になるのでは?つまり「専攻」は児童教育になると思います。

          中学や高校の教員免許は文学や理学、工学でも取れますけど、小学校の免許は無理だと思います。

          知り合いの小学校の先生に聞いたら、「全教科」にわたって満遍なく知識を持っていて、且つ児童心理等に詳しくないととてもじゃないが先生に採用されないって聞きました。

          昔はともかく今は教員に採用されるのが難しいので半端な人は先生になれないと思います。またなりたいとも思わないと思います。
          親コメント
        • 小学校の頃、理科は担任ではない別の先生が教えていましたが
          その先生は理科が専門というわけではなく、担任を持ってなくて暇(?)なので授業の一部負担といった感じでした。

          疑問に思った事を質問をすると「俺は理科専門じゃないから知らない」と。
          子供心ながら、こういう大人にはなりたくないなぁと思ったものでした。

          # そんなに深い質問をした記憶は無いんだけどなぁ。
          親コメント
  • 行ってきました (スコア:2, 参考になる)

    by skimsr (9280) on 2003年04月20日 20時04分 (#302133) ホームページ 日記
    「かはくオープンラボ」に行ってきました。

    すごーい。おもしろーい(童心が大爆発)。

    国立科学博物館の新宿分館は,思ったより大きな施設でした。オープンラボは,研究室や標本保管室をそのまま公開していて,そこにいる研究員の方が展示物の説明などをしていました。簡単なポスタ資料があちこちに貼ってありましたけど,説明資料は基本的に無し。けれども,大量の標本を直に見れるので,特に資料なんて必要無いと思いました(あればもっと嬉しかったですけど,でもまあ,あれだけ大量の標本・展示物について説明資料を改めて用意するのは,無理ですね,きっと)。研究員の方は親切に質問に答えて下さいました。

    見学者は,親子連れ,大学関係者(学生さん)が多かったです。見学者の方で,特に年配の方で,かなり色々な質問を熱心にしていた方が多かったのが印象的。質問する側も説明する側も,みなさん楽しそうでした。

    観た展示はどれも面白かったのですが,印象に残った展示と説明をひとつ紹介。ナウマン象の骨格標本を見ると,カカトが浮いていたので,「骨格標本だと,動物がカカトを浮かせて歩いているのがよく分かりますね」と言うと,説明員の方曰く「実は,本当にこうやって歩いているのかどうか,よく分からない」とのこと。なんでも,象の足は分厚い肉で覆われていて,その肉の中を骨が自在に動く(?)そうです。象が歩くときにカカトが地面についているかどうかは,外から観察しても分からない。そのため,データも無く,はっきりした事は分からないのだそうです。

    標本を直に見て,素朴な疑問を抱き,それに答えてもらえること。こういう,役には立たないけれど,感心・感嘆できる知識を得る過程が,何より楽しいと感じました。ちなみに,人間の他にカカトをつけて歩くのは,猿のいくつかの種や,熊とかだそうです。

    あと,電子顕微鏡を実際に操作させてもらえたのが面白かったですね(機械好きなので)。

    昆虫標本と魚の標本は,虫と魚が苦手なので見ませんでした:-) 情けない…。イルカの解剖もやっていたそうなんですが,そちらは時間がなくて見れず(寝坊したので)。

    記念(?)に,「日本の博物図譜」という本を購入してきました。江戸後期から明治にかけての,動植物のスケッチ図版が収録された本です。眺めるだけで楽しいです。

    #---

    午後からの「理科教科書をオモシロクする」シンポジウムにも参加しました。

    話題提供者は4人。単に「理科教科書はこうあるべきだ」という話ではなく,理科(科学)という学問の面白さとはどういうものか,についてのプレゼンテーションのような印象をもちました。各人とも,お話はとても面白かったです。以下,ごく簡単に内容を書いておきます(私の理解なので,誤解があったらゴメンなさい)。

    国立科学博物館の遠藤秀樹氏:「博物館がつくる教科書」
    教科書に掲載された生物の消化管を説明する図と,実際の生物の解剖現場の写真とを見せて,理科教科書を書く人達がこういった現場を知らずに教科書を執筆する事で,現場のもつ「エネルギー」が失われてしまっているのではないか。その現場を知るものとして,博物館が新しい教科書つくりに貢献できるはずだ。

    東京学芸大学付属高校の川角博氏:「理科の教科書は役に立つか」
    実際に高校生相手の授業をもつ立場からの意見。理科教科書が役に立っていると答えた教師・生徒はともに約半分ぐらい。教科書の間違いを,読む側は見逃さないので,教科書の記述は厳密すぎるぐらいに正確でなければならない。生徒側は,もっと情報量の多い教科書を望んでいるようだ。教師側にとって,教科書というのは,何をどの順番で教えるのかという手順の参考として役に立っているようだ。

    国立科学博物館の馬場悠男氏:「人類史研究は教科書に何をもたらすか」
    ちょっと本筋から離れた脱線気味な話。人類史における最新研究動向の紹介。旧来の「猿人・原人・旧人・新人」といったおおまかな分類について,より詳細な進化の過程が判明しつつあり,それぞれ多様な種がいたという証拠が見つかっている。現在のヒトは,チンパンジー等に比べて発育が遅く,幼年期・思春期がある。また,ヒトの成長過程では,脳の発達よりも身体の発達の方が遅い。これは,未発達な身体という「行動の抑制」を課す事で,より長期間の学習を促がしているのではないか。この話から,脳・身体・性的な成長のバランスの話になり,そこからこじつけて,教育にもバランスが必要ではないか,という喩え話。

    国立基礎生物学研究所の塚谷裕一氏:「教科書を越えて―現・生物学への誘い」
    現在の生物学は,DNA・RNA・タンパク質などの機能を理解する事で全ての生物種に適用可能な統一原理が見つかるはずだという「セントラル・ドグマ」の考え方から,再び,生物の多様性こそが重要という考え方になりつつある。
  • by Anonymous Coward on 2003年04月18日 1時57分 (#300627)
    と、検定外教科書を書いている知人が話してました。
    その知人も参加するつもりらしい。
  • by Anonymous Coward on 2003年04月18日 16時41分 (#300880)
    なんか本題でないことで盛り上がってる...

    それはさておき、貴重な標本が展示されるということなんですが
    これってどれくらいの広さがあるところなんでしょうか?

    4時間だけ公開となってるけど、全部みれるもんなのかなぁ?
    • by yasuchiyo (11756) on 2003年04月18日 22時55分 (#301115) 日記
      # オフトピに振った張本人ですが…

      > 4時間だけ公開となってるけど、全部みれるもんなのかなぁ?

      どういう展示の仕方をするのかも気になりませんか。
      というか、一般公開の目的は何なんでしょう。

      本来、すごいのは「120年の蓄積」とやらや資料の「貴重さ」ではなく
      それぞれの資料から得られた科学的知見ですよね。
      たった4時間の公開のために、それらの説明がどの程度用意されるのでしょう。

      # 貴重な化石とか言われても、素人目にはうす汚い石コロにしか見えないわけで、
      # そんなモノを単にずらっと並べて置かれたところで
      # 「特別ご開帳だから有り難い」以上の感慨など得られないと思います。

      上の教科書ネタではないですが、
      人(特に子供)に科学の楽しさを伝えられるような展示であることを期待しています。

      私はとても見に行けないのですが、
      もしいらっしゃる予定の人がいれば、ぜひ後でその様子を教えていただければと思います。
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      • by Anonymous Powered (12649) on 2003年04月19日 0時26分 (#301157) 日記
        ># 貴重な化石とか言われても、(中略)
        > # 「特別ご開帳だから有り難い」以上の感慨など得られないと思います。


        この展示、「素人」というより、アマチュア研究家を対象にしたもの、と思って
        いるのですが。
        というか、特別に狙いも予習もない人には、上野の常設展で十分でないかと思われ。

        私、ヒマをみて鉱物採集をしております。
        某県某所の、含リチウム電気石やポルックス石が採集できる、非常に貴重な露頭を
        捜し求めて、(わかる人にはこれだけで大体わかるだろう)ようやくたどりついた
        とき、その露頭は派手に採掘され、というより、それまで林道だった道路が整備され、
        大型重機か何かで大規模に持ち去られていました。
        話を聞くと、「新宿の科博の倉庫にいっちゃったよ」との話。

        # そもそも、「櫻井標本」の意味がわからん人が「櫻井標本」を見る意味って
        # 何じゃろうと思うのです・・・・

        私らにとっては、そういった貴重な資料を閲覧できる唯一の機会なので、
        特に「理解するための準備(予習)」もなく、
        「行けば説明があるに違いない」なんて人のために学芸員さんを煩わせたり、
        会場が混み合って入れなかったりするのは悲しいです…。
        正直な話。

        # とか言いつつ、今年も行けないんですが…。(遠いよう(涙))
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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