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5728 story

アインシュタインの論文等を Web 上で公開開始 39

ストーリー by yoosee
ちゃんと「読める」ひとは何人いるのかな 部門より

WestEast 曰く、 "ZDNet Newsの記事より。アインシュタインの論文・書簡などの文書4万点以上を検索・閲覧できるサイト「Einstein Archives Online」が公開された。本家にもストーリーが掲載されている。 その昔、NHK スペシャルの「アインシュタイン・ロマン」を毎回見ていたタレコミ人もこんな文書を検索してみましたが…読めない。;-("

高エネルギー物理学では昔から論文のオンラインは標準だし、他の分野でもオンラインで読めるのが普通になってきている。アインシュタインの論文も主要なものは既にオンラインで公開されているが、しかし私書や日記まで公開されてしまうとは有名人も楽じゃない...
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by yasudas (5610) on 2003年05月20日 19時43分 (#319740) 日記
    つたない語学力も相まって誤読誤解の嵐の中から

        「相対性理論はまちがっているぅうううう」

    というお方が多数でてきそう...

    # 「と」学会も賑わうのではないかと思うのですが、
    # どんなもんでしょう?
    • 多数出てきても主張にバリエーションは無く, 電磁気学無視のガリレイの相対性原理になるだけじゃないかな?
      # 夢も希望もないなぁ・・・って違うか(笑)

      --
      Koichi
      親コメント
      • つい先日もfjで騒いでいた人がいますよ。

        # というより、ここ1年くらい騒いでいる?
        • ああいう人たちは次から次へと際限なく現れて、しかも
          一年どころか数十年前から似たような主張を飽きもせず
          繰り返しています。

          この手の似非科学を批判する本としてはマーチン・ガードナーの
          「奇妙な論理」がありますが、これなんか1960頃の本にも
          かかわらず、内容はちっとも古びていません。

          章タイトルをいくつか上げると、

          ○ くたばれアインシュタイン・相対論の揚足とり
          ○ 地球を揺るがした怪星たち・聖書の奇跡の「天文学的」裏づけ
          ○ 地質学対創世記・進化論への抵抗
          ○ 医療の四大宗派・同種療法、自然療法など

          他にもUFO、アトランティスやムー、ピラミッドの神秘学、
          占い、骨相学や筆跡学などの怪しげな性格判断(日本では
          血液型性格占いがこれに当たるかな?)等々、現代のテレビの
          バラエティと称するチンピラ番組でおなじみの物ばかり。

          ・・・というか、それほどまでにあの手の業界が進歩してない、
          あるいは「カモはいくらでもいる」ので進歩の必要がない、と
          言うことの裏返しなわけですが。
          親コメント
  • >しかし私書や日記まで公開されてしまうとは有名人も楽じゃない...

    作家なんかだと、死後に未発表原稿が見つかると大騒ぎで、発表されたものでも下書きや私信なんかが見つかると、それで1冊本が出来てしまう人もいますね。
    で、どんな言葉がよく使われているかとか、果てはどんなスペルミスが多いかなんてのを数え上げて、掛かれた当時の作者の精神状態まで分析されちゃったりして。
    --

    ----------------------------------------
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    • Re:ゆうめいじん (スコア:2, おもしろおかしい)

      by moriwaka (89) on 2003年05月20日 14時37分 (#319570) 日記
      将来の有名人は未発表原稿や日記どころか、
      e-メール、IRC、さらにはインスタントメッセンジャーのログまで
      探されてしまうでしょう。

      >○○氏のIMにおける「はにゃ~ん」の出現頻度から察するに…
      などという本が出る日もそう遠くないはず
      親コメント
    • by yoz (6065) on 2003年05月20日 13時45分 (#319547)
      日記や私信とかだけならまだしも、
      アインシュタインの場合は脳まで公開されちゃってますからね。
      ある意味究極のプライベートな部分と言えなくもない。
      その脳の行方を探す過程が映画 [spice.or.jp]にまでなってるし。

      # と言いつつ未見。DVD出てないんすね、これ(泣
      親コメント
  • 『私が郵便局で働いていた頃、ここは人が考えうる多くのアイデアを
    拝借するのに最適な場所であることに気付いた。』

    なんて書いてあったら、ちょっと嫌かも、と思いました。
    盗用じゃねーかよ!
    --

    There is no spoon.
    • by babie (6656) on 2003年05月20日 12時51分 (#319496)
      郵便局でなくて、特許局職員じゃなかった?

      ----------------------
      以上
      親コメント
    • by shiraga (14233) on 2003年05月21日 6時35分 (#320040)
      たとえアイディア(というか、きっかけ)を他人から得ても、それを自分自身でちゃんとした学説に鍛え上げれば「盗用」とは言えないと思いますよ。
      実際、研究なんて他の研究者との議論を通じてより良いものになっていくんですから。

      とは言え、ネタ元が特許申請だとちょっとアレですが。(^^;)
      でもまぁ、基礎科学の場合には問題になるほどの借用にはならないと思います。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >『私が郵便局で働いていた頃、ここは人が考えうる多くのアイデアを
      >拝借するのに最適な場所であることに気付いた。』

      厳しいなぁ、郵便物を開封してチェックしているなんて、まるでエロエロパーマの国のようだ。
      現金書留の猫糞(ネコババ)はよしてくれよ。

      >盗用じゃねーかよ!
      いや、刑法133条の
  • 晩年のファインマン博士が講義した教室には、当時の板書がずっと
    残されているそうですね。これからはそういう情報もずっと保存さ
    れ続けるのでしょうか。
    というわけで、有名な先生の講義にはmimio [kokuyomimio.com]常設でお願いします。

    #あえてビデオとか写真と言わない。
    --
    And now for something completely different...
    • 数学や理論物理だと今でも黒板にチョークという教室が多いですね。書き慣れた人のかっこいい板書なら保存してそれなりに趣があるかも。計算機科学だとホワイトボードとマーカーの教室の方が多いかも知れない。あんまりとっておいても雰囲気は出なさそう。
      • by G7 (3009) on 2003年05月21日 1時25分 (#319992)
        そういや、「発表」のやりかたは、学問種ごとに特徴がある、という話を聞いたことがある。
        どこまで本気の本当なのかは知らないけど。

        いわく、医学の発表では、OHPのバックとかに青だか緑だかを使うそうだ。
        メインのネタとなる映像が大抵真っ赤なので、背景の色を違えてあげないと、目がしんどい、のだとか。

        いわく、数学の発表では、OHPとかは使わず板書をするそうだ。
        「本人が理解している」のをリアルタイムで披露する形が、好まれるんだそうだ。

        いわく…#他にも色々聞いたような気がするが忘れたんでG7
        親コメント
      • 数学や理論物理だと今でも黒板にチョーク
        えっ、それってあたりまえなのでは?
        じゃあ、今の主流は何だとお考えなのですか?
        • by kiyotan (3912) on 2003年05月20日 13時42分 (#319544) 日記
          ホワイトボードに専用ペン
          --
          Kiyotan
          親コメント
        • by onyonyo (15599) on 2003年05月20日 14時34分 (#319568)
          ホワイトボードにペンに変わりつつあるような。

          うちの大学でも黒板は消えつつある。

          そのうちきっとプロジェクターを使って講義って事になるんだろうな。用意する先生も大変になるだろうね。powerpointでは 手のこんだ数式なんて作りにくいから、プレゼン用ソフトとは別に 授業用ソフトなんてやつがマイクロソフトから販売されたりして。officeのアカデミック版ではpowerpointでなくて授業用ソフトがバンドルされるようになるのかも。
          で、そのうちlinux陣営が対抗してKDEやgnomeの環境で動く授業用ソフトをフリーで配ったりして。

          この手のソフトってどのようなものが必要で、どのような物が不必要化をセレクトするのが難しいんだよね。分野ごとに要求も違し。結局手書きには勝てないのかも。
          親コメント
          • by shuffle (12894) on 2003年05月20日 23時13分 (#319906)
            でも、分野にもよるのだろうけど自分で手を動かして考えないと身についた気がしないので、教師もそのペースを守る為に自分で手で板書した方が良いんじゃないでしょうか、というのは私だけですか?

            身体からくる刺激は学習効果にも関係あると思うんだけど、その辺のこと詳しいヒトがいたらポインタ希望。
            親コメント
          • その為のTablet PC [microsoft.com]です:D
        • プロジェクタに置いたOHPフィルムに直接ペンで書き込む人が結構いたりする。
          主流じゃないけどね。
          • by sillywalk (15002) on 2003年05月20日 21時10分 (#319814) ホームページ 日記
            >プロジェクタに置いたOHPフィルムに直接ペンで書き込む人が結構いたりする。

            すでにこんな製品 [izumi-cosmo.co.jp]が発売されています。
            知り合いの小学校の先生は、算数の問題をエクセルで作って
            これに投影し解答を子供に書かせたり、あるいは国語の教科書
            をスクリーンに大写しにして、そこへ書き込みをして授業する
            そうです。
            --
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            親コメント
        • 板書しない人…
    • by Anonymous Coward
      グラフとか書かれるとちと怪しいなぁ

      >というわけで、有名な先生の講義にはmimio [kokuyomimio.com]常設でお願いします。
      水森亜土は使えないだろうなぁ↓
       mimioって超音波で距離を計る方式だけど
       2本同時にペ
      • by 37A (12754) on 2003年05月20日 19時32分 (#319735) ホームページ 日記
        >#うーん下手に手書きするよりメガピクセルのデジカメで取り込んで
        >#コソーリOCR使った方がいいじゃないか?って言えない。

        前半は、OK。
        でも、後半は?
        大学教授/助教授(講師もね)の板書をOCRに通しても、満足に読み取れるのは数パーセントあればいいほうだと思う。
        --

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  • by YF19 (12943) on 2003年05月20日 13時04分 (#319507) 日記
    日記の部分だけ取り出してblog化したら面白いかもしれず
    • by Anonymous Coward on 2003年05月20日 16時15分 (#319617)
      blogは他人に読まれることを前提としているので
      日記とはあんまり認めたくないんだけどな・・・

      関係ないのでac
      --------------------
      中学から大学まで日記を書いていたけど
      これをもし他人に読まれたら生きていけない・・・
      親コメント
      • 日記文学なんて言葉もあるように「人に見せる前提の日記」もありますけどね。たいていのWeb日記はそういうものじゃないですか?

        人に見せない前提の日記は人には見せたくないなぁとは思います。
        # なんかトートロジーみたい。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        >これをもし他人に読まれたら生きていけない・・・

        ばれた時一皮剥けたと評価されるものです。
        生きていけるかどうか公開してみては

        #ACならきっと大丈夫!
        #黒塗りで公開してもよさそうですが
    • 最近イギリスの新聞で
      「'70年に盗まれたポールの日記が返却された」
      という記事がありました。The Beatles分裂当時ですね。
      で、その日記の中から2ページほどが写真いりで紹介されてたんですが…。
      良くも悪くも小学校低学年の絵日記のようでした…。

      感性が理性に抑圧されていない、とも言えるかも知れません。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年05月20日 11時40分 (#319466)
    > しかし私書や日記まで公開されてしまうとは有名人も楽じゃない...

    都合の悪いことは黒塗り [kyoto-np.co.jp]してしまうどっかの役所よりは健全と思ったりして。
    まあ、資料的価値はアインシュタインの思考過程が追える日記の方が高いんだろうけど。

    読めないので AC

  • by Anonymous Coward on 2003年05月20日 19時54分 (#319747)
    明月記 [asahi-net.or.jp]とか...違うって。

    「モーツァルトの日記」も研究者だけでなく音楽愛好家にもポピュラーですね。

    でも、オリジナルの文書を必要とするのは研究者が多いのでしょうけれど、その人物に関心がある人にはそこそこ需要はありそう。

    #私はブルーバックスあたりで済ましてしまいそう(笑)
  • by Anonymous Coward on 2003年05月20日 20時24分 (#319761)
    >タレコミ人もこんな文書を検索してみましたが…読めない。;-("

    翻訳サイトで [altavista.com]英語にしてみた。

    Dear Einstein

    Thank you for your friendly lines. It was for us everything a large joy to give on the occasion of their birthday our feelings expression. In order to say in the same jokeful clay/tone that it does not concern my judgement, whether we are to nearly-hold accessible reality for the physical description at one or not, but therefore, to pursue the way pointed by you further and to recognize the logical conditions for the description of the realities. In my impudent way I would like even to say that nobody - and not times the dear God - can know, to what a word such as throws into this connection being called am.

    With cordial greetings
    your Niels bore

    入力ミスはご勘弁↓原語

    Lieber Einstein

        Vielen Dank fuer Ihre freundlichen Zeilen. Es war fuer uns alle eine grosse Freude, anlaesslich Ihre Geburtstages unseren Gefuehlen Ausdruck zu geben. Um in demselben scherzhaften Tone zu sagen, dass es sich meines Erechtens nicht darum handelt, ob wir an einer der physikalischen Beschreibung zugaenglichen Realitaet fasthalten sollen oder nicht, sondern darum, den von Ihnen gewiesenen Weg weiter zu verfolgen und die logischen Voraussetzungen fuer die Beschreibung der Realitaeten zu erkennen. In meiner frechen Weise moechte ich sogar sagen, dass niemand - und nicht mal der liebe Gott selber - wissen kann, was ein Wort wie wuerfen in diesen Zusammenhang heissen soll.
            Mit herzlichen Gruessen
            Ihr Niels Bohr
    • by Tako P (13922) on 2003年05月21日 3時23分 (#320024)
      Oliverタンに降臨してもらえないので、意訳してみますた。

      親愛なるアインシュタインへ

      いつも本当にありがとう。君が誕生日を迎えたことは僕らもうれしく思う。
      こんなめでたい時に書いてよいのかわからないが、自分では判断することのできない不安があるんだ。
      われわれは、この手の届く現実を物理的記述によって書き表せるかどうか、に関わらず、君が指し示した道を進み、現実を記述するための論理的な前提条件を認識すべきなのだろうか。
      私のわがままで書いてしまったが、こんなことは誰にも、たとえあの神でさえ答えられないものかもしれない。

      こんなかんじでしょうか? 最後の文が良くわかりませんでした。

      識者の方、添削お願いします。
      親コメント
typodupeerror

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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