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5829 story

紙の上で踊れ!(暗号と) 34

ストーリー by GetSet
MMRのノリで解読 部門より

tokuzato 曰く、 "毎日新聞の記事によると、サイバーテロの脅威を扱った小説「ノー・アウトワード・サイン」の著者であるビル・ノイジェント氏(米国のセキュリティ専門家)が、同書の中に隠されたメッセージを発見した人に1000ドルを提供するらしいです。暗号と英語に自信のあるかたはぜひ。"

同書を購入しなくても、氏のサイトから謎解きは可能とのことだ。
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  • 聖書の文字を少しずつズラしてコンピュータで検索/解析して、
    どんな「予言」でも自由自在に作り出してしまう人たちも居るからなぁ(笑
    ある程度長い文章からなら、無理矢理解釈すれば どんな文章でも作り出せるから。

    だから、この懸賞も、
    公正な第三者が、この作者さんが決めておいた「正解」を
    あらかじめ知っていないと、何が正解なのか全く証明できない。
    例えば、応募されてきた回答の中に、作者が考えていた正解よりもカッコ良くて都合の良い文章が有った場合に、
    作者側が感心して、「これが正解でした」と、それを選んでしまう可能性は?

    あと、逆に、
    過去に名声や実績の有る作家や科学者が、突然、
    「オレは預言者だ」とか言い出す精神状態になることも珍しくない。
    そういう場合は、ありがちなビリーバー(自分の妄想を信じちゃってる人)だな。
    「自分だけが解読することが出来る」、「だから自分は特別な人間だ」と思いたい人。
    つまり、よく居る、単なる自己顕示欲が強くて誇大妄想な人。超常現象を信じやすい人に多い。

    この懸賞、「正解」は、きちんと決定されているのかな?
    • 氏のサイトの右上にある "Site map"に着目して、勝手に、「これは"I am pets"のアナグラムに違いない!著者は本当は○×△なんだ!」と言い出すヤツは少なからず居そう…。
      もちろん導いた文字数によって努力しなければならない量の差はあれど。

      そこはステガノグラフィについても同じですよね。
      要は、好き勝手に局所的な情報だけ見れば、あとは信じる信じないの世界でいくらでも解とおぼしきものは導出できてしまいますので、氏の定義する正解やルールを把握しなくてはならないと思います。
      どなたか原文を読んでいる方はいらっしゃいませんか。

      #出題の英文が読めていないのでごめんなさい…。
      --
      - Sparklegate, Yam.
      親コメント
    • by hpn_smile (11442) on 2003年06月05日 12時37分 (#329979) 日記
       ○○を使った、新しいメニューを考えてください。

      っていう懸賞もあるくらいですし。話題作りって事なら、
      別に最初から正解が決まって無くてもいいような・・・。

      それに、本を買わなくても参加できるあたり、
      必死の宣伝活動ってわけでも無いでしょうしね。
      親コメント
    • 私が、なぜ、このように考えたかというと、
      2月22日に世界中にニュースとして配信され、
      その後、4月1日に「あれは作り話でした」と発表して、少し話題になった、

      http://www.zdnet.co.jp/news/0302/22/nebt_16.html [zdnet.co.jp]
      “正直な泥棒”を名乗るオランダの会社が、ファイル交換サービスの取り締まりに躍起になっている米エンターテインメント業界に新たな脅威を投げかけている。

      と、いう話は、実は大ウソだった。
       ↓
      http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0403/owabi.htm [impress.co.jp]
      http://www.zdnet.co.jp/news/0304/04/nebt_02.html [zdnet.co.jp]
      「正直な泥棒」を名乗り、P2Pによるファイル交換サービスを支援すると称していたサイトが、実はすべて宣伝目的で仕掛けた作り話だったとのメッセージを掲載した。

      という、このニュースが有ったから。

      つまり、小説を書いて、この懸賞を発表した
      ビル・ノイジェント氏本人が電波系の人間というわけでは無く、

      もしかしたら、ビル・ノイジェント氏は、
      懸賞を発表することによって、
      「自分が埋め込んでも居ない文章や暗号や陰謀」を、
      世界中の推理小説マニアや、妄想系のオモシロ電波さんたちが、
      「勝手に読み取って、創作して」応募してくるのを楽しみにしているのかも・・・。
      と、思ったから。
      実際には、小説に、全く何も埋め込まれて居ないのでは無く、
      一応、何かテキトウに埋め込んであるのかも知れないけれど、
      でも、応募者に、その正解を当てて欲しいというよりも、
      「自分が予想もして居なかったような妄想回答が帰って来るのを期待」してる気がするなぁ。
      もし私が、この懸賞の発案者だったら、そういう楽しみ方をしそうだなぁ。という感じで。

      つまり、ビル・ノイジェント氏は、
      「ふざけたオヤジ」というか、「とぼけたオヤジ」っぽい気がする。

      そういう考えを持った上で、
      ビル・ノイジェント氏の公式ページの肖像写真を見てみると、
      http://www.talecatcher.com/ [talecatcher.com]
      なんだか、外人の「とぼけたオヤジ」に見えて来ちゃうのですよ。(笑
      親コメント
  • 暗号が解読されることで,
    著者は何を主張できるのでしょうか?

    記事を読んだ限り
    コンピューター社会のぜい弱性に警鐘を鳴らす目的で
    暗号解読に懸賞をかけているらしいですが

    それは,単純なアナグラム程度の暗号化をしておいて
    誰かに解読させることで,

    「私の作った暗号も解読された,
    だからサイバーテロは怖いのだ!身近な恐怖なのだ!」

    とでも言いたい,ということなのでしょうか?

    # とあえて書いてみる.
  • 最近もTVでやってましたけど、旧約聖書とかから無理無理暗号を抜き出すってのはよくやってますね。

    で、ふと思ったのが、この本の内容を同様なツールにかけて検索した結果、色々な驚愕の事実が出てきたらどうするんだろう? というネタなんですが、誰かやりませんかね?
    んで、どうせなら、この世の全ての出版物をこの手のツールにかけまくって、どの程度の割合で驚愕の事実が出てくるのかを探ってみるのも面白いかも?

    #2006年に核戦争勃発?
    #だったら、2005年末までに米国の全ての核を廃絶すれば解決なんでは?(藁
    --
    -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
    • by Anonymous Coward on 2003年06月05日 11時26分 (#329917)
      白鯨に同様の手法を適応したら [google.co.jp]いろんな「暗号」が発見されたという話もありますね。
      親コメント
    • いくらなんでも、その手法で解読されるような暗号ではないのと違うだろうか。
      それで解けるようなら二番煎じ(二番目じゃないけど)と言われて終わっちゃうし。
      だから、多分もっと別のアプローチが必要なんだと思う。
      親コメント
      • イヤあの、あの手のツールで簡単に賞金Getだぜ、とか言ってる訳ではないのですが…

        本来の話題の暗号解読(と懸賞金)とは別に、神々の指紋(笑)を探してみたらどうなるんだろうか、というハナシで。

        #んーむ。オフトピックであると明示しておくべきだったか…
        --
        -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
        親コメント
        • もちろん、あの手のツールでは正解が得られない“だろう”というのは前提として、それでも使ってみる価値があるのかなと思いまして。
          上の方で述べられてるように白鯨の例もあることだし、ダミーで「ご苦労さん。でも違うよ。」とか入ってて悲しい思いをしてしまうのではないなぁ、と。
          親コメント
      • いや、この場合の問題は
        著者が作ってもいない「暗号」が解読されてしまう
        という点にある訳でして。

        実際のところ、

        「これが答だ。よくとけたな、ごくろーさん。
        俺の公開鍵とアドレス教えてやるから連絡しな。(以下省略)」

    • 聖書の暗号に対する反論として白鯨から暗号を探したひとならいます。
      英語は文字種が少ないので、厚みのある本なら大概うまくいくそうです。

      #やっていることはどっちもMMRみたいな。
  • by nidak (2008) on 2003年06月05日 11時48分 (#329938) ホームページ 日記
    というのが、いかにも正解者が出そうな勢いだ。
    --

    There is no spoon.
    • by u1p (2709) on 2003年06月05日 12時02分 (#329952) 日記
      少なくとも/.を読んでいる連中の時給に比べたら微々たるもんだから
      /.住人が暇つぶしですらやるとは思えませんね。

      --
      # え、/.Jの連中はどうだって?
      親コメント
      • by kamuy (1690) on 2003年06月05日 12時16分 (#329960) ホームページ 日記
        んー、むしろ、「暇つぶし程度にやる」というヒトもそれなりに居ると思うが…

        だいたい、/.本家は、アクティブメンバーの絶対数も、読んでるだけの読者数も、そしてそれらの層も、はるかに巨大、かつ、広範囲(?)なハズですが…

        #そもそも/.Jと比較するのが…
        --
        -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        >少なくとも/.を読んでいる連中の時給に比べたら微々たるもんだから

        /.読者ってそんな高額所得者の集まりだったんですか(愕然)。
        • by Anonymous Coward
          >/.読者ってそんな高額所得者の集まりだったんですか(愕然)。

          国民投票にあったような…と思って探してみたら、ありました [srad.jp]
          もっとも、「統計だと思って このデータを(以下略」
          • by Anonymous Coward
            いやいやいやいや、「1000ドル」が「時給」に比べたら「微々たるもの」ですよ?
            時給1000ドルで働いたら、月収でも1千万円を軽く超えますが…。
            • by Anonymous Coward
              まぁ、暗号解読にかける時間とその時間残業して得られる給料を天秤にかけたら微妙なところかも。
              #残業時間中に暗号解読ってのは考えずに。
            • by Anonymous Coward
              > いやいやいやいや、「1000ドル」が「時給」に比べたら「微々たるもの」ですよ?

              暇潰しの暗号解読が1時間で完了するという前提がある場合のみ使える比較ですね
  • by cloudy (1160) on 2003年06月05日 12時23分 (#329963)

    このページ [talecatcher.com]がそれでしょうか。

    小説の最後のセンテンスが実はアナグラムになっており、それを解くと出題文になるということです(ボタンを押すと答えがFlash Movieで表示される)。

    結局本買わないとパズル解きには参加できないのでは?

  • by Anonymous Coward on 2003年06月05日 11時47分 (#329934)
    そうまでしてでも自分の小説を売りたいという必死の宣伝活動
  • by Anonymous Coward on 2003年06月05日 12時14分 (#329959)
    James.P.Hoganの「The Giants」シリーズのクロスワードを

    きちんと全部解いた人、手を上げて!

    邦訳の「星を継ぐもの」(だっけ?)は解くための鍵が完全 には載っていないから却下ね。

    • by Abendrot (8840) on 2003年06月05日 18時46分 (#330148) 日記
      「巨人の星」..もとい「巨人たちの星」だったかな。

      ガニメデ遠征軍司令官から地球のレイモンド・ダイアー博士への緊急電
      「ダイアー、どうしても解けない部分があるんで、種明かしをしてくれないか? 『HPにとって詩とは何か』というヒントなんだが...」

      #読んでない人にはわからなくてくだらないけどID
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年06月05日 13時06分 (#330000)
    清涼院流水のミステリにはアナグラムで謎解きをするものがあります。 [google.co.jp]
    それも、今回のように作中に織り込んだ仕掛けとしてではなく、
    そのものずばり、作中の探偵がアナグラムを解いています。
    この手の仕掛けもアレゲだとは思うのですけど、
    実際の小説としてはどうなのでしょう?

    #私?壁に投げつけただけですけど。
    • by L.Nizah (7804) on 2003年06月05日 13時50分 (#330026)
      JORKER が解けませんでした。:)
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2003年06月05日 14時19分 (#330038)
      「隠されたメッセージを発見する」と言われて思い出すのは泡坂妻夫。
      「長編小説の一部が短編小説になっている」や、
      「読み終わったあとに奇術の道具として利用できる」など、
      彼の書いた小説にはそういった仕掛けが施されたものが多いので有名です。

      あと、日本には「秘文字」なんてとんでもない小説もあります。
      小説そのものが暗号化されているため、暗号を解かないと小説が読めないというものですが、
      正直、これを越える暗号小説はないでしょう。

      #賞金1000ドルよりやる気出す人は多いでしょうし、
      #ビルさん、次回作はこれでどうですか?

      #ああ、トピックの内容とどんどんずれて行く……
      親コメント
      • あと、日本には「秘文字」なんてとんでもない小説もあります。
        小説そのものが暗号化されているため、暗号を解かないと小説が読めないというものですが、
        正直、これを越える暗号小説はないでしょう。
        小説の購入方法が暗号化されていて・・・

        #本屋さんと口論になりそう
        親コメント
        • Re:いろいろ思い出すなあ (スコア:1, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2003年06月05日 17時59分 (#330124)
          小説の購入方法が暗号化されていて・・・
          そのような小説が存在するという情報そのものが暗号化されていて...

          売れなさそう。

          親コメント
      • 「短編小説の一部が童話になっている」のは読んだことがあります。
        「掘り出された童話」という話で、冒頭にいきなり童話が載っていて、この童話に関して事件が展開していきます。実は童話そのものが暗号だったりします。

        泡坂さんは、この童話を「1日2行書くとふらふらになった」らしいです。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年06月05日 20時17分 (#330197)
    縦読みを忘れちゃいけません(笑)
    にちゃんねるで長文が出るとよく言われることですが、
    読んでも意味が不明な場合には縦読みを疑うべきです。
    もっとも、日本語に限らず英語圏にも同様の考え方が
    うかがえるときいた事があります。いいかげんですが。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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