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宇宙ビジュアライゼーションの最先端2システム、同じ日に初公開 14

ストーリー by yoosee
地上のスバル 部門より

usagito 曰く、 "巨大プラネタリウム投影装置「メガスター」(/.J前ストーリー) の後継機となる「メガスターII」が一般公開される。 6月13日から30日まで、場所は五島プラネタリウム跡地のドーム。東急文化会館のさよならイベントの一環とのこと。 開発者大平貴之氏と五藤光学研究所のコラボレーション番組で、大幅に強化されたという投影性能の威力がどれほどのものか、ぜひ実際に見てみたい。

一方、同じ13日には、国立天文台で開発中の立体ビジュアライゼーション・システムの一般公開も行われる。 こちらは「4次元デジタル宇宙プロジェクト」(すごい名称だ)の一環で、開発途中の試験公開という位置づけ。 場所は三鷹の国立天文台、理論天文学研究系プレハブ棟。今後もときどき公開される予定。 (4月に朝日新聞で「立体プラネタリウム」と紹介されたが、リリースを見ればわかるとおり、いわゆるプラネタリウムではない)

最近、プラネタリウムの閉鎖が相次いでいる。先日「プラネタリウムの役割と使命を考える」なる研究会掲示板)も開催されたが、これらの新システムに触れることで、天文のおもしろさを実感する人が増えることを願う。"

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  • by Abendrot (8840) on 2003年06月11日 17時58分 (#335005) 日記
    確か昨年の5月にも、五島プラネタリウムで公開していました。
    開場前から駅との連絡通路に並び、2,3回目の整理券を貰って
    見ました。一般のプラネタリウムと違って回転軸を動かしたり
    時間を進めたりといった演出はなく、ただ固定した星空が見える
    だけなのですが、それでも見ていて飽きませんでした。
    (あ、流星の投影はありましたっけ)
    天の川がぼんやりとした雲状に見えるのですが、良く見ると
    個々の星の像の集合なんです。あれは本当に凄いと思う。

    #何なら、小型の双眼鏡を持参でいかれてはいかがでしょうか
  • by Anonymous Coward on 2003年06月11日 15時25分 (#334842)
    前ストーリー [srad.jp]もそうでしたが、この投稿の少なさが
    宇宙(というかプラネタリウム)への関心の低さを物語っていますね。

    実は今朝、TVでメガスターIIが紹介されているのを偶然見たのですが、
    かなり小型なのに天の川まで再現できるすばらしい装置だと思いました。
    我が家に一台欲しいくらいですよ。

    #宝くじが当たれば何とか(^^)
  • あまり書きこんでる方もいらっしゃらないようなので・・・

    昔に比べると「プラネタリウム」の持つ魅力が薄れてきたのではないかと思います。
    今はインタネットで「本物の」宇宙をいつでも好きなときに見れますしね。
    インタネット以外にも今は情報が大量に散らばってますし。。。

    もっとも天文学自体に興味を持つ人が少なくなったっていうのもあるんでしょうけどね。

    # 私は好きなんですけどね、プラネタリウムって。
    --
    混沌の中にこそ真実がある・・・かもしれないけど探すのめんどい
    • >「プラネタリウム」の持つ魅力が薄れてきたのではないかと

      もっと派手な演出があると良いのでしょうか。
      例えばエンタープライズの艦橋風にして、目標の星までワープする…
      というのだったら行ってみたいなあ。
      --
      And now for something completely different...
      親コメント
    • 天蓋型のディスプレイがあればいいのかも。

      プロジェクタが安くなるといいなあ。あと小さくなるといいなあ。
      壁だろうが丸天蓋だろうが、必要とあらば(orやりたくなったら)すぐにどこででも表示できるといいなあ。
      USB接続型の小さいランプがあるけど、あれと同じような形のプロジェクタが将来できることを祈っています。
      それくらい軽便になれば、どこに投影するかは純粋に工夫次第になる。

      #お空にDialogBoxが浮かんでいたら興ざめだろうからG7
      親コメント
      • 在籍した高校の天文部には小型(卓上用よりやや大きめ)の投影機があって、文化祭の時には教室を暗幕で遮光して上映会やったりしてました。
        でも部屋に直接投影したら歪んでなにがなにやらだから、専用の傘に投影するんですが、教室だから広げられるけど一般家庭ではちょっと…な大きさなんですよね。

        ハンズあたり行けば卓上投影機は買えるけど、ちゃんと投影するのは大変ですよ。
        親コメント
    • 私はプラネタリウムってちゃんとした奴は子供のころ、一回しか見たことがありません。やっぱり近くにないとわざわざ見に行かないしなぁと書こうと思って、「プラネタリウム 長野県」でgoogleったら、私の住んでいる松本にもあるんですね。10年住んでいて、全然知らなかった。^_^;

      今度の仕事を休める日には足を運んでみようと思います。

      --
      vyama 「バグ取れワンワン」
      親コメント
  • つい先日,メガスター作者の大平貴之さんの自伝が出たようですね。

    「プラネタリウムを作りました。 7畳間で生まれた410万の星」
    ISBN 4-7678-0251-2 1,800円

    しかし出たばっかりなのに,Amazon [amazon.co.jp]も 丸善 [maruzen.co.jp]も 取り寄せやら在庫切れとはどういうこっちゃ。
  • by Anonymous Coward on 2003年06月11日 13時54分 (#334788)
    以前日本科学未来館 [jst.go.jp]で行われたメガスターの公開では、
    朝のうちに整理券が無くなったり、導線処理がぜんぜん
    出来てなくてあとからきた人が先になったりと
    酷い状態(肝心のメガスターがすばらしかったので余計に)でしたが、
    さすがに今度は対策しているんでしょうかね。

    まあなんだかんだ文句言いつつも観に行くとは思いますが……
  • by Anonymous Coward on 2003年06月11日 18時27分 (#335029)
    この記事 [megastar-net.com]によれば、そろそろ実戦配備されているものと思われますが、
    やはり配備されたのは、メガスターIIの方なんでしょうかね?

    #しかし「H兵器」って...。
  • by Anonymous Coward on 2003年06月11日 21時50分 (#335214)
    hotwiredにときおり出ていますね。入場料のバランス [hotwired.co.jp]、NYのヘイデンプラネタリウム [hotwired.co.jp]、ヘイデンのバーチャル・ユニバースツアー [hotwired.co.jp]。
    特に最後のバーチャルツアーは記事の「四次元シミュレーター」とだぶりそうなのですが
    横綱と子供ぐらいの違いがありそうにも見えます。
    概要ではあくまでもプロトタイプということだそうですので、最終版を期待したいところです。
    とはいえ日本のお役所が科学の普及目的で予算を組んでくれるのかしら。(反語)
    へんな報告書にかける人件費でメガスター常備館のスタッフを雇うとか、、しないでしょうね。
    とりあえず、東京以外の地方に大きな博物館と、まともなスタッフを配置して欲しいです。

    どうせ大都市圏でプラネを見せて解説しても、本当の星空にアクセスできない「天然星空アクセス難民」ばかりなんですから、興味も維持しにくいわけで。
    大都市の人はADSLアクセスを楽しんでいただいて
    地方はプラネや科学博物館のような教育用のハコモノと本物の星空を見ていただく。
    将来の科学者育成も、地方出身の人材に期待する。
    だめ?
    • by Bombyx mori (15659) on 2003年06月11日 23時23分 (#335296)
      > どうせ大都市圏でプラネを見せて解説しても、本当の星空にアクセスできない「天然星空アクセス難民」
      >ばかりなんですから、興味も維持しにくいわけで。

      天然星空に容易にアクセス可能な場所では、それがある状態が日常なので、観光資源として活用しているとか、
      そういうことがない限り、興味を維持することが難しいという側面もあります。環境指標としての星空という考え方
      がもっと普及すれば変わってくるのかも知れませんが。


      > 地方はプラネや科学博物館のような教育用のハコモノと本物の星空を見ていただく。

      こちらはまさにそんな感じでしたね。本物の星空は星の数が多すぎて教科書や星座盤に載っている星座などは
      かえって探しにくかったりもするのです。予備知識や注意力のない人が天の川を見ても"薄い雲がかかっている
      のかなあ"という認識になりますし。

      あと、各地方のプラネタリウムにおいては、その地方のその季節の星空というのも一般的な教育用途としては
      良いのですが、たまには古代の星空とか、予測される未来の星空とか、他の地方の星空というのもやってほしい
      ですね。個人的には南半球の星空を見てみたいです。現状の投影機器では困難なことばかりでしょうけど。
      親コメント
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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