Windows上でApacheを利用する場合のライセンス 172
ストーリー by wakatono
できるとこから明確に 部門より
できるとこから明確に 部門より
この件に関連して多くのタレコミをもらったが、その中からk3c 曰く、 "だめだめ日記より。日本Apacheユーザ会のWebページにおいて、Windows上でApacheを動かす場合のライセンスの解釈について、2月28日にMSKK(マイクロソフト株式会社)との間で持たれたミーティングの結果が公開されている。MSKKの公式見解としては、
- EULA(使用許諾契約書)において「サーバーソフトウェアとしては使用できない」とされているWindows 2000 Professional及びWindows NT workstationでは、Apacheを公開Webサーバとして動作させることは許諾されない。
- 「サーバーソフトウェアとしては使用できない」とされていないWindows XP Professional/Home Editionにおいても、Apacheサーバに対する最大同時接続数はEULAによって10(EULAによっては5)に制限される。
上記日記に補足がある。個人的な見解と書いてあるが、多くの経験に基づいたものと思われるので、参考になる。
また、Rockman曰く、「非常にWindows OS が使いづらいものになってしまいますね」とのことだが、ライセンスの解釈が不明確な場合も使いづらい。
注意してほしいのは、この事項はライセンス(EULA)に起因するということである。IBMやDELLのマシンにプリインストールされたOEM版Windows XPのEULAでは、OSのダウングレードを認めており、ダウングレード後もライセンスとしては元のEULAが適用される。例えばだが、このようなライセンスに記述されている範囲のダウングレードを適用し、Windows 2000 Professional を動かしている場合には、EULAとしてはWindows XP Professionalのものが適用されるということである。この場合はWindows 2000 Professional上でApacheを動かして外部からのアクセスを受け付けていても、同時接続数10というのを超えない限りはEULA違反にはならない。
なんか未だにMicrosoft内でもTCP/IPサーバへのライセ (スコア:5, 参考になる)
まずはずっと昔(NT4.0時代)にMicrosoft(本国と日本)に問い合わせをした結果から書きます。
Apacheほど有名なソフトではないですが、私自身もとあるTCP/IPの一サービスのサーバ側になりうるソフトを書いていたので、それのライセンス周りの疑問点をぶつけた結果です。
ちなみに私のソフトではWindowsユーザ認証もNetBIOSも使っていません(仕様上存在しません)。
MSDNを通じてそれぞれ問い合わせを行なったのですが、一方が他方と矛盾している旨をそれぞれ伝えてもそれぞれが「俺が正しい」を繰り返すだけで一向に埒が明きませんでした。
そこで再度使用許諾契約書を読み直してみました。以下NT4.0 Workstation使用許諾契約書からの部分引用。
「ただし、お客様はファイルとプリンタの共有やPeer Web Servicesなどの本ソフトウエア製品のサービスを呼び出し使用するため、最大10台のコンピュータからワークステーションコンピュータに接続することができます。」
ここから判断するに、私の作ったソフトはファイル・プリンタ共有もPeer Web Servicesも使いませんし依存していませんのでこれらに該当しておらず、従って10同時接続の制限も無い(つまり本国側の判断が正しい)と解釈しました。
そもそもサーバソフトを動かしてはならないというのならPeer Web Servicesの存在そのものが使用許諾違反ですし、TCP/IPの受付側が10同時接続だとしたらPeer Web Servicesのftpサービスでは少なくとも2個のTCP/IPコネクションが必要なので事実上5同時接続しか許されないことになってしまいます。
また、所有者本人が許可していなくても勝手にSYNを投げてきて接続してしまう場合もありえます。利用者の身勝手な判断で「これは許可していないからカウントの対象外」なんて言い捨てられるのでしょうか?
日本での回答は謎だらけです。
Re:なんか未だにMicrosoft内でもTCP/IPサーバへのライ (スコア:1)
まったくの推測(妄想ともいう)なんですがMSとしては以下のような思惑なんじゃないかなあなんて。
ま、ちょいとOSとアプリケーション(Apache)をごっちゃにして書きましたけどこんな感じじゃないかな。複雑なライセンスでもMS側の担当者がそれを理解していないのではなくてわざと曖昧なままにしてるような気がします。もしWindows+IISが天下を取ったら厳しく言ってくるようになるんじゃないでしょうかね。
Re:なんか未だにMicrosoft内でもTCP/IPサーバへのライ (スコア:1)
MSのライセンス規約はしょっちゅう変更されているので、昔のライセンスの話を元に議論すると混乱しますぜ。
Re:なんか未だにMicrosoft内でもTCP/IPサーバへのライ (スコア:1, 興味深い)
socket10,,,
8人対戦で、一個のPCがサーバーになってて、それぞれのPC間にsocket2つ作ってるようなゲームなんて
山ほどありそうな気がする...
OS としての特殊性 (とライセンスの強制) (スコア:5, 興味深い)
Windows は一般のアプリケーションとは異なり、それ自身が提供する環境で
他の(著作権/使用許諾を持つ)アプリケーションを実行します。
OS 自身が提供するアプリケーションレベルの拡張機能(FS/PS、IISやTS)に
ついて同時接続数等の制限を設定し、ライセンス販売をもって利益を得る
ことは営利企業であることからも当たり前のことだと思います。
しかし、ネットワーク等の基本機能や、OS の使用用途についてこれらの
制限を課すことは、その OS 上で動作する他のアプリケーションの
使用用途はもとより、その理念や信条に大きな影響を与え、正常な(アプリ
ケーションレベルのサービスでの)市場競争を阻害するだけだと考えます。
ある種の一方的(で実質的)なライセンス制限を強制的に与える今回の回答は、
Windows が OS であるという特殊性から、とても強い強制力があります。
今回は apache の話でしたが、今回の前例ができたことで他のサーバアプリ
ケーションについても強制力が働くことになります。
# これって一般的なことなのでしょうか?
で、結局何が言いたいかというと、OS という特殊なアプリケーションの
ライセンスとして、他のライセンスを持つアプリケーションにまで影響する
制限を加えることは、Windows 上で動作するアプリケーションに関する
市場(?)に対する独占にあたるのではないかということです。
/.-J に集う諸氏はどのように思いますか?
# 米国の商務省に相当する日本の機関はどこなのでしょうか?
# Windows 上で動作するアプリケーションを配布している身としては、
# 不当な制限を加えられたと提訴したい気分です。(^_^;;
私の配布するアプリケーションのライセンスに不特定多数の接続を許諾
しますと書くとどうなるのだろう...。
Re:OS としての特殊性 (とライセンスの強制) (スコア:1)
公正取引委員会ではないでしょうか。
Re:OS としての特殊性 (とライセンスの強制) (スコア:1)
たしか(ライブラリではなく)OSのライセンスとしてのGPLはその上で動くアプリケーションまでは影響しないはずだ。もし今回の見解が認められれば、その影響の伝播速度はGPL汚染よりも速いのではないか?少なくとも1次感染の影響度の大きさは。
で、2次感染以降がどのように起きるかというと、
>私の配布するアプリケーションのライセンスに不特定多数の接続を許諾
>しますと書くとどうなるのだろう...。
というようなアプリケーションはダメだよということになって、どんどんすべてのWindows上のアプリケーションのライセンスが書き換えられていく・・・
なわけないか。
Re:OS としての特殊性 (とライセンスの強制) (スコア:1)
法律に触れているので無効との判断が出そうですね。米国の使用許諾書も
同じだとすれば、独占禁止法違反裁判でこの部分を叩いていないのだろうか。
なにこれ……? (スコア:2, 興味深い)
ウチの会社も、サーバーとして動作するプログラム作って売ってるんだよね。(ショボい奴だけどさ)
で、この件が気になったので、以前会社でMSKKに問い合わせしてみたんだが、その時の回答は確か「Windowsのアカウントを利用しているのでなければ問題ない」って話だったはずなんだ。
(詳しい経緯を知らないんで、曖昧な点は申し訳ない)
こりゃダブルスタンダードって奴じゃないのかな?
それとも、以前と方針を変えたとか?
マジでこんなことになるんなら、ウチもWindows系は捨てるしか選択肢がなくなる……。
公開しなければOK? (スコア:2, 興味深い)
公開Webサーバとして動作させる事ができない、というのはlocalhost以外のノードからの
アクセスができないという解釈でいいのでしょうか。
開発機として、Windows 2000 Professional上でApacheやらTomcatやらを稼働させて
Webアプリケーションをプログラミングするというのは割とよくやっている手段
だと思われますが、localhost以外のIPアドレスでlistenしなければ回避できるのかな。
状況によっては、かなり問題になりそうな気がします。
(Apache以外でも、OracleとかWebLogicなどもいけない訳です)
じゃあ、IISは? (スコア:2, 興味深い)
> できない」とされているWindows 2000 Professional及びWindows
> NT workstationでは、Apacheを公開Webサーバとして動作させるこ
> とは許諾されない。
あの~、Win2000Proには、「サーバソフト」であろう、IISが
バンドル(後付け式)されているんですけど・・・。
もし、上の文言が真であるならば、
「Win2000Pro(またはWinNT)でIIS動かすなーっ!(ごらぁ!)」
ということになるんですけど。
Re:じゃあ、IISは? (スコア:2, 参考になる)
「サーバソフトウェアとしては使用できません」てのは、IBMのOEM版Windows 2000 ProfessionalのEULAには書いてあります(他のはよくしらない)。ですが、IIS(インターネットの情報サービスとなってます)に関する事項は例外として記述されています。なので、接続数10を超えない限りはIISは利用可能ですよ。パッケージ版は、サーバとして云々というのは書いてませんが、IISの利用を接続数10を超えない範囲で使える旨の記述があります。
OEMベンダによってビミョーにEULAの日本語訳が違ってたりするらしい(伝聞)ので注意が必要です。
wakatono
Windows 2000 Proでもいろいろ (スコア:2, 参考になる)
Windows 2000 Proでもいろいろではないでしょうか。手元のWindows 2000 Pro SP3 OEM版のeula.txtには、
なんて書いてあります。
すでにIISについて指摘されてますが、クライアントOSとして運用されていたWindows 2000の多くでIISが動いてたことが、NIMDAなどが爆発的に広まった一因だったような気がするんですが、違いましたっけ?
XP Home Editionのeula.txt (スコア:1)
>タの共有サービス、インターネット インフォメーション サービス、およ
>びリモート アクセス (接続の共有およびテレフォニー サービスを含み
>ます) のうちの 1 つまたは複数のサービスを利用するため、最大
>5 台 (以下「最大接続数」といいます) のコンピュータまたはその他
>の電子デバイス (以下各々を「デバイス」といいます) から同時に
>本コンピュータに接続することができます。接続数をプールまたは一
>体化する「マルチプレキシング」またはその他のソフトウェア、ハード
>ウェアを利用する場合であっても、間接的な接続数が上記の 5
>台の最大接続数という制限を越えてはならないものとします。本契
>約書で許可されている場合を除き、お客様は本ソフトウェア、本ソ
>フトウェアのユーザー インターフェイス、または本コンピュータ上のそ
>の他の実行可能ソフトウェアをデバイスで使用、アクセス、表示ま
>たは実行することはできません。上記の 5 台という制限は、本ソフ
>トウェアのその他の使用には適用されません。
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition日本語版_SP1_OEM版のeula.txtより引用。
上の部分って、認証ありのサービスだよね。
「ファイルとプリンタの共有サービス、インターネット インフォメーション サービス、およびリモート アクセス (接続の共有およびテレフォニー サービスを含みます) のうち」と断っているようだし。
「上記の 5 台という制限は、本ソフトウェアのその他の使用には適用されません。」の「その他の使用」って何に対するその他の使用と言っているのかはいまいちよく分からないが、「のうち」と断ったその他の使用を指すんじゃないの?
IISは制限に拘束されるが、apacheが拘束されるとは俺は読めないな。
webサーバーとかそういった表記はないよ。
と言うか、MSが提供しているユーザー認証が必要なサービスだから、5台以上の同時接続するならばサーバー用のを買ってくれって話でしょ。
MSの提供しているユーザー認証機能を使っていないのに、拘束されるのは独占禁止法上問題だよ。
だから、MSにそんな権限無いんじゃないの?
Re:XP Home Editionのeula.txt (スコア:1)
同時接続数の問題解決案 (スコア:1, 興味深い)
UDPを使うように作り直せばいいんじゃ?
# 接続って概念はTCPのもんだよね。
# Keep-aliveはあきらめる。
既存のブラウザとの互換性がないって?
じゃあ、ProxyにTCPとUDPとの相互変換をさせる機能を
もたせてそれは別マシンで走らせる。
もう一台マシンを用意するのがいやなら、
Linux上でその変換サーバを走らせて
Windowsの方はvmware上で走らせる。
MSKKなぁ・・・ (スコア:1, 興味深い)
インターネット情報サービスって・・・・。
EULAに書いてあるのって、どう考えてもIIS(Internet Infomation Service)を指すと思うんですけど。
同様に「ファイルとプリンタの共有サービス」、 「リモートアクセスサービス」に関してももいずれもWindowsの固有サービスを指すもので有って、
一般的な機能を指すものじゃないと思うが。
それらのサービスに直接/間接的にアクセスしてなければ関係ないだろ。
少なくとも、サーバのCALに関してはそういう回答を貰った事があるけど。
# 本当にMSKKの見解なのか?もう少し真面目に質問した方が良いと思うぞ。
# こんな適当な解釈を受け入れて良いのか?
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:2, 興味深い)
>EULAに書いてあるのって、どう考えてもIIS(Internet Infomation Service)を指すと思うんですけど。
私もそう思います。
そもそも,ユーザがいれたアプリケーションの使用方法を縛る規定というのはあり得るのでしょうか?
サーバとして使ってはいけないのだとすれば,それはMSが提供しているOS部分だけと解するほうが自然に感じます。
また,明確に使用許諾書に書いていないのであれば,今回の見解は契約内容の一方的な変更になりませんか?少なくとも現在のユーザは,今回の解釈が使用許諾書に合意する前に示されていないのですから…
MS明朝&ゴシックの他OSからの使用についてでも使用許諾書に書いていないことを言ったりと,法的な検証が無いまま見解が出されている気がしてなりません。
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:3, すばらしい洞察)
おそらく、英文 EULA では製品機能の名称としてかなり明確に解釈できるものを、日本語 EULA を作るときに何も考えずに訳してしまったってのがなんとも・・・。
#製品機能の名称に一般用語に近い言葉を使うからややこしい?
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:1)
>英語表記であった場合でさえ、
>それを文字通りに解釈するのだと言われれば抵抗しにくいですね…。
>製品名称としての、とどこかに一文あれば別ですが。
文中に言葉の定義が無い以上、抵抗は出来ると思いますが。
(最終的な勝ち負けはともかく議論の対象にはなるでしょうから)
他のデバイスやらコンピュータやらの言葉の定義は載せてますし。
それにしてもMSKKの見解は不可解な印象が拭えません。
Windows2000 Professional(アップグレード版)のEULAより。
序文から抜粋
>重要 ― 以下のライセンス契約書を注意してお読みください。本使用許諾契約書
>(以下「本契約書」といいます) は、 上記に示されたマイクロソフト ソフトウェア
>製品 (以下「本製品」といいます)
「・インストールおよび使用」より抜粋
>お客様は、10 台のコンピュータまたはその他の電子デバ
>イス(以下それぞれを「デバイス」といいます)を限度としてワークステーション
>コンピュータに接続し、ファイルおよびプリントサービス、インターネット イン
>フォメーション サービス、ならびにリモート アクセス サービス(接続の共有およ
>びテレフォニー サービスを含む)のためにのみ 本製品のサービス を呼び出し利用
>することができます。
太字で記した部分が一般的なサービスを指すのならば、わざわざ「本製品」と入れる意味はないと思いますが。
追加ソフトウェアの項でも「マイクロソフトによって提供されている」と明言していますし。
私にはどう考えても、Apacheが「本製品のサービス」に当たるとは思えないんですが。
明記していない権利はMSが決めるという条文があるので、それに引っ掛かると言われれば、まだ分らなくもないんですけどね。
# 個人的な見解ですが、今回の件はMSKKの暴走だと思いますけど。
# まあ、MSKK側も有志のようなので公式見解ではないのでしょうが。
しかしEULA見ていて気づいたんですが、もしかしてW2KProのIISやファイル共用って、個人ユーザーは自分以外
の人がアクセスしたらいけないのかな?
わざわざ、「お客様は・・・本製品のサービスを呼び出し利用することができます。」とか書かれてますし。
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:1)
>ApacheはEULAの「サーバーソフトウェア」に該当するため、 『サーバーソフトウェアとしては使用できない』旨の記述がある OS
>(Windows 2000 Professional等)では使用できない
に関する部分の事だと思われます。
(尤も英語版のXPのEULAにも同様の文面があるので、少し違う気もしますが。)
そっちではなく、このスレッドの元にも書いてある
>Apacheは「インターネットの情報サービス」であるため、 EULAにお
>ける「インターネット情報サービス」に関する規定が適用される
に関する部分を気にしています。
# 何でかって言うと、仕事に影響しうる可能性があるからなんですが。
# 職場なんでAC・・・にしようかと思ったけど始業前なんでIDにしときます。
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:1)
NT4.0のときはServer
脳味噌腐乱中…
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
>と言うことは法治国家では許されていません。
もちろんその通りだとは思います。
ただ,書いていないことを好き勝手に主張することは可能であっても,(裁判等で)認められるとは限らないです,また同時に,契約書に書いてあれば何でも認められるわけでもないです。
法治国家において,最終判断が出来るのは使用許諾書を作ったMSKKではなく裁判所です。個人的には裁判はしたくないけどさ。
どちらかというと,MSKKに見解を求めるのではなく,この分野に詳しい弁護士の助けを借りるほうが,裁判所の判断に「近い」見解が得られたように思いませんか。
>まあ、契約書が数万ページになっても良いというのであれば別ですが。
>そもそもいわゆる「自然な解釈」は個人の主観に過ぎないので、
>法律では尊重されませんし。
通常契約書に書かれないことや行間は,法令にしたがって判断することになりますよね。そう言った部分も含めて「自然な解釈」と書いたつもりだったのですけど(大部分が主観なのは認めますが)。もちろん法律にMSKKの主張裏付けることが書いてあるのであれば別ですよ。
ただ,主観的には法は一般の市民の感覚を大きく逸脱してないと思う(思いたい)ので,「自然な解釈」をすることはそれほど間違ってないと思うのですけど。
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:1)
webサーバーを指すようには全く感じられない。
ところで、拡大解釈がまかり通るならば、電子デバイスも、キーボード、マウス、ヘッドフォン、スイッチングハブ、CRT、TA、プリンターの7台?が既に接続済みの様な気がする。
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:1)
http://www.microsoft.com/japan/products/iis/
を見ると、「Internet Information Server」の他に「Microsoft Internet Information Services 5.0」と言う記述もあるよね。
別枝では「サーバー」と「サービス」の違いが出ていたようだが、MS自体区別して使っているとは思えない。
eula.txtの「インターネット インフォメーション サービス」ってIISのみを指すと俺は思う。
#362334でeula.txtを引用したけど、
>上記の 5 台という制限は、本ソフ
>トウェアのその他の使用には適用されません。
の意味について、今回のMS側はなんていっているんだろうね?
5台制限が適用されないその他って何って意味だろ?
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:1)
Re:MSKKなぁ・・・ (スコア:2, 興味深い)
> 収束させちゃったんだよね。。。
少し前によく見られた TCO の議論(どっちがトータルコストが安いか)をするときに、この CAL はちゃんと計算に入っているのだろうか?Linux とか *BSD + Apache の場合には何万台からアクセスしたって性能上はともかくとして費用計算上はなんにも問題ない。しかし、Windows + IIS の場合には何台からアクセスされるかによって技術要素以外で発生費用が変わる、ということだよね。
本当にちゃんと計算されているのだろうか??計算されてなければ、Windowsの方は実発生(させなければならない)費用よりも、計算上の費用の方が圧倒的に少なくなりそうな気がする。
んで、違反したらどうなるの? (スコア:1)
使用許諾契約書とやらをみても、どうなるとは書いてないし。
そもそも「同時接続」の明確な定義がされてるのかな。
そんなのプロトコルスタックによって違うと思うんだけど。
Re:んで、違反したらどうなるの? (スコア:1)
>お客様が本契約書の条項および条件に違反した場合、マイクロソフトは、他の権利
>を害することなく本契約を終了することができます。そのような場合、お客様は本
>製品の複製物およびその構成部分をすべて破棄しなければなりません。
少なくとも、アップグレード版のWindows2000のEULAには上記の項目がありました。
しかし、上記の項目に従うのならばMSからの破棄通告がなければそのまま使い続けて良い様にも読めます。
実際に法的にはどうなんでしょうか?(まあ、法的にEULAが本当に有効かという話もありますけど。)
Windows on VMwareでサーバアプリ (スコア:1)
まぁそもそも実用性などは皆無ですが…。
必要なライセンスに抵触するようなネットワーク機能については、
既にWorkstationとServerで差別化されているといままで思っていました。
例えば、ファイル/プリンタ共有機能の同時コネクション数などは動作させようとしても動作出来ず、
Serverとの区別が付きました。
winsockレベルで一つのポートにつきコネクションを張れる最大数を定め、
10以上はServerという位置にあたるのでServerを導入しろと言っている風にしか取れない…。
Linuxとかに小規模サーバも移行する時期なのかなぁ。
その場合にはVMwareのEULAも問題になるっす (スコア:3, 参考になる)
VMWare [vmware.com]WorkstationのEULA [vmware.com]中の制限として、
という記述があります。wakatono
ライセンスは他者を上書きできるか? (スコア:1, 興味深い)
例えば、Windows Workstaion 上に VMware で Linux をインストールし、 マルチユーザで Linux を使うのはライセンス違反だろうか? もし、ライセンス侵害に当たるとするなら、それは Linux のライセンスを 侵害していることになりはしないか?
こう考えると、Windows の EULA に含まれる制限事項は、Windows に含まれる ソフトウェアに適用される利用制限であって、他のアプリケーションに およぶと解釈するのは無理があると思います。
Windows のリリースによらず、Apache をそのライセンスの下で使う (インターネットに公開するなど) 限り、ライセンス違反を問われる話とは私には思えません。
の
Re:ライセンスは他者を上書きできるか? (スコア:1)
それらに依存しないプログラムを書くのは現実的ではありませんし、もし本当に書いたとしたら Windows がなくても動くプログラムになってしまいます。
Re:ライセンスは他者を上書きできるか? (スコア:3, おもしろおかしい)
最大同時接続数って? (スコア:1)
マイクロソフトが言っている最大同時接続数ってどうやってカウントすればいいんでしょう?
解釈が面倒くさいので、いっそクライアントOSという位置付けの製品では、ネットワーク API の実装を変えちゃって、例えば accept は10個以上受け付けなくするとかして、「本製品は TCP/IP に基づいた、制限されたネットワーク機能を提供します」とうたってほしい。
# どちらにしても、ますます Windows が使いたくなくなったRe:最大同時接続数って? (スコア:1)
そいつあOKです。ちゃんと違反しないように数えてます。
Windowsの共有フォルダサービスを使うと、CALの数のアカウントがログオンした状態でもっとログオンしようとするとはねられます。W2kServerの素の状態で5件、W2kProだと10件ですね。
激しく同意。
いやーどうしよう。
客先のイントラで情報共有用に使うんで、W2kServerにIIS入れたんだけど、
デフォルトが同時接続1万件になってたからそのままにしてきちゃったよ。5にしなきゃいけないのかなあ。それじゃやばいよー
しかし、次回からは使えないなCALの予算的に。ただでさえ15万って値段とやたらと出るパッチに文句いわれてんのになー
指摘ありがとうございます。修正しました (スコア:1)
本文に気をとられて、タイトルしっかり注意が抜けてました (_ _)
ということで、早速修正しました。ご指摘ありがとうございます。
wakatono
Re:プリインストールしているメーカーはどうなるのか (スコア:1)
そういったソフトが必要としていてプレインストールされている
ものじゃないでしょうか。
WinXP であれば 10 接続までは可能なわけですし、
個人用途であれば 10 接続を越えることもないでしょうから、
問題はないかと思います。
# コネクションを大量に張るブラウザを使っていると危険ですが……
もっともサポートサイトからのお知らせとして
「同時に 10 箇所以上から接続することはライセンス上できません」
との注意事項が NEC から慌てて送られてくるかもしれませんが。
Re:プリインストールしているメーカーはどうなるのか (スコア:1)
う、だめだめ日記には最大10台(デバイス)と書いてあるんですが、
台数が問題なのだとしたらどんなブラウザだろうと関係ありません。
EULA を読まずに書き込んでいるもので申し訳ないです……。
でもそうだとしたら、隣の Linux サーバに Squid でも立てたら
すべて解決だったりしますか?
Re:プリインストールしているメーカーはどうなるのか (スコア:1)
> 接続数をプールまたは
> 一体化する「マルチプレキシング」またはその他のソフトウェア、
> ハードウェアを利用する場合であっても、間接的な接続数が上
> 記の 10 台の最大接続数という制限を越えてはならないものとし
> ます。
……はい。ライセンス的にばっちりだめでした。
発想が読まれてました(^^;抜かりはありませんね。
Re:元ACっすが (スコア:1, すばらしい洞察)
>公開Webサーバーを立ち上げようとする人が、
>Apacheをセレクトするような場合なわけですよね。
俺の感覚ではHomeやProfessional版のWindowsで公開Webサーバ
というのがすでにわからん。
今回のライセンスはもちろんだし、Server版に比べ機能的にもあちこち制限のあるクライアント版で何をするんだと…
(レジストリいじって解除とかもできるが、影響範囲の大きいサーバで
サポート外の操作をするのはとても誉められる行為ではない)
金がないならLinuxなり*BSDなり使えばいいし、
金があってWindows使いたいならServerでもなんでも買えばいい
と思うんだけどねぇ
Re:Server製品はどうなんでしょう。 (スコア:2, 参考になる)
サーバに関して言うと、Windowsユーザ認証を使わない(=匿名接続である)限り2000 Serverまではライセンスを消費しないとのことです。
証拠は こちら [microsoft.com] にあります。
「匿名ユーザーによるインターネット サイトへのアクセスに CAL は必要ありません。」
2003 Server以降はWeb Server Editionを買え、らしいですが。
Re:何が「サーバーソフトウェア」? (スコア:1)
・自社の製品(IISとか)のみ例外で不特定ユーザのログイン無制限
・あとはヤバそうなのん(例えばWinnyとか、Apache)は駄目
って方向に持って行きたいはず。
多分、将軍様と桔梗屋(ききょうや)のような悪巧みは始まっているはずです。
Re:何が「サーバーソフトウェア」? (スコア:1)
Workstation(Pro)ではどうやっても不特定アクセスされるライセンス追加方法はないですね。
「自社の製品~」ってのも間違いで、適切なライセンスがある場合はログイン無制限。
(で、よろしいでしょうか?)
Winnyのような使い方のライセンス料金の話しようと思っていたんです。
不特定多数のP2Pな環境って確かに存在しているのですが、
なにもライセンスの意識の無い個人ユーザは多い。
でもMSとしては白黒つける必要性はないのか?
結果としてApacheはこういう見解になったのですが、P2P系はどっちに転がるのでしょうか?
いつまでもグレーではだめでしょ? MSも「どっち」って聞かれれば答えない訳にはいかないはず。
でも不特定多数を認めないという見解から、ライセンス違反じゃないですか?
個人向けに外向けに公開することのできるっていう新しいライセンスの概念がが必要になることはないですか?
個人にサーバを買えとは言えないだろうし、禁止するのは大変だし・・・
また、ライセンスを買えってのも個人にはきついし。
MSはどうしたいのかなって思う。
Re:乗り換える理由がまた一つ (スコア:1)
→ Linuxのシェアあがる
→ MS、ライセンスの条件を緩める
んでしばらくするとまた
Re:乗り換える理由がまた一つ (スコア:1)
確かに確実に良くはなってきているけど、MS Officeを使わずOOoを業務で利用するのは若干無理がある気がするのですが…。
ただし、「ISSを使わずにApache(OSはWindows以外)」というのはASP or ASP.NETを使わない限り賛成
脳味噌腐乱中…
Re:ちょっとした疑問なんだけど、 (スコア:1, 参考になる)
また、制限を機能として組み込む事も無意味ではありませんが
ライセンス文等で制限の存在を明示せねばユーザにOSの性能に
関するあらぬ誤解を与えるというような危険性もあります。
Re:ふーん (スコア:1)
P2Pは関係ないはずです。
ここで言ってる「サーバソフトウェア」ってのは、DBとかグループウェアとかのいわゆる「クライアント-サーバ」システムにおける「サーバソフトウェア」のことを指していて、技術的に見て「サーバ」として動いているのかどうかは関係ありません。
「わざと曖昧にしている」と言えなくもないのですがね。
Re:ふーん (スコア:1)
IIS走らせただけでもやばいようなw
でも、Win2kProにIIS入れられるようになってるんだよねぇ
なんでだろ?
Re:Windows上でApacheを動かすメリットって? (スコア:1)
MSNメッセンジャなどで10人以上とファイルの交換を同時にするとか。
# 「インターネット情報サービス」の定義ってなんだ?
# Windowsでやらせるには荷が重いほどパブリックで高トラフィックなインターネットサービスかな。。
仮にUDPでインターネット情報サービスを構築したら。。。 ってそれは無理(というか実用上問題)か。