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NASAが赤外線宇宙望遠鏡を打ち上げ 12

ストーリー by Oliver
宇宙を見極める 部門より

astro-m 曰く、 "8月25日、NASAが赤外線宇宙望遠鏡 SIRTF 打ち上げた。(朝日新聞の記事
この望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡X線観測衛星チャンドラガンマ線観測衛星コンプトンとならぶNASAの"Great Observatory"計画の最後の衛星であり、「我々はどこから来たのか」「我々は宇宙の中で孤独な存在なのか」という問いに答えようとする"Origins"計画の一端を担う望遠鏡でもある。
赤外線は可視光などに比べて星間物質で散乱されにくいので、星形成領域、銀河中心、惑星形成領域などを観測するのに適している。さらに SIRTF は太陽系外惑星や宇宙空間に漂う有機分子の検出にも挑むことになる。
SIRTF や次世代宇宙望遠鏡 JWST、日本の宇宙科学研究所が打ち上げる ASTRO-F などによって、赤外線観測の利点を生かした興味深い観測成果が得られることだろう。チリと雲の向こうに隠された宇宙に、人類は何を見ることができるだろうか。"

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  • ASTRO-F (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2003年08月26日 10時39分 (#385871)
    振動試験で鏡が壊れた模様。

    関係者なのでAC。

  • by SteppingWind (2654) on 2003年08月26日 11時28分 (#385915)

    赤外線観測だと望遠鏡自体の熱による輻射の影響が大きいと思うのですが, この点はどう解決しているのでしょう? 絵を見た感じでは, 特に大きな日傘を持っているわけでもなさそうですし, 鏡筒に太陽が当たらないようにするとしたら, 一時には全天中のかなり限られた範囲しか観測できないような気がするのですが.

  • ×衛星→○惑星 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2003年08月26日 15時19分 (#386024)
    「地球から1500万キロも離れ、地球を追いかけるように太陽の周りを回る」
    ってことなので、これは人工衛星ではなくて人工惑星だと思うのですが…

    英文の方を読んでもどこにも「satellite」って出てこないし
    • タレコみ者astro-mです。

      ご指摘の通り、衛星というのは誤りですね。望遠鏡あたりにするべきでした。
      ご指摘ありがとうございます。

      実のところ、個人的な感覚として「探査機」というのは惑星etc.に飛んで行って on site で
      探査をするもの、というイメージが出来上がってしまっていたので、SIRTF を
      "探査機"と呼ぶのは少し抵抗があったのでした。
      --

      ----
      Save our starry skies; Jump into the Universe.
      親コメント
  • by nq (16642) on 2003年08月29日 8時19分 (#387640) 日記
    朝日の記事、"同計画には12億ドル(約1440億円)が投じられ、90年からハッブル宇宙望遠鏡、コンプトン・ガンマ線観測衛星、チャンドラX線観測衛星が打ち上げられてきた。"は間違い。

    NASAの発表を見ればわかりますが、12億ドルは、SIRTFだけの費用です。日本の宇宙研の衛星の数倍の費用。

    どれぐらいの費用をかければ、どれぐらいのことができるか、というのが新聞記者は、分っていないのだな。
  • by Anonymous Coward on 2003年08月26日 10時15分 (#385857)
    >「我々はどこから来たのか」 i'm from osaka. >「我々は宇宙の中で孤独な存在なのか」 i think we are pets of someone like we have dogs as pet.
  • by Anonymous Coward on 2003年08月26日 19時10分 (#386117)
    これで地上を撮影したら、麻薬畑なんて一発でモロわかりでしょうねぇ(w

    #育てるなよ >そこの人
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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