ダウンロードした楽曲は誰の物? 145
ストーリー by yourCat
揺らぐ著作権像 部門より
揺らぐ著作権像 部門より
Anonymous Coward曰く、"昔ほど音楽を聴かなくなった今日この頃ですが、ZDNNの記事を読んでいて、ちょっと考えてしまいました。
ダウンロードした音楽って、転売できるのだろうか?と。
iTunes Music Storeで購入した音楽ファイルをeBayのオークションに出品したユーザーがいるそうです。99セントのファイルに対して、最高入札価格は1万5099ドル! もちろん出品者も応札者も、利益のためにしているわけではなく、転売が可能なのか検証するためなのですが。
現在、音楽CDや中古ゲームの再販は認められているけれど、日本でも怪しい動きがでてきています。
若い頃買えなかった曲を「CD」として保有する事に喜びを感じているので、個人的には「へぇ~」なんですけれど。"
ZDNNで紹介されている高額入札は現在キャンセルされているが、それでも2,550ドルの値が付いている。
んと (スコア:5, 興味深い)
中古の話が出る度に思うんだけど、
「安く手にはいるなら、まぁ、中古でもほしい」って人と
「今はもう普通には売ってないから中古でもほしい」って人が
いると思うんだけど、中古販売禁止する場合って
後者の人の救済策をなんとか考えてほしいんだよなぁ。
前者は需要と供給の関係の問題な気がするからいいとして。
Kiyotan
商売側の視点で考えてみる (スコア:1)
そのぶん新作が売れなくなるでしょ。
(もちろんそれなりの需要があれば再生産するでしょうが)
で、かのクソ長い著作権はその対策に使えるわけだ。
権利だけ保持しといて時空の彼方に葬ってしまおうと。
過去の作品をなかったことにしてしまえば、そのぶん
新作の需要が増えるであろうと。
もひとつ。
著作権でいう"文化の発展"とは今あるような粗製濫造の文化を
指すのではないかと今になって感じてきた。
質はどうあれモノさえ増えればそれは"発展"であると。
見方を変えれば、モノが増えなくなったら"衰退"ということ。
もし今ある大量の作品が、次々と権利が消滅して無礼講で
世の中に広まってしまったらどうなるか。
新作で商売している側にとっては、ものすごい脅威なのではないかと。
既存の作品でお腹いっぱいになられたら新作売れないし。
だから著作権の期間が延びたのではとも考えている。
もしそうだとすれば、おそらく20年後にはまた著作権の期間が
延びるでしょ。実質、永久と変わらんぐらいに。
# ACなのでAC
Re:商売側の視点で考えてみる(オフトピ) (スコア:1, おもしろおかしい)
三世一身の法、懇田永年私財法...
Re:んと (スコア:1)
少数だし専門店じゃないけど、PSやサターン以前とかの古いソフトを多く扱ってる
お店はないこともないよね(数が増えてるかどうか走らない、というか減ってる?)。
でも、ゲームはプラットフォームが短期間で変わっちゃうから、そういう商売は
しにくいかも。PS4とかPS5になっても互換性が保たれてたりしたら分からんけど。
Re:んと (スコア:1, 参考になる)
でも、掘り出し物は地方都市の中古屋さんの方が多いらしい。
Re:んと (スコア:1)
多数のマニアがぐるぐる回っているから、東京では掘り出し物が少ない。
地方は掘り尽くされていないが、店舗の密度も低いので、回る時間が余分に必要。
私の経験では、発見するのに必要な時間はどちらでも余り変わらない気がします。
Re:んと (スコア:1)
Re:avexは (スコア:1, おもしろおかしい)
契約内容の不備では? (スコア:4, 興味深い)
とありますが、これは単にライセンス内容に不備があった(事前に取り決めるべき点を見落としていた)というだけのように見えます。Appleは、利用条件の中に「転売を禁ずる」なり「転売した場合は購入した人がAppleとの利用契約を引き継ぐ」なりの文言を入れておくべきだったのに、それをしなかったために混乱した状況が生じた、ということなのでは?
/*
所有権に金を払うのかライセンスに金を払うのかとか、ライセンスでの縛りがどこまで可能なのかといった問題は残りますが、これはまた別問題でしょう。
*/
yp
Re:契約内容の不備では? (スコア:1, 参考になる)
>Appleは、利用条件の中に「転売を禁ずる」なり「転売した場合は購入した人がAppleとの利用契約を引き継ぐ」なりの文言を入れておくべきだったのに、
>それをしなかったために混乱した状況が生じた、ということなのでは?
今回は、その「転売を禁ぜれるか否か」
が問題だと思います。
もし、Appleが契約に書いてあったとしても起こり得た
事例だと思います。
Re:契約内容の不備では? (スコア:2, 参考になる)
引用元記事に、出品者のコメントとして
とありますので、少なくとも今回に限っては契約内容と無関係ではないようです。
yp
ふーん。 (スコア:3, すばらしい洞察)
実際問題として、現在99セントで容易に入手できるものをオークションにかける意味ってあります?
個人的には、その価格設定こそが、iTunesのビジネスモデルの肝だと思っていたのですが。
#早く日本でも始めてほしいのでID。
Re:ふーん。 (スコア:3, すばらしい洞察)
別ルートから入手できるって言うのはありがたいかも。
Re:ふーん。 (スコア:1, おもしろおかしい)
iTunes Music Storeのサービスの無い国(つーか日本)で1ドルで転売。
誰かやらない?(^^;
Re:ふーん。 (スコア:1)
いくら一曲99セント(日本円で100円くらいか)といっても、
アルバム一枚分なら、1000円にはなるわけだし、
CDをオークションにかけるのと同様に、
オークションにかける意義ってのは、有るにはあるんじゃないかと。
一万曲とか持ってるような場合だと、
差し押さえ対象の資産とかになるやも知れんし。
誰のものなんだろうな (スコア:3, すばらしい洞察)
正当な手続きの元に入手したものなんだが、これ、当然ながら他のPCでは聴くことができない。
聴くためには配信サイトにアクセスしてプロテクト解除する必要がある。
ところが、そのうちの一曲は期間限定配布のため、もう解除手続きはできない。
つまりこの曲を聴くためには古いPCをいつまでも使えるようにしておかなければならない。
(LINE出力で他に録音してしまうというアナログ手段を除けば)
Windowsが調子悪くなっても、再インストールすることもできない。
(と契約文書にあった。たぶんレジストリのCLSIDか何かを見てるんだろう)
滅茶苦茶不便だよ…
Re:誰のものなんだろうな (スコア:1)
ノートンアンチウィルス(試用版?)を
お金払って1年間使えるようにしたら
「再インストールしたら権利消失だから注意してちょ」
ってな内容の紙きれが届いて唖然とした記憶があります。
Kiyotan
eBayがキャンセルした模様 (スコア:2, 興味深い)
Re:eBayがキャンセルした模様 (スコア:1, 興味深い)
大々的にニュースに取り上げられちゃ無視できないでしょうから.
Yahoo!acution はタレコンでも削除しやしない.
マスコミに流さにゃだめかな.
↓これらってドーヨ
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/miyuchan165? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/toshiaki_nishii? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/yk2185jp? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/pannda66jp? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/akinajp777? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/kgnrak? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/brahman1201? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/mellesleg788? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/aminosan0? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/zigzagjoker1972? [yahoo.co.jp]
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/mc1961jp? [yahoo.co.jp]
シュリンクラップ契約 (スコア:1)
それは法的に有効か?
「使用許諾書」
CDの購入者は、ただ一台のCDプレイヤーで、このCDを再生する権利を有します。
CDの購入者は、著作権者よりCDを再生する権利を認められただけです。
CDの転売はできません。
パッケージを開封したときには、ほん契約に合意したとみなされます。
Re:シュリンクラップ契約 (スコア:5, 参考になる)
ベンダー側の一方的な論理だというのは以前から言われてますが
音楽関係でこれを使うと,最近は別な意味で問題がありそうな。
そう,CCCD ですがな。再生できなかった場合でも・・・
「不良品以外、返品には応じられません。」 [avexnet.or.jp]
「再生環境を御確認の上、お買い求め下さい。」 [ponycanyon.co.jp]
「返金及び交換もお受け致しかねます。」 [universal-music.co.jp]
てな感じですので,問題点がありすぎって気がしてます。
コピーコントロールの是非を横に置くとしても,音楽聞くのに
「メーカーに確認しろ」てのは正に殿様商売ですよねぇ :-p
プレーヤーが壊れたら手持ちの CCCD について全部再確認してから買い替えろってか?
#個人的には CCCD 買わないケド。
Re:シュリンクラップ契約 (スコア:3, 参考になる)
http://www.itlaw.jp/sw.pdf
1997年の文書ですが、非常に丁寧で詳細な説明がされています。
この文書が書かれた時点での日本国内法では、「パッケージを開封しないと内容がわからないシュリンクラップ契約」は有効ではないだろうという結論になっています。この場合「法定条件」で取り扱われるそうです。
一方、これがシュリンクラップ契約ではなく、最初から契約内容が明記された注文書か何かに印鑑を押して購入したのであれば、まず間違いなく有効でしょう。同じシュリンクラップ契約でも、「使用許諾書」がパッケージの外から見えるように提示されている場合も有効であると思われます。
ユーザー登録をしなければ使いものにならない仕様にしておいて、かつユーザー登録にライセンスへの同意の意思表示を必須にするというのも有効なようです。
yp
Re:シュリンクラップ契約 (スコア:1)
未成年者との契約は無効の可能性は、高いとまでは言えなくても、低いとか殆どないとは言えないと思います。
Re:シュリンクラップ契約 (スコア:1)
民法第3条「満20年ヲ以テ成年トス」の話で、「18ではない」と言いたいのですか?
何を言いたいのかさっぱり分からん。
Re:シュリンクラップ契約 (スコア:1)
未成年ですが何か?
音楽メディアのシュリンクラップの歴史(?) (スコア:2, 参考になる)
LPレコードにシュリンクラップを導入したのは、日本では確かCBSソニーが初だったと思います(1971年ころかな)。当時は一部ユーザには悪評だったのですが、他社も追随して当たり前のようになりました。まあ、試し聴きで傷が付いたなんてトラブルもないですし。あ、そういえば当時は購入したLPの検盤なんて習慣もありましたね。
もちろん、シュリンクラップになっても使用許諾契約書は付属して無かったわけですが。
あやしい動きといえば (スコア:1)
と考えているのは私だけですか?
#オフトピ・・・ではないよね?
オフトピというか…電波? (スコア:1)
そういうのを言いがかりというんだよ。
#-1上等。
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1)
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1, 参考になる)
どこの放送局でも確かですが、これに関して実運用で
コピー禁止にするかどうかについてはまだ未決定とみています。
まず、ある程度の期間はアナログでもほぼ同一の放送が流れるのに、
デジタルでのみコピーが禁止されるのはいかがなものかという話があるでしょう。
特にこの話はデジタル受信機の普及にも関わる話だけに。
次に、タイムシフトそのものの是非として、
現在の視聴率は録画率が含まれるので、
放送局としては録画視聴(この場合の利用はタイムシフトに限って考える)が一般的になるなら、
録画禁止にはしにくいだろうという判断と、それにも関わらず
現在、時間帯を区切ることで行えると言っているPGとかRとかのゾーニングが有名無実になるので
その点をどうするかのせめぎ合いになることが考えられます。
さらに、映画等のコンテンツを持っている者にとっては、
コピー禁止もしくは録画禁止にできるならば
ウィンドウイング(っていったような。PPVとかCS,BSとか地上波で映画リリースのタイミングをずらすこと)
のタイミングを早めたり、放映のための料金を安くしていくことが
考えられます。
そうするとコピー禁止にすることがお互いの利益にならないとも限らない、となるかもしれない。
なんにせよ、決まってから騒ぐのではなく、
今のうちから地道に運動していった方がいいと思います。
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1)
>含まれませんが。
あー、ほんとだ。 [videor.co.jp]
すまん、勘違い。じゃあ、これに関わる部分は削除、ということで。
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1)
#391971は、ほとんどの番組がコピーワンス(場合によってはコピー不可かも!?)になるかもしれないと言われていることは当然承知の上で書いたんだが。
で、それがアメリカでの判例と何か関係あるわけ?
国も違うし、当時と今ではとりまく状況も違うわけだが。
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1)
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1)
私的利用のための複製の権利はどっかへ行ってしまったみたいですね。
勉強になります。
ところで、こういった消費者の権利を制限して、提供者の権利を拡大するような施策にたいして、反対意見を述べる場っていうのはないのでしょうか?あれば、ぜひとも、消費者としての意見を述べたいと思うので、ご存じでしたら教えてください。
Re:オフトピというか…電波? (スコア:1)
ACになってますが私です> #392421
じじいだが、ひとこと (スコア:1, 興味深い)
「その曲を聴きたいから金を払うのだ」ということ。
別にインターネット流通だから欲しくなるわけではない。
(そういう人もいるのかも知れんが、ここでは論の対象外とする)
で、その曲を入手する手段が、まあ増えたわけだが、
その手段ごとにさまざまな縛りがあることは、
既に何十年も前から自明だったよね?
一曲欲しさの古レコード屋めぐりに休日一日費やし、
みつかったのがなぜかアメリカ製カセットテープのみ。
これじゃ伸びたらアウトだし、ダビングの音質も悪いけど、
やっぱ欲しけりゃ買っちゃうんだよ。
傷だらけのLPだろうが買っちゃうんだよ。
配信された曲を買うに、やたら不便な制約がある。
しょうがないんじゃないの?
そういう入手方法をその人が「選んだ」んだから。
そも、自分みたいに古い世代になると、
古くからの音楽ファンの生活にいちゃもんつけた
CCCDの登場、そのきっかけになった「PCで音楽流通」
なんて現象自体を「うるさいなあ」と思ってる連中がたくさんいる。
さすがにそれじゃ後ろ向き過ぎだけど、
これだけの問題点が明らかになったんなら
「そうまでしてPCで音楽聴きたい?」
くらいは思うし、
音楽流通の新しいかたちだかなんだか知らないが、
古くからの営みに、あまり迷惑かけないでね。
そっちはそっちだけでやってね。くらいは言いたくなる。
まあ、技術者系のスラドでは、こういう見方自体オフトピでしょうが。
Re:じじいだが、ひとこと (スコア:2, 興味深い)
言って渋ってたよね。
DATやMDは当初CDと互換のない48KHzにさせられたし、
SCMSなんつー不便なものを付けさせられた。
レコード会社は新しい技術には昔から文句を言ってるよ。
OSの入れ替えもできない音楽配信とか、MDにダビングできない
CCCDとか、最近はレコード会社側の動向がかなりおかしくなって
いるのも事実。
そうまでして買ってほしくないのかと思うことも多い。
甘んじて受け入れるべきこととも思わない。
勘違い爺様へ、ひとこと (スコア:1, すばらしい洞察)
「その曲を聴きたいから金を払うのだ」ということ。
だから、聴く上でのどのような制約も受けたくないのだ。
昔の媒体の制約と言うのは、物理的に回避困難だった制約であって、
何らかの意図に基いて誰かが設定した制約では無い事を思い出して欲しい。
繰り返すが、「その曲を聴きたいから金を払うのだ」
どこで、どんな手段でその曲を聴くか?と言うのは、
今も昔も購入者の意思と工夫と努力に委ねられるべきで、
販売者が意図的に制限を設定するのはナンセンス。
貴方が、音楽を聴く事に何も工夫や努力をしなかった人間ならば、
制約されたく無いという気持ちは分らないだろうけど...。
Re:勘違い爺様へ、ひとこと (スコア:1, 参考になる)
>昔の媒体の制約と言うのは、物理的に回避困難だった制約であって、
>何らかの意図に基いて誰かが設定した制約では無い事を思い出して欲しい。
もともと、ダビングは物理的に回避困難な制約があるからそれほど大きな問題にならなかった
(ダビングを繰り返すと劣化していく)
ところが技術の進歩で困難ではなくなってしまったわけで
(CD→CD-R→CD-R、何回ダビングしても劣化しなくなった)
だから問題になっているんだな、ということは購入者側も理解する必要があるのでは?
Apple ID (スコア:1)
元記事にもあるように、最大3台までしか認証できないのですから、多くても同時に3人でしかシェアできないわけですよね。この出品者は、AppleIDとAACファイルの関係を変更して、他人のAppleIDに紐付けできるようにしてほしいといっているのでしょうか?もし、その楽曲がもはやiTuneMusicStoreからダウンロード不可能になり、プレミアムがつく、ということがあるのなら理解ができますが、Storeから入手可能な限り、転売に大きな意味はないような気がするのですが。
情報はそのオブジェクト(というか、クラスというか)に意味があるのであって、個々のインスタンスにはそれほど付加価値がつくことはないと思います。車やレコードなら、程度がいいとか、傷がないとか、インスタンス固有の状態の違いがあり、それが付加価値になるかもしれませんが、デジタルデータにそのような考えが必ずしも馴染むとは思いません。
個人的にはiTuneMusicStoreの仕組みは納得できるものであり、日常的に使っています。望むことがあるとすれば、クラッシュ等でデータを失った際、無料で再ダウンロードができればいいなとは思いますが。ただ、これもiPodとMacの両方にデータがあるので、片方から復旧することは可能な筈です。
Re:Apple ID (スコア:1)
元記事で明らかなように、この件はファーストセール・ドクトリンがアトム(形のあるもの)だけでなくビット(情報データ)にも有効かということの確認のために行われたわけです。iTunes Music Storeである必然性はないということで。
確認不能という結末は一番つまんないですね。
中古売買に対する米国の消費者側の権利意識は日本よりかなり強いようです。日本の中古ゲーム裁判なんて、理解してもらえないかもしれない。
Re:似たものとして (スコア:2, 参考になる)
契約上は、「いいえ」ですね。
基本的には「『購入したCDを放送する』こと」について
別途JASRACに著作権料を払っているので、
合法的な手段で手に入れた音源でないと、放送に関する著作権料を払っても使えません。
たとえばWinnyなんてところでなく、
他放送局のエアチェックで手に入れた素材なんかもだめです。
それが不満で、法律上争った場合にどうなるかはまた別の話ですけど。
Re:似たものとして (スコア:1)
レンタル料はあくまでレンタル料、音楽情報の入ったメディアを一定期間借りて聞くというライセンスの料金でしかないはずです。放送に使用するためのライセンス料とは別個に考えるべきでは無いんですか? (この辺あんまり詳しくはないのですが)
むらちより/あい/をこめて。
Re:新品専門店の業績 (スコア:2, 参考になる)
> 新品ソフトが一本余っただけで大赤字ですから
それは、ゲーム屋が新品ソフトを大きく値引きしてとにかく最初の1本を買わせ、あとは中古で回転させて儲けるというやり方をしているからというのもあると思います。誰が悪いという話ではなく、ゲーム小売が利益を最大にするための最適解がそうなっちゃうってことですけど。
新品だけの店は、この方法を採っている競合店にまったく対抗できないので、結局中古売買を始めざるを得ません。
Re:新品専門店の業績 (スコア:1)
根本的な話 (スコア:1)
来る者は拒まず、去る者は追わず。
それが市場原理。
採算取れないからって国家権力に泣き付くのは最低の行為でっせ。
# ACなのでAC
Re:根本的な話 (スコア:1)
# ACなのでAC
Re:音楽保有の意義 (スコア:1, 興味深い)
そこにAppleが$0.99/1曲 の料金システムで iTuneを始めたら, 滑り出し好調で, 「欲しい曲を欲しい時に1曲単位で買える」システムを求めているユーザが多数派だろうというのが世の流れだと思うですよ
Re:音楽保有の意義 (スコア:2)
このサービスは月々 $9.95 で 25,000 アルバムの曲を任意のマシンから聴き放題、更にその中の任意の曲を 1 曲 ¢79 でダウンロードして CD にも焼ける。
アーティストやアルバム、楽曲ごとに好みをスコアリングしたり、テーマごとのアレンジやラジオ番組も楽しめる。
ただこの手のストリーミングサービスは、ユーザが増えるのに比例してサーバと帯域が必要になるんでコストがかさむのが難しいところなんだよね。
でもこの利便性を一度味わうと離れられなくなると思う。
# 米国居住者以外は規約上はサービス提供してないのがせつないところだけど
Re:保有の意義(と義務) (スコア:1, すばらしい洞察)
前日には、 音楽ダウンロード台頭でCD販売は大幅減少へ [zdnet.co.jp]
という記事が掲載されていました。 全般的な流れとして、映像や音楽の販売がダウンロードにシフトしていくだろう、という予測がされています。
そんな状況の中で、ダウンロードした”電子著作物”に対して、実際には購入者にはどんな権利があるのかを問いかけたのが、今回の事例なのだと思います。
個人的には、現在のダウンロード販売は「販売者の権利(複製の制限・利用環境の制限・譲渡その他に関する制限など)」ばかりを強調し、「販売者の有する義務(製品の安全性の確保・製品の瑕疵に対する保証・製品の特性の明示など)」をないがしろにしている様に思われるので、利用は回避しています。
購入した楽曲のために再セットアップが出来ない状態を、投書していた方々がいらっしゃいましたが、OSの不安定さやHDの耐用年数がせいぜい5年ほどしかない状況を考えると、そういう契約って「承諾したから成立・有効」じゃないと思われます。
まだ表面化するほど問題事例が表にでてきていない話なだけで。
ストリーミングと放送に関連しては、 アメリカ衛星デジタルラジオ [zdnet.co.jp]にCS体験記があるのですが、オンデマンドで何千曲も選曲しながら音楽を聴くという状況はあまり現実的ではないので、目的によって有利な手法を選択できる自由(BGM的なCS・広告のうるさくないストリーミングラジオ、リピートのためのダウンロードみたいな)があればそれでいいんじゃないのかな。
音楽も映像も、収集行為そのものを趣味とする人以外は、自分と波長のあったモノしか聞かない/見ないのが普通でしょう。
それを見つけるため、もしくは現在絶版状態となっている音楽CDを「データとして」入手するために使える、有料の“アーカイブ”を形成するような方向で、音楽のオンライン化がはたらいてくれるといいなと思っています。(売れれば収入にもなるし、欲しい人は勝手に探すので販促費用はいらないのだし。)
レコード会社には、旧来の「採算が合わないので絶版、楽曲の死蔵」という方法が、権利(楽曲の独占)だけ主張して義務(文化全般への貢献)を果たしていない姿、もしくは「私が死んだら、絵を一緒に燃やして欲しい」と発言した某人の主張のように、世間から非難されるようになりつつあるということも考えて欲しいですね。
おまけ:多分、私が使えるようにはならないだろうけれど、
アーカイブをデジタル化する、英BBCの「デジタル革命」 [cnet.com]という動きもあります。 NHKがアーカイブを公開しているやり方 [impress.co.jp]と並べてみると、同じように見えている物事の本質がいかに異なっているのかがうかがえます。
ちょっと長くなってダウンロードした楽曲からはずれてしまいましたが、著作物・電子化・インターネット・公共性など、この件には面白いことがたくさん絡まっているので。
yourCat、取り上げてくれてありがとう。ねこをかぶっていて、ごめんなさい。