アーティストを解放せよ!部門より。
MIYU曰く、"ナップスター、Windows版のiTunesと続けて話題がでたので
ついでにもう一つ。『オープン・ミュージック』というダウンロード販売について。 マグナチューン社
というカリフォルニア州の新興レコード会社が試みているこの手法は、
クリエイティブ・コモンズの
ライセンスを用いて
おり、非商用目的であれば、ファイル交換、リミックスなどが自由に出来ます。
楽曲は購入前に試聴でき、ユーザーが曲(WAVとMP3)
を買った場合には、アルバム1枚につき5ドルから18ドルの範囲で
自分の決めた価格を払い、売上の半分は
アーティストに還元されるそうです。
現在の所、アーティストが手にする金額は年間で3000~4000ドル程度。
それでも、中間手数料が少ないためでしょうか、従来の多くのレコード契約で支払われている金額より多いそうです
(例えば今のダウンロード販売契約では、1DLに対して10セント以下です)。まだ登録されているアーティストは少ないですが、登録希望者は毎週200組あるそうです。
会社が掲げているスローガンは、「われわれは邪悪ではない」だそうで、
9月に
本家の方で宣伝された(Magnatune - a Non-Evil Record Label?)ことなどもあって、現在の売り上げは
1ヵ月に1万5000~2万ドルになっているとか。
詳しい記事は、
WIRED NEWSに掲載されています。"
よさそう (スコア:3, 興味深い)
少なくとも、あまり活動が大規模でない売り手にとってはかなり魅力的なのではないでしょうか。5~18ドルで売って収入が半分というと、自分で焼いたCDをライブ会場で手売りするのと、(金銭面でもライセンス面でも)感覚的には大差ないでしょうし。
# 音楽を買ったら、データだけじゃなくて円盤も欲しいので
# ダウンロード販売はあまり好きじゃないけどID
yppts.dyndns.orgが仮復旧しました。
今後の見通しは非常に不透明です。
Re:選択肢が増えるということで (スコア:2, 参考になる)
ちょっと前の CNETの記事 [cnet.com]の中に、
「レコード会社はディスクを作る会社から、一種のライセンス企業に変化しつつある」 という記載があります。
ライセンスだったら、いろんな形があっていいんじゃないか、と思ったりします。
どうせだったら、中間搾取が少ない方がいいだろうな、とも。
ZD(現在リンク切れ)に載っていたものなんですが
CNETの記事では、ダウンロードへの強制ライセンス(税金)の導入やダウンロード版の99セントの楽曲の場合の取り分が
レーベルに47セント
サービス提供企業に34セント
アーティストに10セント
ミュージックパブリッシャーと作曲家に8セント
アーティストの取り分が少ないなぁと思いました。
DRMの利用なども扱われてますので、よかったら読んでみてください。
編集者様:すみません。Apple商標裁判記事でも、正確な表記を
という指摘があったのに、またやってしまいました。(泣
親コメント
winnyの作者は (スコア:3, 興味深い)
こういうユルいビジネスもありかな (スコア:2, すばらしい洞察)
記事を読んだだけ (それ以上は追ってないので…) ではわからないところも多いのですが、でも、こういうユルいビジネスもありかなと思います。
元記事に「もし次のブリトニー・スピアーズの座をねらっているなら、資金がふんだんにあるレコード会社のほうがいいだろう」というコメントも紹介されていますが、ブリトニーになんて別になりたくないミュージシャンもそれなりにいそうです。大手との契約において強いられるプロモーション活動や、あるいは製作におけるうるさい口出しなどが好きじゃなくて、ある程度もうかれば、取りこぼしが大きくても気にせず、あとはライヴで稼いだりしていくからいいっていう金銭的な欲の少ないミュージシャンとか。
会社もミュージシャンも、うまく軌道にのってほしいです。
メリットとデメリット (スコア:1)
まずはライセンスが緩やかであることが、(特に大規模な売り手にとって)デメリットになるように思われます。
が、「非商用目的のファイル交換」をライセンスで禁止することに、どれだけの(売り手側の)メリットがあるのか、というと、少なくとも現状ではライセンスによる禁止はほとんど効力を発揮していないように見えます。
ということで、将来効果的なコピーガード技術が確立されるまでは、あまりデメリットにはならないように思えます。買い手側の自由度が高い分、利便性も高くなり、むしろメリットにもなり得るかもしれません。
金銭面で言うと、売り手の取り分がアルバム1枚当たり2.5~9ドルとなるので、そこから制作費などを差っ引くことを考えると、劇的に有利ではないかもしれません(自分の好き放題に製作できる代わりに、手間も増えるし、予算を自分で管理する必要も出てくるし:この辺を狙った代行業者が出てきたりとか?)。
平均6ドルで1万回ダウンロードされると、売り手の取り分が3万ドル。制作費込みで見て、これは高いんでしょうか、安いんでしょうか。
# 教えて、わかる人
で、現在のところ最大のデメリットと思われるのが、サービスがどの程度額面通りに実行されるか(仲介会社の経営の健全性なども含む)、というリスクでしょう。
まあ、最初に変わったことをやる人にリスクはつきものですし、普及するにつれてしっかりとしたシステムに変わっていくのでしょうが、やはりまだ「人柱モード」でしょう(多分)。
# とりあえず思いつく限り書いてみました。
yppts.dyndns.orgが仮復旧しました。
今後の見通しは非常に不透明です。
ライセンスについて (スコア:1, 参考になる)
アーティスト用のライセンスページ [magnatune.com]によると
とのことです。アーティストが試聴曲に制限(低レートだったり尻切れだったり)をかけることを認めているわけですよね。
対して、お金を払って買った曲の扱いについては触れられていない。
ここで買ったWAVやFLACをファイル共有に流したりして良いのか、が明記されていないように思います。
詳しくサイトを読まれた方の突っ込みをお待ちしております…
これって偏りがある (スコア:1)
あとHot Wiredの記事を読む限りでは反体制って感じがしてインディーズ臭さがあんまりないなぁ。こういうのってインディーズ志向のアーティストに支持されそうな感じがするのに・・・惜しい。
あ、でもインディーズメインじゃ質の維持もいらないか。
OGGフォーマットもあるでよ(Re:イイ! (スコア:1, 参考になる)
44k/16bit WAV: *meg zip file of perfect quality WAV files.
FLAC: *meg zip file of perfect quality FLAC files. (about FLAC)
OGG: *meg zip file of high quality OGG files. (about OGG)
128kb MP3: *meg zip file of 128kb MP3 files.
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主体は一般人 (Re:水さすようで悪いが) (スコア:2, すばらしい洞察)
だから、そのプロモーションに相当するようなことを、
一般の人間がやらないといけないのではないですか。
自分たちもシステムの一部だという視点を忘れないように
したいですね。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
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Re:音楽のVector (スコア:2, 参考になる)
・・・ありゃ,昨日からまだ鯖が落ちたまま?
ンじゃ,はてなダイアリー [hatena.ne.jp]の keyword 検索結果貼っとくかナ。
他に正式な?サイト持ってて,muzie の方は
データ配布に使ってる例が多い気がしますケド。
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Re:小説だったら (スコア:1)
「結局お金を払った人は46%だった」らしいけど。
本当に読みたくて一人で数ドル払ってる人もいたみたいだし実際はそれ以下ではないかと。
いやまあ、キングの小説=誰もがお金を払うほど面白い小説、という式は、
いかに類稀なストーリーテラーのキングをしても常に成り立つわけじゃないだろうし、
75%の人は払いなさいよと言うのが難しいのは確かだとして
実質1から2割の人が払えば良いやという寛容さを持ったビジネスでもやっぱ難しい気はするね。
小説だと1冊10ドルしないし、データで貰うよりペーパーバックが読み易いと思ってしまう俺も居るし。
#ハードカバーは要らんな……。
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Re:小説だったら (スコア:1)
海外だけど、こんなの [hotwired.co.jp]ならあります [redpaper.com]よ。
国内でも、こんなの [hituzi.co.jp]とか。
印税率云々以前に、こういうビジネスは、音楽よりも、むしろテキストの方が可能性は広がるのでは?
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