Fedora Core 2の開発スケジュール公表 13
ストーリー by Oliver
足回りが軽くなったので急発進 部門より
足回りが軽くなったので急発進 部門より
mumumu 曰く、 "Fedora ProjectよりFedora Core 1が11月にリリースされたのは記憶に新しいが、早くもFedora Core 2の開発スケジュールがアナウンスされている。含まれる変更としては、Kernel 2.6及びSELinuxの機能、GNOME 2.6, KDE3.2, Ant, Tomcat, Jakarta, Eclipse等のJava関連のソフトウェア、Athlon64, SPARCへの対応等が視野に入っている。リリースのスケジュールはかなりタイトで、2004年2月のはじめにtest1をリリースし、3月26日には完全に開発をフリーズして4月5日の正式リリースを目指すとなっているが、変更の可能性もあることには注意しておくべきだろう。"
死して屍拾うもの無し (スコア:3, 参考になる)
kernel2.6やgcjでのネイティブ化(なのだろう、やっぱり)したJavaアプリ(特にEclipse)はかなりそそられます。
人柱仕様であることの幸せをかみしめられそうでなによりです。
スケジュールがタイト過ぎても (スコア:2, 興味深い)
SUSEが2004年夏に2.6対応させることを牽制 [zdnet.co.jp]しつつ、
Enterpriseの方は、悠然と2005年に対応させていく。
実にうまいやり方だと思います。
業績好調 [zdnet.co.jp]も納得ですね。
# 赤帽工作員なのでID
azitt is not an agitator ;-)
Re:スケジュールがタイト過ぎても(オフトピ) (スコア:1, 興味深い)
人柱云々じゃなくて、Fedora には、もっと、コミュニティ的なディストリになって欲しいと思っています。
#半分愚痴ですまん
Re:スケジュールがタイト過ぎても(オフトピ) (スコア:2, 興味深い)
ですから、究極的には、コミュニティ主体のディストリビューションには成り得ないでしょう。
# 今回のように、タイトな開発スケジュールを発表できるのも、RH的にリスクヘッジできるというのが前提にあるわけで。
Fedoraとは、デベロッパー的には最先端技術満載のrpm系Linuxを習得する場で、RH的には人柱フィードバックを得る場だと思っています。
そういう企業とデベロッパーの新しい関係も悪くないんじゃないかな。
客にはEnterprise(もしくはdebian)、個人的にはFedoraなID
azitt is not an agitator ;-)
Re:スケジュールがタイト過ぎても(オフトピ) (スコア:0)
そういえばmplayer [mp.dev.hu]のウェブサイトにこんなことが書いてありましたよ。
Re:スケジュールがタイト過ぎても(オフトピ) (スコア:0)
今、自分が念頭に置いているのは、MozillaやOpenOffice.orgのことです。あれらの製品も、もともとは商用プロダクトだった物をユーザーコミュニティに渡したものですよね。
でも、Mozillaなんかは特に、商用のNetscapeのためのソフトだ、というスタンスはとってなかったように思います。周囲がそういう風に誤解することはあっても、mozilla.org的には「MozillaはNetscapeではない」と明確に主張していたと思います。今のOpenOffice.orgも、StarOfficeの
Re:スケジュールがタイト過ぎても(オフトピ) (スコア:0)
今の段階ではまだ何とも言えないように思います。参考までに、過去の記事を引用しますが、まさにご指摘の点が懸念されます。
>旧fedora.usは完全な草の根活動だった。
>世界中から多くのボランティア開発者が参加し、
>1つの権威団体を作成してサードパーティのソフトウェアの
>インストールと配布を容易に>するという共通の問題に取り組んでいた。 > >新しい「Fedora Project」でも草の根活動支援を維持、
>拡大したいと考えてい
Re:スケジュールがタイト過ぎても(オフトピ) (スコア:0)
RedHatにとっての人柱的な位置付けになるのでは。
gcj (スコア:1, 参考になる)
並べられている中ではAntだけ妙に小粒だな、と思って原文を見たら、
> more Java software using gcj (Ant, Tomcat, Jakarta, Eclipse, but not Mozilla plugins, AWT, or Swing)
こんなことが書いてあった。ほほう。
まだ位置づけが見えない (スコア:1)
で、結局、プロジェクトの推進の責任を負わないというスタンスでのRed Hat社の参画が、Fedora Projectの仕事の細かさと継続にどう影響するのかを、見たいので、Core 2の評価が出てくるまで、とりあえず様子見。=)
雑誌掲載が追いつかない? (スコア:1)
そうなると、各Linux誌は付録をDVD-ROMに変えるとか、ひとつ飛ばしで収録するとかといった対応を迫られそうです。
#さすがにWindowsに続きFedoraCore始め各種Linuxまでブロードバンド必須というのもねぇ...
Re:雑誌掲載が追いつかない? (スコア:1)
CD-ROMメディアもそうですけど, 書籍が厳しいかもしれないですね.
「Fedora Core 2徹底活用」的な本が出た頃にはFedora Core 3のβテストとか.
バカ売れするなら出版社としては嬉しいのかもしれませんが.
Fedora ProjectとRed Hatとの関係はおおよそ暗黙の了解もありますが, 若干Fedora ProjectRed Hat, Inc.レッドハットで調整の段階というものもあるようです.
コミュニティとしてどう育つかはまだまだこれからですね.
ということでスタッフ募集中です;-)
えりゅふ
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SELinux (スコア:0)
http://www.selinux.jp/ [selinux.jp]