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アレゲなニュースと雑談サイト

Oliverによる 2003年12月21日 20時22分の掲載
空飛ぶパンケーキ部門より。

MIYU曰く、"「EKIP」という名前の“飛行物体”が、間もなく登場するようです。まず写真をご覧下さい: EKIP ホームページ宣伝ポスター飛行中の実験モデル水面上を動いているEKIPEKIP 飛行イメージEKIP内部レイアウトイメージ
一番近い言葉はやはり“円盤”でしょうか? 円盤形の飛行物体というのは、アメリカでは昔から研究されていたようで、1940年代には海軍が Flying Flapjackを、1950年代から1965年までは空軍が Avrocar Avrocarをそれぞれ手がけていますが、実用化はされていません。
今回の「EKIP」は、かつて垂直離着陸戦闘機ヤク-38などの戦闘機を手がけていた ロシアのサラトフから、米国海軍との共同研究の為にアメリカにやってきました。 EKIPプロジェクトの歴史によると、開発が始まったのは1980年。すでに、商業製造時の原価と売価も試算されていますし、飛行および技術的な特性なども掲載されています。9トン、12トンなどという“原寸のプロトタイプ”が作られ、テストされているというのも凄い事だと思います。
現在の飛行機と比べたときの利点としては、1. 必要走路は最長500メーター。水上から発着も可能で、飛行場の必要がない。2. 輸送費が現在の飛行機の2/3~1/2。3. 大規模な積荷を運ぶのに有能。4. 離着陸に必要な速度が低速なため飛行安全性が高い。5. 飛行機の内部を広く取れるため快適に過ごせる。6. 山火事、水難救助などに有効。7. 騒音その他環境への影響が少ない。などがあげられています。
アメリカでの試験飛行は、500ポンドのプロトタイプを使って2007年に行われる予定で、将来このEkipモデルに基づいた貨物機が実用化される事が期待されているようです。現在英文記事が米WIREDに掲載されています。"

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  • USO?!ジャパン (スコア:3, 参考になる)

    maruto! (18665) : 2003年12月21日 22時29分 (#459206) 日記
    …で放映されたロシア製UFOってやつですね。
    番組内では墜落したUFOの技術を使ってるとか、次世代機は電磁波を集中さ
    せて飛ぶ、などといかにもらしいことをほざいてましたが…

    それはともかく、もっと以前にNHKでもっとまともな解説番組を見たことがあ
    ります。
    これによると、EKIPは胴体を厚い翼形にしたいわゆるリフティングボディ形式
    の航空機で、エンジンの排気の一部を胴体下面から噴射することでエアクッ
    ション効果による水面からの離着陸を可能にしています。

    EKIPのような分厚い翼形では曲率の大きい部分からの気流の剥離による失速が
    最大の問題点なんだそうで、EKIPでは胴体後部上面に多数のスロットを設けて
    そこから空気を吸い込むことで気流の剥離を防止しているそうです。

    番組は、現在ロシア政府からの支援が受けられず、新しい試作機のためのスポ
    ンサーを捜している、というところで締められていましたが、今回のニュース
    で米ロ共同で計画続行となったようで、開発者も安心していることでしょう。

    ただ、問題はボーイング一社の事実上の独占となっている米国の大型航空機産
    業に今後どこまで食い込めるか、ですが…
    • SteppingWind (2654) : 2003年12月22日 15時14分 (#459539)

      地面効果を利用した高速ホバークラフトみたいですね. 基本がホバーなので地面・水面を問わず滑走ができ, ある程度高速になれば揚力も利用して高度も確保できるという感じだと思います.

      この分野の輸送機は現在の航空機(高速・少量輸送)と船舶(低速・大量輸送)のギャップを埋める物として, かなり前から研究が進められていますね. 特に地面効果機は10~20m程度の高さを飛べるので, 一般の航空機よりは高燃費でありながら高速船舶(水中翼船・ホバークラフト等)のように高波の影響を受けないというメリットが有ります. 同様の構想に基づくものにはボーイング社のペリカン [biglobe.ne.jp]がありますが, こちらは一応純然たる航空機みたいですね.

      この分野(中速・中量輸送)というのは, 特にアジア沿海部での生鮮食料品輸送という大きなニーズがあるのは確かなので, コスト次第では大化けする可能性はあると思います.

    • doku (14414) : 2003年12月22日 1時30分 (#459301)
      旅客機ではほとんどボーイングの独占になっている大型航空機産業ですが
      実は貨物機の分野では以外にロシアも善戦しています。
      特に有名なのはアントノフで世界最大の6発ジェットエンジン輸送機アントノフ-225 [att.ne.jp]や
      日本に鉄道車両を運搬した事でも有名なアントノフ-124 [nhirai.com]などがあります。
      そういえばこの前もディスカバリーチャネルで特集が放送されていて、
      すでに海外向けの輸出が順調で黒字決算だそうです。
      (なお正確にはアントノフはロシアではなくウクライナの会社です)
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  • virtual (15806) : 2003年12月21日 21時12分 (#459179)
    一目見た瞬間, これ [lake.co.jp]のことかと思いました。
  • 素敵なデザインなので、ラジコンで作ってみると面白いかもしれない。ジェットエンジンはあれなので、プロペラとすると、どこに配置するか。胴体の後半に穴をあけるかな...
    いずれにせよ、手投げモデルでテストしてから。
    --
    ##ベストエフォートより、リーストエフォット
  • トンデモ (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2003年12月21日 20時40分 (#459173)
    ロシア空飛ぶ円盤型あたりのキーワードを見ていて思い出してしまったのは、五島勉の「超兵器戦争(スーパーウェポン・ゲーム) [biglobe.ne.jp]」(w
    リンク先ではイラン製とかいてあるけど、確かロシアからの技術供与という設定だったと思う。
    とても笑えるので一読の価値あり。
  • あれだ (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2003年12月21日 20時59分 (#459177)
    フライングパンケーキだ。
    懐かしい
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  • 業界用語で何ていうか知らないけど、脚が短くて
    離着陸時にちょっとでも傾くと地面と接触しそうに見えるよ。
    悪天候には弱そうに見えるんだけどどうだろう。
    --
    〜◍
    • momochi (17543) : 2003年12月21日 22時49分 (#459214)
      >離着陸時にちょっとでも傾くと地面と接触しそうに見えるよ。

      内部レイアウトをみると、キャビンが横長なので、
      離着陸用のタイヤをつけるとすれば、ボディの両端にだと思う。
      飛行中の写真にもそれらしき構造が写っていますし。
      だとしたら、主翼がない分だけむしろ安定なのかも。

      ところで、この円盤どうやって揚力を得ているのでしょう?
      ボディ全体が「主翼」として働くとか?
  • L.star (163) : 2003年12月22日 1時41分 (#459305) ホームページ
    円盤機と言えばナチスドイツのハウニブー。噂では飛行実験まで行われたという話だけど、日本軍の怪力線並の怪しい兵器。詳細知ってる人いない?

    # 鋼鉄の咆哮シリーズやりすぎなID

  • 円盤と言えば円盤だけど単に胴翼一体のリフティングボディの一種なんじゃ?
  • こっち [americanantigravity.com]の方が、それらしい。
  • yosshy (3545) : 2003年12月21日 20時58分 (#459176) 日記
    皆考える事は一緒か…さっき再放送していたし。
    とりあえずリンク [geocities.com]。
  • Re:THUNDERBIRDS (スコア:1, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2003年12月22日 1時40分 (#459304)
    未来少年コナンにも似たのがありました。巡航時には同じ理論なのかも?
    http://www.bandaivisual.co.jp/conan/images/norimono_2_6.jpg
  • Anonymous Coward : 2003年12月22日 19時15分 (#459605)
    素晴らしい利点って何?欠点だらけの飛行機だと思うけど。
    まず、燃費の問題がある、吸い込んだり排気したりするので
    滑空をベースにした飛行機と比較するとロスがあると思われます。
    課題はロスの部分と運べる人数を比較した場合経済的に成り立つかどうかでしょうね。
    次にエンジンが停止すると操縦不能になる危険性がある。
    水面に着水するらしいが水面は気象状況に左右され易い。
    窓がないのも欠点だろう。旅客機として沢山の人を快適に運ぶ事を考えると
    窓一つない機体内でどうサービスするかも問題になるだろう。
    だからといって正面につけると曲率が大きいので割れる可能性がある。
    割れないようにすると機体が重くなる。
    給油や乗客を降ろすタラップを専用に作る必要がある。
    パイロットの教育。操縦はコンピュータ制御ですが、飛行特性を知らないと危なくて
    操縦できないでしょうからそのソフトやマニュアル等を作成しなければならない。
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