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7458 story

Sound of Silence 50

ストーリー by GetSet
ジョン・ケージに続け 部門より

Anonymous Component曰く、"iTunes Music Storeで、 販売されている数多くの楽曲の中に、 音のないものが少なくとも9曲有る事を CNETが報道しています。
価格は他のものと同額の99セント、30秒の無償「プレビュー」が可能で、 違法コピーを防ぐためにデジタル著作権管理ソフトウェアで保護されています。アーチストがアルバムの一部として意図的に無音を入れていて いるのを、レコード会社が販売可能な音楽トラックとしてアップル提供した為にこうなったのだそうです。
なお、一番お買い得なのは2分近くもの無音を収めた Schaefferの曲で、他の曲の約2倍の長さが有ります。 でも静寂って結構高いんですね。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • そのうち・・・ (スコア:5, おもしろおかしい)

    by hpn_smile (11442) on 2004年02月06日 12時34分 (#490223) 日記
    鼻歌だけじゃなくて、黙ってるだけでも
    どっか [jasrac.or.jp]から著作権料を請求されたり
    するんだろうか。

    #もちろん、ネタです。
  • これは「無音」が演奏されている曲、ですから。

    そんなのアリか、とか思われるかも知れませんが、一般的な楽曲においてブレイク部が入るというのはそんなに珍しくないわけでして。
    音が鳴らなければ意味も無いのかといわれると全然そんなことは無くて、このブレイク部は次のフレーズへのタメだったりして、ちゃんと意味があるわけです。
    そう考えると、無音と言うのは立派な曲の構成要素として考えることができるのではないでしょうか。

    それにしても、楽器をかき鳴らしたり、歌を歌ったりして構成されるはずの音楽に、逆に音が無くなることで構成される部分があるというのも面白い話ですね。

  • にぎやかな未来 (スコア:3, おもしろおかしい)

    by sukehira (11808) on 2004年02月06日 13時10分 (#490259) 日記
    筒井康隆さんの「にぎやかな未来(1972)」で

    街では広告の音楽であふれて、
    広告入りの安いレコードが大量に売られるようになって、
    どこでも音楽を流し続けなければいけない法律ができて、
    最も高価なのが無音のレコードになった...

    っていう短編小説がありました
    iPodで価格破壊 (違
  • 大変だ! (スコア:2, おもしろおかしい)

    by daisuk-f (4864) on 2004年02月06日 12時38分 (#490226)
    ジョン・ケージ財団に著作権使用料を払わなきゃ

    # 参考: 60秒の沈黙と4分33秒が和解 [srad.jp]
    • by tyosh (12371) on 2004年02月06日 13時21分 (#490269)
      タダで聴けるときに聴いとけ! [bbc.co.uk]
      #オリジナルじゃありませんが。
      #こらえてた咳をみんな一斉にするのが笑える。てか咳してみたいだけちゃうんかと。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        あの咳は俺のだって、自慢したいだけなんでしょう。

        # あと、真っ先にとか、最後迄拍手するやつとかね。
        • by o2taku (13721) on 2004年02月06日 22時05分 (#490701) 日記
          ># あと、真っ先にとか、最後迄拍手するやつとかね。

          静かに終わった曲は静寂を感じてほしいよね.
          せめて奏者が楽器おろすまでは,静かにしててほしいな.
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          フライング気味で「ブラボ~~~~~!!!!」

          やめてほしいぞ。特にppなどで終わる曲。

          #チャイコフスキーの「悲愴」は第三楽章の終わりで拍手する習慣があります(嘘)
  • 4分33秒 (スコア:2, 参考になる)

    by aks (8133) on 2004年02月06日 12時41分 (#490230)
    この曲(?)を初めて聞いたのは高校生の時でした。
    「4分33秒間全く無音の曲がある」とのことで。
    CDで聞いてみたら、楽章毎に違う環境音(ex雑踏の音とか、だったかな?)でちょっとがっかりしましたが。
    確か、この曲の譜面には「Tachet」(音を出すな、やすんどけ)という記号が付いていたのを記憶しています。
    何とも強引な・・・
    そもそも「楽章」という概念があること自体が驚きでもあって、今でも忘れずに覚えています。

    機会があったら、是非、生演奏を聞いてみたいものです。
    • とかいうものがあるそーです.
      ピアニストが席に着いて,ピアノを開けた後
      ピアノの下に潜り込んだり上部のフタを締めて
      その上に昇ったりするとかいうのですが….
      --
      Shiromal@ぼんやりさん
      親コメント
    • Re:4分33秒 (スコア:2, 参考になる)

      by geln12 (18637) on 2004年02月06日 13時04分 (#490253) 日記
      小さな美術館での現代音楽コンサートの中の一曲として生演奏を聴いたことがあります。

      楽章の間で演奏者が「ピアノの鍵盤蓋を閉じる⇒楽譜を取り替える(閉じて、また開く、だったかも)⇒ピアノの鍵盤蓋を開ける」という動作をする際に出る音が一番大きい音でした。(ピアノの鍵盤蓋が開いている=演奏中、ということ)
      聴衆(50人くらい)は声も出さずにいたのですが、音響のいいホールだったので、身じろぎの音とか軽い咳払いも大きく響いたのが印象的でした。
      #そのため、非常に緊張する。

      演奏後にはもちろん拍手があったのですが、その後に司会者が
      「みなさん、静かになさっていましたねぇ。ハプニングが起こるかと思っていたのですけれども」
      とコメントしていたので、実は暴動(春の祭典みたいな?)とか期待されていたのでしょうか。
      #ライブ演奏を聴き比べてみたい。
      親コメント
      • by higon (6160) on 2004年02月06日 15時58分 (#490401) 日記

        いいな。

        どこかのインタビューでか、聴衆のざわめきも音楽の一部なんだ。
        とか言っていましたね。子供心に、そういう手があったか、と悔しく思ったものです。:P

        同じ静寂でも、ライブの静寂が入っていると面白いかも。

        #結局L.H.O.O.Q.みたいにネタにしか使えない作品だけれども。

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        小さな美術館での現代音楽コンサートの中の一曲として生演奏を聴いたことがあります。
        あ、いいなぁ。
        私の持っているCDも小鳥のさえずりとかの「環境」音が入っている勘違い版なので、いつかちゃんとした演奏を聞きたいと思っているんです。
        家人は確か高橋アキか誰かの演奏を聴いた(観た?)ことがあると言っていました。
    • by Anonymous Coward
      4分33秒は,たしか無音の交響曲もしくはピアノ曲としてギネスブックにも掲載されていた記憶があります。

      ショスタコビッチの「今後も新進気鋭の若手がこのような偉大な作曲を発表してくれることを望む..云々」とか皮肉たっぷりのコメントも併せて紹介されていたようなうろ覚えの記憶があります。
  • by gzip (16147) on 2004年02月06日 12時53分 (#490243)
    記事中にもありますが、John Cage作曲(?)の"4'33"はCD化されていて、
    実際売っています。
    しかも\2,000。おいおい。やったもん勝ちかい。
    Amazonでは売上ランキング 27,146 だそうですから売り上げてるわけで。
    ジャンルはクラシック。ってジャンルがあるのかこれ。
    実は持ってますけど。笑えます。ええ。それだけです。

    iTunesではデジタル著作権情報で包んであるってことですが、破って
    コピーして配布したら、いったい罪になるのだろうか。
  • by unsignedint (7810) on 2004年02月06日 14時41分 (#490345) ホームページ 日記
    プレビューで全部聞けてしまうトラックがありますが(もちろんそれも買うと99セントします。)、これとはまた対称的というか……いやはや。

    #ちなみにプレビューで全部聞けてしまうのはスターウォーズのサントラの最初とか……。
  • CNET記事の元ネタとなったAs the Apple Tunesの記事 [appleturns.com]に、その9曲のリストがあります。さすがに30秒以下の曲も多いですね。
    iTMSでは、日本から買うことはできないけれど、30秒プレビュー機能は使えます。試しに、ちょうど30秒あるGunsterの『Silence [apple.com]』を聴いてみました (要iTunes 4) が、ちゃんと全部聴けましたよ。
  • 無音を無音でつなぐとき、全くの無音だと違和感があるので、
    つなぐための無音を録音してその無音で無音をつなぐそうです。
  • by junktest (16026) on 2004年02月06日 12時56分 (#490244) 日記
    波形をみてもまったく変化しない、本当の無音なのかなあ。

    大音量にしてきくと「ボリュームは控えめにね」なんて声がうっすら入ってたりすると楽しい。

    # 無音の音声ファイルは小さいの?
    # (調べろよっていわれそう(笑))
    --
    -- JuNya
  • 筒井康隆の小説でこんなのがありましたね。
  • by Anonymous Coward on 2004年02月06日 12時52分 (#490241)
    聴く環境も整備しないといけませんね。
    少なくとも近所のサッシの開け閉めの音や外のバイクの音が聞こえるようでは、この曲を鑑賞できる環境にないといえるかも。エアコンやストーブも厳禁、もちろんファンつきのPCなんかもってのほか。

    楽器練習用の無音室のなかに閉じこもって iPod を聴く...
  • by Anonymous Coward on 2004年02月06日 12時59分 (#490248)
    音楽なのに PreView とは、これいかに?

    # しかも無音
  • by Anonymous Coward on 2004年02月06日 13時03分 (#490251)
    DMCA で訴えられるかもしれないのだが・・・無音って同じもの作り出すの簡単じゃん?ってことはそれから差分とって暗号解(ry

    ま、素人の妄想ですから。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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