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電子メールに香りをのせて 60

ストーリー by Oliver
ぷぅ~ん 部門より

torus 曰く、 "MYCOM PC WEBの記事によると、英Telewest Broadband 社は、インターネットを通して「香り」を伝達するサービスのテストしているらしい。といってもネットワークケーブルの中を匂いが通っていくわけではなく、20 種類の香りのカートリッジを搭載した「Scent Dome」というデバイスを受け手側の PC に接続することで、最大で 60 種類の香りを伝えることができるのだという。香りのバリエーションは今後 2,000 種類まで増える予定だそうだ。
あくまでも受け手の手元で合成する香りなので、どこまで細かくできるのかは分からないが、将来、もしかしたら実際に嗅ぐことのできる香水のカタログのような、従来のメディアには出来なかったことが可能になるのだろうか。「アロマセラピー効果がある電子メールの送受信、焼きたてのパンや新鮮な果物の香りで商品を確認しながら買い物が楽しめるオンラインショッピングサイト」などといった応用が予定されているそうだが、どうしてもいたずらばかり思いついてしまうのは、ぼくだけはないはず……。"

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  • SPAMメール:迷惑メール (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2004年02月21日 8時41分 (#500126)
    迷惑メールとかで、Hなにおいを送りつけまくったり、
    牛のげっぷの匂いを送りつけたり。

    Outlook 20xxは、デフォルトでは、メールをプレビューすると
    同時に匂いを再生してしまうので、非常に危険。

    セキュリティ各社は、PCの横につける匂いセンサーを開発。
    統計的に「いやなにおい」とされる匂いが発生したら、ユーザー
    の鼻のところについている「Bluetooth鼻つまみ」へ通信し、
    ユーザの鼻をつまんで迷惑メールからユーザを守ります。
    • Re:SPAMメール:迷惑メール (スコア:2, おもしろおかしい)

      by rti (659) on 2004年02月21日 12時08分 (#500207) ホームページ
      PCに接続できるデバイスだったら、
      プログラムで制御できるわけで、
      嫌なにおいをばら撒くウイルスや、
      特定のウェブを開いたときににおいを出すとか、
      映像にも字幕についでにおいを内臓できるようになって、
      特定のシーンで特定の匂いとか、
      コンパイルに失敗すると悪臭が漂うIDE(誰が使うんだ)とか、
      汚い html だと悪臭が発生するhtml-lintとか、
      できるよーになるのでは?

      #世の中には、においが出る官能小説 [microgroup.co.jp]があるわけで、
      #においの出るなんとかというのは面白いと思うんですがね。。。
      #普及するかは別として(w
      --
      by rti.
      親コメント
    • においブラクラはそのうちでそうだな。
      絶対に引っかかりたくない。

      <script>
      while(1) SetSmell(unko);
      </script>
      --
      1を聞いて0を知れ!
      親コメント
    • メールのフィルタリングで、spamメールの匂いをSPAMの匂いにすべし
  • 香りの次は (スコア:2, おもしろおかしい)

    by tmi (13268) on 2004年02月21日 13時35分 (#500256) 日記
    …ってことで,X-Pain: 10hanage なんていう spam が連日届くようになったりしたらやだな.
  • by RC3 (20681) on 2004年02月21日 15時33分 (#500299)
    画像と同じように必要なんじゃないかしら。 テレビショッピングなんか、現物とにおいが違うなんて クレームが...
  • by slash5234 (16218) on 2004年02月21日 7時09分 (#500113)
    この手の話(プリンターのインクのように、香りのもと何種類かを
    手元に用意しておいて、配合の情報を受け取ってその場でにおいを作る)
    って、結構多くの人が「いずれできるんだろうな」的に考えたことが
    あるのだと思いますが、実際問題、どれだけの数の「香りのもと」を
    もとにどれだけの香りが作れるんですかね?

    2000の香りといわれても、素人にはそんなに世の中には
    香りがあったのか?という疑問さえうかんじゃうような・・・。
    • by March hare (11369) on 2004年02月21日 9時28分 (#500137)
      人間の鼻には約千種類の匂いの受容体が発見されていて、
      一万以上の違った匂いを識別できるそうです。一万というのは実際はもっと多いかもしれないとか。
      匂いには、視覚での色の3原色のような3色さえ用意しておけばどんな色でも作ることが出来る、
      というお手軽さは無いようですね。その点では鼻は目よりずっと複雑で精密な器官と言うことができます。

       実際鼻の役目は、世の中に存在する多種多様な化学物質を瞬時に識別して、危険な物で避けるべきか、
      食べることが出来るものかなどを判断するというものですから、
      視覚のように実際の波長は違うのに3色の基本的な色の混ぜ合わせでその波長の色が存在しているように感じてしまう、
      というような一種のアバウトさがあっては役に立たないのでしょう。

      鼻が識別できる化学物質の中には、化学者が何ヶ月もかけて合成しなければならない化学物質もあったり、
      毒性が強くて危険な化学物質もあったりするので、あらゆる匂いをその場で合成するというのは難しいでしょうね。
      親コメント
    • by uzume (19228) on 2004年02月21日 13時18分 (#500250)
      混合物としての香りを考えるならば、人それぞれ香り(臭い?)が違うように、
      無限の組み合わせがあるのでは?
      また、化合物の最も大きなデータベース(ChemicalAbstract)に登録されている
      化合物の数が2000年頭で約2000万種類ありますので、化合物単体の香りも相当数
      有ると考えられます。
      # すべての化合物が香りを持つわけでは有りませんが。

      さて、香りは濃度によっても感じ方が変化しますので、
      20種類の「香りの素」が有れば、少なくとも40種程度は簡単に出せるのでは?
      たとえば、アセトアルデヒドは高濃度で強い刺激臭を感じますが、
      低濃度では熟れたスイカのような臭いに感じます。
      他にも、インドールは高濃度でまさに大便の臭いですが、
      極々低濃度では古い花の香りに感じられます。

      今回の方式ですが、おそらく「香りの素」を気体にして混合する方式だと思います。
      これは、液相で「香りの素」を混合すると、各「香りの素」が独立して存在するのではなく、
      それぞれの間で化学反応を考えなければならないのと、
      蒸気圧の異なる化合物含んだ液体から、化合物を均一に蒸散させるのは難しいのでは
      無いかと考えられるからです。
      # あと、有機化学反応は必ずしも A+B → Cではなく
      # 大抵の場合 A+B → C + C' + C'' + C''' …のように副生成物が
      # 出るのが普通で、反応を厳密に制御することは難しい。

      で、気相で混合しても反応せず、香りを構成できるのは3種類の化合物の
      組み合わせぐらいでは…としてみると、20C3で1140種類でした。

      香りに関する文献としては、
      香りの世界をさぐる [amazon.co.jp], 中村 祥二, 朝日選書(1989)が詳しいので、
      興味を抱かれた方は一読をおすすめします。
      親コメント
    • by naruaki (2658) on 2004年02月21日 16時54分 (#500337) 日記
      プリンターのインクといえば、20種のうち、極端に減りが早いものって出てくるかも。
      カートリッジ丸ごと交換なボッタクリ商売なのか

      あるカートリッジが切れて、意図せぬ香りを排出してしまった場合はどうなるのか。プリンタの場合、紙1枚無駄になるだけだが。
      とはいえ、高級紙を無駄にしたときは泣けてくる。

      親コメント
  • spammerから送られてくるインチキ商法系の宣伝は、とても香ばしい臭いがするのですが、あれは時代先取りでしたか……。
     
    と、それはまあ冗談として、香りのするテレビとか、ラジオ・映画など、類似システムはいろいろと考えられますね。
  • メールを何通か続けて読むと、都度ちがう香りが出てきて、当然それは
    混ざり合って……。

    ということで、送信側の意図した香りをかぐには、受信側もそれなりの
    心構えが必要そうです。
  • メール送信者を勝手に判断して、送信者の年齢が35歳以上だと、受信者側で「おじさん臭(加齢臭)」が発生するようにすれば、

    やっぱ売れないなぁ。これじゃ。
    • by Anonymous Coward
      >メール送信者を勝手に判断して、送信者の年齢が35歳以上だと、受信者側で「おじさん臭(加齢臭)」が発生するようにすれば、 高校球児臭(汗臭い)、 オバタリアン(古っ!)、 女性専用車両臭(化粧とか食い物とか混ざって凄い)、 等々もよろしく! # そんな未来は嫌だ。
  • 写真と香りつきで季節の幸をメールで送ってもらえる未来とは。

    その写真と香りを味わいながら、パソコンの前で、ありがたく白ご飯を食うんです。

    #故郷の味も、デジタル化して「再生」させる事になるのかな。。。
    #<<<溜め息>>>
    •  そーいえば…

       だいぶ前に、松茸の香りを嗅がせる実験をTVで見ました。
      特に印象に残ったやりとりは、記憶に間違いがなければこんな感じ。

      レポーター「この箱の中は何だと思いますか?
      香りを嗅いでみてください。」

      こぎゃる「…(香りを嗅いで) 何だろ?あ、ハムスターだ!」
      その友人「…(続いて嗅ぐ) あ、そうだよ!ハムスターだよ!」

       たぶん私も同類でしょう。
      思いっきり笑っちゃったけど。
      親コメント
    • 法事もこれですませる。
      線香の臭いが。。。。

      # これは線香を買ってきて自宅で焚いたほうが安上がりと思う。
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 10時29分 (#500158)
    むかーしどこかで見ましたが、テレビでにおいを伝えるのだかなんだったかは忘れましたが、原理は同じですね。
  • ある香りの組み合わせは非常に臭いことが分かっていて、その香り情報を載せたメールは自動的にフィルターされるとか。

    。。。厭な発展だな。

    --
    むらちより/あい/をこめて。
  • by hpn_smile (11442) on 2004年02月21日 20時33分 (#500401) 日記
    そのうち、複数の『香りデバイス』が出てきて、
    「あー、おれのメーカのだと対応してないや」とか
    「コーディングが違うみたいで、微妙に匂いが違う」とか
    「○×のメーカーの方が、匂いの質が良いぜ」とかいう
    会話がされるようになるんだろうか。

    で。そのうち、デファクトスタンダードが決まったり、
    するんでしょうか。

    そんな時、Macユーザーは、
    「・・・まだ、対応してくれないの?」とか言ってたりして。

    #流行を追い求めないMacユーザーなので、ID
  • クライアント側で香りを合成するとなると当然、
    クライアントには香りの配合方法を渡さないといけないわけですよね。

    香料って普通は「何の成分がどの割合で」、というのは企業秘密で、
    プログラムで言うソースコードみたいなものだと思うのですが、
    それをネットで流してしまうわけですか?
    --
    1を聞いて0を知れ!
    • 香水のレベルだと配合の秘密があると思うけど、たとえば、オレンジの匂いとかは簡単な機械で解析できるので、むしろ配合比なんて公開されてるも同然。そのレベルならネットで流すこともできるんじゃないでしょうか?

      香水の中にはメルカプタン(だったかな)のような、強烈な臭いを必要とするものもあるので、そのバイアル瓶が何かの衝撃で割れたりすると思うと。。。ぶるぶる。
      親コメント
  • by yu_raku (419) on 2004年02月22日 20時19分 (#500897)
    これは香りの入力デバイスに相当すると思うのですが、実際に思い通りの香りを伝えるなら、入力側のデバイスが欲しいところですね。
    出力よりも、入力のほうが圧倒的に難しそうですが。
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 6時52分 (#500108)
    > 20 種類の香りのカートリッジを搭載した「Scent Dome」というデバイスを受け手側の PC に接続することで、最大で 60 種類の香りを伝えることができるのだという。

    デジタル放送になると、この手法で香りのするテレビも可能ですかね。
    • そのテレビで (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2004年02月21日 9時12分 (#500135)
      塩沢ときは見たくないなぁ。
      親コメント
    • そうすると、グルメ番組なんかで、
      「このいい香り伝わらないのが残念です!」
      みたいなことが無くなるかもしれませんね。

      応用できるものとしては、「テレビショッピング」みたいな番組。
      通販なんかでも利用できますね。
      商品をより具体的に知ることができるから、余計に家を出なくなりそう。

      さらに発展させて、手触りや形などをクライアント側で実現させるようなものも出てきそうですね。
      そこに香りと味を加えるともう立派な料理か。。。

      #悪用される場合も考えられますよね。
      #密室殺人とか
      ##もしくはグラビアアイドルなんかを自室に再現(違
      親コメント
      • by coco-natade (13903) on 2004年02月22日 9時00分 (#500668)
        >そうすると、グルメ番組なんかで、
        >「このいい香り伝わらないのが残念です!」
        >みたいなことが無くなるかもしれませんね。

         金が無くて一食抜いている時に、
        TVコマーシャルで旨そうな匂いがしてきたら…

        …地獄だ。
        考えただけでも恐ろしい。

        拷問にも使えそう…
        親コメント
    • by Asagi (333) on 2004年02月22日 3時01分 (#500610) 日記
      MIDIみたいな標準化が必要ですね。

      #雑誌でデバイスの比較評価記事なんかが載ったりするのだろうか。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 7時36分 (#500118)
    チーズバーガーの香りを送ってくるやつはぁ!
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 8時48分 (#500129)
    本当に任意の香りを合成できてしまったら 不特定多数を狙った毒ガス攻撃を危惧してしまいます
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 11時04分 (#500175)
    イヤなヤツのメアドに異臭を放つような設定をして送りつける。

    なんていうイタズラにも使えますな。
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 11時23分 (#500184)
    ディバイン出演の「ポリエステル」の話題がでないものだな~
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 12時06分 (#500206)
    当然、プロプライエタリな香りを違法に共有する人が現れたり…

    オープンパヒュームなんて言葉が生まれたり…
    クローズドパヒューム・シェアードパフュームなど様々。
    • by Anonymous Coward
      汗臭い香りをパテントで抑えられてしまい、汗臭いと訴えられるので
      泣く泣く毎日風呂に入らなくてはならなくなるヲタどもとかが出てきたりしたら素敵かも(w
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 13時18分 (#500251)
    遠隔地医療に有効だと思うのですけど。どんなもんでしょ?
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 16時23分 (#500322)
    そのうち、

    おりばー による XX-04-25 17:20 の投稿,
    いきなり来たらゴミ箱直行 部門より.

    Anonymous Coward曰く、"あの某議員が、香りつきメールを利用した選挙活動を計画しているという…

    #ってことになるのか?
  • by Anonymous Coward on 2004年02月21日 17時16分 (#500344)
    小銭の音でいいですか?

    #落語を思い出してしまった。
typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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