vOICeで携帯電話が盲導犬代わりに!? 71
ストーリー by GetSet
「見る」楽しみをデジタルで 部門より
「見る」楽しみをデジタルで 部門より
tetsuya 曰く、 "vOICeというソフトウェアをご存じだろうか? これは、IEEE Spectrumに紹介されている、PCに接続されたカメラの映像を音声信号に変換するソフトウェアだ。64x64ピクセルのモノクロ画像に対して、上下方向を64の音階に、ピクセルごとの明るさを4段階の音の強弱に変換し、左から右へ1秒でスイープする仕組みになっている。
このソフトを、ヘッドセットに搭載した小型カメラ、バックパックに入れたノートPCと組み合わせ、視覚障碍を持つ人にモニターしてもらっているとのことだが、しばらく使っていると物の有無や、大まかな形状が分かるようになるようだ。それどころかリンク先の一番下の方を読むと、‘U1’さんは箱に描かれている絵とその下に引かれた4本の線を、このシステムによって認識したという。"(続く…)
"タレコミ人もWebに掲載されているサンプルを聞いてみましたが、単純なイメージならぼんやりと感じられました。これは単純に凄い事だと思います。脳にインプラントするより遙かに低いリスクで、低コストで‘見ること’が出来るのですから。
更にこのソフト、Nokia 3650というカメラ付き携帯電話に移植されていて、個人で使う分には無料でダウンロード/使用することが可能ですが、日本の携帯にも移植を検討しているとのこと。試用してみたいユーザーや支援団体も募集しているので、興味ある方はinfo@blue-edge.bgまで英語で連絡を取ってみるのもいいでしょう。
尚、Windows版もダウンロード出来るので、興味を持たれた方は手元のWebカメラとステレオヘッドフォンでぜひ、試してみてください。"
聴覚との関係 (スコア:4, 興味深い)
イメージが踊ったり、脳が混乱したりするかも。
それと、生活音とかどの程度ノイズとして「見えて」しまうのだろう…
Re:聴覚との関係(ちょっとオフトピ) (スコア:2, 興味深い)
Re:聴覚との関係(ちょっとオフトピ) (スコア:2, 興味深い)
「あそこにファの音が見える」などと言ったり、
「お前の音はピンク色だ」とか言ったりする奇妙な人がいます。
# すくなくとも私は二人見ました
Re:聴覚との関係(ちょっとオフトピ) (スコア:1)
共感覚者は10万人に一人という割合だそうです。
音や色の他に、味に形が連動したり、(このチキンは尖った味が
する、巻き髭のついた味、等)、運動の感覚を伴うもの、複数の
感覚が喚起されるものなど様々で、複数感覚をもとにして特異な
記憶力を発揮することも。
また、カンディンスキーやナボコフなど共感覚のある芸術家も
多く、その作品に影響を及ぼしているといいます。
共感覚者の数(オフトピ) (スコア:1)
もっと多いんじゃないかと思います。
というのも、音の色に関しては他の人と同意しかねるものの
「丸い(柔らかい)音」「尖った(硬い)音」のような表現は
普通に使いますし、それぞれの音と言葉の対応は一度聞けば納得できました。
ここのコメントの数を見ても、音の色が見える人はちらほらいるようですし、
人間誰でも多少の共感覚を備えていて、
それだからこそ共感覚者の芸術が芸術として認められているのではないかと思います。
Re:聴覚との関係(ちょっとオフトピ) (スコア:1)
---adelie ・>
Re:聴覚との関係(ちょっとオフトピ) (スコア:1)
「生まれてこのかた音には色がついているものなので、みんなそうだと思ってた」
そうです。
全盲で色聴だと何がおきるんだろうね。
音楽が感情等とリンク可能なのは (スコア:1)
それらの各部品が脳内部でシームレスに扱われている証拠
なのでしょうか .
謝々々々 台湾宮廷料理海味館 名●屋市熊の前二丁目 ( MiniStop 対面 )
Re:聴覚との関係 (スコア:1)
それは俺もうっすら考えましたねぇ。近い音階の音が割り込んできたら大変だろうな、と。まぁその辺のことは当然作者サンも考えてるんでしょうが。
むしろラジオなりCDなりで、通常の曲を流しつつ映像となる音階をのせると、単なる音だけのコンテンツからプロモーションビデオが頭に浮かんで楽しそうだなぁ、なんて思ったり。‥いや流石にうるさくて聴けないかなぁ?
Re:聴覚との関係 (スコア:1)
もちろんモザイク部分を補間する形で…。
Re:ゲーム脳の発想と変わらない気がするな (スコア:0)
これで訓練したからといって情緒が欠如するとは思えない。
ただ、ドラマ内の電話音みたいな感じで似たような音が
入ってるCDが周囲で流れていると困るかなあ。
ケンイシイあたり。
カメラ付きケータイで視覚障碍者支援 (スコア:2, 参考になる)
簡単にいえば、テレビ電話で目の前のものを映し、遠隔地の人に解説してもらう。たとえばコンビニでおむすびの種類や価格を識別することもできる。街で案内板や目印となる建築物を見ながら歩くこともできる。
従来は視覚障碍者と介助者がペアで歩く必要があったが、テレサポートを活用すれば、視覚障碍者ひとりで街へ出ることができる。ただし、不測の緊急事態には使えない(たとえば駅のホームを歩いているときに「あっ、あぶない」と対処するのはすぐ横にいる人でないと無理)。
現状、通信費用がかさむそうですが……。
Re:カメラ付きケータイで視覚障碍者支援 (スコア:1)
人工知能になれていないPCに任せるより天然知能に任せたほうが
高性能なわけですね。
作曲してみました (スコア:2, 興味深い)
適当に点を打ちながらループなやつを作ってみました。
シぐらいから3オクターブ上のドぐらいまであるので、それなりに出来ます。
ただし、聞き慣れた12音階ではなく19音階ぐらい?でしょうか。
縦軸が対数軸になってるので、使いやすいです。
# ずーっと聞いてるとやばい気分になるかも(笑
Re:作曲してみました (スコア:1)
方法論としてはAPHEX FACE [hotwired.co.jp]な感じですかね。あっちはもっと細いし、そもそも知覚させることが目的ではないんでしょうが。
#こっちの使い方のほうが楽しいかもしれない...
大きな可能性 (スコア:2, 興味深い)
というのもこれは視覚として捉えるものを音声で代替するわけであり、別にそれが可視光ではなくとも例えば赤外線とか熱源からの情報を提供することができる可能性があるわけです。
これを応用することにより視覚を音声化することにとどまらず「第三の目」として視覚を阻害する事なしに情報を装着者に伝える事ができるわけです。(もちろん訓練は必要でしょうが)
もちろん本来の目的とはかけ離れていますが……。
Re:大きな可能性 (スコア:1)
# 視覚と電波、視覚と化学活性度、視覚と磁力線、etc...
まだまだ人間の脳による発見の余地は多いですから。
発想じたいは前からあるのかな (スコア:1)
映像を音声に変換して認識する盲目の天才がでてきますね
でも、それを本当につくってしまうというのはすごい
音声は、文字より情報量が少ないけど、訓練していったら
目の見えない人でも普通に歩けるようになるのかな
Re:発想じたいは前からあるのかな (スコア:2, すばらしい洞察)
おそらく画と言う意味で文字と書いたと思うのだけれども、一応つっこんでおく。
一般的にいえば情報量は文字<音<画像でしょう。
で、動画、空間と続くかな。
っていっても厳密にいえば量で比較しても意味ないことなので密度って意味ですが。
さらに密度っていっても基準が違うので感覚ですが。
本物の視覚で無くとも問題ないのかもしれず (スコア:1)
ただ、この場合は慣れてしまうと、感覚的には視覚というより、コウモリの聴覚と大差ない感じがしますが。(周波数帯が違うだけで)
Re:本物の視覚で無くとも問題ないのかもしれず (スコア:1, 興味深い)
「コウモリの聴覚」は反射時間に基づくだけで周波数は特に関係なく、
今回ので周波数は、上下方向の識別に使うようですよ。
#面倒くさいのでAC
Re:本物の視覚で無くとも問題ないのかもしれず (スコア:1)
以前ググった時は別の論文で分りやすいところがあったのだけど見当らず…
犬ではなく機械で・・・ (スコア:1)
Re:犬ではなく機械で・・・ (スコア:0)
個人的には盲導犬よりも、あの白い杖であちこちを叩いているイメージの方が強いですけどね。
(以前に一度、あの杖で背中を何発か叩かれて嫌な目に遭ってますんで。どうして地面以外も平気で叩きまくるのやら。そういや、ガラスを割ってしまったのも一度目撃。)
Re:犬ではなく機械で・・・ (スコア:1)
私はいつも、目で他人を「叩き」まくってますけど:-)
Re:犬ではなく機械で・・・ (スコア:0)
自分で半日試してみればよろし。コストも大して掛からん。
まあ慣れない人間がやると他人に迷惑が掛かるので自宅で。
言葉で聞くより実感するのが早道だろうし。
Re:犬ではなく機械で・・・ (スコア:0)
ゲームに応用 (スコア:1)
これが発展すると (スコア:0)
空識覚みたく、「新しい感覚器を作る」なんてのはできませんが、
たとえば触覚(痛み刺激)を使って似たようなことができないかなぁ、
とは思っていたのですが。
赤ん坊の頃にトレーニングできればいいな (スコア:0)
人間の脳の解析能力に期待することでコストが安くなるのがすてき。
#コストと利用しにくさが普及を妨げるのでAC
Re:赤ん坊の頃にトレーニングできればいいな (スコア:1)
リンク先をモニターの人は後天的な視覚障碍のようですね。つまり一度視覚的な情報の処理に脳が慣れているわけです。(モニターの人が「見えた」ときの例えとして目が見えたときの話を使っている。)生まれたときから視覚を持たない人の場合も同じような効果を得られるのかが気になります。ただ慣れるのに時間がかかるだけというなら、たいした問題ではありませんが。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
後はステレオ化? (スコア:0)
うーん、本当かなあ (スコア:0)
>単純なイメージならぼんやりと感じられました。
わたしゃさっぱりわかりませんでした。ましてや文字なんか判別できそうにありません。暗闇に人がぽつりと立っているくらいならなんとか・・・?
とりあえずでかいヘッドホンがネックでしょうか。視覚を補うヘッドホンでまわりの音が聞こえないせいで事故起こしたりして。
Re:うーん、本当かなあ (スコア:1)
ただ、これをつけることで、実際に外から聞こえてくる音の方が遮断されないか、ちょっと心配ですね。
目の見えない人は、足音や白い棒でこんこん叩く音などで、自分がいまいる部屋の広さや、障害物などを認識すると聞いたことがあるので。
use Test::More 'no_plan';
Re:うーん、本当かなあ (スコア:1)
僕の友人に一人先天性の全盲の人がいますが、彼は空気の流れや音の反響で空間感覚を持っている様子でした。また、メールを読むのにスクリーンリーダーを使うのですが、少なくとも大学ではそのためにヘッドホンを使っているのを見たことがありません。想像するに、全感覚を支配されるのはやはり危険なのではないかと。
ただ、いろいろな可能性を感じさせる技術・事実であることは確かだとおもいます。
Re:うーん、本当かなあ (スコア:1)
The vOICeのページの右側44K WAV soundscape [seeingwithsound.com](注:WAVファイルへのリンクです)が雰囲気をつかみやすいと感じました。
左手の何もないところは目立った音はなく、壁の立ち上がりで音が立ち上がって、扉とおぼしきところで音がとぎれるように小さくなり、さらに右手で壁が上下に広がるところで上下の音域が広がりながら音量が上がっていくという感じになっています。
絵を見たり、目を閉じたりしながら10回くらいヘッドフォンで聞くと雰囲気がつかめると思うんですけどいかがですか?
Re:うーん、本当かなあ (スコア:1)
Re:うーん、本当かなあ (スコア:1)
Re:信号か? (スコア:1)
「音声信号」に変換するんですか?
音声でしょ。
途中の回路では電気信号だったから
情報伝達の意味で「音声信号」っていう表現になったことを
ひきずってたりしますが、現状では一応区別してほしいなぁと
思います。
音を使った指示なんかでも信号機などの人に対する指示では
音声とか誘導音といって、
コンピュータに入力することに特化したマイク入力などの
音声信号とは区別しします。
# 面白くならなかったのでがっかり。
Re:音声か? (スコア:0)
オーディオコーデックも音声信号
この技術が使用する音の質に関して、なにも限定してないし
Re:音声か? (スコア:0)
あと、テレビ送信機では映像出力をVisual Power、音声出力をAural Powerと表すのが普通です。
Re:音声か? (スコア:0)
テレビで音声に特化したチャネルはなくて、音一般を
通すチャネルしかないからボイスとはいわない、それに
対して電話は基本的には音声のみをとおすチャネルしか
な
べつに、いいんじゃないの? (スコア:0)
それよか、"vOICe"っていう表記のほうがACには気になります。
ACの脳が認知を拒否するんです、はい。
Re:べつに、いいんじゃないの? (スコア:1, 参考になる)
VとEはうまく使えなかったのかなぁ
まぁまぁ。「電気を付ける」だっておかしいじゃん? (スコア:0)
インターネットするがおかしいと主張するなら、「電気を付ける」という表現を使っちゃいけないよね。それと似たようなもんかと。
Re:まぁまぁ。「電気を付ける」だっておかしいじゃん (スコア:0)
「電気を点ける」あるいは「灯ける」では?
Re:まぁまぁ。「電気を付ける」だっておかしいじゃん (スコア:1)
--コンデンサ
Re:音声か? (スコア:1)
「音」と「声」らしいよ。人の声を意味するんなら、単に声でいいのでは?
Re:音声か? (スコア:1)
Re:funny characters (スコア:0)