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7733 story

情報の流れは無断引用が作る? 67

ストーリー by Oliver
引用と転載と話題の転用 部門より

SIA曰く、"「多くの人に読まれているウェブログ作者が、必ずしも独創的なアイディアを最初に思いついているわけではない」という調査結果を米ヒューレット・パッカードの研究所は発表した。これはweb上での話題の伝播を解析した結果とのことだが、その結果が実に興味深いものであった。(WIRED NEWSより) 研究所ではウェブログ間の情報の流れを図式化する新技術を使って、人気ウェブログサイトの作者がより知名度の低いウェブログから頻繁にテーマを拝借しており、しかも多くの場合その出所を明示していないことを発見したという。また話題がしばしば、比較的知名度の低い複数のウェブログに表われたのちに、より知名度の高いサイトに登場することを 発見したという。
もともとこの法則を発見するきっかけは、新しい検索エンジン(アイランク/iRank)の開発中に発見したものだというが、データは正直というかネットにおける情報伝播の実態を赤裸々に示していると思われる。"

一次情報 (研究発表1研究発表2デモ)へのリンクを含めた上で、リンクをたどらなくても十分に話題がわかる情報を単体でも含んでいれば、もともとネタを知るきっかけとなった二次/三次/四次情報源へのリンクはもはや必要ないともいえる。ネタ元へのリンクを加えることによる付加価値の有無を見極めた上で決めるべきである。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • まあ (スコア:5, すばらしい洞察)

    by sic666 (20316) on 2004年03月13日 8時37分 (#513592) 日記
    タレコミあっての/.ってのと同じようなモンです。

    -------------------
    違う?
  • え~、ダメ学生の代表として、記念カキコ。

    引用の仕方の手引き~Library of Congress [loc.gov]

    ちなみに、うちの学校では、論文書くとき、 Modern Language Association (MLA)形式 [commnet.edu]に沿って書く決まりになってます。

    これに沿って書かないと、学校首になる(ほど厳しい)ので、締め切り真際には、徹夜でハイになった状態で、充血した眼をギョロギョロさせながら、必死にチェックする事になるのです。最近では、スプレッドシート(もちろんOpenOffice)に、データベース化の真似事をして管理してますので、少しは楽になりました。

    よく、ソースは?と2chで書かれてますが、それがシステマチックに徹底追求されているような物かと。詳しいことは、リンク先をご覧下さい。色々と、引用の仕方・書き方にも色々あるみたいです。(ここあたり、細かいところ等、先輩・識者の方にお願いします。)

    /。的には、学校の先生によれば、MLAでの、htmlの引用の仕方、どの様な形式を使うべきなのか、混乱しているとか。ここあたりも色々、皆様の様な、ITの先生方に、良い引用の仕方を教えて頂けると、嬉しいかと。

    #学校の先生は、インターネットの怪しい情報に対して、とても懐疑的です。当たり前ですが。それは、インターネットに氾濫している、ただの根拠のない風説だとか、都市伝説だとか、陰謀論等を引用された日には。。。。その為、academic journalオンラインサービス等の真っ当なソースの使用が奨励されてます。(それでも本に頼れないのは、これ以上の学校の図書館の拡大が、土地代高いので出来ないという現実もあるんですけど。)
  • 「無断」引用って… (スコア:4, すばらしい洞察)

    by U-Chan (6901) on 2004年03月13日 10時38分 (#513635)

    もともと引用ってのは、無断でやって良かったと思うんですが。

    もっとも、

    しかも多くの場合その出所を明示していないことを発見したという。

    ってなことなので、多くの場合は「引用」の要件を満たしていないわけなんですが。

    ……あ、ひょっとして日本の著作権法と、米国の著作権法とでは、「引用」の扱いが違うとか?

    • by Lycurgus (13027) on 2004年03月13日 12時04分 (#513669) 日記
      仰るとおり、無断でやって良いものですから、「無断」引用というのはおかしな表現なのですね。
      結局、正当な引用 [goo.ne.jp]と、(出所が明確にされていない等で)不備があり、法律上の要件を満たしていない引用、
      さらには単に「紹介」、「借用」しただけで、引用とは呼べないものの区別がついていないから、
      こんなおかしな表現がまかり通るのですね。

      新聞に頻繁に「無断引用」なんて出てくるため、引用の際にも許可が要ると勘違いする
      人が結構いるみたいですので、困ったものですね。
      (案外、引用して批判されるのが嫌なので、わざと誤解を招く表現を使っていたりして……)
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年03月13日 17時10分 (#513750)
        未だに「無断引用禁止」と書いてるサイトがありますからねぇ。

        ところで、タレコミのタイトルってネタかと思っていました。
        当然の事を書いただけで「すばらしい洞察」がつくことに違和感を感じるナァ。
        親コメント
  • by seraph (40) on 2004年03月13日 9時40分 (#513608) ホームページ
    と思えば腹も立たない。
    世の中の99%以上のものは過去の誰かの焼き直しなのだから。
    --
    -- みずき
  • 「情報」を (スコア:2, すばらしい洞察)

    by virtual (15806) on 2004年03月13日 9時43分 (#513611)
    「噂」で置き換えてみると当たり前な気がするけど。

    無断引用は75日 [google.com]くらいで収束するという研究結果は無いのでしょうか?
  • by Anonymous Coward on 2004年03月13日 9時44分 (#513614)
    blogというよりはニュースサイトですが、
    あるページを紹介するときに、そのページを知るきっかけになったページを
    いちいち「○○より」って書いてあるのは好きじゃないですね。

    「徒競争でみんな手をつないでゴールしましょう」的な
    気持ち悪さを感じてしまいます。

    情報源として優秀なサイトだと推薦したいならば、
    柱リンクとかに入れればいいことです。
    • Re:間違った思いやり (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2004年03月13日 10時44分 (#513638)
      一時情報源の内容を、その周辺情報まで含めて自分で調査・消化してまとめてるようならかまわないかもしれませんが、「知るきっかけになったページ」の要約書いてる程度ならそのページを紹介しておくのは無難じゃないですかね?
      親コメント
    • 自分の場合は特に違和感はかんじないなぁ。
      他人が物事に対してどう考えているのかってのは気になるから、事項を紹介されても引用元がないとそこで思考が終わってしまう。
      親コメント
    • by G7 (3009) on 2004年03月13日 14時49分 (#513716)
      >あるページを紹介するときに、そのページを知るきっかけになったページを
      >いちいち「○○より」って書いてあるのは好きじゃないですね。

      それって思いやりなんでしょうか?
      少なくとも俺は、そう書く際には、
      「思いやって」そうしてるという意識は無いです。

      俺が書くのは、むしろ自己の思考の説明(つーか場合によっては弁護?)だな。
      俺がこういう思考に至ったときの参考にしたサイトなどを
      (自分の意識にとって)時系列に紹介することで、
      読者の脳を自分の脳と「同じメに合わせる」のね。

      >情報源として優秀なサイトだと推薦したいならば、
      >柱リンクとかに入れればいいことです。

      柱ってのが何なのかはよく理解してませんが、
      それってつまり、ローカル変数とObjectメンバ変数とは違うよ、っていうのと
      同じ議論だったりしませんか?
      つまり、「今このコンテキストでは意味の有る」リンク、ってものは
      よく有りますから。

      ところで、「柱に入れる」のは、間違った思いやりではないのですか?
      親コメント
    • いつも優秀とは限らないからじゃないかと
    • 柱リンクってなんですか?
      • by druaga (13366) on 2004年03月13日 11時35分 (#513659) 日記
        /. の左にあるやつじゃない?
        最近じゃたいがいのページにあるけど。

        そういえばフレーム使ったページ減ったなあ。 もうフレームははやらない?
        ページ内のリンク"#hoge" を使った縦長なページも少なくなってきた気がする。

        hp はhtml ページデザインのはやりすたりも科学的に研究してみないかね?
        最近はデザイン的に柱を含み更新方法はblog 形式のページが増えてきた、とかね。

        親コメント
        • by druaga (13366) on 2004年03月13日 11時58分 (#513667) 日記
          やっぱ通常慣れ親しんでいる本や新聞のレイアウトにリンクがついてる
          くらいのデザインのページの方が好まれるんでしょうか。
          # 巻物ってあまりなじみないし
          # そういえばハリーポッターには喋る新聞がありましたね。あれに近いかも。
          blog は覚え書きノートみたいな物ですかね。

          極論ですが、それだったらページ一枚毎にpdf でもいいような。
          ツールを使って書いてる人にはhtml ファイルがテキストである必要って無いですよね。
          レイアウトも崩れませんし。
          そのうちapache にmod_pdf が実装されたりして。

          親コメント
        • by G7 (3009) on 2004年03月13日 14時43分 (#513715)
          >/. の左にあるやつじゃない?

          俺はいつもすっきりライトモードなので、
          「左の人^Hやつなど無い」としか思わなかったり。

          あと、ああいうのを、サイトによっては(?)スタイルシートで出してる(ってんだっけか)もんだから
          w3mで見たら全然レイアウト変わって不便だったりすることも頻繁に。

          まあいずれにせよ、特定システムへの依存性のある書き方は
          出来れば避けたいな。
           
          >フレーム使ったページ減ったなあ

          ○1枚ページじゃなくフレーム分割すると、制御がウザくなる
          ○ブロードバンドとかの普及で、転送量を「最適化」することのニーズが減った

          ○スタイルシートとかで、デザインの再現性が増した
          ○テンプレートエンジンとか(つーか日記エンジンの機能とか)で、デザインの再利用性が増した。
          (つまり、「フレームという名のお仕着せのデザイン」を使う理由が減った。)

          >ページ内のリンク"#hoge" を使った縦長なページ

          Javadocみたいなもの(^^;では今でも重宝しますね。
          さすがに1メソッドごとにページ分かれたら鬱陶しいので。
          親コメント
  • by masa (75) on 2004年03月13日 10時21分 (#513629) ホームページ

    以前から議論されている話題ではありますが、今回の記事はタイトルが必要以上に煽っている感じがします。

    今回のストーリーでこういう「繋がり」に興味を持った人は、 記事に言及しているサイト [ishinao.net]や、すこし前のブログのピラミッド [hatena.ne.jp]あたりによくまとまってると思うので、このあたりを起点にぐるぐる辿ってみると面白いんじゃないかと思います。

    個人的に心に残っているキーワードとしては、情報の取捨選択(フィルタリング)、スケールフリーネットワークあたりをあげておきます。

    • Blog Epidemic Analyzer FAQ [hp.com](デモの解説ページ)をざっと読んだのですが、「たとえばPageRankではリンクに基づいているから、出典が明示されていない場合には、発信源のランク付け/評価がしかるべき値よりも低くなる。そういった場合でもiRankでは本文を解析して伝播方向などを推測するので、しかるべき評価を行うことができる」とかいうことでしょうかね。

      ところで、「タイトル煽りすぎ」について。「情報伝播と煽りタイトル」にまつわる内容が、同FAQの10. Why do bloggers kill kittens? [hp.com]という項目に書いてあります。おもろいのでご一読を。

      親コメント
      • by airhead (13423) on 2004年03月13日 19時56分 (#513819) ホームページ 日記

        FAQに連絡先が記されていた研究者の一人、Eytan Adarさんに「日本ではこう伝えられていて、伝言ゲームはまだ続いています。FAQ.10を訳して投稿していいですか」とお伺いをたててみたところ、内容を楽しんで快諾していただけました。で、以下に。

        10. なぜbloggerたちが子猫を殺すなんてことに?

        • この研究の当初の目的は、「情報がblog空間をどのように広がっていくかを解析できたらいいな。これはbloggerたちによって難問になっているから、それが起こる様子を我々が推定しよう。これを使えば、『ポピュラーなblogが情報の発信源なのか否か』さえも解き明かすことができる」というようなものでした。善い悪いではなく、物事のありさまを解明しよう、というだけのものでした。
        • 金曜日のこと、Wired [wired.com] はフロントページでこの難問を伝えました。「警告:blogに感染性の疑いあり。ほとんどのポピュラーなbloggerは真の発信源ではないということをある研究が突き止め、多くの人が持っていた疑いを追認することとなった。彼らは他の、知名度の低いblogから素材をくすねる要領を心得ている」。これはWired内のかなり正確な記事(筆者は我々を取材し、論文も読みました)の、刺激的な蒸留でしょう。
        • すぐさまSlashdot [slashdot.org]は(Wiredの記事に基づいて)「bloggerたちの剽窃が科学的に証明された」と結論付けました。
        • それはMetafilter [metafilter.com]で「多くのbloggerは間違いなく盗人」というように取りあげられました(ここまですべてが金曜の昼までの出来事)。
        • 現在の曲線に基づけば、遅くとも月曜には我々の研究を「bloggerたちが子猫を殺す!」[*]と伝える記事が出てくるだろうと、予想せざるをえません。

        子供のころ、伝言ゲームをしませんでしたか? 我々は次のプロジェクトで、伝播に替わって突然変異をとりあげることになりそうです... :)

        Blog Epidemic Analyzer FAQ
        10. Why do bloggers kill kittens? [hp.com]

        [*]は直訳ですが...「ひとりよがりのbloggerたち!」とかの方が適当かな、はは。

        親コメント
  • 必要ない? (スコア:2, 興味深い)

    by YOUPohwa (17275) on 2004年03月13日 10時27分 (#513631) ホームページ 日記
    リンクをたどらなくても十分に話題がわかる情報を単体でも含んでいれば、もともとネタを知るきっかけとなった二次/三次/四次情報源へのリンクはもはや必要ないともいえる。

    他人が書いたものを参考にして自分が物を書いたら、そのことを明示しておくのはごく当たり前のことだと思っていましたが、そう考えない人も多いのですね。

    # n次情報を発信する人にとって、n-1次情報のソースを
    # 明示するだけのことが、それほど大きな負担だとは
    # 思えないんだけどなぁ。

    n-1次情報のソースがなければ、読む人にとってはn次情報を発信した人が独力で1次情報を探し当てたようにしか読めないわけで、そういう誤解を受けるのは、n次情報の発信者にとっても歓迎すべきことではないでしょう。

    # 「情報のタダ乗り」というか「他人の褌で相撲取りっぱなし」
    # になると居心地悪いし。
    --
    yp
    • by wtnabe (16084) on 2004年03月13日 10時43分 (#513637) 日記
      問題は出典の明示方法ががどれだけ扱いやすい形になっているかってこと
      じゃないでしょうか。

      例えばスラドのタレコミは基本的にだらっとした文章の中にリンクを埋め
      込んでいくスタイルだから、必要以上のリンクが埋め込まれていると
      うっとうしく感じるってのは確かにあります。

      一般論として通じるかというとちょっと疑問ですけどね。書いている文章の
      ボリュームやスタイルによるでしょう。比較的長めで、アカデミックなスタイルを
      好む人は参考や出典を列挙するのが当然だと思うだろうし、スラドのタレコミ
      みたいな短めの文章の中にリンクを埋め込んでいく場合はあんまりあると
      うざいと。

      blog って意味では後者の方が主流なのかもしれません。ま、今回の話は
      blog の調査ですし。
      親コメント
  • blockquote を (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年03月13日 12時24分 (#513672)
    blockquote を本来の意味でちゃんとつかえっちゅー話だよね。
    ちがう?
  • by Anonymous Coward on 2004年03月13日 12時25分 (#513673)
    最近、愛知万博のリンク問題 [srad.jp]、gooBlogの著作権問題 [srad.jp]みたいなタレコミがあったせいで、
    タイトルに関して、ぱっと見で誤解招きそうですね。タレコミ元からしてそうなっているんだけど。
    魚がいる場所・刺身を売ってる所に関する調査であって、ジグザグ操業の是非じゃないですよね。

    ●魚がいる場所
    活きのいいネタを仕入れるのは、人付き合いに追われてしまいがちな有名なサイトより
    暇を持て余している無名サイトのほうが、情報検索に熱心だったり、情報精度の心配が
    要らなかったりするので当然ですね。暇人ほど雑学に強いと。
    スチャダラパー「暇の過ごし方」という曲に、発想も暇あってこそ生まれるみたいなフレーズがあります。

    ●刺身を売ってる所
    日記系、blog系、ニュース系、フォント系…呼び方は色々でコンテンツも微妙に違いますが、
    そもそも、ガツガツとニュースサイトを巡るより、管理人への共感が先にあるような気がします。
    本当に重要な情報を持つ人々には強いつながりがあるのではなく、
    重要な情報を持っている人の意見を内輪に広げている
    とはタレコミ元に書いてありますね。
    「くだらない日常を通して人柄に触れに来てる」という目的のほうが強くて、
    「独創的なアイデア」なんか期待していないのは、ネタ元としての巨大掲示板の存在が
    割れてしまっているという事もあるのか知りませんが、たまに「祭り」になった時には
    リピーター以外の読者がやって来ると。

     ところで…日本ではしばしば権威的なものが垂れ流す情報が重いとされますね。
     それは単純に、有名人の人柄に触れたいという事でもあるんでしょう。
     先見日記 [nttdata.co.jp]なんか、「名前に反して」とてもつまらないと思う。
     坂本龍一とnanoloopに見る一例をとれば、2ちゃんねる(02/01/15) [geocities.co.jp]と先見日記(2003/11/09) [nttdata.co.jp]の開き。
     すべての料亭が美食倶楽部ではないんですが、雰囲気に飲まれて納得しちゃうような。

    スパム業者が、有料の釣り場に誘導する「google爆弾」に耐性をつけると書かれてますが、
    結局googleなどにとって、機械的に一次情報を表示できるかどうかという点で興味深いだけで、
    「強いつながりを持った人々」にとっては関心・価値の無い、ランク付けなんですね。
    無名サイトにこそ価値ある情報が埋まっているという話ではなくって。
           
    ●漁法の是非
    タレコミ元を誤解した話題ですが、ちょっと思っている事があって…
    普通の人は刺身を食べるときに、鮮度や産地は見ても漁法なんかは気にしないと思うのですが、
    現実には、漁師間で問題が起きていることもあるのと同じように。
    無断引用を快く思わない人間にはblogは出来ない…という面もあるでしょうけれど、
    そうしたblogばかりでは無くなった時に、問題が起きるかもしれない。
    無断引用や転載の仕方によっては、快く思わない人がいたり、傷ついたりする人が出てくる。
    それは無料で場所を提供する企業にとっては面倒な問題でしょう。
    先のgooBlogを善意的に解釈すれば、著作権を一元化する事で相互参照を認め合うblog文化を
    初めてblogに取り組む人に解るように明文化しようとしたとも考えられますね。
    でも、悪意ある引用の抑制にはなりません。

    某雑誌の無断転載 [itmedia.co.jp]も、された側にとっては「広めてもらった」なんて感謝よりも、
    余計な尾ひれつけられたせいで、例えば掲示板に○○のロムはどこで拾えますか?
    みたいな書き込みが増えていい迷惑だとか。
  • そもそも (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年03月13日 18時12分 (#513763)
    >多くの人に読まれているウェブログ作者が、必ずしも >独創的なアイディアを最初に思いついているわけではない 「人気のあるウェブログというのは、いかに他のヴェブサイトや マイナーブログから情報を拾ってくるか」ということだと 思っていたのですが、世間の常識は違ったのでしょうか?
  • この元記事は、一次情報へのリンクを含めた上で云々、
    という議論をするときの引用としては適当ではないと思います。
    たとえば3次情報源を元に4次情報源を書いたときに、
    少なくとも3次情報源へのリンクをつけるべきだ、
    という主張でしょう?70%も落ちてるんですから。

    でもWeblogはそういうものだと思えば良いのかもしれないし、
    /.Jへのタレこみはそれと一くくりにして考えなくても、
    良いんじゃないでしょうか。それとも、/.Jへのタレこみも
    そういう不正確なリンクばかりだということなのかな。
    ---
    編集者のコメントが単なる愚痴に読めたのでID。
    • 俺詳しく無いけど、米では1次著作物の表示が必要なはず(曖昧な記憶だが)。
      法律は国によって違うので、「こうするべきだ」と言う定義自体が違う。
      日本ならば、日本の法律に従う必要がある。

      俺#513748で別の枝の話で、日本の著作権法について書いた。
      親コメント
  • by sic666 (20316) on 2004年03月13日 11時22分 (#513653) 日記
    無断引用と引用元を明示しない事とは別なのに一緒くたになってるから、
    話の流れが定まらないのだ。
    元URL書いて、そこにトラックバックしてても事後報告だしねえ。
    • by chanbaba (13080) on 2004年03月13日 17時03分 (#513748) ホームページ
      無断引用とは、事前許諾を得ない行為なのだろうか?

      著作権法の32条に「引用」48条に「出所の明示」と言う奴がある。
      http://www.houko.com/00/01/S45/048.HTM

      >(引用)第32条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

      >(出所の明示)第48条 次の各号に掲げる場合には、当該各号に規定する著作物の出所を、その複製又は利用の態様に応じ合理的と認められる方法及び程度により、明示しなければならない。
      >1.第32条、第33条第1項(同条第4項において準用する場合を含む。)、第37条第1項若しくは第3項、第42条又は第47条の規定により著作物を複製する場合
      (以下略)

      著作権法の引用とは「公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの」を言い、その際には「その複製又は利用の態様に応じ合理的と認められる方法及び程度により、明示」する必要がある。
      この場合は著作者に許諾を得る必要は無い。
      web上だと、リンクを張るとか、URLを明記するとかが「合理的と認められる方法及び程度」を指すんだと俺は思っている。
      この出所の明示をしない場合は、

      >第122条 第48条又は第102条第2項の規定に違反した者は、30万円以下の罰金に処する。

      と言う事になっている。民事でも複製権や人格権の侵害で責められる可能性がある。

      で、「無断引用」ってそもそも合法行為。
      合法行為を規制出来ることの様に扱うのは「なんだかなー」と思うけど、ここではリンクを張らない事を「無断引用」と言っているんじゃないの?
      米では引用の定義も日本とは違うと聞いたことあるけど、実際はどうか知らない。
      親コメント
      • 「そもそも」を論じて良いのであれば、 いわゆるニュースサイトのようなURLとタイトルだけというような扱いの場合、引用ですらなく情報の再利用にしか過ぎないと主張します。
        もちろん、情報源サイトが付けたコメントを引っ張って来ているならば、それは引用になりますが、ここで論じられているのはそう言うことではないでしょう。

        個人的には、情報源を書いておくことはクレジットという礼儀以上に、後でその情報に対する議論とかが起きたときに、情報源サイトの人とかがどんな言及していたか探すのに便利なので、出来る限り書いておくようにしています。この点は最近は blogmap がかなり効率よく集めてくれるので助かっていますね。

        そういえば、出典の明示方法の見やすい書き方みたいなのがあれば教えて欲しいです。 私は、そのまま

        [ blogmap [ishinao.net] 経由、 slashdot [srad.jp]から ]

        みたいな書き方をしています。 前述の理由から、情報源サイトがさらにその出典を書いていればそれも出来る限り残したいのですが、ちょっと冗長かな、と悩むことも多いです。

        親コメント
        • 「いわゆるニュースサイトのような」の定義が何を指すのかにもよるが、日本新聞協会のサイトには
          http://www.pressnet.or.jp/info/seimei/shuzai/1001copyrightkenkai.htm
          http://www.pressnet.or.jp/info/seimei/shuzai/1002copyrightnet.htm
          がある。

          「URLとタイトルだけというような扱いの場合」と、そうでない場合ではどうなんだろうか?
          共同通信社などからの情報を元に新聞社が書いた記事の著作物性と、その新聞記事を批評したり、その記事を元に意見を述べる場合の二つがあると思うが、特に前者に関して新聞協会の考えは理解出来ない。

          >また、通常は質的にも量的にも、引用先が「主」、引用部分が「従」という主従の関係にあるという条件を満たしていなければいけないとされています。つまり、まず自らの創作性をもった著作物があることが前提条件であり、そこに補強材料として原典を引用してきている、という質的な問題の主従関係と、分量としても引用部分の方が地の分より少ないという関係にないといけません。

          と新聞協会は言っている奴がね。
          「あの記事は糞だ」と批評する場合の引用では質的にも量的にも満たす必要はない気がする。
          質は「糞」と言う批評に質があるのか良く分からんが、量は少なくなるよね。
          でも、この量って話は、某タイヤメーカーが山の絵を使った判例を基にしている気がしてならない。

          また、「新聞・通信社が発信する情報をご利用の際は、必ず発信元にご連絡ください」のサブタイトルの中では

          >引用や、記事の要旨紹介などで、法的には著作権者の承諾なく使えるというケースでも、本当にその条件を満たしているかどうか、微妙な場合も少なくありません。

          と新聞協会は言っている。
          「必ず発信元にご連絡ください」の「必ず」が何故存在するのかが、「そもそも」の「無断引用」の話の様な気が俺はする(日本での話)。

          ついでに、
          出所の明示に関しては、日本は引用部分の出所を明示すれば良いはず(米は違うと聞いたことがある)。
          親コメント
  • 一次情報 [searchina.ne.jp]

    二次情報(詳細不明。ニュースとして扱われたと聞くが・・・)

    三次情報 [plala.or.jp]

    その後については語るまでもなく :)
  • by Anonymous Coward on 2004年03月13日 9時44分 (#513612)
    >比較的知名度の低い複数のウェブログに表われたのちに
    「あ~、この話題って流行ってんだ。
    スルーしようと思ったけどウチは人気サイトだから一応、取り上げておくか。
    こんだけ流行ってるんならリンクはいらないよね。
    知らなきゃぐぐれ。」
  • by Anonymous Coward on 2004年03月13日 9時44分 (#513613)
    個人ニュースサイトやってる人の間ではすでに常識な事を いまさら発見といわれても。 ねぇ
  • by Anonymous Coward on 2004年03月13日 10時19分 (#513626)
    でアクセス制限しますか?
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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