「オープンソース保険」を販売するスタートアップ 11
ストーリー by Oliver
安心を金で買う 部門より
安心を金で買う 部門より
MIYU曰く、"ニューヨークの新興企業Open Source Risk Management社(OSRM)がOpen Source Business Conferenceで、オープンソース訴訟保険などの販売開始の発表を行う予定だ、とIT Media Enterpriseが伝えています。
SCOによる一連の行動によって、オープンソースに著作権訴訟・特許侵害訴訟・不正競争や商秘密の不正流用などによる訴訟などのリスクが存在している事が明らかになってきた為、リスク管理(法的保護)が求められている。
すでにフォーチュン500社企業の一部に働きかけを行っている、とOSRM社はコメントしています。OSRMは、「オープンソースにとって安全な世界」というビジョンを掲げ、ベンダーに中立な保障とコンサルティングサービスを提供する予定ですが、
ブルース・ペレンス氏やエリック・レイモンド氏らからも支持されていて、調査ディレクターとしてパメラ・ジョーンズさん(Groklawの作者)とも契約済みだそうです。"
溺れる犬を叩け (スコア:2, 参考になる)
訴訟費用を引いた分を保険加入者で頭割りするような仕組みが
あれば、今なら加入したがる人は多そう。
Re:溺れる犬を叩け (スコア:1)
トトカルチョ? 違う(^^;
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい (スコア:1)
「Windowsのスタートアップ中に”オープンソース保険”の広告が出てくる」
のかと思いました。(笑えねえ)
#純粋にソフトを作って無償で提供してみんなに使ってもらうという
#ことだけに喜びを感じるような人が住みにくい世の中になったものだ
Re:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい (スコア:0)
Linuxにしても、元々Linusが勉強と趣味を兼ねて好きで始めた事が
ここまでデカい話になってしまったにすぎませんからねぇ。
企業の目にとまるとともに、企業に目をつけられる事にもなった と。
企業が開発に関与するようになったと言っても
基本的にはコアメンバの殆どは好きで始めて、事が大きくなるにつれて
時間を割く割合が大きくなって仕事にしてしまった人が殆どですし…。
それを無闇やたらに敵視してあることないこと吹いて周るネガティブキャンペーン大好き企業や、ヤクザまがいの訴訟
SCOと繋がり無いよね! (スコア:0)
Re:SCOと繋がり無いよね! (スコア:0)
自分で訴訟リスクを作り出しておいて、そのための保険でひともうけ?
そういうの、なんて言うんだっけ? :-P
# 敗訴した瞬間に、この種類の保険も無意味になりそうな気がするが。
自作自演 or マッチポンプ? (スコア:1)
自作自演 or マッチポンプ あたり?
Re:SCOと繋がり無いよね! (スコア:1, おもしろおかしい)
敗訴した時のために、先に保険掛けてくれる人を募集してるんじゃないかっ。
# 多少、お金集められそうだし。
これが (スコア:0)
契約書みないと、わからんのですが (スコア:0)
全く非営利のオープンソースなら問題は少ないでしょう。 少しでも営利利用の余地があるライセンスだと、これが大問題になるかも。
貧乏人はlinuxやめて、bsdに行けって落とし穴かも?
サービスの具体的な内容 (スコア:2, 参考になる)
オープンソース・ソフトウエア向けリスク審査サービス:
コード・スキャン技術を用いて顧客のコード・ベースを審査し、 その後、Linuxを利用しているFortune 500企業のCIOや顧問弁護士が参加するOSRM社作業グループが策定したベスト・プラクティスをもとに,コンサルティング・サービスを提供する。
というものでリスクの判定が行われるようです。
計画されている「顧客が提訴された場合の訴訟費用を負担する保険型サービス」は、ベンダーによるLinuxユーザーへの免責保証が、顧客がコードを変更,共有,修正を行っている場合には適用されないのに対して、顧客が手を加えたコードに対しても保証がされる点が特徴になっています。
保険の加入には、企業が独自に手を加えたコードの安全性の審査が必要なので、その時点でリスク判定がされると思われます。
営利か非営利か、オープンソースで有るか否かにかかわらず、訴訟のリスクは存在するので、訴訟リスクが高い国では保険が必要だという事になるのでしょうか。