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ディズニーが独自に「トイ・ストーリー3」を製作? 132

ストーリー by GetSet
別物 部門より

Anonymous Coward曰く、"「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」を製作したピクサーが配給元のディズニーと袂を分かったのは、以前に/.Jでも話題になっていたことだが、ディズニーはこれらの作品に関する続編の製作権が自分たち側にある契約になっていることにつけこんで、独自に「トイ・ストーリー3」を制作するつもりでいるらしい……と、CNN.co.jpが報じている。どうやら今のディズニーは「どういった要素がこれらの作品の大ヒットに寄与したのか」を検証する能力さえ持っていないらしい。業績不振もさもありなん、というところか。"

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  • 気持ちはわかるが... (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年03月29日 21時30分 (#522999)
    >> 続編の製作権が自分たち側にある契約になっていることにつけこんで、

    「つけこんで」ってのは、おかしくない?そういう契約内容なんだからさ。これで製作して文句言われるなら、「契約って何なの?」って気がするけど。それが嫌なら、製作権は渡さないような契約をするorそういう契約をしてくれる大手を見つけるべきか、後から製作権を買い戻すべきだったわけで。多分、タレコんだ人はあまりこの業界に詳しくないんじゃないかと思う(と言いつつ、俺もそんなに詳しくない)けど、ハリウッドでは、この手の「続編の製作権」っていうのはよく出てくる話で、たとえばT3の時は、「ターミネーター」ブランドの権利とか、「続編の製作権」とか、その他諸々の権利がバラ売りで転売されまくってたらしくて、それを買い集めるのが大変だったらしいし、「フレディvsジェイソン」とか「エイリアンvsプレデター(だっけ?)」とかは、そういう意味でも大変らしいよ。

    それと、ピクサーが最初にディズニーと契約した時点では、まだピクサーのブランド力なんて皆無だったわけで、「無名な会社に投資をしてくれた」という考え方もあるわけだよね。今の時点の結果だけを見て話をすると、ディズニーは有能な会社から金を巻き上げてるだけのように見えるかもしれないけど、初期の時点でそれなりのリスクを負って先行投資をしてきたことを考えると、一概に悪者扱いするのは変だと思うけどなぁ。

    #昨今のディズニーは、たしかに変な方向に進んでいるとは思うけどね。
  • by N'gatt (9815) on 2004年03月29日 23時50分 (#523082) 日記
    HotWiredの連載 [hotwired.co.jp]で面白いのをやってます。
    これ見ると、まあさもありなん、という感じですね。

    #独自企画力はゼロ、でも3Dには注力 → ヒットした3D映画の続編
    #間違いない。
  • by brake-handle (5065) on 2004年03月30日 12時19分 (#523354)

    おそらく、現在世間が(/.-Jも含めて)ディズニーに持っているイメージは「作り手」でしょう。ビジネスの世界でも、話題に上がるのはたいてい映画製作や配給です。しかし、歴史を紐解き、20世紀にウォルト・ディズニーがその名を世に知らしめる過程で送り出した作品を今一度見返してみると、クラシックな文学作品に基づいたものが数多いことに改めて驚かされます。その点では、(一部の作品をインスパイアしたダイアン・ディズニーも含めて)ウォルト・ディズニーの本質は「良き読み手」なのではないでしょうか。ヨーロッパの近代作品から古典に遡り、さらにそれらの背景にあるギリシャなどの神話はもちろん、翻ってアメリカの色を文学に持ち込んだマーク・トゥエインなど、ここまで幅広い作品を自分の手で読んだ(そうでなければ映画化やパークアトラクションとしての演出は不可能)人物というのは、少なくとも今の世にはなかなか存在しないでしょう。

    「良き読み手」のもう一つの側面は、ウォルト・ディズニーの人生に垣間見ることができます。彼の人生そのものが、フェアリーテールによく描かれる、さまざまな苦しみに襲われながらもそれらに耐え続ける主人公たちに不思議なほど重なるのです。例えば今やだれもが知っているミッキーマウスも、ウォルト・ディズニーがそれまでに持っていたキャラクターの版権およびアニメーターをすべて製作会社に引き抜かれてしまった時に、ウォルトが笑いながらスケッチブックに描いた絵から誕生したのです。収入源がなくなって会社がピンチに陥っても「なんとかなるさ」と絵を描いてのけたわけですが、ビジネス的に見れば借金の雪だるまでとても笑っていられる状況ではありませんでした。そんな試練の中でも笑顔を絶やさない... 私が読んだ作品の中では、The Little Mermaid の原作で、人魚姫が足を手に入れて陸に上がった時のシーンがよみがえります。足は手に入ったものの、歩くたびに刃で切りつけられるような痛みが走る、それでも王子の愛のためには、決して悲しい顔を見せない... この他にもそのような場面が現れる作品を数多く手がけたのも、原作の多くが自分の生き方の道標になったのであれば至極当然の帰結でしょう。

    ディズニーにとって不幸だったのは、ウォルトが身に付けていた文学への親しみや人生経験があまりピクサーのスタッフに受け継がれなかったことでしょうか。どちらかというと、アナハイムのDisney Landにはじまるパークのイマジニアやキャストたちの方がウォルトの考えをよく実践しているという印象があります。知っている人は知っていると思いますが、当初ウォルトはパークの運営を外注に任せていたものの、ゲストが受けるパークの印象を完全にコントロールできないことがわかって自社運営に切換えました(オリエンタルランドも同じ経験をしているそうなので世界共通なのだろう)。ゲストへの接し方などはもちろん、どんな細かいことでも描いたイメージ通りに実現する(映画でも白雪姫など、脇役の動物たちにまでそれぞれの動きや言葉をきちんと与えている)ことができるか否かで、パーク全体の質がどれだけ素晴らしいものになるかが決まってしまうのです。それを知っていた身としては、ピクサーに映画製作を委託すること自体が意外に思えましたし、今回の件も版権云々は後付けの理由にすぎず、もういちど自らの手で映画を作り、考えられる工夫は何でも試したかったということなのではないでしょうか。

    余談ながら、少なくともパークにおいては、たとえ映画化された作品でも原作にしかなかったシーンが思わぬところに再現されていることがあります。実際にはかなり見つけにくいところにあるのですが、それでも発見するたびにイマジニアたちがパークデザインに当たってどれだけ作品を読み倒したのかが分かって驚かされます。世界中のパークにそのような仕掛けが隠れているそうですが、個人的には東京ディズニーシーのマーメイドラグーンが一番完成度が高いと思います。中にはキャストですら見たことがないものもあるとか...

  • いぜんも勝手に続編作ってなかったっけ?
    ナディア うわなにおするやmoぽ!!!!!!!!!!!!!
    --
    ____
    #風邪をひきました、脳が故障しています
    #残念ながら仕様です。
  • オモチャの王国とか敵方のオモチャボスキャラとか出てきて
    ダメヒーローウッディのいい所と
    スーパーヒーローバズの間抜けな所と、そんな二人の友情。
    最後は世界のオモチャ達から祝福‥‥

    どんな続編でも一応ヒットするだろうなー、自分は多分見ませんが。
  • by Anonymous Coward on 2004年03月29日 22時18分 (#523023)
    フルタ製菓と海洋堂の件を思い出しました。
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