X.OrgがX11R6.7をリリース 26
ストーリー by Oliver
さよならXFree86 部門より
さよならXFree86 部門より
CTE 曰く、 "X.Org Foundationは、X Window System Version 11 Release 6.7 (X11R6.7)[プレスリリースPDF、リリースノート]をリリースした。XFree86 のライセンス変更の影響で、多くのプロジェクトが、 2月末にリリースされた XFree86 4.4.0ではなく、X.org の X11 を 採用しはじめている。"
X.org財団は、もともとX関連の規格などを制定していたXコンソーシアムの後継組織で、XコンソーシアムにXFree86.orgから離脱した多くのXFree86主要開発者が合流して発足した。リリースされたX11R6.7.0はX11R6.6とライセンス変更前のXFree86 4.4RC2をベースにし、IPv6正式対応やCygwin/Xの収録、xttのfreetypeへの統合といった多数の変更を加えたものになっている。新機能以外には商標の都合もあり、Xサーバのバイナリや設定ファイルなどの名前がXFree86を含んだものから、Xorgやxorg.confといったものに変更された。
Fedora の (スコア:2, 参考になる)
test release も,XFree86-* というパッケージ群からから xorg-x11-* に入れ替わってました. 参考までに.
Vine Linuxも (スコア:2, 参考になる)
VineSeedの方も数日前からXOrgに入れ替わってるみたいです。参考までに。
Re:Vine Linuxも (スコア:0)
FedoraやVineSeedをみると
XOrg-*-0.0.6.6みたいな名前になってるけど
素直にX11-6.6(もう6.7?)とかX-11.6.6じゃいけないのかしらん?
Cygwinも同じく (スコア:1)
ごっそり入れ替わってました。
Re:Cygwinも同じく (スコア:1)
Re:Cygwinも同じく (スコア:1)
大きな疑問 (スコア:2, 興味深い)
現在のBSDライセンスとの親和性は損われていないにも関わらず
各BSD達は、XFree86-4.4.0の採用を足踏み中。
NetBSDに至ってはXOrgをPortsに加えている。
これはどういう事なんですかねぇ…。
Linuxでは使えなくなる可能性は指摘されてきましたが
#ディストリビューション(の配布物)に含める事ができなくなる等
*BSDまでこういう状態ではXFree86は将来的(そう遠くない将来)にやばいんじゃないですかね。
みんなしてXOrgにシフトしたら、誰もXFree86使わなくなっちゃうし…。
Re:大きな疑問 (スコア:5, 参考になる)
に書いてあるけれど、XFree86は進歩を止めちゃって周りからかなり非難される状況にあっ
たらしい。そこで、内部で世代交替がうまくいけば良かったのだけど、そうはならなかった。
これだけ雪崩をうったように乗り換えが始まっているのも、開発者サイドではそういっ事情
がよく知られていたからでしょう。
だから、事実上はforkというより、本家断絶で分家が家業を継いだようなものかと。
Re:大きな疑問 (スコア:0)
さすがにコアメンバの反対や協力者達の反対を無理に押し切って
挙句に、MITライセンスやGPL批判 さらにはそれらのライセンスを採択した開発者(X関係者に限らず)にまでケチ付けようなんてどういう事なんだろうね。
人の労力や功績を軽視しすぎなんじゃなかろうか。
そもそもどのライセンスを選ぼう
NetBSD は XFree86 4.4.0 採用です (スコア:2, 参考になる)
>現在のBSDライセンスとの親和性は損われていないにも関わらず
>各BSD達は、XFree86-4.4.0の採用を足踏み中。
>NetBSDに至ってはXOrgをPortsに加えている。
OpenBSD は XFree86 4.4.0を使わない方針 [theaimsgroup.com]らしいですが、NetBSD のソースツリーに入っているのは既に XFree86 4.4.0 ベース [netbsd.org]になってます。
FreeBSD の方針はどうだかよくわかりませんが、 これ [freebsd.org]あたりを見るに、作業する暇がないだけ?
# しかし、XFree86 の先行きが不安な事はたしか
なんちゃってプログラマ?
Re:NetBSD は XFree86 4.4.0 採用です (スコア:1, 参考になる)
cvs commitログ [gw.com]
SunOS4.1.4 (スコア:1, 興味深い)
Xutf8 (スコア:1, 興味深い)
できれば無視されててほしいけどw。
Re:Xutf8 (スコア:2, 参考になる)
残念 [freedesktop.org]。マニュアルページを見る限り、以下の関数が入っています。
Xutf8DrawImageString - draw image text using a single font set
Xutf8DrawString - draw text using a single font set
Xutf8DrawText - draw text using multiple font sets
Xutf8LookupString - obtain composed input from an input method
Xutf8ResetIC - reset the state of an input context
Xutf8SetWMProperties - set standard window properties
Xutf8TextEscapement - obtain the escapement of text
Xutf8TextExtents - compute text extents
Xutf8TextListToTextProperty - convert text lists and text property structures
Xutf8TextPerCharExtents - obtain per-character information for a text string
Xutf8TextPropertyToTextList - convert text lists and text property structures
STSFは (スコア:0)
# そもそもX.org絡みのプロジェクトではないのかな?
Re:STSFは (スコア:0)
# この間までは、X.orgのトップページ(多分?)からサーバサイドアンチエイリアスとかなんとかでリンクされてた…様にも思うけどよく見てなかったので違ってたらごめん。
規格みたいなものかと思ってた (スコア:0)
それとも、最初からそういうものなの?
Re:規格みたいなものかと思ってた (スコア:1, 興味深い)
除いたソースを提供しているのが X.org だと思っていた。それに
ハード寄りのソースを追加した実装のひとつが XFree86 だと。
ここらへん誰か解説キボン。
Re:規格みたいなものかと思ってた (スコア:2, 参考になる)
コンソーシアムでしたから、自社の Unix ワークステーション
に対するサポートは X11 の配布物に含まれていたけど、PC は
サポートの主体がいないからユーザが自分で作らざるを
得なかったというだけの話です。
X11R5 までは MIT が配布してたんだけど、研究より実用的な
性格が強くなっていったことや、企業が contribute した
コードの権利管理を大学がやるのが問題視されたりして xc
が出来たんだと思うんですが、その頃の事情はよく知らないので
この本 [cutt.co.jp]より後の時代の資料などあれば知りたいです。
man X (スコア:2, 参考になる)
man Xすると、AUTHORSのセクションでちょこっとだけ書いてありますね。
MITからX Consortiumへの権利委譲が1994年。それがOSFへ移ったのが1997年。FreeBSDはどうなる? (スコア:0)
探し方が足らない?
Re:FreeBSDはどうなる? (スコア:1, 参考になる)
ま、黙ってても、そのうちports/x11-servers/Xorg-Serverができるでしょう。きっと。
Re:FreeBSDはどうなる? (スコア:0)
いいだしっぺの法則があるので、お互いにだれがいいだすか
待っている状況かも。Xはでかいからなぁ、send-prするに
してもチェックするにしても、それなりに労力必要っす。
Re:FreeBSDはどうなる? (スコア:1)
Apple はどうするんだろう? (スコア:0)
宣伝条項は Apple にとって問題にはならないか
XFree86の旧ライセンス復活は? (スコア:0)
様々なディストリビューションがX.orgに流れようとしているようで
XFree86はライセンスを戻さないと無意味に損をするような。
戻す予定はないのかな?
戻したら戻したでまた世間を賑わせてくれそう。