量子暗号、ただいま45kbpsで通信中 55
ストーリー by Oliver
同じ鍵を2回使ってはいけません 部門より
同じ鍵を2回使ってはいけません 部門より
Anonymous Coward曰く、"産業技術総合研究所は、理論上盗聴不能な鍵交換方式である量子暗号通信について、世界最速の45キロビット/秒を達成したと発表した。量子暗号通信の仕組みについては上記記事や過去のストーリーとそのコメント群に詳しいが、この方法による「盗聴不能な鍵交換」と「平文と同じ長さの鍵を使った暗号化」を組み合わせることで、理論上解読不能な究極の暗号化通信を実現する。この方式では伝送損失や光検出装置の性能などが制約となり、従来は10ビット/秒程度のレートでしか鍵を送信できなかったが、産総研では光検出装置の改良で45kbpsを達成したようだ。他の実験例に比べて距離が短いという問題はあり、また実用化に向けては関連技術の発達やインフラ整備という高いハードルが待っているが、注目していきたい技術である。
余談だが、45kbpsと言えばISDNの1Bに近い速度。意外に速いなあ、と思うのはタレコミ子だけだろうか。"
激しくオフトピだが (スコア:1, オフトピック)
Re:激しくオフトピだが (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:激しくオフトピだが (スコア:0)
Re:激しくオフトピだが (スコア:1)
いや、テロリストって時点で、行為の如何を問わずタイーホしてほしいんですが…。
Re:激しくオフトピだが (スコア:0)
って事じゃないかと。
Re:激しくオフトピだが (スコア:1)
量子の法則を開発した人が逮捕されるかもしれません。
壺では「神」の認定を受けるに間違いない!
李 露星
Re:激しくオフトピだが (スコア:0)
哲学的問題提起か!
Re:激しくオフトピだが (スコア:1, フレームのもと)
Re:激しくオフトピだが (スコア:1)
「このソフトウェアを、日本、とくに京都で使用することはできません」
と入るようになるので大丈夫です(w
by rti.
Re:激しくオフトピだが (スコア:1)
うーん (スコア:0)
その結果実際にコピーが行われその京都のに住んでいる人間の著作権が侵害されて、京都府警に告発したらそうなるんじゃないでしょうか?
Re:激しくオフトピだが (スコア:0)
暗号ソフトを開発配布するとテロリスト幇助容疑で逮捕されます
Re:激しくオフトピだが (スコア:1)
明文化された厳密な法が必要なのではないの?
Re:激しくオフトピだが (スコア:0)
危険運転致死傷罪同様でしょう。
危険運転致死傷罪以前も検挙や逮捕は可能でしたが
新設により罰則が強化されました。
曖昧な法解釈から明文化されると罰則が強化され懲役や罰金の金額が大幅アップすると思いますから
捕まってよかったと思いますよ<今ならお得な懲役30%off!キャンペーン中
Re:激しくオフトピだが (スコア:0)
無理やりな拡大解釈が明文化されて固定化したらやだねー
明文化と罰則の重さには直接の関係は無いでしょう。
政治資金規正法がいくら明文化されても、、とか。
お金がらみ、風俗・習俗がらみのものは、罰則の程度だけではなく犯罪にあたるのかさえ社
速いかどうかは... (スコア:1, おもしろおかしい)
# という基準のひとは年がばれますよ
Re:速いかどうかは... (スコア:1)
Re:速いかどうかは... (スコア:0)
これで、どんな簡単な文書も*.doc や *.xls にされてやり取り
されることなんてなくなる?
#あの頃は、出力された速度そのままで読んでましたねー
Re:速いかどうかは... (スコア:1)
>これで、どんな簡単な文書も*.doc や *.xls にされてやり取り
>されることなんてなくなる?
300bpsというのであればちょっと足りない気がします…
# 違う!?
>#あの頃は、出力された速度そのままで読んでましたねー
ええ、チャットのペースによっては追い付きませんでしたね。
Re:速いかどうかは... (スコア:0)
2400時代ですが、某BBSのログを、そのままプリンタに出力しつつ読んでた記憶があります。
#‥‥プリンタの方がはるかに早かったんだ。。。
Re:速いかどうかは... (スコア:0)
Re:速いかどうかは... (スコア:0)
まぁ、一応ってことで。
必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:1, 興味深い)
#もちろん、「断線」が起きるから、他の方法で検知できる可能性はあるけど。
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:2, 参考になる)
http://almaak.usc.edu/~tbrun/Course/lecture22.pdf
盗聴不可能性は思ったより明らかじゃないという話。
古典的な方法と結びつけての解決法はあるようですが。
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:2, 興味深い)
ルーターみたいな機械を噛ませば理論上はそこからは盗聴できるってことですよね?
そう考えると、個人的には量子暗号って何の意味があるんだか
あんまりよくわからんのですが。
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
Classical Communicationといって、盗聴されても良い古典的な伝送路(電話とか)を用いて、なりすましも頑張って防ぎます。
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:1)
そして、それに対するセキュリティを暗号鍵で確保するってことも、非常に納得なんですが、
でも、盗聴となりすましって、本質的には分ける意味がないような。
だって、現在のClassical Communicationな伝送路から盗聴しようと思っても、
結局は途中に機械を設置するという形になる訳でしょうから、その機械の動作が、
単に盗み聴きするだけか、それともなりすましまで行うか、といった違いでしかないじゃないですか。
で、それに対する対策が暗号鍵だとしたら、結局は量子通信のセキュリティ性って
どのあたりに生きてくるのか、いまひとつ、疑問が・・・・・・。
なんやかんやいいつつ、軍用通信とかの、ごく特殊な用途にしか使えなさそうな気がします・・・・。
#あ、でも、よく考えたら、通信路の遅延を見ればなりすましって防げるかな???
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:1, 参考になる)
人に薦めまくってます。
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
日本語で解説があるとこだと量子テレポーテーション [m-nomura.com]とかに書いてあります。
結城さんが言い出した訳ではないです。
#そういう意味じゃない?
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:1, 参考になる)
1977年4月に発表した論文にその(Alice,Bobの名前の)起原があったのである [shinko-keirin.co.jp]
というコラムを見つけました。
個人的には事実の指摘だけじゃなく、なるべく参照できる所も付けるようにして投稿してます。より面白い「雑談」になりますから。
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
元は多分Diffie-Hellmanの論文じゃないかな。
# ちゃんと暗号の勉強した訳じゃないのでAC
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:0)
そうか? 秘密鍵暗号方式だって Alice と Bob だらけじゃない?
想像だけど、暗号が軍事機密でなくなり公に語られだしたころから
Alice や Bob が流行りだしたんじゃないかな。なので、1960年代
後半くらいじゃないかと予想してみる。
ところで Alice, Bob, Carol という人名を見て、
Re:必ずしも盗聴が不可能なわけじゃなくて (スコア:1)
Interactive Proof の分野で確率的多項式時間の機械と非決定的な 能力を持つ機械を通信させるものがありますが、それはそれぞれ Arthur と Merlin と名付けられています。
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
理論上盗聴不可能、とは言え (スコア:1, 興味深い)
送信側あるいは受信側のコンピュータにTrojanやら
Remote Exploitableなセキュリティホールやらがあって
結局盗聴(?)されちゃった、なんてお粗末なことが
そう遠くない将来起こりそうな気がします。
# ローカルでの盗聴(?)はもっと簡単?
## 後ろで見とく、とか。
Re:理論上盗聴不可能、とは言え (スコア:1)
逆に言えば,そういうリスクが全部つぶせた上で,従来の暗号化方式が(相対的に)最大のリスク要因となるような環境でしか使われない,ということ.
Re:理論上盗聴不可能、とは言え (スコア:1)
実際、現状でもセキュリティ犯罪の8割は部内者 [fujitsu.com]だそうですが、それでも外部犯対策のひとつとして暗号化通信は普及しています。これは、社内のポリシー策定や教育といった対策よりも、技術的にできる対策の方が簡単に実行できるから、とも考えられます。
もちろん、現状では量子暗号通信は研究室レベルの段階ですから、とてもじゃないけど「簡単に実行できる」ような代物ではありません。ただ、光スイッチ(*1)などのインフラが普及して量子暗号通信が普通にできる状況になれば、従来方式より漏洩リスクが下がるわけですから、(エンドポイントでのリスクが潰せたかどうかとは独立に)普及する可能性は十分にあると思います。
(*1)ところで、今考えられている光スイッチってのは、量子暗号通信にも影響を与えないと考えてよいんでしょうか?この点、あまり詳しくないもので。
Re:理論上盗聴不可能、とは言え (スコア:0)
戦いを挑むときとかには必要そうだ。
真実はここに (スコア:0)
Re:理論上盗聴不可能、とは言え (スコア:0)
#それはエリア81
一瞬の見間違い。(オフトピ含有) (スコア:1)
RYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRYRY
−−飛ぶ鳥を逃す勢い−−shishou.−−
Re:一瞬の見間違い。(オフトピ含有) (スコア:0)
Model15とかModel32 ASRが がちゃがちゃと印字している所を思い出してしまいました(懐)
量子暗号で秘密鍵を生成? (スコア:1)
リンク先のプレスリリースを読んで思った疑問. 量子暗号通信路を単なる end to end の通信路として利用するのではなく,通信路が鍵生成をしているように読めるのだけど…
それとも,単に「乱数列を通信路の両端で共有することにより初めて鍵となる」という意味なのかしらん.
おしえて,えらいひと.
Re:量子暗号で秘密鍵を生成? (スコア:2, 参考になる)
この量子ペアは1ヶ所で生成しないとエンタングル・ペアにならず、既知の乱数列などの古典的情報をどのように送っても達成できない。
そういうわけで、「量子暗号通信路」が単なる通信路でなく「量子暗号」通信路というからには、エンタングル・ペアを生成して送ってるんでしょう。
Re:量子暗号で秘密鍵を生成? (スコア:1, 参考になる)
そして,その鍵をもう一方に送信するために量子暗号通信路を使用します。
共有鍵(秘密鍵)の一番の問題は,いかにして安全に鍵を送るかという事なので(鍵自体が盗聴されると意味がない),この鍵の送信に量子暗号通信路を用います.
量子暗号通信路が1個の量子に1ビットの情報を載せると言うことはどうでもいいです.結果的に「盗聴が検地できる」という事が重要で
鍵の共有時に盗聴(意図しない第三者にも鍵が渡る)のを防ぐ事が出来ます。
(盗聴を検出されたらもう一度鍵生成からやり直す)
鍵が共有出来たら,あとはその鍵で暗号化した暗号文をどうにかして(多分インターネットとか)相手に送り,受け取った方はそれを解読します。
つまり,量子暗号通信路は*盗聴を検出することは出来る*が,*盗聴されない安全な通信路*ではないのですね.(少なくとも,この使用法ではそう見なしていない)
なので,平文を送るような用途には向きません.
盗聴されたのが分かったところで手遅れですから.
...という事を読み取ったのだけれど,合ってるのかな
Re:量子暗号で秘密鍵を生成? (スコア:1)
ただ、現在量子暗号経路の速度とコストが割に合わないので
鍵だけをやり取りしているのだと思います。
# 公開鍵/共有鍵の考え方と同じ感じかな。
# ソースを見てないのでうろ覚えかも。なんでID
M-FalconSky (暑いか寒い)
教えて (スコア:0)
伝送路で光子が消えるのと,盗聴されて光子が消えるのとなにが違うの?
今回の実験も盗聴されたら分かるようになってるの?
Re:教えて (スコア:1, 参考になる)
今回の実験も、もし誰かが盗聴しようとして伝送路に細工したら分かったことでしょう。