Acanthopanaxによる
2004年06月21日 23時39分の掲載
物質循環部門より。
物質循環部門より。
naocha 曰く、 "宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、株式会社カラサワファイン(さいたま市)に、「有機廃棄物の再資源化技術」の実施許諾を行いました(プレスリリース、ITmediaの記事)。この技術は、有機廃棄物を圧力と触媒で水と炭酸ガスに分解する「有機廃棄物の無機水分化技術」、排水を浄化する「水再生技術」、炭酸ガスから酸素を作る「空気再生技術」で構成されています。元々は、長期有人宇宙活動を実現するための自給自足型生命維持技術の開発のために研究されていました。商業的に成功すれば宇宙開発費用の一助になるでしょうか?"
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
新たにコメントを書くことはできない。
不純物が問題になりそうな気がする (スコア:3, 参考になる)
触媒を使用する場合、想定外の物質に反応を邪魔される可能性が大きいと思われますので。
(宇宙用の場合、良くも悪くも閉鎖環境なので、試験動作を数ヶ月行えば触媒を使用不能にする物質への対策が可能です)
●日本の場合、町工場の排水も下水に流れるため、触媒が逝って処理がストップする可能性が非常に高いです。
(オフィスや一般家庭の排水でさえ、何が含まれているか判らない…)
# 重金属とかPCBのような「妙な不純物」が無いなら、加圧して200℃くらいで殺菌処理した後、畑に撒くのが一番低コストだったりして。
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追記 (スコア:2, おもしろおかしい)
#574087 の前提条件を書き忘れていたので追記します。
「少なくとも数件~数十件の排水を処理する」前提で書いています。
(建設費とランニングコストを考えると単一の排出元の処理に使用するのは高価すぎますので。
この装置が「住宅と隣接する小規模な畜産農家での使用」を前提にしているとしたら大笑いです)
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実証実験とは書いていないのが気になる... (スコア:2, 参考になる)
>>何か問題を避けるような工夫
人力で分別するとか、特定製品を使うな、とかだったりして。
(漂白剤や清潔志向石鹸なんかが引っかかりそうな気がする)
# この技術の目玉は連続処理が可能な所にあるようなので、
# 大規模な施設の方が効率が良いように思えます...
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二酸化炭素から酸素 (スコア:2, 興味深い)
大気中の二酸化炭素から、有用な資源が生成できるのは素晴らしいですね。・・・後は大元のエネルギー源をどう確保するかだけですが、短期的には太陽発電や潮力発電などの自然エネルギーの発電と組み合わせるとかなるのでしょうか。
後始末のやっかいな核分裂への依存度を下げる方法が見つかればいいですね。
Re:二酸化炭素から酸素 (スコア:2, 参考になる)
炭酸ガスを還元する以上のエネルギーは得られない(熱力学第二法則)はず。
トピックの研究にしても、どれだけのエネルギーコストがかかるかよくわからん…。
それに、「再資源化」と言ってるけど、上の文章には有価物を生み出すプロセスが
書かれてないんで、このシステムは「エネルギーを消費した有機物分解装置」
にすぎない気がする。
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Re:二酸化炭素から酸素 (スコア:2, 参考になる)
同意。
メタンガスを得るなら、モノをタンクで腐敗させた方が簡単でしょう。
単純に分解するだけなら、合併浄化槽(http://www2.ktarn.or.jp/~jh6ibm/sub1.htm)があります。
参照:http://www2.saganet.ne.jp/vastalto/akvopurigo.html
(サイズも乗用車1台分程度ですので価格/能力がこれ以上でないと負けるでしょうね。)
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親コメント
単純がベスト (スコア:2, すばらしい洞察)
いろいろ工夫を凝らすと、そこで別の別の廃棄物が出てきたり、
多量のエネルギーを消費したりろくなことがありません。