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IBM、ウェブサイトのアクセシビリティチェッカー「aDesigner」をリリース 119

ストーリー by wakatono
あなたのWebサイトのアクセシビリティは大丈夫? 部門より

airhead 曰く、 "視覚障碍者や高齢者がウェブサイトにアクセスする際に問題となる部分をチェックするためのツール「aDesigner」をIBMが発表し、無償提供を開始しています(日本IBMのプレスリリース)。詳しくはMYCOM PC WEBのレビューで解説されていますが、対象となるウェブサイトを音声読み上げブラウザがどのように読み上げるかを視覚的に表現、また弱視や色覚異常のユーザにはどのように見えるかを再現することで、サイト制作者が問題を直感的に把握できるものになっているようです。日本語版のダウンロードはIBM alphaWorks(英語)からで、対応OSはWindows 2000/XP、JRE1.4.1以上が必要です。"

アクセシビリティの向上は、いろんな層の人に見てもらえるWebページの作成のためには欠かせない。見る側にやさしいページ作りのためにもこういうツールがもっと出てきて欲しいなぁ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2004年07月17日 11時11分 (#591375)
    全部の機能の正常動作までは確認していませんが、
    スラドのページを対象に、二大メイン機能(?)の
    「音声ユーザビリティ視覚化」、
    「ロービジョン シミュレーション」
    ともに動作を確認しました。
    あと、ご存知とは思いますが、ダウンロードの際には
    ユーザ登録(無償)が必要です。
  • いわゆる顔文字の類は (スコア:3, すばらしい洞察)

    by G7 (3009) on 2004年07月17日 11時43分 (#591400)
    顔文字とかは、やっぱりアクセシビリティを下げてしまう一因なのでしょうか?ですよね?

    まあ「:-)」や「(^^;」を「筆者が笑ってます」と(自動音読ツールなどが)翻訳してしまえば
    それで済むといえば済むのかも知れませんが、
    問題は、ほんとに「笑ってます」なのかどうか?っていう点。
    微妙な(藁)ニュアンスが消し飛ぶわけですからね。

    #以前「(^^;」を「笑いなさいと(こっちが読者に)強要した」と解釈されて
    #呆然としたことが有るので、G7
    #オリジナリティのある解釈(藁)は、何通りでも存在し得るものなんだなあ…

    ところで図解言語 [google.co.jp]とかはどうなるんだろう?
    まあ、このへんは、言い出せばきりが無いんだが。
    • by hitopin (2384) on 2004年07月17日 14時51分 (#591484)
      >問題は、ほんとに「笑ってます」なのかどうか?っていう点。
      >微妙な(藁)ニュアンスが消し飛ぶわけですからね

      そのへんは文脈から判断するしかないですね。しょせんテキストでのやりとりだし、リアルな会話でもニュアンスが伝えられない場合が多々ありますから。

      ユーザー側で辞書などを鍛えて、「藁」や「w」とかは嘲笑するような音声を当てたりできると多少は伝わりやすくなりそうです。
      「爆」とか「核爆」とか(r。

      と書いていたら、すぐ下で「「○| ̄|_」=「もうだめぽ」」 [srad.jp]とか、既出でしたね。
      親コメント
  • 最初からそういうチェックツールがHTMLエディタに標準装備されていれば、読みやすいページがもっと増えていたように思います。

    ところで、音声ブラウザなどに記述を無視させる、又は代わりのテキストを読み上げさせるタグとかオプションは無いんでしょうか。
    例えば、サイドバーやヘッダなど読み上げの邪魔になる部分を無視させたり、
    顔文字等を使ったりした場合「○| ̄|_」と書いたら「もうだめぽ」などと発音できたらいいなと。

    個別にスタイルシートを用意するといいのかな?
    記述を無視させる分には、音声ブラウザ用のスタイルを作って無視させたい部分用に、

    .silent:before { content:"<!--"; }
    .silent:afuer { content:"-->"; }

    みたいにすると良い?(上の記述は適当です)
  • by Anonymous Coward on 2004年07月17日 12時54分 (#591437)
    こういったツールの普及によって多くのサイトがアクセシビリティに
    配慮するようになれば、それはすばらしいことだが、他方、デザイン性を
    優先しアクセシビリティ評価の低いサイトが非難される風潮が生まれたら、
    あるいは風潮とはまではいかないにしても、正義を振りかざして攻撃する
    人が現れたら、それは迷惑な話だ。

    結局はサイトの性格によって評価基準が異なるということになると思うが
    (公共機関ならアクセシビリティに最大限配慮すべきだろうし、個人のなら
    その人次第だろう)、不毛な争いが生まれる事態だけはさけてほしい。

    #みんなで幸せになろうよ by 後藤

    …と書くことそのものが、不毛な争いの種になりかねないかもしれないけど、
    雑談サイトだからいいよね?>all
    • by korpus (17224) on 2004年07月17日 15時55分 (#591507)

      紙媒体でのアクセシビリティ(読みやすさという意味での)の追求というのは、背景色、フォントの種類、フォントカラー、フォントサイズ、文字間隔、改行間隔、1行の幅、1ページの文字数などの諸要素間の相関関係を厳密に考慮しつつオプティマルなレイアウトを見出すことだと思うんですけど、ウェブの場合はもっぱら文字サイズがIEで変更可能か(IE以外ならページズームがついてるからフォントサイズを指定しても問題はない)とイメージにALTをつけているか、ばかりが強調されているような気がして、違和感あり、です。紙とは別の基準があるのはわかりますが。

      フォントが違えばオプティマルなフォントサイズも行間も変わりますし、フォントサイズが変われば一行に表示される文字数も変わるわけで、それによって最適なページレイアウトの横幅も変わります。

      僕のサイトは学術論文や比較的長い批評を載せていますが、今のところフォントサイズ、行間、ページレイアウトの横幅をピクセルで指定してます。横幅をたとえば600PXに指定した場合、文字サイズを大きくされると一行で得られる情報量が少なくなり、論文が異様に縦長になり、かえって読みにくいのではないかと思われるので、フォントサイズ固定。フォントサイズ固定すると、最適な行間は自ずと決まるので行間も固定、というわけです。個人的にはべたっと画面の横幅一杯にひろがる文章は読みにくいと感じています。

      ただ、最近フォントサイズ指定がさかんに叩かれているので、変更するかなあ、と考える今日この頃。この問題、皆さんはどう思いますか?

      親コメント
      • フォントが違えばオプティマルなフォントサイズも行間も変わりますし、フォントサイズが変われば一行に表示される文字数も変わるわけで、それによって最適なページレイアウトの横幅も変わります。

        例えば私は,1行が横にベターっと広がっていても特に読みづらく感じませんし,むしろパラグラフの要点を拾い読みしやすくていいやと思っています。印刷物と違って表示エリアは可変ですから,文字サイズ固定が余計なお世話になってしまう (例えば,ブラウザの横幅が広いと空白の領域ができてしまう,等) ことも多々あると私は認識しています。

        結局,文章を横幅いっぱいに広げないメリットとそれが引き起こすデメリットを天秤にかけて,どちらが重いかという問題なのですが,私は後者の方が重たいんじゃないかなーと思っています。これ以上は水掛け論で,あまり有益な議論は期待できないかな。

        親コメント
        • 例えば私は,1行が横にベターっと広がっていても特に読みづらく感じませんし,
          むしろパラグラフの要点を拾い読みしやすくていいやと思っています。印刷物と
          違って表示エリアは可変ですから,文字サイズ固定が余計なお世話になって
          しまうことも多々あると私は認識しています。
          なるほど。私は人間の目がストレスを感じすにさっくり捕捉できる文章の幅というのはある程度
          生理学的に決まっているのではないかと考えて幅を決めてました(もちろんブラウザの表示可能
          領域その他を配慮したうえでですが)。あまり幅広だと視線の横方向への往復運動が大きくなり
          過ぎストレスがかかるように経験上感じます。この立場からすると、余白の大きさは問題にならない
          んですよね。ただ他人のお節介なのは確かですが。
          親コメント
      • できるだけ何も固定しないようにしまてますね。

        フォントサイズとページレイアウトの横幅がピクセルで固定されていると
        出力デバイスの大きさで読みやすさが極端に変わってしまうことがある
        というのが問題なのでは?

        たとえば、15インチの640x480の表示でちょうどよく見えても
        15インチで1280x960とかのサイズだと文字が小さくなってしまうなどありますし。

        自分でページを書くときは640x480の画面と
        手持ちの機材の最大解像度表示とで確認してます
        --
        LAN内LAN稼働中
        親コメント
        • フォントサイズとページレイアウトの横幅がピクセルで固定されていると
          出力デバイスの大きさで読みやすさが極端に変わってしまうことがある
          というのが問題なのでは?

          それもありますね。

          できるだけ何も固定しないようにしまてますね。

          そうあっさり言えるのはうらやましい。「ウェブサイトにおいては最適な見え方は閲覧者が
          決めるものだ。閲覧者にそのための自由を保証するのがウェブにおけるアクセシビリティ
          である。」ここまで割り切れればいいのだけれどね。
          どうも「作者」の心性が邪魔をするわけです。

          親コメント
          • あなたの作者の心性がもしページのレイアウトを絶対に誰にもいじられたくないというならHTMLを使うことはあきらめましょう。PDFなどを使ってください。
            そうでないなら代替スタイルシートを書きましょう。
            実際多くの人はガチガチのレイアウトでも問題ありません。そういう人にあなたの作者の心性が作り出した美しいレイアウトを提供するのはなんの問題もありません。
            しかしそうでない人もいます。学術的な文章を書いているならなおさら文章の中身にだけ感心がある人も多いでしょう。そのような人はレイアウトなんてどうでもよくてレイアウトのために少しでも中身を読むのに支障が出したくないはずです。
            親コメント
      • 読み手がフォントサイズを変えるのはそのフォントサイズでは読みづらいと思ったからです。その時点であなたの意図したレイアウトはその読み手にとって読みづらかったという意味なのでそれ以上の抵抗は無意味かと。

        HTMLはまだ不完全とはいえメディアごとにスタイルシートを変える仕組があります。また、行間等も相対値で指定することができます。これも基本的に定数倍しかできないので不完全ですが。
        せめて代替スタイルシートでシンプルなスタイルを提供してください。ガチガチにレイアウトしたものでも選択肢の1つであれば問題はありません。そのレイアウトを望む人がそのレイアウトを使い、そうでない人は使わなければいいだけですから。
        親コメント
    • アクセシビリティを無視するようなサイトを否定するわけじゃないですけど、たとえば
      このサイトはいわゆる画像デザイン系なのでアクセシビリティを考慮していません
      みたいなメッセージが有っても良いのではないでしょうか。フレーム使いまくりなサイトでLynxとかで見ると
      このサイトはフレームを使っております、フレームに対応したブラウザをご利用下さい
      とか、あれと同程度の配慮が有れば良いのでは? ただし、何でもかんでもアクセシビリティ無視ってのは良くないような気がします。文字だけで殆どの情報が扱えるような内容のページはアクセシビリティに配慮してあるほうが好感持てますね。
      --
      腐乱化…もといFlanker
      親コメント
      • フレーム機能切w3m使いです。

        > (略)フレームに対応したブラウザをご利用下さい
        この手の「ブラウザ変えろ」的不粋な忠告を受けるサイトで
        実際にフレーム機能が無くて困ることは珍しいです。
        # 左とか上とか、方向で指し示された時には困るぞ!

        ほとんどのwebサイトでは、目次相当の頁から目的頁に辿れます。
        NOFRAMESの「代替内容」の意からも目次相当の頁にアンカがあれば充分。

        当然、gif画像やflashでしか表現できないもの
        (そして適切な代替テキストが無いもの)が有ることは理解。
        そんな時は「gif必須、flash必須」で構わないでしょう。

        自称「オシャレ」なサイトの免罪符には勘弁ね。
        親コメント
        • >実際にフレーム機能が無くて困ることは珍しいです。
          そうですね。でもたまにあるじゃないですか、
          Lynxとかフレーム切りw3mで見ると何も無い…
          あれ?ってソースみるとNOFRAMESが無いとか、全部IMGでALTが無いとか orz
          特定のページならまだしもindexがそうなってると敬遠しちゃいます。
          アクセシビリティの場合も閲覧制限がある来訪者のことをまったく考えてないサイトってのは非常に迷惑だろうなって思うんです。

          >自称「オシャレ」なサイトの免罪符には勘弁ね。
          激しく同意。
          --
          腐乱化…もといFlanker
          親コメント
      • そのメッセージを見ている人はそのページを見たいから見ようとしているので、「このページをフレームに対応していないブラウザで見ようとする人なんていないよね」という仮定は成り立たなくなります。
        そしてそのようなブラウザで見ているということはデザインが貧弱だったりするのは先刻承知なので「あなたのお使いのブラウザでは一部レイアウトが崩れる場合があります」とか言うのは余計なお世話に過ぎません。

        アクセシビリティに配慮してないのは見れば分る。そんなことをいちいち宣言されるのは不愉快だ。
        親コメント
    • サイトの性格や、作られている目的、またそのアクセシビリティを、
      サイトにアクセスしてから判断するというのは遅いのではないかと。

      アクセシビリティがこの技術ように自動化で判断ができるのなら、
      まずgoogleなりの検索エンジンの検索結果として、アクセシビリティの評価値を設けて、
      どれだけ閲覧者に対してやさしいコンテンツなのかを示すというのはどうでしょう。
      振り分けさえできれば、アクセシビリティを求めるべきコンテンツと、
      デザインを重視したいコンテンツを分けられるとおもうのですが。
      親コメント
    • おっしゃることはその通りなんだけど、
      Webって、建築などに比べてデザイン性と呼べるほどすばらしいデザインが存在してるわけでもないし、
      他の要素よりもデザイン性とやらを優先する必要性も意味もないんでないの?

      むしろ制約が増える方がデザイン性うんぬんは磨かれるような気もしますし。
      親コメント
  • by hitopin (2384) on 2004年07月17日 10時50分 (#591359)
    >見る側にやさしいページ作りのためにもこういうツールがもっと出てきて欲しいなぁ。

    いいですね。こういうツール。これから試してみます。

    >音声読み上げブラウザがどのように読み上げるかを視覚的に表現

    以前は、IBMの音声読み上げブラウザのお試し版で、お試し期間中にテストしまくったりしてました。無償のツールだと助かります。

    「富士通がウェブアクセシビリティ支援ツールを公開」 [srad.jp]ってストーリーが以前ありましたが、あれとだいたい同じようなものかな。
  • by monaoh (12125) on 2004年07月17日 12時06分 (#591411)

    一昨日試してみました。各社トップページの診断結果は、朝日新聞(C)、読売新聞(C)、毎日新聞(B)、産経新聞(C)

    文章が命の新聞で、このていたらく。 まともに読み上げられそうなページなんざございません。

    健常者なら一度メニューなどを見れば次のページから読み飛ばして本文を読めますが、やはり音声読み上げブラウザだと同じメニューやヘッダを最初から読み上げるようになるんでしょうか。どの新聞社サイトの記事も、本文部分がすでにグレーで表示されていました(読み上げまでに時間がかかるの意)。

    ところで、どなたか音声読み上げブラウザのような特殊なもののUser-Agent文字列をご存知じゃありませんか? ダイナミックに生成しているページなら、User-Agentを識別できれば、無駄であろう記述を省くとか、何か対処ができると思うのです。

    • by Anonymous Coward on 2004年07月17日 15時56分 (#591508)
      重複したメニューやノイズとなる文字列が妨げになるといのは同意出来ますが、
      そこを排除すれば良いという分けではないと思いますよ。

      記事単位で取り上げた新聞でさえ、そのまま読み上げるだけではラジオのニュースにはなりません。
      目で読むのと、耳で聞くのは大きく異なります。
      本質的に文章を書き換えなければならないのです。

      また、新聞記事は有る程度シーケンシャルな物だと想定しても間違いでは無いでしょうが、
      多くのwebサイトはシーケンシャルアクセスではなく、ランダムアクセスされる事を想定して作られています。
      読み上げでは限界があるでしょうね。

      だからこそ、User-Agentなどで見せ方を工夫出来れば良いのでしょうけど、大きな手間がかかりますから
      多少公共性が強いとはいえ私企業であるサイトや、ましてや個人サイトにそれを広めるのは難しいでしょうね。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年07月18日 11時20分 (#591868)
    なんか「~であるべきだ」みたいな論調が多くて正直萎えます。
    Webサイトに情報を無料で出してくれるだけでもありがたいのに、
    何でみんな「常識」とやらを押し付けるのだろう?
    なんか下のスレにある燃え尽き症候群の人たちの気持ちが分かる気がする。

    ちなみに、私の親戚の子に目が見えない(見えなくなった)人がいます。
    音声ブラウザでWeb閲覧してるんですごい不都合があるのは聞いてるけど、
    親が代わりに面白おかしく読んでくれたりして、
    結構楽しそうですけどね。
    私もたまーに茶化したり解説を補足して読んであげたりしますけど、
    結構喜んでくれますし、そっちの方が楽しいらしいです。

    やっぱり最後は人間そのものですよ。
    なんでも機械に頼るのは人間の悪いクセだと思う今日この頃。

    #親戚の話を出したのでAC。
    • by MicWire (23234) on 2004年07月18日 11時36分 (#591874)
      仰りたい事はよく分かります。そう言うことも大切です。 でも、自分ひとりでできると言うことも大切です。両方あって選べるのがいいですね。その子も大人になって行くし、いつまでも誰かにサポートしてもらうのは非現実的ではないですか?
      親コメント
  • by nandabe (2412) on 2004年07月17日 19時26分 (#591590)
    「情報バリアフリー分野の日本工業規格の制定」を受けて、勤め先でも基準を作成してる最中です。

    直さなアカンページがいっぱい出てきている模様_| ̄|○
    --
    ======= nandabe =======
    • Re:直すよりも (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2004年07月17日 19時50分 (#591603)
      制定を受けたから、「仕方なくやる」っていうスタンスでは、
      結局の所、配慮したつもりの対象者が使っても使いにくい、
      それまで使いやすいと感じていた人間にも使いにくくなった。
      というトンチンカンな事になりかねません。

      基準作りには、まず自分たちが提供してる情報の優先度とか
      洗い出しをしてからでないと、機械的な尺度を最初に持ってくる
      のは想定ユーザー不在のユーザビリティになるでしょう。
      親コメント
  • by MicWire (23234) on 2004年07月18日 11時25分 (#591869)
    色覚異常は3錐体中1錐体だけに問題のあるタイプだけが考慮されていて、2錐体に問題があるタイプは切り捨てられているようですね。少数派を切り捨てないためのソフトなのにね。
    • Re:少数派は切り捨て? (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2004年07月18日 13時37分 (#591921)
      バリアフリーやユニバーサルデザインというのは、切り捨てられる人々を減らせるものではあっても、無くせるものではないですから。
      親コメント
  • 例えば,すべての表現物を完璧に色覚異常の方に合うようにする事は,不可能に近いかもしれません.
    ただ,実際にどう見えるのかを視覚的に分かるようにした点でaDesignerの考え方は素晴らしいのではないかと思いました.
    年齢とともにだれでもなりうる白内障にしても,実際罹患するまでなかなかその見えにくさは分からないと思います.
    全てがそれで評価されるという訳では全然ないわけです.
    デザインをより良くする際の視点の一つとして,アクセシビリティも重視しましょうという事がコンセンサスになりつつあるのではないかと思ったのですが.
    同様なアプリケーションがいろいろな所から発表されるようになってほしいと思います.
    • by Mc.N (3705) on 2004年07月18日 23時37分 (#592097) 日記
      色覚障碍については 色覚に障害を持っていたとしたら、あなたのサイトは見えるでしょうか ? [microsoft.com]が参考になるかもしれません。以前、上記のサイトにあった色覚障碍者用の CSS を自分の web page に適用してみたのですが、ケバケバしくて使い物になりませんでした。

      CSS はユーザーが明示的に変更出来るブラウザがあるので、なるべく上記のような CSS を適用した場合でも問題がないようなサイト作りをしているつもりです(参考:画面の配色とフォントサイズを変える [microsoft.com])。これが私に出来る彼らに対しての配慮でしょうか。

      ちなみに最近の Firefox には CSS を切り替える機能が加わったようです。健常者とは別に色覚障碍者用に CSS を用意してあげると親切かもしれません。
      #/.j はこの機能が使用出来ない模様。原因は Netscape の呪い(@import) みたい。
      #呼び出し先の CSS で @import を使用した方が良いかもしれませんね。
      --
      Mc.N
      親コメント
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