米国連邦控訴裁判所:ファイル共有ソフトの提供者に著作権侵害の責任なし 220
ストーリー by Oliver
ベータマックス訴訟を思い出せ 部門より
ベータマックス訴訟を思い出せ 部門より
Futaro 曰く、 "
Hot Wired Japan の記事によれば、米国の連邦控訴裁判所が「P2Pソフトウエアやサービスの存在は合法である」との判断を下した。当たり前といえばあまりに当たり前なことだが、この記事の中で注目すべきは、その裁判官の警告だ。今回の裁定でトーマス裁判官は、「なにもかも著作権違反の影響とする見解が急激に範囲を広げている」と警告を発している。 著作権法とはもともとなんのためにあったのか?という本質的な議論から、今の状況は問題である、という問題提起がされている。
日本の警察等々も、最近の風潮である「なんでも米国のマネがいいのさ!」という流れに沿って、これを参考にすると良いのではないだろうか。"
またこういう話か (スコア:4, 興味深い)
それを可能にするp2pソフトウェアなど自体の社会的責任の話。
最初にこう明言しとかないとミョーにひねた見方する人が出そうだけど、
現実的に見れば、それを分類したところで著作者にとって何の意味がある?
という疑問はあります。
著作物の無許可配布は罪である。しかしそれを促進するツール自体に罪はない。
じゃあ、Winnyのようにユーザーの匿名性を保護するツールでもって行われる
無許可配布は誰がどう取り締まるのか。この問題に明確な指針を示せない限り、
今回の話は机上の空論でしょう。
だからp2p技術自体にやつあたりしていいか、といえば、それもまた問題なのですが。
以下はひとりごとになるけど、
某アーティストが自分のCDのイントロに、古いスタンダードナンバーを使おうとしたら
著作権で引っ掛かり、莫大な金払ってその曲の版権ごと買い上げたって話がアメリカでありました。
逆に、リスペクトするアーティストの曲をサンプリングして使いたいと
著作者であるアーティストに頭を下げ、まるきり無料で使わせてもらったなんて話も聞かれます。
他にも、日本のアマチュア劇団が既成の脚本を上演する際、これは通例として
脚本の作者に連絡をとるそうです。当たり前のことだそうです。
新しい芸術のかたちとしてサンプリングとかを挙げ、その自由を著作権がらみで云々する人がいるみたいだけど、
好きな曲、好きな作品をとりあげるのなら、その作者と良好な関係を持ちたいと思うのが人情ではありませんかね?
そこにナントカ産業とかが混じるから話がキナ臭くなるだけで。
本気でそう思うなら、現行法がどうこう言う前にまず、
アーティストサイドにコンタクトを取ってみてはいかがですか?
Re:またこういう話か (スコア:3, おもしろおかしい)
>好きな曲、好きな作品をとりあげるのなら、その作者と良好な関係を持ちたいと思うのが人情ではありませんかね?
嫌いな作品を取り上げるなら、その作者と険悪な関係を保つほうがいい…のだろうか?(^^;
#世の中は、好意のリンクばかりじゃなく、抗議のリンクだって、有って良いわけなのでG7
というか、とりあえず好きか嫌いかはどうでもいいんですよね。
また、関係も良好かどうかはどうでもいい。
かといって無関係にヤられたら嫌だっていう人々はどうやら居るようで。
じゃあどこに線引きがあるんだ?って言ったら、結局は例の法律なのでしょうね。
>そこにナントカ産業とかが混じるから話がキナ臭くなるだけで。
>本気でそう思うなら、現行法がどうこう言う前にまず、
>アーティストサイドにコンタクトを取ってみてはいかがですか?
余談になりますが、
Webサイトで多数見かけるクリエータ気取りの人々(実力の如何はさておき)は、
「良好な関係」に拘るようですね。
つまり、自分が100%(!)気に入った使途にのみ使われる、ってことに拘る。
「許可無き転載/使用は禁止します」というフレーズを自サイトに書く人のうち、
何人が本気でそれを必要と感じていて、
かつ更にその中の何人がそれを本当に必要とする人なんだろう?と
しばしば思います。
最悪、「禁止します」の一言を添えることが、クリエータ気取りの勲章として
機能してしまってるんじゃないか?という不安が、あります。
あー。つまりですね、
人情は人情で、イタタタタなことも有るわけで、つまり、
人情だって「あて」にしないほうが良さそうなこともあるわけで、
結局、
これ使っておけば安泰といえるような「基準」なんてものは
無いのではないか?という気がしています。
法律にせよ人情にせよ、ね。
Re:またこういう話か (スコア:1, 興味深い)
ただ私の場合、「良好な関係->仲間意識->閉鎖的なつまらんシーン」
なクリエーター?たち以上に
インターネットには世界のすべてが入っている、みたいなカンチガイや
チェ・ゲバラのポスター貼っただけで革命家きどりになれちゃう連中の「現実感のなさ->アイタタタ」
の方が気になるんで。トシのせいと言われればそうですがね。
リアルタイムで、あとには残らないはずの「演奏」が、PCに入っちゃうとただのファイルになるという
感触のズレがなければ、そもそも音楽ファイル共有の問題自体起らないと思うんですわ。
だからすでに操作する者に何の害もない「ファイル」で安心する前に、
実際それが生まれるところの空気は知っていた方がいい。行ってみろ、会ってみろ。
みたいなこというと、最近じゃオヤジ扱いなんですがね、、、
ところで、「基準」はありますよ。受け手が「おお!」と思えば作品は勝ちです。
その国その時代の文化土壌とどれだけ合わない作品だろうと、
受け手に「おお!」と思わせれば勝ちです。
逆にどれだけ「論理?」がしっかりしてようと、時代に合っていようと、
つまんなきゃペケ。
これまでさまさまな異端が、そうやってメインストリームに殴り込んでいった。
つうかそういうものであって欲しい。「作品」と呼ばれるものは。
基準とは? (スコア:1)
>みたいなこというと、最近じゃオヤジ扱いなんですがね、、、
逆に利用者のコンテンツ産業への不満ってのもある訳で。
皆が不満を抱えながらもバランスを取ろう、というのが問題の本質なので現場を知れ、だと堂々巡りになっちゃうんじゃないでしょうか。
>ところで、「基準」はありますよ。受け手が「おお!」と思えば作品は勝ちです。
利用者側は刑事罰を受けるリスクも抱えているのですから、もっと「ルール」と呼べるような基準を望んでいると思います
Re:毎度毎度 (スコア:2, おもしろおかしい)
おれは社長で小学生 [hatena.ne.jp]と言いたいのでしょう。きっと。
Re:またこういう話か (スコア:2, すばらしい洞察)
アーティストサイドというのは、芸術家本人ですか? 本人じゃない団体ですか?
日本では多くの場合、芸術家本人の許諾だけではなんともならない場合が多いような…
> 某アーティストが自分のCDのイントロに、古いスタンダードナンバーを使おうとしたら
まさしくこういうコトが起こりそうなくらいにね。(^^:
Re:またこういう話か (スコア:2, すばらしい洞察)
日本では多くの場合、芸術家本人の許諾だけではなんともならない
アメリカではレス元のように著作権者の許可さえもらえればOKという「誰にでもわかりやすく、著作権者とも良好な関係を保ちやすい」仕組みになっていますが、日本の場合はJで始まる某団体が事実上独占的に管理してしまっているので、許可する場合にも不許可の場合にも双方が納得いかない結果になることが往々にしてあります。
私の知る限りでは、一つは著作権者は喜んでOKしたのに某団体が拒否した例と、もう一つは著作権者が嫌がっているにもかかわらず(楽曲の元々のイメージを損なうという理由から)某団体が無理矢理押し通してしまった例を聞いたことがあります。
いずれの場合も著作権者の意見は最初から無視されてしまっていて、某Jで始まる団体の許可如何が全てであるという本末転倒な結果になってしまいました。
日本の著作権制度は「お上の許認可利権」であって「著作権者を守る制度」ではないんですよね。。。
Re:またこういう話か (スコア:1)
著作物の1つである音楽だけを例にとって、
あるいは、日本で著作物を管理する団体の 1 つである JASRAC だけを例にとって、
著作権制度云々まで話を広げるのはまずいでしょう。
# 音楽に限って言えば、著作権者が JASRAC に加盟しないという選択肢もあるわけで。
Re:またこういう話か (スコア:1)
ちゃんとJASRACと書くか、むしろ「著作権やくざ」と書くとかして欲しい。
Re:またこういう話か (スコア:1, おもしろおかしい)
この問題に明確な指針を示せない限り?? (スコア:2)
クラブでドラッグが流通してるから経営者を逮捕するとか、雀荘で掛けが行われているから店主を逮捕するとか、そんな話は全然聞かないのに、P2Pだけはなぜか真剣に議論されているのはこっけいです。
P2P協会でも作って警察の天下りでも受けてみますか。
Re:この問題に明確な指針を示せない限り?? (スコア:2)
http://www.prospec.co.jp/ とかは、デジタルビデオ編集機として売っていますけど。
事実上取り締まれていません。
あんま参考にならないな (スコア:2, フレームのもと)
京都府警の起訴理由は「違法コピーを煽ってP2Pソフトを配ったこと」がメインなんだから。
別に作ったことをとがめられてるわけでもなく、配布したことだけをとがめてるわけでもない。
まあそれ以前に海外の判例なんてねって話にもなるけどね。
しかし頭の悪そうなタレコミだ。
Re:あんま参考にならないな (スコア:2, 参考になる)
「著作権の本質とは何か」といった、社会に衝撃を与えるような身に余る革新的判決を要求せずに、過去の判例を元に淡々と裁判を勧めればいいかと思います。
それはそれ、これはこれ (スコア:1)
ファイル共有ソフトを利用して、自分に著作権や利用許可のないコンテンツを不特定の外部に配布する行為が、合法なのかどうか、がこの問題の本質なのではないでしょうか。
#2ゲットよけに ID
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:1)
それをどうやって定量的に評価するの? 評価できたとして、著作者へのリターン
ってのはどうやって保証する?
#どこかの評価機関が認定するのだろうか?それって権威主義的でやな感じ。
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:1)
>それをどうやって定量的に評価するの? 評価できたとして、著作者へのリターン
>ってのはどうやって保証する?
そもそも何かの基準で定量的に判断できるわけがないという前提もありますよ。
評価は著作物の受益者によって決められるわけですから。
今も決まってないではないですか。定量的な著作権の値段。
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:1, すばらしい洞察)
”ファイル共有ソフトを利用して、自分に著作権や利用許可のないコンテンツを不特定の外部に配布する行為”はアメリカでも日本でも非合法です。
”自分に著作権や利用許可のないコンテンツを不特定の外部に配布することにも使えるファイル共有ソフトを開発、運用すること”は合法だという判断をしたということでしょう。
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:1)
ということでしょう。
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:2, すばらしい洞察)
「著作権が嫌いなのかも」とか「何でもフリーウェアであるべき」なんてタレコミ人の意図とは全く関係ないように見えますが。
匂わせるような箇所もないし。
タレコミ人の言いたいことは「ファイル交換は違法だが、ファイル交換ソフトの制作者(あるいはソフトの存在自体)の違法性を問うのは、著作権法の内容にも則さず、また、目的にもそぐわない」と言うことでしょう(曲解あったらごめんなさい)
著作権が嫌いなのではなく、著作権のあるべき姿を問題としているのです。
>「自分に著作権や利用許可のないコンテンツを不特定の外部に配布することができないなんてけしからん」
そんなもの当たり前です。特許や著作権、それに類するものが何のために存在するのか、ちゃんと勉強してから発言して下さい。
Re:それはそれ、これはこれ (スコア:2, おもしろおかしい)
あー、まさかこのニュースからこんなことを確認する人がいるとは思いませんでした。
ズレていなかったのですね。失礼。
「著作権法」と「著作者の権利」 (スコア:1)
そういう意味では#609004 [srad.jp]の最終段の議論などは、何が重要なのかがきちんと押さえられていて良いと思いました。尊重すべきは法律ではなく、著作という創造活動であるということは常に意識する必要があると思います。
Re:「著作権法」と「著作者の権利」 (スコア:1, すばらしい洞察)
のだからいっそのこと権利の名前の方を変えてしまうのはどうか。
実情は変わらなくても違和感だけは払拭できる気がするぞ。
歓迎する (スコア:1)
P2Pソフトの存在自体は罰せられるものではないとすることで、
P2Pソフトの存在を消し去ることは出来なくなる。
ゴキブリのように発生するP2Pソフト、そしてそれにたかるユーザー。
どんなに必死に取り締まろうと、著作権違反者を消し去ることは無理です。
違法コピー防止プロテクトだって、いくら新しいものを出しても
一晩二晩で破られてしまいます。
そもそもアナログコピーという逃げ道はふさげません。
結局コンテンツ提供者は、
“コンテンツを安くする”
“コンテンツを手に入りやすくする”
という解決しかできなくなります。
そしてこれは私たち消費者が望んでいることなのです。
Re:歓迎する (スコア:1)
コンテンツ提供者には、
“コンテンツを作らない”
“コンテンツを世に出さない”
という方法もあるよ。
別に著作物を作らなければ食べて行けない、という社会でもないしね。
本屋やCDショップなどがなくても、食うには困らんでしょ?
Re:歓迎する (スコア:1)
>本屋やCDショップなどがなくても、食うには困らんでしょ?
買う側は我慢すれば済みますが、売る側は困るでしょう
いまそういう職業に就いている人が全員路頭に迷いますがな…
本屋やCDショップの店員、アーティストやメーカーの従業員は
全員殺しますか?
冗談とは思いますが、ID出して書く意見ではないのでは?
笑いも取れない皮肉を書くときはACにしましょうよ。
Re:歓迎する (スコア:1)
>いまそういう職業に就いている人が全員路頭に迷いますがな…
いや、他の仕事をすれば良いのだと思いますが。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
Re:歓迎する (スコア:1)
>いまそういう職業に就いている人が全員路頭に迷いますがな…
どのみち、電子出版やiTMSのようなものが彼らの仕事を奪います。
まあ全滅ということはないかもしれないけど。
貸本屋さんなんて最近少ないでしょ?
時代に乗り切れない人達はいやでも転職するか、店をたたむしかないです。
Re:歓迎する (スコア:1)
一応アナログコピーを防ごうという試み [cnet.com]はあるみたいですよ。 どのくらい強いプロテクトなのか、現状不明ですけれど。
アメリカのマネする? (スコア:1)
こういうの [cnet.com]は勘弁してください.
お約束 (スコア:1, 参考になる)
ゲストのWu教授による分析 Groksterの勝利 [cnet.com]。
ちょっと引用。
とか そして
書籍のコピーはあまり見ない (スコア:1, すばらしい洞察)
大衆にあまねく行き渡らせることを目的とした著作物については、それなりの価格であれば、みんな「コピー」という違法行為に対するリアクションを受けるリスクを考え、また、アーティストへの感謝の気持ちもあるから、ちゃんと買うもの。
業者の都合で高止まりしている価格が一番の問題。高止まりさせるために著作権法が使われていると言ってもよい。
それをiTunesが証明した、と言っても良いと思うけどな。
利益率と売り上げ高しか考えていないから、著作権法の使い方がおかしな方向に行ってしまう。判事の言うことはもっともだと思う。
Re:書籍のコピーはあまり見ない (スコア:1, 参考になる)
>あまり一般的に見るものじゃない。なぜかと言うと、コピーするよりも買ったほうが安いから。
個人で紙にコピーするのは確かに高いけど、いまは紙の本をスキャンしたデータがやりとりされていて、手に入れる分にはほとんど無料です。
英語圏ではbookwarezといって、ある程度以上ポピュラーだったりインタネット文化に近い読者層だったりする本は大抵OCRされたテキストデータですぐに出まわります。
日本でも漫画本などはジャンルにもよりますが一般書店で売れているようなものはほとんどスキャンされて出まわります。へたすると発売前に。
300いくらの漫画本や雑誌であっても、誰かが一度スキャンする手間をかければ無数に複製が流通するので普通にコピーされています。
著作権侵害は犯罪としてちゃんと取り締まるのを前提とした上で、新技術を妨害したり著作権法を変えてまで利益確保してる暇があったら市場で努力しろ、という点をなんら否定するものではございません。
Re:書籍のコピーはあまり見ない (スコア:1)
来るべき世界 (スコア:1)
増長した著作権者を取り上げた作品ってありましたかね。
- 著作権が切れた作品を鑑賞することが犯罪になった未来
- 「音楽税」が徴収される未来
- 同じ音楽を規定回数以上聴くことが犯罪となった未来
- 許可なく歌うことが禁止された未来
- 著作権貴族が「持てる者」、それ以外が「持たざる者」となった未来
いろいろネタはありそうですが。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
Re:なんというか (スコア:3, すばらしい洞察)
1)昨今の米国追従に対する皮肉
2)釣り
3)何も考えてなかった。
元記事中で・・・
「なにもかも著作権違反の影響とする見解が急激に範囲を広げている」
という裁判官の警告が挙げられている訳だが
別にこの裁判官も「著作権侵害は合法」なんて事は言ってないので
議論のミスリード狙うの止めませうよ(笑)>タレコミ人
Re:なんというか (スコア:2, すばらしい洞察)
笑い事じゃなく、ただでさえこういうのは著作権に関する不毛な論争をしたがる人達がいっぱい出てきて荒れるんだから、タレコみ人はもう少し考えてタレコむべきだったと思う。
#タレコむネタも無いのに愚痴ったのでAC
Re:技術は止めちゃいけない (スコア:2)
>線引きであり、将来の技術の発展、市場の発展を
>多いに阻害する可能性が非常に高いと言わざるを得ないと
>私は思う。京都府警のこの安定点の宣告がさらに問題なのは、
>この線引きが警察の胸三寸で決まるという先例を作った事である。
>このような状況では、クリエータは怖くて何も作れない
>状況になる。
「怖くて何も作れない状況になる」ってさ。プロバイダー規制制限法を当てはめて考えてみると、発信者のIPアドレスなどの情報を記録し、そう言った情報付きで暗号化しないで送信すれば良いんじゃないの?
ファイル名とか、コメントとか、そう言った情報も誰もが見れる状況で、かつ、削除依頼に対して対応出来るようなP2P環境を作れば良いんじゃ?
何のために中継して発信者のIPアドレスなどを隠しているのか、何のために暗号化しているのかを考えると、「政府批判の動画を流せば殺される恐れがあるから」と感じる奴は現状を考えると稀だよな。
「市場の発展」を真面目に考えているのならば、winnyとは全く逆を目指すシステムになるんじゃないの?
違法発信者を特定出来ないようなシステムとP2Pは、そもそも関係ないし。
SMTPやNNTPなどでは、元々発信者を記録し晒すことで、そいつに責任を転嫁出来ると言う解釈が一般的だったのでは?
プロバイダー法もその流れに則っているよね。刑事と民事では違うけど、故意に発信者のIPアドレスを隠蔽したと取られるのは当然だよ。
何の目的でかは、開発当初2chで発言していたらしいが、その頃はIPアドレスを記録していないのでwinny開発者の逮捕はどうかと思うが、
少なくても「怖くて何も作れない状況になる」のは激しく変に感じる。
作りたいのは違法コピー品の流通ネットワークなのか?
言論弾圧されているような状況でも無いだろう。
プロバイダー規制制限法で免責されるような晒し前提で、削除機能とか付いたP2Pシステムを目指せば良いんじゃないの?
Re:技術は止めちゃいけない (スコア:1, 参考になる)
起訴状によると、金子被告はウィニーを開発し、自分のホームページで公開。不特定多数の利用者が違法コピーに使っていることを知りながら、改良したウィニーを群馬県の会社員(41)=著作権法違反罪で公判中=らに提供し、映画データなどを違法公開するのをほう助した、とされる。
という事なので、違法コピーに使われている事を知っていて
作って配布した事を罪に問われているのだから、winny裁判と
基本的にはこの裁判と変わらない。
この判決では歴史を見れば時間と市場が市場の安定点を自動的に
見つけるので責任の所在がきちんと整理再構築されない状況では、
現在どのように市場があらされていようとも法廷は
法廷の論理により違法合法の線引きするべきではないという
事である。
京都府警が行ったwinny開発者の逮捕は警察による、
線引きであり、将来の技術の発展、市場の発展を
多いに阻害する可能性が非常に高いと言わざるを得ないと
私は思う。京都府警のこの安定点の宣告がさらに問題なのは、
この線引きが警察の胸三寸で決まるという先例を作った事である。
このような状況では、クリエータは怖くて何も作れない
状況になる。
日本の司法警察関係者が学ぶべき事はこの判決に多いにあるように
私は思う。
Re:技術は止めちゃいけない (スコア:1, オフトピック)
そんなにRealPlayerの宣伝をしたいのか?
くだらないことを書くときには「スコアの +1 ボーナスを使わない」にチェック入れる、ということを覚えてくれよ。
Re:逆ギレカコワルイ (スコア:1)
モデレートによるカルマ消費のようで、
あなたのおっしゃるとおりですね。
FAQはきちんと読めという事で・・・・
#ま、モデレート機能はきちんと働いているという事で。
#ちなみにマイナスモデに文句は言ってはいないと思います
#というかマイナスモデ歓迎です:)
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Re:技術は止めちゃいけない (スコア:2)
行政が市場にむやみやたらに手を突っ込むべきだとは
思えません。日本はソフトウェア立国を目指すだとか
掛け声は良いのですが、Asianuxのような物を作ってみたり
本当に理解しているのか疑問な面が多いですよね。
新しいサービスをむやみやたらに行政が叩くのではなく、
市場と時間にまかせるという今回の判決には
自分は凄い共鳴します。
結局こういう姿勢の違いがiTurnMusicStoreのような
新しい産業を育てられるかどうかのわかれめだと思います。
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Re:技術は止めちゃいけない (スコア:1)
第14回 捜査書類「サルベージ」に執念を燃やす京都府警 [impress.co.jp]
まあ、つまり警察当局は技術開発云々といったことは全く眼中にはなく、要は流出した操作資料を回収し、組織の威信を守るためには、Winnyネットワークを潰すしかなかったということのようですね。
どんな技術でも悪用できないものはないし、有用な技術ほど犯罪者にも有用でしょうから。
カーナビに使われているGPSだって、道案内に使われる一方、不審船関連ニュースで取り上げられてますが、違法なものの洋上取り引きを簡単にできるようにしてしまいましたし。
Winny裁判については、開発者がどの程度違法に使われることを意図、あるいは実例を認識していたら、また合法用途と違法用途の割合がどの程度なら、アウトなのかという問題に裁判所がどういう判断をするか注目した方がいいでしょう。
ここで、開発者に対して厳しすぎる要求が求められたり、曖昧な判断で徒に萎縮効果を招いた場合、著作権が技術の進歩を抑制することになるでしょうし、法整備や行政の方向性しだいでは、本当のワーストケースとして、デムパな妄想かも知れませんが、著作権による恐怖政治に進む可能性もないとはいえないでしょう。
#ある方向性が決まると、そこへ向かって猪突猛進する傾向のある日本民族は特に危ない気がします。
Re:技術は止めちゃいけない (スコア:1)
どれほどの能力があるでしょうか。
自分としては、裁判所は技術の違法合法の
判断は下して欲しくないですし、するべきではないと
考えます。
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Re:技術は止めちゃいけない (スコア:1)
> winny裁判と基本的にはこの裁判と変わらない。
Winny裁判と記事の裁判がどう同じなのか、全くわからないんですが……
知っているか知っていないかの問題ではなく、開発者が違法な用途を推奨するような発言をした事が問題なのでは?
> 歴史を見れば時間と市場が市場の安定点を自動的に見つけるので
どんな歴史でしょう?
インターネットのような、無形財産を簡単にやりとり出来る世界的なネットワークがあるというだけでも、単純な比較は出来ないと思うのですが。
もしインターネットと比較出来るようなものが歴史上あったなら、教えて欲しいです。
> 現在どのように市場があらされていようとも
これはいくらなんでも乱暴では。
Re:技術は止めちゃいけない (スコア:2)
>推奨するような発言をした事が問題なのでは?
起訴状によると、そうではないようですが、どうなんでしょう。
京都新聞の記事によると、私が書いたとおりです。
警察は、松本サリン事件でも問題になりましたが、
変な情報をリークして世論操作を行いますので、
自分は一次情報を重視します。
>どんな歴史でしょう?
これも判決文からそのままなのですが、判決文によると
だそうです。
>これはいくらなんでも乱暴では。
原文では、abused、Wiredの訳文は侵害。解りやすく荒らされている
としたのですが、もし歪めていると感じたのなら申し訳なく
思います。
基本的には、一時的に問題があったとしても
市場と時間に任せろという判断のようで
自分はこの判決に共鳴します。
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Re:事実誤認が。。。 (スコア:1)
でも作者というか、使っていた人全員が
知っていたんじゃないですか?
知らなかったというのはちょっと無理がある気がする
んですがどうですかね?
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Re:米国のマネ (スコア:1, 参考になる)
日本の政策がアメリカ政府の要求そのままだという、
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こちらは現役弁護士がありえうる近未来の法曹界を描写した小説、
司法占領。 [amazon.co.jp]