学校へのLinuxPC導入実証実験 126
ストーリー by Oliver
やってみなきゃ 部門より
やってみなきゃ 部門より
sillywalk曰く、"情報処理推進機構(IPA)のプレスリリースによれば、かねてより公募していた「学校へのデスクトップLinuxPC導入実証実験」について2件を採択したと発表しました。
両者とも教師のPC管理負担の軽減や、教育現場が望むアプリケーションのカスタマイズ、WindowsPCと比較して不利な操作性などをいかに克服するか、に主眼を置いている点は共通しています。なおこれらの実証実験で得られた知見やソフトウェアなどの成果は広く公開し、誰もが利用できるようにするとのことなので、今後の展開が非常に楽しみですね。"
素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだけ (スコア:2, すばらしい洞察)
企業も政府も一貫してLinuxのDesktopという市場を開いていかない限りは実験で終わるだけだと思うんだけど・・・・
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:3, すばらしい洞察)
ということは、小学生らは、あくまで被験者。この成果が、どこかに反映されるのが先であって、小学生らへの教育目的ではないと思っているのですが、間違っていますか?
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:3, すばらしい洞察)
他にもLinux使わせるよりWindowsの方が、とか今までと違ーう、という意見もあるようですが、
子供って教えられれば何でも覚えると思いますよ。おぢさんにはついていけないスピードで...(>_<)
大人に近い高校生やら・大学生では逆に試験に(あるのか?)出る部分だけ覚えるとか。
そこで興味持った子が段々とアレゲな道に入っていくだけ...かな。
自分の学生時代もそうでしたが、家で使うものと学校で使うものが違っている事に違和感は無いと思いますね。
# 学校でも家でもwebブラウズが中心だろうし...
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:3, 参考になる)
1.今後、電子政府等に OSS の導入を考えるにあたって実績やノウハウが必要。
2.既に Windows に慣れている人を相手にすると、OSS に違和感を感じる人が多い。(「Windows と違うじゃないか!」と)
3.小中学生ならまだ Windows に慣れてない子らも多いだろうから、純粋に今の OSS の使い勝手に関する評価を得ることが出来る。
といった話でしたよ。つまり、デスクトップ OS としての Linux の使い勝手や運用ノウハウを得ることが目的であって、学生の情報教育が目的ではないはずです。あくまで Linux を評価するための場として、教育現場が選ばれたという話です。
分けて考えないと (スコア:2, 興味深い)
でも真面目な話、あんまり影響ないと思います。小中学校だったら。どうせ Word & Excel なんてことはしてないし。
高校くらいが微妙。大学まできちゃうと即使えるノウハウの方が喜ばれるので、IT 系の人材になる気のない人間には Linux 導入は敬遠されるかな。でもそれも Office が使えればいいってことなら OS なんかなんだっていいと思いますけどね。
Re:分けて考えないと (スコア:4, 参考になる)
っても指導要領の範囲じゃありませんけどw
3年程前に沖縄県の要請でとある小学校で
1年生から6年生までを各クラスごとに週2時間
一年間指導しましたけどその時は小1はマウスでお絵かきとか
から始めて4年生からはブラインドタッチの練習させた後に
Wordを教えて序にExcelも教えましたけどWordは
かなり使いこなしてましたよExcelはオートSUM以外の関数は
不等式の知識が必要なので教えませんでしたが・・
それ以外にホームページを作らせたりPowerPointで自己紹介
のスライドショーを作らせて発表させたり等、休み時間に
自由に触らせさせてたらFLASHゲームをやる位はいいのですが
ヤフーのチャットとかに入って馬鹿とかアホとかうんことか
あsdfhjdkl
見たいな書き込みをしてるのを見つけたので
最後の授業はインターネットのルールとマナーをやりました。
小学館のサイトを使わせてもらってですが
http://www.netkun.com/manners/
指導要領が無く授業内容がすべて講師まかせでしたので
全部自分で考えてやりましたので苦労しました、先生方は
指導要領があるから楽そうでいいな~と思いましたよ。
ローカルなネタだから駄目ですか?
Re:分けて考えないと (スコア:2, 興味深い)
まぁそんな感じで 日本大学に見る「1CD Linux」の導入事例 [itmedia.co.jp]なんてのもあるようです. 「学生はOSを気にしない」だそうで.
ただこちらは教育というよりも利用がメインになるようですけど.
Re:分けて考えないと (スコア:2, 参考になる)
小中学校では,以下の製品も結構入ってるようです。Officeはもちろんですが。
http://www.justsystem.co.jp/software/01_kids.html http://www.suzukisoft.co.jp/products/cube_s.htm
本気でLinuxデスクトップの学校教育向け普及を目指すとすると,難しいのが教育用ソフトをどうするかということですね。別に一般向けのソフトでもいいじゃないかという意見もあるとは思いますが,かな漢字変換とかグラフ作成とか,ビジネスソフトとは違う教育的配慮が必要な機能などもあるわけで。あまり体力のない企業が限られた市場向けに複数プラットホーム向けの開発・メンテをさせるというのも非現実的だし。
Re:分けて考えないと (スコア:1)
Your 金銭的 potential. Our passion - Micro$oft
Tsukitomo(月友)
Re:分けて考えないと (スコア:1)
>いし。
うちの娘は中学校でWord & Excelを使ってるようです。
Re:分けて考えないと (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:分けて考えないと (スコア:1)
#ちなみに、今年で二十歳の人です。
#それ以前から、そして今でも一太郎ユーザなのでID
Re:分けて考えないと (スコア:2, すばらしい洞察)
たぶん、ここにいる皆さんのうち表計算ソフトを使っている人なら、エクセルのどのバージョンだろうが、ロータス123だろうがOOoのCalcだろうが、最初に若干の手惑いがあるかもしれまえせんが、すぐに使いこなせますよね?
コンピュータが動作する仕組みとか、ファイルシステムとか、様々な応用アプリケーションとかの「概念」を理解してもらうことが教育だと思うので、OSがなんだとか、どこどこで使ってるものと違うとかは、本質と無関係だと思います。
「このボタンを押すとこうなる」みたいな、単なる操作説明なら学校教育の時間を削ってやるような内容ではないかと。
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:2, 参考になる)
もっとも、先生の方が問題になるような気もするが…
ライセンス料がかからない分、先生の再教育が必要になるでしょうね。TCO的にどうなんでしょうかね。
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:2, すばらしい洞察)
これは予備校の講師に要求されるスキルじゃないでしょうか?
学校教育での教師に要求されるのは、生徒が興味を持つようにすることが第一だと思います。
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:2, すばらしい洞察)
教育用ソフトとして販売されているものはWindowsが圧倒的に多いのですが、購入しても使いつづけているところのほうが自分の周囲では少ないので、応用ソフトの差もそれほど影響が無いでしょう。
それよりも、様々な管理や障害復旧、WindowsUpdateなどで教員が時間を取られることのほうが問題だったんです。
しかし、皆無と言い切ってますが、どこで調査したんですか?
うちに求人に来ている企業はけっこう使っていますよ。
Linuxのいいところ (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:Linuxのいいところ (スコア:1, 興味深い)
NTだったので起動しなかったのが救いでしたけどね。
Re:Linuxのいいところ (スコア:1)
#たいていのものはエロが動力源です
Re:Linuxのいいところ (スコア:1, 参考になる)
# エロゲと聞くと生徒会室のPCの惨状を思い出してしまう
# 壁紙やスクリーンセーバーまで鍵色に・・・
Re:Linuxのいいところ (スコア:1, 参考になる)
ONScripter
Re:Windowsを教えた方がタメになる? (スコア:1, すばらしい洞察)
>却って混乱するんじゃないだろうか?
何を教えるかによるんじゃないですか?
アプリケーションの操作を教えるだけですか?
アプリケーションの操作って一生変わらないものですか?
Re:素直にWindowsを教えた方がタメになるとは思うんだ (スコア:2, すばらしい洞察)
そりゃ、それだけできればアレゲでない生活をするには十分ですから。
>そしてすんげえデキルと自称するようになると、「プリンタつなげるよ、インターネットつなげるよ」ってツナギまくってるようにしか見えない。
これだけできれば、大いに他の人の役に立ちますね。
さらに、コントロールパネルを触れて、ショートカットキーを使いこなせれば「パソコンならなんでもまかせとけ」の領域ですね。
俺は好きでやってることだし、役に立ちたいとも思わないから何にも文句はないのですが、
それ以上のことができても「なんでもまかせとけ」さんよりも役に立つことなんて滅多にないと思います。
1を聞いて0を知れ!
教師 (スコア:2, 参考になる)
それは実験外なのかな?
生徒と教材のことしか考えていないと思われる。
Webやメールなどのコミュニケーション手段を導入することで
生徒の生活がどう変化するのか気になる。
教師が生徒の間での流行とかをますます把握できなくなるような。
メール内容のチェックとかするのかな?
やなぎ
字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
Re:教師 (スコア:2, すばらしい洞察)
この例で考えてみると、携帯電話の機能を使う為に、保守が簡単な携帯電話と携帯電話基地局を与える、という事に見えます。機能を利用するだけなら、使う機種が何で有っても多分ほとんど関係ないはずで、保守作業が簡単な方が多分望ましいのではないでしょうか。
教師の習熟訓練って、どの程度必要でしょうね?
ツールっていうのはPCに限らず自己拡大手段ですけど、PCの場合、特にWebに繋いでしまうと、拡大規模が使っている本人の「自覚と無関係に」巨大で有り得るから … 鉛筆の持ち方を教えたり、計算の仕方を教えたりするのとはわけが違う気がします。
普通使う側の行動によって他人に迷惑が及ぶ類のものには、制限付きの使用が行われるわけですが(例えば免許・例えば年齢によるアクセス制限)、今の所PCとWebにはそういう部分が無いですよね。逆の側から見ると、子供達を保護する事は事実上不可能だし。
せめてもの事として、道具を与える時には、「道具を使う事に伴う責任と危険」をきちんと自覚できるように教えて欲しいなと思ったりします。今回のテーマとは関係ないですが、Webが主体になってゆくと、OSの差ってどの携帯でも電話できる、というのと同レベルの事になる気がしますので。
# 道具の生み出す結果が同じなら要は使い勝手だし
子供に触らせたいコンピューター (スコア:2, 興味深い)
その全てのユーザーインターフェースは統一された設計になっていて、単純な基本原則を2、3覚えれば全てが事足りてしまう。ありとあらゆる動作の組み合せが考慮されていて、この動作はあのオブジェクトでは定義されているがこのオブジェクトでは定義されてないなんてことは無い。その首尾一貫したインターフェースは道具の使い易さということの重要性を教えてくれる。
それは安全性を破壊せずにカスタマイズ可能であり、道具は使われるものではなく使うものだということを教えてくれる。そしてそれはあらゆる利用方法で利用可能であり、インターフェースと中身は分離されているということを教えてくれる。
それは貧弱ではなく、コンピューターでなにができるのかを教えてくれる。よくある教育用ソフトのような制限されたものではいけない。
それはプログラム可能であり、簡単にシステムと融和した安全なプログラムが作成でき、コンピューターの本質を、コンピューターが他の道具とどう違うのか教えてくれる。
……そんなシステム自分が欲しいよ。
Re:子供に触らせたいコンピューター (スコア:2)
このバイナリ列を文字と考えれば文章処理ができる、グラフと考えればグラフの計算ができる、輝度と考えれば画像処理ができる……。
もう少し高いレベルで見てみてもコンピューターがあって機械語モニタがあれば原理的にはRendermanは作れます。でも実質的には無理です。
子供にチューリングマシーンを見せてこれがコンピューターだと言ってもテープの上を機械ががしゃがしゃ動いて記号を書き換えてるだけのものとしか理解できないでしょう。
UIの統一ですが、トグルスイッチとLEDしかないからUIは統一されているなんて言ったらWindowsマシンでもマウスとキーボードとディスプレイですから統一されていると言えます。
そういうことではなくてトグルスイッチのon, offやそれのシーケンスと、それの表わす意味の対応が統一されているかどうかが問題なんです。
00100010で文字列入力モードに。終了は00000000。10010110で数値入力モード。終了は11111111。とかやってしまえばもうUIは統一されていません。
丁度WindowsのExplorerでデスクトップのアイコンはダブルクリックで起動、スタートメニューのアイコンはシングルクリックで起動というのがどちらもマウスによる操作ですが統一されていないのと同じです。
GUI上でプログラマにUIの統一をどこまで強制できるかというのは難しい問題ですが、しかし全く無理というわけでもありません。
じつは (スコア:1, 興味深い)
#まだ関係者なのでAC
K12LTSPなんてものが (スコア:1)
屍体メモ [windy.cx]
Re:K12LTSPなんてものが (スコア:1, 参考になる)
書籍(Linuxで作るターミナルサーバ [9-ten.co.jp])もあったり。
何に使うかによるな。 (スコア:1)
というかんじなんですよね...
学校関係者じゃないんでアレですが、このほかに小中学校でPCを利用する局面を妄想、いや想像してみるに、
とかかなあ、と。
「学校教育で使われる範囲の機能をLinux/オープンソースベースで提供する」というのは、あながち無謀なわけじゃないとは思います。
無論、障壁としては、
なんてのが考えられるわけですが、このへんはベンダの方でなんか手をかんがえてるんでしょうかねぇ。
答えやすい問題だけ (スコア:1, 興味深い)
e-Learningツールはブラウザが動作すれば使用可能なものが多くありますのでOSには拘りません。
それから、教員がOSを制御できるのか?と聞かれればそれは無理だといえます。しかし、Windowsを使えるのかと聞かれると使えると答えますし、それと同程度であればLinuxも使えると答えられます。
Windowsサーバをしっかり管理している教員であれば、実際のところLinuxにもしっかり手を出しています。企業の方と違って束縛されることは研究開発資金が全然無いことだけですから。
学校教育とコンピュータ (スコア:1, フレームのもと)
ただそもそも学校教育でコンピュータを教えるってことは、ある特定のプラットホームに偏した技術を磨くのでなく、どのプラットホームでも、「コンピュータ」を抵抗無く使えるような素地を作ることにあるべきです。
WindowsでもMacでもUnix系OSでも共通するような、最大公約数的なシステムと使い方について指導すべきです。はじめから多くのプラットホームがあることを前提にして指導するべきでしょう。そうすれば、今後どのようなOSが主流になっても各自対応できるはず。
そういう指導のためにLinuxが有効ならLinuxを使っていいと思います。ただ、そうでなくてLinux市場開拓のために教育現場と生徒を利用するというのが目的なら私は断固反対です。
Re:学校教育とコンピュータ (スコア:2, 興味深い)
どんなOSやアプリを使っても、学習するべき事は同じなので、「理解させるために効果的な手段はどうすればよいか」を忘れてしまうと、ただコンピュータを使っただけになってしまうでしょう。どんなにコンピュータが大切でも、コンピュータは授業のなかで主人公にはならないと思います。
PS
ただし、技術の時間は別。教科書はWindows使用を前提に書かれているので、もしLinux+GNOME(KDE)なんていう環境だったら、どこかでフォローを入れないといけないと思います。教科書と違うと戸惑う生徒は多いと思います。(そのときはqvwm使えばいいのかな?)
------------------------- DKjldajrweoifL+KDjaw -------------------------
Re:学校教育とコンピュータ (スコア:2, 参考になる)
まったくそのとおりですが、excelやwordが使えることが「情報教育」だと信じている人が非常に多いのが問題です。 特に、小中学校で苦労してexcel/word操作能力を身につけた「パソコンが使える先生」がそうなんですね。自分が苦労して操作法を丸暗記して身に付けがたがめに、『wordでも一太郎でもopnOfficeのワープロでも関係ない。操作法の多少の違いは表面的なもの(子供たちはすぐ慣れる)で、ワードプロセッシングの本質とか、ファイルの扱いとか、階層ディレクトリの概念を身につけさせることが大切』という理屈が通じません。
Win3.5とWin95でどれだけ変わったかと思えば、今、義務教育でどんなソフトを使ったところで、子供たちが社会人になるころにはそれとはかなり変わったものを仕事では使うことになるであろう、と予測するのは難しいことではないと思うんですがね。
Re:学校教育とコンピュータ (スコア:1, 興味深い)
Re:学校教育とコンピュータ (スコア:1, すばらしい洞察)
世の中にはいろんなコンピュータがあるんだぞ、というところが
伝われば。
機種依存文字大好きなオヤジを量産しないためにも。
Re:学校教育とコンピュータ (スコア:2, 興味深い)
それそれ。私の勤務校でコンピュータ教室をall Linuxにしたのは管理手間の軽減と,今まで触ってきたものと別のものをさわらせたかったことが理由です。今まで自分が常識と思ってたもののいくつかはコンピュータの常識じゃなくてWindowsの常識でしかないとか。
生徒は最初ある程度戸惑うけど,結構そのまま使っちゃえるものですよ。
Re:学校教育とコンピュータ (スコア:1)
「へー。三小ってウィンドウズだったの?オレ四小だったけどリナックスだったぜ。」
って会話がいつか自然になればいいなーと。
そういう時代の流れなら、教える側がついていけないのは職務怠慢。
んで、いつかは各学校に3~4種類のOSが。
ってのはまだ色んな意味で現実的じゃないのかなぁ。
小中学校が肝 (スコア:1)
その辺を見こんだ一つの賭けかも知れません。
ま、教える方のスキルによって当たりはずれがありそうで怖いですが
Re:小中学校が肝 (スコア:1)
そうですよね。
でも、たとえ話になっちゃいますけど、
今思えば、ヘンな発音してた英語の先生とかいませんでした?
なんつーか、きっかけだと思うんですよ。
Re:小中学校が肝 (スコア:1, おもしろおかしい)
#「have to」は平気で「ハブツー」と発音してたし。
#いま英語が苦手なのはそのせいに違いない……
使っているところは前から使ってまふ。 (スコア:1)
普通に教室で使ってるところもありましたがな。
何を今更…って思ったりして。
Lindows (スコア:1)
UNIX/LinuxからWin$へ (スコア:1, 参考になる)
教員にLinuxが使えるのか? (スコア:1)
実際に教員が触れるのは環境構築済みのデスクトップOSで、そういう環境でなら「使えるのか?」と心配する必要もないでしょう。
Windowsを知っているなら、なおさら。
もちろん、ディストリ選択とカスタマイズを適切に行う必要はあるでしょうが。
また「家庭と違う環境だと子供が混乱する」という意見もありますが、子供ってもっと柔軟なもんだと思います。
学校で使ったソフトが家のコンピュータにないなら、探しまわってみるでしょう。
(自分が必要とするもの/答えを探してくるのが勉強というものでしょう。)
また、そうやって多様性を学ぶというのも悪くはないかと。
ましてや就職した段になって「習ったのと違う」と途方に暮れるような応用の利かない人材を育ててもなんの役にも立たないですからね。
もし、教員が「こんなソフトが欲しい」と標準ではインストールされていないソフトを必要とする時は、ちょっと問題かも知れません。
WindowsやMacのように「インストーラをダウンロードしてきてダブルクリック」とはいきませんから。
それでも、最近のパッケージ管理ツールは考えようによっては「アプリケーションの追加と削除」のオンライン版でもあるわけで、そういう理解に導ければよいわけです。
Re:教員にLinuxが使えるのか? (スコア:3, 興味深い)
>また「家庭と違う環境だと子供が混乱する」という意見もありますが、子供ってもっと柔軟なもんだと思います。
この点に関しても、
KNOPPIXのCD-ROMを自宅に持って帰るだけで、学校と同じ環境で予習・復習することができる点が、今回の提案の売りです。
お父さんのPC環境を壊さないで実現できる点も含めて、
自宅PCで何割位起動できるか情報も、成果公開で出したいです。
Re:教員にLinuxが使えるのか? (スコア:2, 興味深い)
「教員や生徒がLinuxが使えるか?」に関して、極力考えなくて済むソリューションを提案できるか、今回の肝だと思っています。
KNOPPIX [aist.go.jp]を使えば、パッケージ管理すら行わずに、
学期中の授業進行を行えるのではという仮説を実証実験と通して検証します。
同時に、生徒などにパッケージ構成を変えられない仕組みという、
環境統一の側面も併せ持っています。
Re:CUIに慣れてもらおう (スコア:2, 参考になる)
DOS世代の人間と違って、今の生徒はWindowsのGUI上でのファイル操作は経験済ですから、
マウスをグリグリ動かしてやってた操作がコマンド一発で片付けられるような所に驚きを感じてるみたいです。