多種多様なバージョンをネットワークブートできるSFS-KNOPPIX 34
ストーリー by Oliver
WAN対応ネットワークブート 部門より
WAN対応ネットワークブート 部門より
sillywalk曰く、"産総研は11月10日、WAN対応のセキュアなファイルシステムSelf-certifying File System(SFS)を利用してルートファイルシステム(cloop)をネットワーク越しに取得し起動する「SFS-KNOPPIX」を公開しました。
同KNOPPIXの特長としてブート時にcloopファイルを選択できる機能があり、従来は新しいKNOPPIXや特定用途にカスタマイズされたKNOPPIXが出るたびCDを作成しなおしていましたが、そうした作業が不要となりました。なお起動に必要なブートローダのイメージは20MBです。またCD版だけでなく、USBメモリ版、coLinux版も用意されています。
利点としては、多様なバージョンを一つのブート方法で利用可能、必要なブロックデータのみ圧縮してDLするのでネットワーク負荷が小さい、HDDインストーラにもなる、CD作成の手間がない(USB版)、ドライバ依存がない(coLinux版)などが挙げられます。なおシステムの起動には、ネットワークに接続されていること、4番ポート(SFS用)が開いていること、IPアドレスがDHCPによって取得できることが必須条件です。
また産総研ではSFSサーバも随時募集しているそうなので、興味のある方は公開ページ内のメールアドレスまでご連絡ください。
学校のような閉じたネットワークでも利用できるように、SFSサーバの構築方法も公開してくれるとさらに面白そうですね。"
管理者は便利 (スコア:2, 参考になる)
システムバージョンアップとか、一元管理で出来ますよね。
50台のLinuxを再インストールとか、KNOPPIX50枚焼きなんてあまり考えたくないし。
NFS+NISとどう違うってのは...ネットワーク負荷とかかなぁ。他にも色々とあるかも。
Re:管理者は便利 (スコア:3, 興味深い)
iMacの方が楽だし、使えるソフトも格段に多いので、Linuxであるのはデメリットに
しか見えません。実際、東大はLinuxのネットワークブートシステムからMac OS X
とMac OS X Serverへ移行した訳だし。
Re:管理者は便利 (スコア:0)
厳しいんですよね・・・
#東大のひいきされっぷりは半端じゃありません。
#各大学の予算配分は
#東大>京大>他旧帝大>>他国公立大>>>>>私立大
#ですからね・・・
お金がないって~(オフトピ) (スコア:0)
> #東大>京大>他旧帝大>>他国公立大>>>>>私立大
> #ですからね・・・
国の予算としてはそうですけど、実際の裕福さで言えば
東大>京大>大手私大>他旧帝大>>都会の国立大&公立大>>>>>私立大>>田舎の国立大
って感じじゃないかな~。
#右端の人なので、AC(涙
Re:管理者は便利 (スコア:0)
内部の部局ごとにそれは当てはまらないので、misleadingだと思う。
予算で苦労している人、部局も多い。
#Windowsを使う方がコストパフォーマンス的にはつらいと思う。
Re:管理者は便利 (スコア:1)
古今東西、予算ってのは足りないものなのではないか?
いくらあってもさ。
Re:管理者は便利 (スコア:0)
Re:管理者は便利 (スコア:0)
意外と少ないので、管理はSFS-KNOPPIXの方が楽かもしれません。
東大も裏では数十台のbootサーバが動いていることでしょう。
Re:管理者は便利 (スコア:2, 参考になる)
全部で1000台以上入ってますから、サーバだけでも50台くらい?
ブートイメージが20MBですむというのは、NetBootと比べたら
だいぶ小さいんでしょうね…NetBootがどのくらいのサイズか
わかりませんが。
Re:管理者は便利 (スコア:0)
ネットワーク環境が整っていれば
CDとか貸し出して,自宅でも学校と同じ環境でいじれるとかってのも可能かな?
学校で触ってLinuxに興味持ち始めた人とかには
自分でデュアルブート環境を作ることを思うと,
敷居がぐっと下がっていいかも.
どこからともなくブートするOSの中間成果? (スコア:1)
むかし大学の一般利用向けシステムが、10BASE-TでLinuxを
ネットワークブートというものでした。あまりに起動までの
時間が長く、学生はもう電源が入っててログインすればいい
だけの端末を探していたっけ。「ログオフして電源を切る」
操作をしたら、友達から「やさしくないね」っていわれました。
なんにせよ小さめのリソースでブートすると使い勝手がいい
用途はあると思われます。
ちょっとそれは大きすぎでは (スコア:1)
メールで送るにしては20Mはまだ十分大きすぎると思うが
Re:ちょっとそれは大きすぎでは (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:ちょっとそれは大きすぎでは (スコア:0)
Re:ちょっとそれは大きすぎでは (スコア:1)
Re:ちょっとそれは大きすぎでは (スコア:0)
Re:大きいけど、非現実的でもなし (スコア:0)
1メールの添付制限が1Mってのがあったかな?
それにしても20通分割程度で済む…平時やろうとは思わないし、
フリーのHPスペース借りても同じ事が出来るって話もあるけどw
PXEで (スコア:1, 参考になる)
要らなくなるので、ディスクレスな環境にはいいかなぁ。
Re:PXEで (スコア:0)
今月のUNIXUSER誌でも記事がありましたよ。
WAN越し (スコア:1)
出先のPCに持っていったUSBメモリをさして、
自分のPCにできる。
問題はバンド幅とポート……
SoftEtherで動いたらいいのか!
門外漢の疑問 (スコア:0)
フツーのKNOPPIXじゃダメなの?
Re:門外漢の疑問 (スコア:0)
今回の特徴をメリットだと感じる人がこちらを使えばいいだけ。
今までのほうがいいと思う人は今までのを使えばいい。
個人的にはセキュリティ関係のアップデートの度にCDを
焼き直さなくていいかな?ぐらいのメリットを感じてます。
1台ならUSBメモリ
Re:門外漢の疑問 (スコア:1)
ネットワークケーブルがつながっていない場合はCDからブートするようにして。
CDという物理媒体で"も"ブートできるほうが安心できます。
# FDブートが当たり前だった世代なので。
愚かさによって説明できるものを悪意のせいにしてはならない
Re:門外漢の疑問 (スコア:1)
上げておけばいいんでないかい?そういう話でない?
それと、ネットワークブートの選択肢が増えるだけで
CDブートができなくなるってわけじゃないでしょ?
Re:門外漢の疑問 (スコア:1)
Re:門外漢の疑問 (空目: -9999) (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:門外漢の疑問 (スコア:1)
ネットワークブート優先でCDを入れたまま起動
ネットワークブートができなければタイムアウト後
CDでブートが可能ですよね。
これでも不便だとすると、どんな状況ですかね?
Re:門外漢の疑問 (スコア:0)
あと、USBメモリに設定を入れておけば、出先でもほぼ同じ環境でブートできるわけだし。
試した人 (スコア:0)
なぜか起動しませんよ。(coLinux zip版)
coLinuxの設定ファイル中に書かれてる knoppix.img ってなんだろ?
見つからないぞー。
daemon: error - CO_RC_ERROR_ERROR, line 33, file colinux/os/current/user/file.o (37)
Re:試した人 (スコア:0)
解説の絵を見ると... (スコア:0)
カーネルバージョンアップ時は結局CDを焼き直すハメになりそうですね。さすがにkernelも外だしってのは難しいか。
#USBメモリ駆動時は、USBメモリの空き領域が/homeになってくれると嬉しいな。サイズも小さくなったんだし。
Re:解説の絵を見ると... (スコア:1)
もしそれが出来たら、ネットカフェなんかでディスクレス
マシンを置いといて、USBメモリーに入れた自分の環境を
ブートして使うというビジネスモデルも考えられますね。
不特定多数に解放しているマシンにOSをインストールして
おく必要がないというのは、ユーザーにとっても
店にとっても安心ですから。Windows系はVMWAREか
bochsあたりで動かすとか。(遅そう)
#何故かMZ-2000の「クリーン設計」という宣伝文句を思い浮かべたgesaku
悪用すれば (スコア:0)
> マシンを置いといて、USBメモリーに入れた自分の環境を
> ブートして使うというビジネスモデルも考えられますね。
SPAMマシーンとかウイルスばら撒きマシーンとかも作れますね。
#しませんがAC
Re:解説の絵を見ると... (スコア:1)